ヨーガクラスに通うことの大切さ


私は2007年からヨーガ・瞑想クラスに通い始めました。今年で丸10年、時が経つのは本当に早いです。

もともとヨーガのアーサナって綺麗だな、と思っていて、どこかにいいクラスがあればと探していたところ、知人からの紹介でマハーヨーギーミッションのクラスに出会ったのが始まりでした。
当初は学業と仕事の両立で必死になっていた時期で、クラスに毎週通った方がいいんだろうなと思ってもその時間が取れないし、クラスに通う金銭的な余裕もない状況でした。
クラスに行く予定にしている日も、こんなにしんどいのなら今日はやめといた方がいいのでは、と迷うことも多く、疲れて重たい体を引きずるようにしてクラスに参加したこともしばしば。それでもクラスに通おうと思ったのは、一通りアーサナが終わる頃には体の重たさが取れて軽くなったからです。そして、もっと頑張らなきゃと力んでいた気持ちがほぐれるような気もしていました。
忙しさは続いていたけれど、アーサナの効果を体感するにつれ他のことより優先してクラスに通いたいという気持ちが強くなり、月に1回は通えるかなと思っていたのが気付けば月に2回に増え、いつしか毎週足を運ぶようになっていました。
頭の中が「忙しい」でいっぱいだったはずなのに、時間を作ろうと意識するとできるものなんですね。金銭面の問題も、本当に自分に必要なものは何なのかを考える習慣がつくことで無駄遣いが減ったのか、何とか都合がつくように。アーサナの効果で少しずつ呼吸が深まり、忙しさを作っている原因などを冷静に考えられるようになっていったのだと思います。2016-06-19munikutiraアーサナ写真

その後数年はほぼ毎週クラスに通えるようになっていたのですが、2年前くらいから仕事が忙しくなり、再びクラスに通えない日が続くようになりました。仕事で大事な時期を迎えていたこともあり、何をおいても仕事を優先するようになっていたからです。アーサナは毎日家でやっているから大丈夫、クラスに通えないことも今は仕方ないと割り切ったつもりでいました。

通えなくなって数ヶ月が過ぎた頃、久しぶりに同じヨーガをしている先輩とお茶する機会がありました。
忙しいからと割り切ったつもりでいても、仕事とヨーガをどちらもしっかりやりたい、今のままで良いのかと悩んでいたので、相談してみました。先輩からは「今自分がどうしたいのかを考えた方がいい、それが定まれば迷いはなくなると思う」という答えが返ってきました。自分がどうしたいのか、いつも考えていたと思っていたけれど、それが明確になっていればこんな悩みは出てこないはず。
自分ではそんなつもりはなくても、アーサナさえしていれば大丈夫だと信じて傲慢になっていたのかもしれないし、やっつけ仕事のように行うアーサナでは本来の効果が得られていなかったのかもしれない…
先輩の言葉を聞いてショックを受けている自分がいることに気付くとともに、これはクラスに行かなくなったことも原因の一つだと思いました。
クラスでは第三者の目で見てアドバイスがもらえて、正しい形でより呼吸に集中できるようになります。そしてその場にいる人たちと一緒にアーサナしたり瞑想したりすることの相乗効果は、1人では体感することのできないものです。また、1人では自分のくせに引っ張られて間違った方向に外れていきがちですが、それを正しい軌道に戻せる場として、クラスは必要不可欠です。
行かなくなったことで、今更ながらクラスという場の持つ力の大きさを思い知りました。意識していようがいまいが、常に自分をリセットできていたし、そこでたくさんの力を得られていたからこそ日々のことが順調に進められていたのだし、何より、クラスに行くだけで楽しかったのだということに気付かされました。

苦手だったブジャンガ・アーサナも以前に比べると深い呼吸で行なえるようになりました

そんなこんなでクラスの大切さが身にしみたので、現在は仕事の合間であっても、可能な限りクラスに通うようにしています。
先週末の牟尼草庵のクラスに参加した時は、仕事でトラブルが発生して、久しぶりに心身ともに疲労を感じていました。いつも以上にアーサナがきつく、もう無理だと悲鳴をあげそうになっている心を落ち着かせようとしていたら、「一呼吸の中に生きるようにする」という言葉がすっと耳に入ってきました。これまで何度もその言葉を聞いていますが、頭で理解しようとしていたこれまでと違って、理屈抜きで深く浸透してくるように感じました。次の息を吐くと同時に、力が抜けたような、ほっとしたような感覚になり、その後もアーサナとシャヴァアーサナを繰り返す度、こわばっていた何かが一つずつ剥がれていくようでした。最後の瞑想はぼーっとしすぎて集中できていたのかよく分かりませんでしたが、クラスが終わった後は爽快感のみ。その後仕事をするために移動している間も、仕事をしている間も爽快感はそのまま、自分の中からどんどん力がみなぎっていくような感覚が続き、久しぶりに軽やかに仕事をこなせました。

日常が慌ただしいほど静かになれる時間が必要なのに、目の前の出来事に巻き込まれてしまうと、そのことすら思い出せなくなることもあります。でもクラスに行くだけでそのひと時が手に入るのだから、こんなに簡単なことはないのかもしれません。

こうして振り返ると、同じようなことを繰り返しながら、クラスのおかげで少しずつ成長していけているのかなと思います。

次のクラスも楽しみです!

ハルシャニーハルシャニー写真


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