永遠の伴侶 〜忍耐と謙虚さと〜

『永遠の伴侶』よりスワミ・ブラマーナンダの教えをご紹介しています。

 忍耐を学べ。怒りは忍耐によって制することができる。忍耐強く、慎み深く、そして謙虚であれ。謙虚の徳は人格形成に大きな力となる。シュリー・ラーマクリシュナはよくおっしゃった。「堪え忍ぶ者は生きる。それのできない者はほろびる」と。またこうもおっしゃった。「土地が高いと水は流れ去ってしまうが、低い土地にはそれがたまる」謙虚な人の内部には、甘美な性格、その他さまざまの良い性質が自ずから育つものだ。

若かりし頃のスワミ・ブラマーナンダ

「忍耐強く、慎み深く、そして謙虚であれ」この教えを聞くと、私たちの師のお姿を思い出します。師は何十年もの間、師の下に集まった人々に対して、また遠く海外にまで足を運ばれ、理解の及ばない私たちに、真実の教えを根気良く、繰り返し、繰り返し、教えてくださっています。師には忍耐という思いはないのだと思いますが、私たちから見ると、忍耐という文字が思い浮かびます。また初めて来た人に対しても、古くから通ってきている人に対しても同じように丁寧に接せられ、敬語を使われ、謙虚にふるまわれるお姿には、本当に驚かされます。そしてそれは私がお会いしてから、ずっと同じでどんな時も変わることがありません。その師のお姿をお手本として、この目で見せていただいていることが、言葉よりも直に伝わり、どう行為すればいいのかが良く分かるのです。私は、師とお会いしてヨーガを学び始めてから、少しずつ怒りというものが起こりにくくなってきました。心はいつも冷静な状態を持ち続けることができて、怒りという苦しみから心はだんだんと解放されていきました。また、師のなされるようにすべての人を尊重することによって、謙虚さは身につけることができるのだということも分かってきました。
日常生活の中で、「忍耐強く、慎み深く、そして謙虚である」ことが、心を純粋にしていき、真実としての自分を取り戻すためにも重要なことなのだと思いました。

ダルミニー


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