バクティ・サンガム〜インドの女神に親しもう!


4月から始まった「バクティ・サンガム」女神を讃えるシリーズですが、インドの神さまや女神の名前は聞いたことがあるけれど詳しいことはよく知らないな、という方も多いのではないでしょうか。今日はこれまでのキールタンに登場した女神について、講師のジャヤデーヴィーさんがいろんなお話をして下さったので、少しご紹介したいと思います!

『Jai Durga Lakshmi Saraswati / ジャイ ドゥルガー ラクシュミー サラスワティー』
このキールタンには3人の女神の御名がでてきます。シヴァの配偶神のドゥルガー、ヴィシュヌの配偶神ラクシュミー、ブラフマーの配偶神サラスワティーです。
※ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァはトリムルティー(三神一体)といわれ、それぞれにブラフマー=創造、ヴィシュヌ=維持、シヴァ=破壊/再生を司る神です。

ドゥルガーという名前は〝近寄りがたい者〟という意味があり、戦いの女神、勝利の女神と呼ばれています。トラやライオンに乗り、10本の腕それぞれに神受の武器を持つ勇ましい姿であらわされます。そんなにたくさんの武器を持ってドゥルガーが戦っている相手とはアスラ族の悪魔の軍勢!悪魔の軍勢は倒しても倒してもどんどん増え、壮絶な戦いが繰り広げられます。これは聖典『デーヴィー・マーハートミャ(女神の素晴らしさという意味)』に書かれている物語なのですが、その一場面である水牛の姿をしたマヒシャという悪魔を討ち取った姿がミニアチュール(細密画)などにも描かれています。優美でありながら恐ろしい女神として、今も多くの信仰をあつめるインドでは有名な女神です。

 

 

水牛の姿となったアスラ(悪魔)と闘うドゥルガー

 

ラクシュミーは美と豊穣・富の女神です。蓮華の上に立ち、四本の腕のうち二本には蓮の花を持ち、一本の腕の手からは豊かさの象徴としての黄金が流れ出していて、二頭の白象をともなって光輝くような美しい姿であらわされます。日本では吉祥天として知られています。

サラスワティーも四本の腕がありヴィーナという弦楽器と数珠、ヴェーダ(聖典)を持って蓮華の上もしくは白鳥に乗っている姿であらわされます。聖なる河とされるサラスワティー河の化身ともいわれており、才色兼備で芸術や学問を守護する女神だそうです。日本には弁財天として伝わっています。サラスワティーの夫ブラフマー神はどこにいても美しい妻を見ていたくて、前後左右頭頂に5つの顔を作り出したという逸話もあるそうですよ😄

 

 

インドの神さまは仏教とともに日本にも伝わっているので、実は日本ととてもご縁が深いのです!ちなみに日本ではブラフマーは梵天、ヴィシュヌは仏陀、シヴァは大黒天です。面白いですね!

 

キールタンは神の御名を繰り返し歌い讃えます。神そのものであるといわれる神の御名には、たとえ私たちがそれを知らずに口にしたとしても大いなる何かを感じさせる計り知れない力があります。ですが、それぞれの神に親しむことでイメージが膨らみ、そしてその御名を讃えることでもっと神を近くに感じることができるようになります。
「私たちが神に一歩近づけば、神は喜んで十歩私たちに近づいて下さる」と師から教わったことがあります。私たちの拙いよちよち歩きの一歩を神は純粋に喜ばれて、まるで母親が我が子にそうせざるを得ないように、十倍も私たちに近寄ってきて下さるというのです!私はこの教えが大好きです!
皆で一緒に神を想い、キールタンを歌って百歩も千歩もどんどん神に近づいていきましょうー!!!

次回のバクティ・サンガムは7/21日(日)です!
詳細、お申込みは→こちら

 

トリルティー(三神一体)とその女神トリデーヴィー(三人の女神)

シャルミニー 


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