私の神


“Tvameva mata ca pita tvameva
tvameva bandhus ca sakha tvameva
Tvameva vidya dravinan tvameva
tvameva sarvan mama deva deva

貴方こそが母であり そして貴方こそが父であり
貴方こそが親族であり 友である
貴方こそが智慧であり 貴方こそが富(財産)であり
貴方こそがすべてである 私の神よ 神よ”

このマントラが好きな方はたくさんいると思います。
私もこのマントラが大好きです。

 

私は、新興宗教の熱心な信者である父と、その宗教を嫌い信仰を否定する母との間で育ちました。
父は母と私に信仰を強制しました。父の信じる神を信仰しようと努めた時期もありましたが、父はうまくいかないことがあると私たち家族の信仰が足りないからだと言ったりするので、信仰すること自体を信じられないようになりました。信仰を持つことに対して、そして神という存在に対して嫌悪感を持つようにもなっていきました。

成長するに連れて両親から互いへの悪口を聞く日が増え、両親への嫌悪感も強まりました。
父からは母のようになってはいけないと、母からは父のようになってはいけないと言われ、反抗的な態度をとると、父からは母にそっくりだと、母からは父に似てしまった、と言われました。私は両親を信じることができなくなりました。

父とは何か。母とは何か。そもそも家族とは何なのか。私はどうしてこの2人の子として生まれてきてしまったのか。
生きる意味が分からなくなって死のうとしたけれど、抵抗するかのように心臓は激しく脈打ちました。私は死ぬことすらできない臆病者で、死にたいと思いながらもやっぱり生きてたい卑しい人間なんだと思いました。
とりあえず命が続く限り生きるしかないのだと観念して生き続けていたら、ヨーガに、ヨギさんに出会うことができました。

ヨギさんからこれまで感じたことのない安心感を与えていただき、強張っていた心は少しずつ緩んでいきました。
ヨギさんは私にとって救世主であり、強烈な憧れの対象となりました。

そんな時に、このマントラを、その意味を知りました。私にとってのヨギさんを完璧に言い表したものだと思いました。
唱えようとすると込み上げて来るものがあり、最初の頃は最後まで唱えることができませんでした。
この込み上げて来るものの正体は何なのだろうか?心臓のあたりがぎゅっとなり、表現しようのない想いが溢れて来るのは何なのか?

これが信仰というものなのかもしれない。
これが愛というものなのかもしれない。

 

私にとってヨギさんは父であり母であり、私にとってのすべてです。
私の神であるヨギさん。貴方への憧れの想いをもっともっと高めて、貴方に没入していけますように。

ハルシャニー


1件のコメント

  1. 私もこのマントラが好きです。毎晩、唱えてから眠ります。ハルシャニーが言われているのと同じです、込み上げて来るものがあります。それがどうしてなのかは考えたことはありませんでしたが…毎日1ミリ㎥ずつ、心が純粋になっていくような気がしています。この思い(純化)を高めて行きたいです。

    • ちささんは毎晩唱えられているんですね。私はふとした時に心の中で唱えたり、声に出して唱えたりしていますが、眠りにつく前に唱えるのは格別な味わいがあると思います。こうして日々唱えることで、確実に神に近づいていると信じています。
      込み上げてくるのは、私たち自身の中にすでにある純粋な意識が神そのものである証ともいえるでしょう。
      お互い、もっともっと高めていけますように!

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