新型コロナウイルス感染症の流行に対するお知らせ


新型コロナウイルスの感染は世界的に拡大しつつあり、国内では市中感染の広がりが心配されています。
このため、マハーヨーギー・ミッション東京では慎重に検討した結果、現時点では以下に示すものについて開催を見合わせることにいたしました。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

● ヨーガ・瞑想クラス
2月29日(土)吉祥寺ガレージスタジオ 休講
3月7日(土)吉祥寺ガレージスタジオ 休講
3月4日(水)ノアスタジオ新宿    休講
 

 *以降の開催につきましても、休講となる可能性があります。
 *休講となる場合は、各クラスとも一週間前までにはWEBサイトにてお知らせします。
  しばらくの間は、クラス開催有無を
  スケジュール(http://www.mahayogi.org/tokyo/schedule/)    にてご確認ください。

● バクティ・サンガム
 3月15日(日)江戸川印度文化センター 中止

● 瞑想会
 3月2日(月)神田さくら館 中止

 

感染が拡大しないことを祈るばかりです。
皆さまもどうぞ十分にご注意ください。クラスでお会いできる日が一日も早くきますように。


置かれた場所で真剣に生きる


昨年春頃に購入した観葉植物。

室内で育てる予定でしたが、数週間経つと土の表面にカビが生えてきたのに気付きました。お花屋さんから寒さに弱い品種なので冬が来るまでは屋外に置いた方が良いと教わり、ベランダに移動。それからはカビが生えることもなく夏の暑さにも負けずすくすくと育ちました。

そして冬の気配が色濃くなってきた頃、室内に戻しました。

植物は土に根を張り生きていくので、環境の変化にはとても弱いのだとお花屋さんから常々聞いていた通り、室内に移動した翌日からどんどん落葉し始めました。再度相談したら、環境に対応するためにある程度葉が落ちたら自然に止まるので、何もせずもう少し待ってみるようにとのこと。

しばらく観察しているとほとんど葉が落ちなくなり、「もう大丈夫」と植物が全身で伝えてくれているような気がしました。

 

 

 

ふと、『ラーマクリシュナの福音』の中の話を思い出しました。

“風の中の落葉のようにこの世に生きなさい。そのような葉はあるときは家の中に、ごみの山に吹きやられる。木の葉は風の吹くままに飛んで行く…ときには良い場所に、ときには悪い場所に。いまや神がお前をこの世におおきになったのだ。けっこうなことだ。ここにいなさい。また、彼がお前を持ち上げてもっと良い場所に置いてくださったら、今度はどうしようかそのときに考えても十分に間に合うことだ。

神がお前をこの世に置いてくださったのだ。そのことについてお前に何ができるのだ。彼にすべてをお任せしなさい。彼の足下に自分をささげきりなさい。そうすればもう困ることはない。そうしたらいっさいのことを行うのは神だ、と悟るだろう。”

 

置かれた場所で生きる。自分はなぜこんな状況にあるのだろうと葛藤していた頃、この言葉を自身に言い聞かせていました。感情的にならないようにただ淡々と目の前にあることを行うよう意識していたら、いつしか葛藤は消えていきました。それから随分経った今、かつての葛藤が完全に消えていないこと、その原因として根強く残っている執着があることに気付きました。置かれた場所で生きる、ということを今一度考える状況になりました。

この言葉に対するかつての私のイメージは消極的なもので、置かれた場所で生きるしかない、と思っていました。それは間違いで、本当はただそこに自分が在る、という事実があるだけ。そこに一切の思いは関係ありません。

神にすべてをお任せして自らを捧げるというのは、とてもシンプルで力強いことです。少しでも消極的な思いがあったらできません。私に何ができるのだろうかとつい考えてしまうのは、すべてを神に任せられていないということでもあり、神を信用できていないとも言えると思います。

どんな状況でも環境でも真理は実現できる。なぜならすでにそれは私たちの中にあるから。それだけを信じて置かれた場所で真剣に生きたい。切にそう願います。

ハルシャニー


今年初!ヨーガの料理クラス「さまらさの台所」


1月26日(日)、今年初めてのヨーガの料理クラス「さまらさの台所」が牟尼草庵にておこなわれました!
今回のメニュー は毎回大好評の本格インドスパイスを使ったほうれん草カレーとポテトマサラ、パニール(インドの手作りチーズ)でした。

 

調理に入る前に講師のジャヤデーヴィーさんが「さまらさの台所」の“さまらさ“の意味をお話ししてくれました。
インドの言葉・サンスクリット語の「さまらさ」とは、日本語では「等味」「至福の味わい」とも訳されます。さま=平等、等しい、英語の“same“と同様の意味があります。そして、らさ=本来ヨーガの瞑想の中で味わう至福の歓び、を意味します。
いただく食べものの命も、そして私たちの命も等しく大切にし、作る人も食する人もともに歓びを味わえる、そんな意味が込められた「さまらさの台所」みんなで楽しく協力しながら作っていきましょう!

 

色も香りもさまざまなスパイスが融合していきます

今回初めて参加された中国北西部出身のSさん。とても流暢に日本語を話されるのでうかがってみると、それもそのばずもう二十年近く日本に住んでいらっしゃるとのこと!数年前からご自宅の近くのヨーガクラスに通われていて、昨年はインドのリシケシにも行かれたそうです。偶然立ち寄られたお店で「さまらさの台所」のチラシを見て、ヨーガにもご興味があり、インドで買ってきたスパイスを上手く使いたいと思って参加されたそうです。とても、手際よく調理されていらっしゃいました〜!

 

 

じゃがいもを茹でるところ。中国出身のSさんはこんな風にじゃがいもをカットされました〜。

調理の時は、調理に集中。ジャヤデーヴィーさんから、スパイスを使う時のポイントや、シンプルかつ食材を生かすためのちょっとした工夫などの説明があり、各自必要なことをメモに取り質問をしながら、順番に調理したり、使った調理器具を洗ったり、食器の準備から後片付けまで…。自分の作業をしながらも、全体を見てその時に必要なことを見つけてそれぞれが動く。会話あり笑いあり、まるで前から一つのチームだったかのような!? 牟尼草庵のキッチン全体が生き生きとした一つのプラーナに包まれているように感じました。

 

野菜、ナッツ、スパイス・・・それぞれの香り、色、食感、風味が美味しさを引き立たせます。

 

「さまらさの台所」の料理はヨーガの考え方がベースになっています。
現代を生きるヨーギー、ヨーギニーたちが忙しい毎日の中でサーダナ(修練)のための時間を作り出すことは実際的で大切なことです。そして、ヨーガを実現するために心と体を浄化し、軽やかに強く維持するためにも毎日の食事は欠かせません。
“いただく食材の命も私たちの命も、ともに等しく愛で、作る人も食する人も、ともに歓びを味わえる…“
私自身も、日々忙しくバタバタと家族の食事の準備をすることが多い一人ですが「さまらさ」の意味を忘れないように、また今年一年、毎日楽しくお料理したいなぁと改めて感じました!

 

手作りラッシーとサラダを添えて。いただきます〜

「さまらさの台所」の過去のメニューや詳細はこちら

シャルミニー


バクティ・サンガム~キールタン─クリシュナの物語を歌う③神の遊戯と英雄クリシュナ


先月12月15日(日)、バクティ・サンガム今期シリーズ第3回目が開催されました!
引き続き、聖典『シュリーマッド・バーガヴァタム』より、シュリー・クリシュナの生涯の物語第10部の第4章、少年に成長したクリシュナのリーラー(神の遊戯)の物語を中心にご紹介しました。また、悪魔を倒したり、神の御技で友人たちや村人たちを守るかっこいいヒーロー!としての英雄伝もいくつかお話ししました。
今回も簡単に内容をまとめてご紹介しますね。

第4章 「クリシュナ、ブラフマーに神通力を現される」

立派な少年へと成長したクリシュナは、同じ年頃の牛飼いの少年たちと毎日ヴリンダーヴァナ近くの牧場に行き、家畜の仔牛たちの世話をしたり、少年たちとともに遊んだりして暮らしていました。
ある日のお昼、皆でお弁当を食べようとしたところ、突然、仔牛たちが皆いなくなっていることに気が付きました。クリシュナは少年たちに食事を続けるように伝えると、自分は仔牛たちを探しに行きました。ところが、不思議なことに仔牛たちはどこを探しても見つからずがっかりして戻ってくると、今度は少年たちの姿まで消えていたのです!
実は、これはすべてブラフマー神の仕業。ブラフマー神は、宇宙の創造神ヴィシュヌの化身であるといわれているクリシュナの神力を試そうとしたのです。仔牛たちも少年たちもブラフマー神の保護の内に山の洞窟の中で眠らされていました。まさに神隠しですね!
すぐにそのことを悟ったクリシュナは、ご自身の内からそれぞれまったく同じ姿と性格の少年と家畜たちを創造し、いつもと変わらぬ様子で村に戻りました。家に帰ると誰も何の変化にも気が付きませんでした。けれども、母親たち(母牛たちも!)は知らず知らずにハートの奥で主の神性を感じ、これまで以上に自分たち子どもを愛し、ただ子どもたちを見ているだけで無常の喜びを覚えるのでした。
このクリシュナのお遊びは一年間続きました。神の世界での一年はこの世では一瞬だといわれています。ブラフマー神は自分のいたずらがどうなったのか確かめに来ました。するとどうしたことでしょう!彼は自分が隠したはずの少年たちと家畜がまったく変わらない様子でそこにいるのを見て仰天しました。その時、すべてをご存知のクリシュナはブラフマー神に真実の姿をお見せになりました。──彼はそこに少年も家畜も自分自身もすべてがクリシュナであるのを見ました。そして、すべての生物のうちにも無生物のうちにもクリシュナが存在するのを見ました。クリシュナこそが光の中の光、全宇宙の顕示者であり、この世界すべてがクリシュナであることを知ったのでした。ブラフマー神は、全宇宙の主であるクリシュナに祈りを捧げ、栄光を讃えるとすぐに少年たちと家畜を戻して自らの天界へと戻りました。そして、クリシュナはまた少年たちと遊びの続きを始めました。

 

ヤムナー河の岸辺にて牛飼いの子らと遊び戯れるクリシュナ

ヨーガでは一切万物は神の顕れであると教えられます。私たちは我が子だから、夫、妻だからという理由で誰かを愛するのではなく、まさに相手の中にある神性=クリシュナゆえに愛するのだといわれます。
この物語からは神自身がこの世界すべてのものに姿を変え、自分自身の中で遊び戯れる(リーラー)イメージがよく伝わってきます。

 

笛を手にカーリア蛇の多頭の上で踊るクリシュナ。カーリア蛇の妻たちの願いも叶えます。

その他にも、あの!悪王カンサ(※カンサ王についてのブログはこちら)がクリシュナを殺そうとさし向けた大鷺に変身する悪魔をやっつけたり、川の淵に住む大きな毒蛇と戦い、川から追い出して村人のために川を取り戻したり、七日七晩続く大雨から村人を守るためにゴーヴァルダナ山を引き抜き小指一本で支え続けた英雄クリシュナの物語も皆で楽しみながらご紹介しました!
この日のキールタンは、そんな英雄クリシュナの栄光を讃える気持ちで『Gopala…Hare Krsna/ゴパーラ…ハレ クリシュナ 』『Sri Krsna Govinda /シュリー クリシュナ ゴーヴィンダ』を歌いました!!!

神の御技はいつも人知をはるかに超えるものですが、こんな風にのどかな人々の暮らしの中に登場する物語に触れると、楽しくて、神をとても身近に感じることができますね。

次回のバクティ・サンガムは1月19日(日)です。愛の神と呼ばれるクリシュナと牛飼いの少女ゴーピーたちとの甘美な真実の愛の物語をご紹介したいと思います!
どなたでもご参加いただけますので、ぜひこのダイナミックなバクティ・ヨーガを体験してみて下さい!!!詳細、お申込はこちら

 

シャルミニー


2020年 新年のご挨拶!


皆さま、あけましておめでとうございます!

今年は、令和になって初めてのお正月。皆さま、どんなお正月を過ごされましたか?
あっという間にお正月休みも終わり、昨日から仕事始めの方も多かったのではないでしょうか?
今日1月7日は七草がゆ。わが家でも、今朝七草がゆをいただきました😊

 

 

さあ!MYM東京も本格的に活動開始です!
今年も、アーサナを中心におこなう「ヨーガ・瞑想クラス」、バクティ・ヨーガを学ぶ「バクティ・サンガム(キールタン)」、ヨーガの料理教室「さまらさの台所」、そして瞑想を深める「瞑想会」などの通常クラスをはじめ、イベントやワークショップなどなど、誰でも楽しくヨーガを学べる企画を随時開催したいと思っています!
各クラスのスケジュールはこちら

 

———ヨーガとは「真実=本当の自分に目覚めること」
今年も全力で、皆さまとともにヨーガの学びを深め、日々の生活の中でヨーガを実践していきたいと思っています!!!
熱い想いを胸に✨今年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

シャルミニー

 

*Twitterでも、MYMの各地の活動や毎日の暮らしの中で役立てていただける、ヨーガの学び満載の情報を毎日発信していますので、よろしければフォローをお願いします! → マハーヨーギー・ミッション(牟尼草庵)@MahayogiMission


年の瀬という機会に


寒風吹きすさぶ冬本番となりました。
年を重ねるごとに時間の経過が早く感じられるようになり、今年もあとわずか。この一年を振り返るといろいろな出来事がありました。
年号が変わり、消費税も上がり、個人的には引っ越しもありました。

 

その中でも印象的だったのは、今年も、と言わなければならないのが悲しいのですが、大きな災害が起きたことです。 今なお不自由な生活を送っている方がいらっしゃり、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

自然の猛威は容赦なく降りかかり、今まで当たり前のようにあったもの、大切なもの、すべてを一瞬のうちに破壊してしまいました。それでも命がある限り、この世を生きていかなければなりません。そんなとき、心の支えとするものは何なのか、何かのために、誰かのために生きていくのでしょうか。
もちろん、物質的な助け、そして精神的な助けも必要かもしれません。けれどもっと大きな生きる意味、目的を明確にすることが大事なことだと感じます。

 

ヨーガでは、常に変化する肉体や心は本当の自分ではない、本当の自分は永遠に変わることのない、自らの内に在る魂、真実だと教えてくれています。
この真理を信じ、求めていくことで、何が起きても影響を受けることなく生きていける、そう思います。

 

慌しい年の瀬ですが、とても大切なことを考える機会になりました。 皆さんと共に希望に満ちた年を過ごせますように。
来年もよろしくお願いいたします。

 

シヴァ神とそのファミリー。ねずみもいますね。子年にちなんで🐁

 

マイトリー 


聖なる夜に想いを馳せて


『真理は汝を自由にする』

これは聖書の言葉です。

ヨーガ・瞑想クラスを担当されているジャヤデーヴィーさんが、とあるキリスト教系の学び舎だった建物でこの言葉と出会ったと、クラスの最後にお話してくれました。

はっとして、その通りだと思うとともに、そうだった、真理は私たちを自由にするものなんだ、と改めて感じ入りました。

さまざまな宗教があり、それぞれに信仰の対象があります。

名前や形の違いはあれど、本質は全く同じ。

どの宗教も、永遠に変わらない真理を説いています。それが時を経るにつれ、各時代でさまざまな解釈がなされるようになり、その数はどんどん膨れ上がり、現代ではその本質が見えづらくなってしまっているのかもしれません。

 

イエス・キリストは数多くの教えを残されていると思いますが、その中の一つにこの『真理は汝を自由にする』という言葉があるそうです。

真理とは、永遠に変わることのない普遍的なもの。それは誰もの中にすでにあって、誰もにとって等しく真実としてあり続けるもの。

この理を知り、体感することで、私たちは自由になることができる。真理のみが、私たちを苦しみや囚われから解放し、自由にさせてくれる。

イエス、ブッダ、ラーマクリシュナ。いつの時代も覚者は、彼らとともに時代を生きた人たちだけではなく、後に生まれてくる人たちにも真理の教えが繋がっていくよう、行為されました。私たちがそこから受け取るものはあまりに大きい。それがどれだけ尊いものなのかは、真理に沿って生きていくことで実感できるのだと思います。

 

私は聖書をきちんと読んだことがありませんが、イエスの残した言葉には心惹かれるものがあります。

12月25日はイエス・キリストが御降誕された日。

かつてこの世であらゆる人々に真理を説かれたイエス。イエスに直接出会い救われた人。姿形は見えなくても、残された言葉に救われた人。

イエスに想いを馳せて、クリスマスの夜を過ごしました。

ハルシャニー


バクティ・サンガム~キールタン─クリシュナの物語を歌う② ベイビークリシュナ


今シリーズは聖典『シュリーマッド・バーガヴァタム』より、クリシュナの生涯の物語をご紹介しながら、皆でクリシュナのキールタンを歌っています!
第2回目の先月は、ゴクラで養父母ナンダとヤショダの下、すくすくと成長するベイビー`・クリシュナの物語が描かれた第二章と第三章を中心にご紹介しました。
では、今回も簡単に物語をご紹介しましょう!

 

第二章 ヤショダ、幼児クリシュナの口に全宇宙を観る

ある日、クリシュナと一緒に遊んでいた少年たちはクリシュナが土を食べているのを見て、養母ヤショダに知らせに行きました。慌ててやってきたヤショダがクリシュナに口を開けるように言うと、おお、なんと不思議なことか!我が子クリシュナの口の中にじつに全宇宙──地球、天界、星々、太陽、月、そして無数の生き物たち──を観たのでした。 クリシュナが全宇宙の主御自身だと知ったヤショダは愛の主に祈りを捧げました。次の瞬間、クリシュナはいつものように愛らしく笑っていました。そして、彼女は再びクリシュナを私の可愛い坊やのクリシュナと見ていました。そして、幼い我が子を胸に抱きよせてキスをし、言いようもない喜びと幸福に満たされました。 

第三章 クリシュナ、縛られることをお許しになられる

ある日、クリシュナのいたずらに手を焼いたヤショダはおしおきとして、クリシュナをロープで木うすに縛りつけることにしました。ところが驚いたことに、ロープは長さが十分あるはずなのに短すぎて縛れません。家中のロープを全部使ってもやはり短いのです。不思議がるヤショダをクリシュナは心の中で笑っていましたが、彼女がまったく疲れて当惑しきっているのを見ると、黙って縛られることを許されました。無限で全能である御方が、ただ母への大いなる愛ゆえに縛られることを許されたのです。宇宙すべてを支配する神は御自身を愛する者たちには支配されることを許されるのです。主クリシュナは苦行によっても、禁欲によっても、また経典の研究によっても達することはできません。しかし、一途な信仰をもって純粋に主を愛する者には、クリシュナは容易に見いだされるのです。

  

ベイビークリシュナはバターだけでなく、みんなのハートも盗んでしまうのです♡

 

序章にあったように、主クリシュナは私たちの目を覆っている無知のベールを取り除き、御自身へと至る道をもう一度示すために、“人として“御降誕されることを望まれました。
昔から、人々は人知の及ばない“神“という存在(概念)に、畏怖の念や崇め奉るような感情を持つことが多かったのではないでしょうか。ですが、そのような態度はかえって私たちから神を遠いものにしてしまいます。クリシュナは人として生まれることで、日々の暮らしの中で人々がもっと身近に、我が子のように、御自身を愛されることを望まれたのです。
幼い頃のクリシュナは上の写真のように、手づかみでバターを食べている絵や像であらわされることが多いのですが、クリシュナはバターが大好物なんです。自分の家ばかりか、友達を引連れて!?あちこちの家のバターも盗んで勝手に食べちゃうんです。かわいい泥棒ですね!笑
でも、やはりこのお話にも深い意味があります。
真っ白で純粋さの象徴である牛乳。牛乳を手間暇かけて攪拌すると、もっとも栄養価が高く美味しい部分だけが凝縮されたバターとなります。カルマ・ヨーガでは、他者のために無私の行為をおこない、その行為の結果を全て神に捧げなさいといわれます。
バターは純粋さが凝縮されたものであり、また純粋に行為された結果の象徴であり、そのようなバターがクリシュナは大好きなのです。

 

母の腕に抱かれる幼子クリシュナ ナンダ ラー ラー♪

 

そして、クリシュナの物語に想いを馳せながら皆でキールタンを歌いました。まずは今シリーズの初めに相応しく、クリシュナの御名だけをただただ讃える「Hare Krsna/ハレー クリシュナ」。そして、子守唄のようなメロディーの「Nanda La La/ナンダ ラーラー」。このキールタンにはデヴァキーとヴァースデーヴァの息子、ナンダの息子、そしてバターを盗むゴーパーラ(クリシュナの幼少期の呼名)というクリシュナの別名がたくさんでてきます。ラーラーとは子どもに向かって愛情を込めた挨拶。まるで、幼いクリシュナにゆったりと皆で子守りを歌っているかのようでした。「Gopala…Hare Krsna /ゴーパーラ…ハレー クリシュナ」には養母ヤショダの名前も歌われています。物語にまつわるキールタンを歌うことで、より深くクリシュナの中に入っていくような気がしました。

次回バクティ・サンガムは12/15(日)13:00~、葛西の江戸川印度文化センターにて開催します!今年最後のクラスとなりますので、ぜひご参加下さいね!!!
お申込、お問合せはこちら

シャルミニー

 

今年一年の締めくくり。一緒にキールタンを歌いましょう!


バクティ・サンガム〜キールタン ———クリシュナの物語を歌う ①


10月からバクティ・サンガムの新シリーズ「クリシュナの物語を歌う」(全6回)が始まっています!
今シリーズでは『シュリーマッド・バーガヴァタム〜シュリー・クリシュナの神遊びと賢者たち』という聖典の中で、クリシュナの生涯が語られている第10部を中心にご紹介しながら、毎回物語にまつわるキールタンをみんなで歌っていきます!

インドで今もなおたくさんの人々の篤い信仰をあつめているとても人気が高いクリシュナ神。有名な聖典『バガヴァッド・ギーター』にも登場しますね。
この『シュリーマッド〜』第10部はクリシュナ神のご降誕から、愛らしいベイビークリシュナ、牛飼いの少年少女たちとともに過ごした牧童時代、そして青年へと成長していくクリシュナの愛と神の御業が表された驚きに満ちた物語が綴られています。クラスの様子と一緒に毎回その物語をブログでご紹介していく予定です!

 

 

 

さぁ!クリシュナの生涯の物語─第10部は次の序章から始まります。

師なるシュリー・クリシュナは、なんと素晴らしい御方、
彼の行為は、驚きに満ちている。
クリシュナの聖なる御名を口にしただけでも、
それを言った者も聞いた者も清められる。

地上に悪がはびこり、真理が忘れ去られ、人々にとって生きることが罪に満ちた重荷となっていたときに、主に人類の救済者としての御降臨を願う、一つの祈りが捧げられました。全智で遍在の主は、人々の苦悩を知っておられました。そこで、子供たちに対する熱く激しく燃えるような大きな愛から、彼らの眼を覆っている無知のベールを取り除き、御自身へと至る道をもう一度示すために、人として御降誕されることを望まれました。

 

「第一章 クリシュナの御降誕」は、クリシュナ誕生のお話です。残念ながら、ここで全部はお伝え出来ないので簡単なあらすじをご紹介しますね。

悪名高い暴君カンサ王は妹の婚礼の日に虚空から「この夫婦の8番目の子どもがお前を殺すだろう」という声を聞きます。恐れ慄いたカンサ王は妹デヴァキーと夫のヴァースデーヴァに子どもが生まれるやいなや次々に殺していきました。悲嘆にくれる二人は、ただ唯一の慰めである全能でまったき愛の神に心から祈り続けました。そして、8番目の子どもの誕生が近づくとカンサ王は二人を地下牢に閉じ込めてしまいました。主クリシュナは二人の深い祈りと信仰心の前に、牢獄の中で御降誕されたのでした。
ちょうど時を同じくして、ヴァースデーヴァの良き友人であるゴクラのナンダ王と妻ヤショーダにも女の子が生まれていました。クリシュナは神の御業によって、ご自身とナンダ王の子どもを交換するように万事全てを取り計らいました。ナンダ王夫婦はクリシュナを我が子と信じ、クリシュナはゴクラで大切に育てられることとなりました。交換された女の子はカンサ王の目の前で美しい“聖なる母“に御姿を変え、「クリシュナは生きており全能の神の御意志から逃げられる者は誰一人いない」ことを告げ消え去ります。そして、カンサ王は再び恐怖に慄くことになりました。

 

 

雷雨の中、ヴァースデーヴァはクリシュナを頭に乗せて河を渡ります。ヴィシュヌの乗り物シェーシャ竜が傘になって守ってくれてますね。

 

このストーリーの中には、実はいくつもの教えや暗示が含まれています。子どものすり替えやどうしてクリシュナが牢獄で生まれたのか、等。そして、この物語には私の好きな別のエピソードもあります!
カンサ王は妹夫婦の8番目の子ども(クリシュナ)が自分を殺すと言う声を聞いてからというもの、恐怖と憎悪のあまりそのことが四六時中頭を離れず、何年もの間、毎日毎日寝ても覚めても神を恐れ憎み続けました。するとある日突然、カンサ王の目に映るすべてのものが美しく光り輝く神の姿となって見えたのです!カンサ王、驚愕!!
バクティ・ヨーガでは「常に神を思い、全ての思いを神へ向けなさい」といわれます。このお話を知った時、私は「どんな時も神を思うとはこういうことか!」と目から鱗が落ちた気がしました。愛の反対は憎しみではなく無関心と聞いたことがありますが、ご自身を憎み続けている無慈悲な暴君にさえ、この世界の真実の姿を垣間見せるなんて…!神の懐深過ぎです!!

次回は、ゴクラの地で育ての親の下、皆から愛されながらすくすくと育つ、とてもいたずらっ子で愛らしいベイビークリシュナのお話です。お楽しみに!

 

シャルミニー


「さまらさ の台所」で楽しく年の瀬を迎えましょう!


師走の初日、先週日曜日に「さまらさの台所」がありました。今回のメニューは、令和初のお正月を手作りおせちで迎えよう!ということで、精進昆布巻きをメインとし、ねぎのかき揚げ年越しそば・お出汁用の鰹節を活用したのり巻きでした。

 

一年の締めくくりにねぎのかき揚げをのせた温かい年越しそばはいかがでしょう。

水・土曜日のアーサナクラスに熱心に参加されているSさんは、ヨーガの料理ってどんなもの?と関心を持たれ初参加!そして、私と同じ会社でYOGA部(現在休止中)の副部長かつ、この1年は「さまらさ皆勤賞」のYさんと一緒に、ワイワイと楽しく進んでいきました。

 

実は私とYさん、昆布巻きも海苔巻きも作るのは初めて。。。(汗)
ジャヤデーヴィーさんから巻き巻きする時のコツを教えてもらい、「昆布がぬるぬるする~」とか言いながらも、上手に巻くことができました!(海苔巻きは、もう少し練習が必要かも~)
Yさん、上手に巻けたとドヤ顔です。笑

 

昆布巻きは「よろこぶ」にちなんだ縁起物、お節料理です。どやっ

Sさんは、お海苔にねぎを乗せるかき揚げ天ぷらに興味津々。夏はトウモロコシで作ると美味しいです!とお伝えすると、それは美味しそう!と再び興味津々の様子でした。お出汁に鰹節をたっぷり使った天ぷらそば、初めてつくった昆布巻きと海苔巻き、どれも想像以上に簡単シンプルなのに、とても美味しかったです~!!

 

そしてお食事をしながら、ヨーガに興味を持ったきっかけなど、いろいろな話をしました。そこで、さまらさ皆勤賞のYさんに「なぜさまらさが好きなの?」と聞いてみると、「難しい質問しますね。。。」の言葉の後にすぐ、「だって楽しいから!」と。そうですね、今日もお料理をしている時から一緒にお食事している時まで、ずっとずっと楽しかった!!

 

今回はごぼうを巻いた精進昆布巻き。昆布の幅にごぼうを切って、手早く巻きます。

目の前の食材に余計な思いを持ち込まず(習っているので真剣そのもの、まさに集中しています)みんなで楽しくお料理をする。そうして作ったお食事は、美味しいだけでなく良いプラーナで満たされています。さまらさの原点を、Yさんは体感されているんだなーと嬉しく思いました。

 

次回は新年1月26日(日)、旬のほうれん草を使ったインドカレーです。ポテトマサラとパニール(インドの手作りチーズ)も一緒に作ります。いつも大人気のインドカレー、是非ご参加ください。申し込みはこちら

 

お節もいいけどカレーもね。お待ちしてまーす。

 

ターリカー