バッダコーナ・アーサナ 閉脚の形


バッダコーナ・アーサナは、足の裏を合わせて身体を倒していく形です。

①足の裏を合わせて座り、人差し指と親指で足の親指をつかむ。​​
②背筋を伸ばして息を吐きながら、腹部から上体を前方に倒す。​
③息を吸いながら戻す。​

このバッダコーナ・アーサナをすると、​骨盤が正しく矯正され、​​股関節の可動域が大きくなり、​​​座りやすくなります。
アーサナ​​が座​​法と云われていることが実感できる形です。
骨盤内の血流も良くなるため、婦人科疾患のある方にもおすすめです。

集中ポイントはスヴァディッシュターナ・チャクラ、性器の部位になります。
​ムーラダーラ・チャクラ(尾骨の部位)とスヴァディッシュターナ・チャクラは、アパーナという排泄に関わるプラーナと関わりがあります。骨盤内の血流が良くなるのはこのためです。
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とてもシンプルな形なので初心者の方も取り組みやすく、比較的呼吸もしやすいですが、股関節が硬い方は​痛みや行いづらさを感じることがあります。
最初は関節の硬さや痛みが気になって集中することも難しく感じるかもしれませんが、無理のないよう続けて行うことで少しずつ身体が開発されて​​​、日常生活における動作も楽になります。​

 

私はMYMのクラスでバッダコーナ・​アーサナを初めて​​行った時の衝撃を、今でも鮮明に覚えています。
それまで本などを参考に、​自己流で何度もバッダコーナ・アーサナを行なっていたのとは全く別物​でした。
当時クラスを担当されていた先輩に、​仙骨のあたりを軽めに​​​押してもらった瞬間、強烈な刺激とともに今まで感じたことのない集中を感じました。​呼吸を繰り返す度に​​​集中感はさらに増して、次第にふわふわ、くらくらするような感覚に変わり、このままおかしくなってしまうのだろうかとも思いました。​
アーサナの醍醐味​​​​を初めて感じられた瞬間でもありました。
ちょうどその頃は怪我の後遺症で左膝に痛みが​あって曲げづらく、バッダコーナ・アーサナで深く身体を倒せるようになると痛みが強くなる​ようになりましたが、様子を見ながら続けて​いきました。気付けば膝に痛みを感じることはなくなり​​他のアーサナも行いやすくなっていきました。

私は以前も今もバッダコーナ・アーサナが好きです。全てのアーサナの中で1番息を吐ききれる感じがしますし、​横になる必要がないので省スペースで行えるので、あまり場所を選ばず行えるのも気に入っています。
何より、このアーサナ1つ行うだけでも背筋が気持ち良く伸びて股関節の辺りがゆるみ、瞑想に座りやすくなるのが​いいです。


アーサナする​時間のない方、なかなか環境が整わない方は、ちょっとだけ時間を作って、バッダコーナ・アーサナだけでもやってみてもらいたいです。
丁寧に形を作り、呼吸に集中する、そして丁寧に形を戻す。真剣に行えば、​アーサナ=座法」ということ​を体感できるはずです。

 

ハルシャニー​


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