バクティ・サンガム~キールタン─クリシュナの物語を歌う② ベイビークリシュナ


今シリーズは聖典『シュリーマッド・バーガヴァタム』より、クリシュナの生涯の物語をご紹介しながら、皆でクリシュナのキールタンを歌っています!
第2回目の先月は、ゴクラで養父母ナンダとヤショダの下、すくすくと成長するベイビー`・クリシュナの物語が描かれた第二章と第三章を中心にご紹介しました。
では、今回も簡単に物語をご紹介しましょう!

 

第二章 ヤショダ、幼児クリシュナの口に全宇宙を観る

ある日、クリシュナと一緒に遊んでいた少年たちはクリシュナが土を食べているのを見て、養母ヤショダに知らせに行きました。慌ててやってきたヤショダがクリシュナに口を開けるように言うと、おお、なんと不思議なことか!我が子クリシュナの口の中にじつに全宇宙──地球、天界、星々、太陽、月、そして無数の生き物たち──を観たのでした。 クリシュナが全宇宙の主御自身だと知ったヤショダは愛の主に祈りを捧げました。次の瞬間、クリシュナはいつものように愛らしく笑っていました。そして、彼女は再びクリシュナを私の可愛い坊やのクリシュナと見ていました。そして、幼い我が子を胸に抱きよせてキスをし、言いようもない喜びと幸福に満たされました。 

第三章 クリシュナ、縛られることをお許しになられる

ある日、クリシュナのいたずらに手を焼いたヤショダはおしおきとして、クリシュナをロープで木うすに縛りつけることにしました。ところが驚いたことに、ロープは長さが十分あるはずなのに短すぎて縛れません。家中のロープを全部使ってもやはり短いのです。不思議がるヤショダをクリシュナは心の中で笑っていましたが、彼女がまったく疲れて当惑しきっているのを見ると、黙って縛られることを許されました。無限で全能である御方が、ただ母への大いなる愛ゆえに縛られることを許されたのです。宇宙すべてを支配する神は御自身を愛する者たちには支配されることを許されるのです。主クリシュナは苦行によっても、禁欲によっても、また経典の研究によっても達することはできません。しかし、一途な信仰をもって純粋に主を愛する者には、クリシュナは容易に見いだされるのです。

  

ベイビークリシュナはバターだけでなく、みんなのハートも盗んでしまうのです♡

 

序章にあったように、主クリシュナは私たちの目を覆っている無知のベールを取り除き、御自身へと至る道をもう一度示すために、“人として“御降誕されることを望まれました。
昔から、人々は人知の及ばない“神“という存在(概念)に、畏怖の念や崇め奉るような感情を持つことが多かったのではないでしょうか。ですが、そのような態度はかえって私たちから神を遠いものにしてしまいます。クリシュナは人として生まれることで、日々の暮らしの中で人々がもっと身近に、我が子のように、御自身を愛されることを望まれたのです。
幼い頃のクリシュナは上の写真のように、手づかみでバターを食べている絵や像であらわされることが多いのですが、クリシュナはバターが大好物なんです。自分の家ばかりか、友達を引連れて!?あちこちの家のバターも盗んで勝手に食べちゃうんです。かわいい泥棒ですね!笑
でも、やはりこのお話にも深い意味があります。
真っ白で純粋さの象徴である牛乳。牛乳を手間暇かけて攪拌すると、もっとも栄養価が高く美味しい部分だけが凝縮されたバターとなります。カルマ・ヨーガでは、他者のために無私の行為をおこない、その行為の結果を全て神に捧げなさいといわれます。
バターは純粋さが凝縮されたものであり、また純粋に行為された結果の象徴であり、そのようなバターがクリシュナは大好きなのです。

 

母の腕に抱かれる幼子クリシュナ ナンダ ラー ラー♪

 

そして、クリシュナの物語に想いを馳せながら皆でキールタンを歌いました。まずは今シリーズの初めに相応しく、クリシュナの御名だけをただただ讃える「Hare Krsna/ハレー クリシュナ」。そして、子守唄のようなメロディーの「Nanda La La/ナンダ ラーラー」。このキールタンにはデヴァキーとヴァースデーヴァの息子、ナンダの息子、そしてバターを盗むゴーパーラ(クリシュナの幼少期の呼名)というクリシュナの別名がたくさんでてきます。ラーラーとは子どもに向かって愛情を込めた挨拶。まるで、幼いクリシュナにゆったりと皆で子守りを歌っているかのようでした。「Gopala…Hare Krsna /ゴーパーラ…ハレー クリシュナ」には養母ヤショダの名前も歌われています。物語にまつわるキールタンを歌うことで、より深くクリシュナの中に入っていくような気がしました。

次回バクティ・サンガムは12/15(日)13:00~、葛西の江戸川印度文化センターにて開催します!今年最後のクラスとなりますので、ぜひご参加下さいね!!!
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シャルミニー

 

今年一年の締めくくり。一緒にキールタンを歌いましょう!


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