ブジャンガ・アーサナ——コブラのポーズ


ブジャンガ・アーサナ​​​は身体を反らせる形です。
日本語でい​うと​、​​コブラの形。​
その名の通り、コブラが鎌首をもたげる様子を模しています。

・うつ伏せになり、ひたいを床につけ、両手を身体に添わせてかかとを揃える。
・​​両手を胸の横(または肩の下)に置き、息を吸いながらあごを前方に突き出し、脊椎を1つずつ意識しながら反り上げていく。
・​​首をすくめないように肩を下げ、脇をしめて胸を広げる。

ブジャンガ​・アーサナの集中ポイントはムーラダーラ・チャクラ。
尾骨のあたりで、正しく反り上げると一番下の腰椎と仙骨・尾骨周辺に刺激(場合によっては熱)を感じます。
背骨を​しなやかにして、自律神経を調えて活性化する効果があります。

文章に​するとなるほど、と思いますが、実際にやってみるとこれがなかなか難しいのです。​
コブラは​手がないので体幹の力のみで反りあげていきますが、私たち人は手があるので、腕の力もある程度​使って反っていきます。

柔軟性のある方はすんなりできることが多いようですが、私は腕の力を使いすぎて肩に力が入りすくんでしまいがちでした。
元々首を痛めていたこともあり、クラスでブジャンガ・アーサナを行なった時に、首や肩への刺激が強すぎて意識が遠のく感覚になったことが何度かあります。
かかとを揃えたままで行なって思い切り足がつることもしばしば。ブジャンガ・アーサナと数々の格闘を繰り広げながら、今では意識が遠のくことも、足がつることもなくなりました。

反るのが苦手な人は、反った状態をキープするために必要以上に腕の力を使​​ってしまいますが、きちんと背筋の力を意識することが大切です。
そして、視線がかなり大きな助けとなります。実際には見えませんが、自分の足を見るような気持ちで視線を後方に持っていくことで、身体がつられて反りやすくなります。

 

ブジャンガ・アーサナでどんどん後方が見えるようになると、心身ともに解放されていくような感覚になります。
​現代医学的にも、背中には自律神経のセンターのようなものがあるので、ちょうどいい具合に刺激されていくからなのかもしれません。
おしりや足の筋肉が硬く緊張しすぎない程度に、なるべく力が抜けるポイントを探し、つい荒くなりがちな呼吸をできる限りゆっくり吐き切るようにしていくと、その時々で行いやすいポイントが見つかるはずです。

​それでも厳しい!苦しい!いう人は、​ぜひコブラの姿をイメージしてコブラになったつもりでやってみるのもアリです。
私は何度かこれに救われました。

 

これから寒さが厳しくなり、背中が丸くなりがちな季節を迎えます。
ブジャンガ・アーサナで胸を広げて、背筋をしっかり伸ばして快活に冬を乗りきりましょう!

ハルシャニー


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