秋の日は釣瓶(つるべ)落とし

私の職場は嵐山です。
仕事の合間に渡月橋のベンチで休憩していると、青い空と秋雲、流れる川と山、西に沈みゆく太陽がとても美しく、ダイナミックに展開していました。

この景色を眺めていると、太古のリシ(聖仙)の言葉が内から湧いてきました——

「この宇宙はどこから来たのか? どこへ行くのか? 私は誰か?」

スマホやテレビがなかった昔の人はこういう風景をずっと眺め、その宇宙万物の力や生命の神秘に思いを馳せたことは、とても自然なことだと感じました。

それから30分も経たないうちに、景色は一変、空は茜色に染まっていきました。

職場に戻ってスタッフにこの感動を話すと、次のことを教えてもらいました。

「秋の日が急に暮れることを、井戸の中に釣瓶(つるべ)が落ちていく早さに例えて、『秋の日は釣瓶落とし』って言うんだよ」

 

皆さんは、この宇宙万物のダイナミックな力はどこから来ていると思いますか?

リシはその思索を極め、それは「宇宙の主ブラフマン(梵)」から来ている、

そしてそれが「本当の私(我)」——

「梵我一如」であると悟ったようです。

 

ゴーパーラ


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