瞑想に最適な季節


日本には中国から伝わった「気」という概念があり、「元気」「やる気」「気力」「気合い」など、「気」が使用されている言葉がいくつもあります。「気」によって人間や動物など命が維持され、建物や地面などの物質の形が保たれると考えられています。またこの「気」には「陰」と「陽」の2種類があり、夜は陰、昼は陽の気が支配するとされています。この2つの気のバランスが最も調っているのが、昼と夜の長さが同じになる、春分の日と秋分の日です。

 

インドではこの「気」のことを「プラーナ」といいます。「プラーナ」は「気」と同じく、目に見えるものも見えないものも、すべての存在の元であると考えられています。陰陽の区別はありませんが、グナといわれる3つの性質があります。

・サットヴァ・・・清浄な性質

・ラジャス・・・活動的な性質

・タマス・・・鈍重な性質

この3つのうち、「サットヴァ」が多ければ多いほど心身ともに軽やかで快活な状態であるということになります

1日のうち、この「サットヴァ」に支配されるのが、日の出・日の入りの時間帯とされており、瞑想するのにも適しています。

瞑想とは、対象に意識を途切れなく集中させ続けている状態をいいます。

ここでいう対象とは、永遠に変わらない存在のことで、ヨーガでは「真理」「真我(本当の自分)」「神」の3つをさします。

瞑想は、油を1つの器から別の器に注ぎ込む様に例えられます。心の思いという容器から、普遍的な対象という容器へと、集中力が途切れることなく、油のように注ぎ込まれる、ということ。

湖面が波立たず凪いでいる状態では、空に浮かぶ月がそのままの形で映し出されます。瞑想によって心が鎮まれば、対象そのものが心に反映されます。

秋分の日を迎えるこの時期の日の出・日の入りの時間帯は、1年のうちで最も瞑想に適しているといえます。

少し早起きするか夕方に時間をとって、普段以上に深く瞑想してみたいと思います。

 

現在神田にて瞑想会を開催しています。次回は9月30日。(スケジュールはこちら

都心にありながら、会場の神田さくら館の和室は静かな空間です。瞑想は1人でもできますが、同じ目的を持った人が集まって座ると、1人の時以上に集中できたりします。瞑想を始める前か後には、瞑想に関する話もしています。いきなり瞑想するのって難しそう、と思っている方も、ぜひ一度ご参加ください。

 

ハルシャニー


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