あなたのせいで
私はすべての喜びをあきらめてしまった
それなのに なぜ今 私を待たせるのですか
あなたが別離の苦悩をこの胸に植えつけたのです
だからあなただけがそれを取り除くことができます
おお、主よ!
今やわたしはあなたから離れることができません
微笑みながら 早く私を呼んでください
ミーラーは生まれながらあなたの僕です
あなたのすべての手足で抱きしめて
私と一つになってください
<ミーラー・バーイ>
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かくも美しき別離の苦悩!その聖なる苦悩にある者は幸いなれ!
sananda
今日から3月です。少しずつ春の気配を感じられる時節になってきましたね。春は大気も何だかざわめき、陽気
になってきますが、インドにはホーリー祭と呼ばれるとっても有名な春のお祭りが3月の満月の日にあるそうです。春の豊作祈願のお祭りですが、クリシュナ神の伝説とも関係し、色粉や色水を掛け合うのが特徴です。もう誰も彼もがいろんな色をかけられてしまいます。
今日は、そんなホーリー祭のインドの細密画を一つ紹介しましょう。
18世紀のインドの細密画(カングラ派)ですが、クリシュナとラーダーがホーリー祭を楽しんでいる様子が描かれています。(中央左の女性がラーダーで、右がクリシュナです)
クリシュナや牛飼いの少年たちは竹で作った水鉄砲で、赤やサフラン色の水をラーダーやゴーピー(牛飼い娘)たちに振り掛けたり、粉を振りまいたりしています。男と女に陣営が分かれているのが面白い構図ですね。そしてラーダーやゴーピーたちは静かにたたずみ、クリシュナや牧童から色水をかけられるがままになっています。
何とも甘美な愛の歓喜が渦巻く絵画ですね!まさにリーラー(神聖遊戯)!
さあもうすぐ春です!
サーナンダ
先日仕事(私はヘルパーとして在宅障がい者の支援をしています)に行くと、利用者さんが2日間食事をしていないと言われました。「え!?なんで?」とビックリして理由を聞いてみるも、「食欲ないねん、放っておいて」という素っ気ない返事、顔も暗く、まったく元気がありません。いつも私のお弁当を覗き込んで、あれ食べたいこれ食べたいという人なので、顔の前にお弁当を持っていったのですが、「いらん!」と一言。これは相当変だなーと思いながらも放っておいてと言っているので、その夜はそのまま見守ることにしました。
翌朝、コーヒーは飲めるというので飲んでもらっている時、「このまま神様が連れて行ってくれへんかな……」と誰に言うでもなく消え入りそうな声でつぶやかれました。
その言葉を聞いた瞬間、食欲不振になっている原因がなぜか理解できました。それは具体的な細かな原因が分かったという訳ではないのですが、その人の中にある悲しみみたいなものに触れたような気がしたのです。
思わず「辛いですね……」といって黙り込む私。二人してしばらくの間黙っていました。じっと息をひそめてただ彼女の思いに寄り添いました。一瞬ですが彼女の人生の中に入ったような不思議な感覚がありました。どのぐらいの時間がたったか分かりませんが、気がつくといつもと同じ光景がそこにあり、彼女はコーヒーを飲んでいました。言葉をかけて慰めようとは思いませんでした。
帰り際、彼女は私をみて微笑んでいました。「またお弁当持ってくるし、次は食べてな」と言って帰りました。
先日、新春!バクティ・サンガム特別編が開催されました。去年の年末最後のバクティ・サンガムが大好評だったため、急遽企画され、この日を迎えました。
前回初めてバクティ・サンガムを体験され、今回も続けて参加された方が3名、今回が初参加という方が5名、総勢約20名で、またまた大盛況となりました!
今回は新春!特別編ということで、バクティ・サンガムでよく歌われる定番の曲、
①Hare Krishna、②Manasa Bhajare、 ③Jaya Jagadambe、の3曲を歌い、それぞれの歌の神様
①クリシュナ ②シヴァ ③ドゥルガーが紹介されました。
写真にもあるように、神様の美しいタペストリーが飾られて、いつにもまして神々しい空間になりました。そして、ミラバイさんが以下のクリシュナのエピソードを紹介していたとき、面白いことが起こりました。
「クリシュナが小さい頃、ある時、彼が泥土を食べていると牛飼いの友達が養母ヤショーダーに言いつけました。ヤショーダーはクリシュナを呼びつけて叱責しましたが、クリシュナはやっていないと言い張りました。するとヤショーダーはクリシュナに口を開けて見せてみなさいと命じました。クリシュナが口を開け、彼女がその中を覗き込むと、そこには、なんと、全宇宙が広がっていたのです。」
この「全宇宙が」と言った瞬間、最前列に座っておられた女性が、何かの衝撃が走ったかのように「あっ!」と驚かれたのです。後でお話を伺うと、その時なぜかクリシュナに惹かれ、もっともっと知りたいと思うようになったそうです。自分の好きな理想の神様が見つかるのは、意図せず恋に落ちてしまうような、こういう瞬間なんだろうなぁと思いました。

来月からは、毎回一人の聖者やバクタをご紹介し、その人にちなんだキールタンの曲を歌っていく予定です。
皆さま、どうぞお楽しみに~
ヨーガダンダ
念願のポスターができました!!!
下鴨クラスは、北大路、下鴨本通りの交差点、少し東に行った北側にあります。
日曜日の朝、北大路通り「洛北高校前」のバス停から青いビルを見上げてみてください。
この素敵なポスターが目にはいるはず (^–^)/
そして嬉しい事は続くーー!!
下鴨クラスはようやく三年目を迎えましたが、先日、始めての親春会がありました。ヨーガを学び始めたばかりの人から二年ほど熱心に通ってくださっている人まで、女性ばかり和気あいあいとした雰囲気の中、楽しく過すことができました。
夕方六時半から始まった会でしたが、なんと終バスがなくなるまで、私たちはヨーガのこと、自分自身のこと、仕事のことなど、隣の人と話したり、全員で話し合ったりと、お互いの理解を深める濃密な時間をもつことができました。
印象的だったことは、みんなが素直に話し合い、また人の話やアドヴァイスも真剣に聞いていたことです。こうやって同じ食卓につき、なんでも話し合える仲間がいることをとても幸せに思いました。そしてこのご縁をもっともっと広げていきたいと思ったのでした。
ダルミニー
もう27年も前になりますが、師に最初にお会いする少し前にアーシュラマを初めて訪ねた際、シャーンティマイーさんからラーマクリシュナ・パラマハンサについてお聞きしました。
それですぐに『ラーマクリシュナの福音』(日本ヴェーダーンタ協会)を買い求め、読みました。といっても1000頁を超える分量なので、そう簡単に読み下すことなどできません。『ラーマクリシュナの福音』は、著者であるMが師シュリー・ラーマクリシュナと出会ってから、師が亡くなるまでの5年間の師の教えや出来事を、彼が師に面会した日ごとに時系列に書き記したものです。だから、毎日1日分ほどを読むことにし、仕事に行く前や就寝前に読んでいました。
すると不思議なことに、毎日読むのがとっても楽しくなり、まるで自分が百年前のインドのシュリー・ラーマクリシュナがおられた時空間に生きているような気分になっていました。ずいぶん長くかかって読み終えたのですが、読み終える頃には、読み終えるのがとても残念に思えました。ずっとその中にいたいような気分になっていたのです。
1000頁超もあるので読もうと思うと大変なのですが、焦ることなく日々を生きるような気分で毎日接していくと、本当に本当に不思議なことに、その驚くべき神人が織りなす妙なる物語の中に入っていけるのです。同じ教えもたくさん出てきます。いろんな登場人物が出て来て、いろんな出来事があります。このような信じ難い神の世界が、物語が現実にあったのか!?しかしそれはまるで自分が長年、毎週、師の下で教えに耳を傾け、いろんな出来事を通してヨーガを学んできた実生活と同じようだと、今思えば感じます。
あぁ〜本当にあの頃は、日課のように毎日『ラーマクリシュナの福音』の霊性の世界に身を置いてから会社に行って仕事をしていました。それはまさしく、シュリー・ラーマクリシュナの存在と教えのプラーナを身にまとって会社に行き、そのプラーナに包まれ仕事をして、生活していたような感じでした。そのプラーナに毎日守られていたような印象があります。あの1000頁にはそのような力があるのだと自分の体験を通して言えます。
ぜひ一度手に取って、あの魅力的な大聖者の物語に触れてみてください。
今日は、その偉大な大覚者シュリー・ラーマクリシュナ・パラマハンサのご聖誕日です!
サーナンダ
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さあ!毎年恒例の味噌作りです!!
大豆と麹とお塩だけでできるお味噌。教えてもらってから6年、私は毎年作っています。
毎年少しずつ味が違うのは、使う大豆やお塩の違いもありますが、年によって気温が違うことも関係しているのでしょうね。その年にしか作れない味わいがあります。
行程はとてもシンプル!大豆、塩、麹を全部混ぜたら終わり〜!!なのですが、大豆を浸けるのに多少時間がかかります。今回は1kgの大豆を使い4kgの味噌を作りました。まず大豆を水に浸けるところから。18時間給水させると大豆は2倍以上に膨らみます。これで美味しい大豆が蒸せるのです。(左 乾燥大豆 中 12時間後 右 18時間後)
蒸し上がった大豆をつぶして塩麹と混ぜます。だんだん味噌らしい雰囲気が出てきました。味噌玉にして空気を抜いていきます。

プラスチックの容器に入れてたものは一年後にこんな色に変わります。お家で作る味噌はゆっくり、じっくり一年かけて醗酵させるので香り高くまろやかな味に仕上がります。市販の味噌はこの醗酵の過程を超特急で仕上げるため味が違うようですね。

試食では昨年作ったお味噌でごま味噌を作り、さらにそれを使って3種類のごま味噌ドレッシングを作って、旬の野菜を蒸したものといただきました。ごま味噌とドレッシングは焼きおにぎりにしたり、炒め物に使ったりと出番がたくさんありそう。みんなで美味しくいただきました。

習ってみて「意外と簡単だな〜」と思われたと思いますが、自分で作ってみてさらに「簡単!」と分かると思います。なんでもやってみるものですね。味噌を作るたびに、自分の身の回りの物は何でも誰かによって作られたものなんだな〜と感じます。意外と買わずに作れるものもあるかもしれないと目先が変わるかもしれませんよ。
昨日2月13日は、長岡京クラスの新春会がありました。
初めて男女合同で交流会として行ない、16名が参加しました。3年ほどクラスに通われている方から、もう20年以上ヨーガをしている方までいろいろな人がいます。女性9名、男性7名という構成でした。
今回それぞれが自己紹介を行ない、ヨーガに出会ったきっかけや、現在の状況などを話し合いました。長くヨーガをやっているグルバイ(兄弟姉妹弟子)たちから、私自身も初めて聞くヨーガとの出会いの話などは興味深かったのではないかと思います。皆いろんな経歴の人がいます。
長岡京クラスが開講して5年半近くなるのですが、開講時からクラスに通って来られている方から、週に一回クラスに通うことだけを拠り所としてきたという話を聞いて、自分も週に一度師に会いに行くことだけを拠り所としてきたのと同じだなあと思いました。生きていく中でさまざまな苦難や心の動揺が訪れますけれど、クラスが自分自身を取り戻し、安心できる場になれば嬉しいことです。そして実際的に心の動揺を解決し、治めていくことに役立つことができれば本当に嬉しいです。継続は力ですね。そして、ちょっとした日常を変えることで心のあり方がずいぶん変わったという具体的な実践のお話や『真実を求めて』をよく読んでいるという話もあり、それぞれで実践されている様子に触れられて嬉しかったです。
また、月曜日にヨーガ・ヴィハーラで行なっている2時間瞑想会には何人かの人が関心を示していたようですが、先輩から聞く実践事例はとてもわかりやすくて、参加してみたくなりますね。ぜひ一度気軽にトライしてみてはと思います。
「縁」というものは、人生の中で様々な交差を見せますが、よい縁は強めて太くしたいものです。2016年長岡京クラスの新春会は、師との出会い、ヨーガとの出会いの話や瞑想会の話、アーサナの話もいろいろ出て、美味なるさまらさ料理を堪能し、ヨーガへの思いをラップに乗せて伝えたり、よい縁を強める機会になったのではないかと思います。

新春会はサーナンダ宅で行ないました。何人かの方が会場設営や料理を手伝ってくださったりして、あっという間に調い、後片付けもあっという間でした。
またやりましょう!ありがとうございました。
サーナンダ
先週の土曜日の夜にサットサンガがありました。東京や松山、ニューヨークからグルバイ(ヨーガの仲間)が集まり、師であるヨギさんからヨーガを学びます。直接学べる貴重な機会なので全国、世界中から集まります。
アーシュラマの二階は満員!熱気がすごかったです。特に日本でヨギさんに会うのが最後になるニューヨークのグルバイからは気迫を感じました。(ニューヨークグルバイの滞在記事はこの記事の下にあります)
さまざまな質問があり、ヨギさんはその質問に一つずつ答えてくださいました。
直観についての質問は、前日にグルバイ同士で話していた内容だったこともあり、私にはとても印象的でした。
「ヤマ・ニヤマをやっていくことによって身口意が一致する。そうすることで心はサットヴァ性(清浄)になっていく。サットヴァ性の中から正しい直観が生まれる。」
「身口意を調えることで直観が得られる。最初にひらめいた直観に言葉と行為を一致させることで無駄な思いを発しなくなる。そうすると必要なときに必要な直観が思い浮かぶようになる。熱心にやれば早道になります」
ヤマ(禁戒)非暴力、正直、不盗、純潔、不貧、
ニヤマ(勧戒)清浄、知足、苦行、聖典の学習、神的な存在への帰依
身=行動 口=言葉 意=心の思い 調える=矛盾なく同じにしていく
時として、思ったことと言っていることがバラバラだったりすることはありませんか? 大人になるとけっこう平気でこういうことをしてしまうことがあります。身口意を調えるというのは単純に思ったことをすぐに行為していくということになります。良い思いの時はもちろんですが、思いって良い思いもあれば、悪い思いもあります。「この人ムカつく!」と思ってそれを口に出すと、とんでもないことが起こることは誰でも想像がつきます。そもそもそんなことを言いたくないですよね。そんなときはその思いを良い思いに変化させるといいと教わりました。 こんな思いを持ちたくないな……と思ったらそれもすぐに行動!思いを変化させます。そして、むしろこういう思いを持てたらいいな……と思ったそれもすぐに行動!そういう習慣を付けていくことが大切だと教わります。
身口意を調えていくと無駄な思いを発しなくなると言われています。確かに何でも思ったことをすぐに行動してしまえば、「あーやらないといけないことがあるんだけど、めんどくさいな〜」とか頭の中でごちゃごちゃ考える要素はなくなっていくでしょうね。その分心がシンプルになることで正しい直観が得られるんだと思いました。
「ヤマ・ニヤマ」や「身口意の一致」はヨーガの教えの中でとても基本的な教えです。今一度私も意識して行っていこうと思いました。
ヨギさんは実践を続けていくと心に「空(くう)」の状態が訪れると言われました。「空(くう)」は「空(そら)」と書きます。これはインドの言葉で「スカ」と言われ、インドでは「楽」という意味だそうです。昔ヨギさんに「心が空っぽやと楽やで〜」と言われたことを思い出しました。
サティヤー
今回、シャーンティマイーさんが担当する土曜日のクラスは、広いスペースのある京都アスニーの五階で行なわれました。ニューヨークからやってきたグルバイたち(兄弟弟子)を迎え、二十名の人たちが参加し熱気のあるクラスとなりました。
シャーンティマイーさんは、アーサナだけがヨーガではない、ヤマ(日常の中でのヨーガ的禁戒)、ニヤマ(日常の中でのヨーガ的勧戒)を実践し、身・口・意(思いと言葉と行為)を一致させていくことがいちばん大切であると、師から厳しく教えられてきたと私たちに教えてくださいました。そして身・口・意が一致しているかどうかはアーサナに表われてくる。高度なアーサナは身・口・意が一致していないとできないということを実際に知ったと力強く教えてくださいました。またアーサナの基本がしっかりと身についていれば、それは確実に瞑想まで連れていってくれると、基礎の大切さを繰り返し私たちに教えてくださっています。
京都に来て師の教えを授かり、またクラスを受け、京都のグルバイと親好を深めたニューヨークのグルバイたち(男性三名)が、ヨーガを実践することによって、自分の気が付かなかった問題に直面して苦しくもあるが、それを解決するべく積極的にやっていきたい、そういう気付きが起こること自体が驚くべきことで、ヨーガの深みを知った、また今まで目標をもって生きたことがなかったが、京都にきて、生きる目標が分かってからアーサナに対する姿勢が変わったと、瞳が輝かせながら感想を述べる姿が印象的でした。

ニューヨークの弟子たち
土曜日のクラスは、アーサナの基本をしっかりと身につけ、瞑想の深みに入っていけるようなクラスとなっています。生き方までが変わるヨーガの魅力満載のクラスなのです。
ぜひお越しください。お待ちしてます。
ダルミニー