バクティ・サンガム~女神を讃えるキールタン


4月から「バクティ・サンガム」の新シリーズが始まりました!
今シリーズのテーマは「女神」です!
皆さんは”女神”と聞くとどんなイメージが浮かびますか?ギリシャ神話やローマ神話のアフロディーテやヴィーナスに代表される見目麗しい愛と美の象徴ようなイメージでしょうか?それとも聖母マリアのような深い慈愛に満ちたイメージでしょうか?ギリシャ神話やローマ神話にもたくさんの個性的な女神が登場しますが、インドの女神も強烈な個性を放つ(!?)パワフルな女神さま揃いです!

今シリーズでは、そんな個性豊かなインドの女神たちの物語に親しみながら、女神の御名をキールタンでたくさん讃え、歌っていきたいと思っています!
そして、毎回クラスの初めに『TANTROKTAṂ DEVISŪKTAM/タントローキタム デーヴィースークタム(女神への讃歌)』を練習していく予定です。これはキールタンとは違い、プージャー(礼拝の儀式)などで唱えられるマントラです。日本に伝わっている仏教のお経の源流ともいえるもので、歌うようなとても綺麗な韻律で作られています。少し長いのですが、最終回にはみんなで歌詞カードを見ずに唱えられることを目標!?に頑張って練習したいと思っています!
その「女神への讃歌」の冒頭部分を少しだけご紹介しますね。

 

Namo Devyai Mahādevyai Śivāyai Satataṃ Namaḥ
Namaḥ Prakṛtyai Bhadrāyai Niyatāḥ Praṇatāḥ Sma Tāṃ

礼拝いたします、女神に、偉大なる女神に。吉祥なる女神に、永遠に礼拝いたします。
礼拝いたします、万物を生み出す根源の力、吉祥なる女神に。全身全霊で慎ましく、ああ!あのお方に頭を垂れます。

Raudrāyai Namo Nityāyai Gauryai Dhātryai Namo Namaḥ
Jyotsnāyai Cendurūpiṇyai Sukhāyai Satataṃ Namaḥ

恐るべき女神に礼拝いたします。永遠であり、白く光り輝く、この世界を支える女神に礼拝いたします。
月の光であり、月の甘露のしずくという姿を持つ、幸福そのものであるお方に、永遠に礼拝いたします。

 

美しいマントラですね。一つ一つの単語にはさまざまな意味や背景が含まれていて、表面に表れている言葉の向こうにはとても奥深い世界が広がっています。

 

Mahisyasura Mardini(マヒシャ・アスラの殺し屋)より

 

4月はシリーズ第一回目ということで、講師のジャヤデーヴィーさんから、このマントラで讃えられている女神についてのお話がありました。(ジャヤデーヴィーとは“勝利の女神”という意味があります。今回のテーマにぴったりですね!)

 

このマントラが歌われた物語の中では、「女神」をシヴァ神のお妃というような男性神の配偶者としての型にはめて特徴づけてはいません。女神それ自体が力(シャクティ)であり、宇宙の一切を生み出す根源的なエネルギーそのもの。生死を問わずあらゆるものが彼女によって作り出されていきます。
喜びや苦しみ、この世界に縛り付ける執着をも生みだす一方で、そこから目覚めさせ、救済する力もまた女神の働きによるもの。

では女神が命をかけて戦い、殺戮するアスラ(悪魔)とは何なのでしょうか?
自尊心や所有欲、力、悦びを求めた結果としての執着…、そんな人間の自我(エゴ)という悪魔と対峙することで、私たちに真の自己、存在とは何かを気づかせているのかもしれません。

 

お話を聞きながら、何だかこの宇宙全体を動かしている壮大なエネルギーのうねりの様なものを感じました。
女神パワーがどんな風に展開していくのか、とっても楽しみです!!

 

女神の力(シャクティ)が溢れるキールタンを歌いましょう!

 

次回の「バクティ・サンガム」は5月19日(日)13:00~、江戸川区葛西の江戸川印度文化センターにて開催します。どなたでも参加できます。ダイナミックなバクティ・ヨーガを是非体験しにきて下さいね!
お申込みは→こちら

シャルミニー 


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