忙しい時こそ時間は作れる


東京の人はみんな歩くのが早くて忙しそう…私が上京した頃に感じた印象です。
普段治療院で患者さんの次回の予約を取る時も、手帳とにらめっこしながら空き時間を見つけている方が多く、いつでもいいと言う方はほとんどいません。
それぞれ生活する環境や状況は異なりますが、忙しさは共通点のようです。

私自身も、地元にいた頃と比べ物にならないほど予定が詰まった日々を送るようになりました。忙しさに慣れるにつれて時間がないからと諦めてしまうことが増え、時間がない、が口癖のようになってしまいました。
時々は何も予定がない休日があるけれど、日頃の疲れのせいか1日中寝たり起きたり。だらだらと1日を終えてしまったことに焦りや苛立ちを感じることも多かったです。

それはアーサナや瞑想の実践にも影響しました。
忙しい時はやっつけ仕事のようにアーサナを済ませたり、たっぷり時間があるはずの日にはぼーっとすることに忙しくて結局何も実践できなかったり。
ヨーガの効果は確かに感じているはずなのに、それとは矛盾する生活に自分自身への苛立ちはますます大きくなり、まずは忙しいことを言い訳にするのをやめようと決めました。
それによって何かできることが増えるかは分からないけれど、とにかく言い訳するのをやめることから始めました。

この小さな決断は、少しずつ生活に良い変化を及ぼします。
最初はつい忙しいと言い訳してしまう度にいちいち落ち込んでいましたが、できた・できなかった、と一喜一憂すること自体を気にしないようにしました。
そして忙しいと思った瞬間にその意識を振り払うようにしていったら、頭の中がクリアになり、1つ1つのことに集中して取り組めるようになりました。
今日は忙しかったから休まなければ、という不安から休憩時間が長くなっていたことを発見したり、忙しいはずの日もやりくり次第で時間ができたり、思っていた以上に時間は作れることに気付きました。
できるできないではなく、やるかやらないか。
そこには忙しさは全く関係ありません。
それは時折先輩方からのアドバイスでも耳にしていたけれど、忙しいという思いと向き合うことで、ようやく自分の中で腑に落とすことができたように思います。

 

忙しいという思いは今でも時々顔を出します。まるでモグラ叩きのモグラのように。
今ではほぼ確実にモグラを仕留められるようになったので、忙しさに振り回されることはほとんどなくなりました。
忙しさに振り回されなくなると、実践する時間は確保できると日々実感しています。

 

もちろん、自分の限界をはるかに超えた忙しさはよくありません。そんな時は一度生活を見直すことも必要です。
過剰な忙しさの真っ只中にいると、自分ではなかなか気付けないもの。周りの誰かに指摘され
ら素直に耳を傾け、身体に不調を感じたら休息が最優先となります。
焦らずしっかり休んだからこそ忙しさを物ともせず活動できるようになる。その減り張りが大切です。

 

仕事でも家事でもヨーガの実践でも、ただ長く時間をかければいいというものではなく、集中力と真剣さがポイントになると思います。
その時自分にできることを毎日実践し続けると、確実に良い変化が訪れるはずです。

ハルシャニー


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