キールタンを歌う「バクティ・サンガム」 〜シュリー ・チャイタニヤ編


5/20(日)に東京都江戸川区葛西にある江戸川印度文化センターで「バクティ・サンガム」が開催されました!
今回のシリーズでは、毎回偉大なバクタたちを取り上げ、それぞれの物語やバクティに触れながら、彼らにまつわるキールタンを歌っていきます。
シリーズ第ニ回目はキールタンの生みの親といわれているシュリー・チャイタニヤです!

チャイタニヤは1486年2月4日、現在のカルカッタ北部、ガンジス川流域のナディア地方にある交易や学問の一大中心地として繁栄していた町に生まれました。伝説ではなく、実在した人なんですよ!
父親は学者で、チャイタニヤ自身も若くして大学の教授になるほど優秀で、その名声は東ベンガル地方に知れ渡っていたそうです。意外なことに、その頃のチャイタニヤは学問一辺倒で、まったく不信心で無神論者だったのだそうです。
それがある日、ガヤ(クリシュナとラーダーの物語『ギータ・ゴーヴィンダ』で有名なブリンダーヴァンの森がある聖地)の寺院へ、先祖のための儀式を行う為に行った時に突如として恍惚状態となって倒れ、クリシュナへの愛で忘我の境地となり狂人のようになってしまいました。それを知った友人が、大学に戻り教壇に立ったら正気に戻るのではないかと無理やりチャイタニヤをナディアの大学に連れて帰りましたが、教壇に立っても彼の前にクリシュナが現れたり、学生一人一人にクリシュナが宿っているのがみえ、すぐに恍惚状態となってしまいクリシュナの話しか出来なくなってしまったチャイタニヤは学生達にそのことを話し、もう教えることは出来ないと別れを告げたそうです。ですが、学生たちは立ち去ろうとしなかったため、学生たちに「クリシュナ・キールタンを歌い踊ろう!」と言ったところ、学生たち全員が加わり、歌い踊りながら大学から町に飛び出し練り歩き、それを見た町の人々も次々に一行に加わっていったという逸話が残っているそうです。

 

 

今回はキールタンを3曲歌いましたが、その中の一曲をご紹介します!
クリシュナの御名だけのシンプルな歌詞なのですが、時を超えてシュリー ・チャイタニヤと学生、町の人々の熱狂がそのまま伝わってくるようなリズムとメロディーで、思わず〝Hari!bolo!〟と合の手を入れて、本当にそのまま皆で外へ出て行きたくなってしまう(笑)、とっても不思議なキールタンです!

 

Hari Hari bolo Hari Hari bolo
Mukunda Madhava Govinnda bolo

Hari/ハリ ハリ (クリシュナ)よ! Mukunda/ムクンダ ヴィシュヌ神の別名、解脱を与えるもの Madhava/マーダヴァ 心を溶かす甘い蜜のような恋人 Govinnda/ゴーヴィンダ 牛飼いの主、クリシュナの愛称 bolo/ボロ   唱えよ(言う)

 

 

今回も講師のジャヤデーヴィーさんがチャイタニヤのエピソードと一緒に興味深くて、面白いお話をたくさんして下さいました。私が一番印象的だったのは「心というものは、その時に思ったことでもすぐに忘れてしまうものだから、何度も何度も繰り返し口にして言うことで、心に神の御名を浸透させていく」ということでした。
純粋な愛と歓びそのものである神の御名を何度も何度も讃え繰り返すキールタンを歌うことで、それが自然と心に浸透し、すべてに広がっていくんだなぁと、まさに溢れてくる歓びでいっぱいになりながらそう感じました。神の御名は神そのものといわれます。もっともっとすべてに浸透してキールタンを歌っている時だけでなく、常にどんな時も純粋な愛と歓びそのものである神とともにあり続け、ただそれだけになりたいと思いました。

次回のバクティ・サンガムは6/17日(日)13:00から、同じく江戸川印度文化センターにて開催します!毎回、新しい方の参加があり楽しいクラスになっていますので、どうぞお気軽にこの歓びに溢れるキールタンを体験しにいらして下さい!

詳細、お申込みは→こちら

シャルミニー


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