神と魂を結ぶ愛の歌—— キールタン 「バクティ・サンガム 〜ミーラーバーイー編」


みなさま、こんにちは!
あっという間に6月ももう終わりですね!今月のMYM東京・牟尼草庵はとても賑やかな月となりました😊
新しい方や懐かしい方がクラスに参加されたり、前回のブログでターリカーが紹介してくれた聖典の読書会の新シリーズ『カルマ・ヨーガ』がスタートしました!そして、京都から大先輩が来られて交流会が開かれ、皆で嬉しい楽しい時間を過ごしました!(前回のブログ→こちら )
そんな中、6/17(日)東京都江戸川区葛西にある江戸川印度文化センターで今期シリーズ四回目の「バクティ・サンガム」が開催されました!今回は中世インドの聖女・ミーラーバーイー(ミラバイ)を取上げ、ミラバイがその人生のすべてをかけて愛と信仰を捧げたクリシュナ神のキールタンを歌いました!

 

今回も講師のジャヤデーヴィーさんが興味深いいろんなお話をして下さいましたので、その一部を紹介させていただきます。

ミラバイは、15世紀のインド北西部、砂漠地帯ラージャスターン州のメラタ国の王女として生まれました。日本ではあまり知られていませんが、インドではミラバイの詩は教科書にも載っており、「ミーラー・バジャン(讃美歌)」を知らない人はいないほど有名で、数多くのクリシュナへ捧げる詩を残しています。

 

小国の王女として生まれたミラバイの人生は、波乱万丈で過酷な辛いものだったそうです。小国であるが故に幼いうちに隣国の王子と政略結婚させられ、早くに夫が戦死した後は親族から何度も命を狙われるような迫害を受け続けたそうです。その理由として両国の信仰する神が違っていたことや、ミラバイが幼少の頃に旅の高僧に頼んで譲ってもらった信仰の対象であるギリダラ神(クリシュナ)の小さな像をまるで生きている恋人や夫のように愛し、クリシュナへの信仰以外のものには一切興味を示さず、一国の王女としての役目を全く果たさなかったからだといわれています。
ミラバイが殺されそうになるたびに起こった奇跡のようなエピソードがいくつも残されていて、彼女の何ものをも恐れない純粋で揺るぎない信仰心を目の当たりにした親族の中には、ミラバイの信奉者になってしまうものさえ出てくるほどだったそうです。
その後、ついにたった一人で王宮を追放されたミラバイはさまざまな苦難の末、クリシュナの聖地であるドワルカに辿り着き、そこでクリシュナに信仰を捧げる日々を送りました。
ミラバイの最期のシーンにはいくつかの伝説があります。その中の一つ。ある日、ミラバイのもとへ後継者がいなくなった婚家より使者が遣わされました。ミラバイに国に戻ってきて欲しい、もし戻らないなら使者が断食をして命を絶つという内容でした。窮地に立たされたミラバイはクリシュナに別れを告げるために一晩寺院で過ごしたいと願いでました。次の日の朝、皆が寺院に入るとミラバイの姿は忽然と消え、クリシュナの像にミラバイの着ていた布が巻きつけられていたそうです。とうとう彼女の願いはクリシュナによって叶えられ、ミラバイは永遠に愛するクリシュナと一体となったのだといわれています。

 

今回のキールタンは、そんなミラバイが生涯をかけて信仰を貫き愛し続けたクリシュナ神と愛人ラーダーの濃密な愛の物語、文学作品としても有名な『ギータ・ゴーヴィンダ』の情景を歌った『Radhe Radhe Govinda Radhe/ラーデー ラーデー ゴーヴィンダ ラーデー』。キールタンでは神を讃え、神の御名を唱えることが多いですが、この『Radhe Radhe 〜』はクリシュナ自身が愛しいラーダーに呼びかけている(ラーデーとは「ラーダーよ」の意味)、思わず胸がキュンとしてしまうような(笑)キールタンです。そしてもう1曲は『Murali Krisna/ムラーリ クリシュナ』。ヴリンダーヴァンの森で夜通し繰り広げられたクリシュナとゴーピー(牧女)たちとの歓喜の踊り〝ラーサリーラー〟を歌ったとても雰囲気のあるキールタンです。

 

バクタ・ミーラー、そしてクリシュナとラーダーの物語に触れ、胸の奥から純粋な愛が溢れてくるようなキールタンを皆で歌い、まさに「バクティ・サンガム(愛の合流地)」の名の通り、歓びに満たされた時間を皆で過ごしました!

 

次回の「バクティ・サンガム」は7/15(日)、相模湖にある古家+ギャラリー「たねまめ」さんで行われる、1dayヨーガ合宿の中で行います。緑に囲まれた静かな場所で思いっきりヨーガに浸る一日を予定していますので、ぜひご参加お待ちしています!!

 

シャルミニー 


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