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サットグル・ジャヤンティーのご報告

11月23日(祝・水)にオンラインで行なわれたサットグル・ジャヤンティー(師の御聖誕祭)は、師シュリー・マハーヨーギーの祝福の下、限りない歓喜の余韻を残す祝祭となりました!!!
当日の模様について、写真とともにご報告させていただきます。

灯明とマーラー

プージャー(礼拝の儀)
開会前、祭壇に灯明とマーラー(花輪)が捧げられました。
プージャーでは聖音オームとグルへの讃歌が捧げられ、画面を通して久しぶりに拝見する師のお姿を前に、各々の場所で師のご降臨に感謝を込めて礼拝しました。

 

書籍の献上
続いて二冊の新刊、『マハーヨーギーの真理のことば』、台湾語版『ヨーガの福音』が奉納されました。師はそれぞれの本を一冊ずつ丁寧に手にとられ完成を歓ばれていました。

 

祝辞

祝辞
書籍発刊に際し、師の多大なご尽力への謝辞をはじめ、各地からのメッセージが捧げられました。
弟子たちの口からこぼれた言葉には、師への敬愛と深い感謝、ヨーガへの熱情と新たな決意が満ち満ちていました。中には、師とまだ直接お会いできていない男性からの熱烈なラブコールも!

そして、各地からはオンラインならではの工夫を凝らしたコンテンツが奉納されました。

台湾
出版を記念して動画が制作されました。師のヨーガを実践するとどうなるのか、教えを学び実践し、真実と一つになるヨーガの道が表されたものでした。

 

ニューヨーク
ジャズの名曲に歌詞を乗せて。グル(師)、真理への信仰、献身へと掻き立てる力強い歌が奉納されました。「深くもぐれ、おぉ、心よ、神の美の大海に・・・・」

 

日本
2007年に奉納したウパニシャッドの物語「サティヤカーマのグルへの入門」を再編集した聖劇。グルの命に従い旅に出た少年が、純粋な心の持ち主であるがゆえ動物たちから真理を授かり、さらには究極のブラフマンを悟るためにグルの下へと帰ってきます。

また、出版にあたって、編集からデザインまで全てを監修し、献身されてきた師の写真を納めたスライドショーが配信されました。師のお姿は多くの人の心に深く刻まれたことでしょう。

 

歓びの声新刊の完成を祝い、本の到着を心待ちにしている期待の声や目次の内容を見ての感動の声が各地から届けられました。みな高揚したムードで、次々と師へのメッセージを語りました。いい笑顔〜!

 

師は皆の気持ちに応えるように、最後にお言葉をくださいました。
「この京都のプレーマ・アーシュラマの周りは、今紅葉(こうよう)がとても美しいです。真っ赤に色付いた紅葉(もみじ)の木々がこの季節の歓びを歌っているかのようです。そんな吉祥な日に、二冊の本の発刊がなされました。一つは台湾における台湾語による『ヨーガの福音』です。これは英語、スペイン語に次ぐ、四カ国目の本となりました。手前味噌ですが、デザインもとっても美しいと思います(笑)。内容も簡潔ではありますけれども、ヨーガの本質を余すところなく感じ取っていただけると思います。そして日本において、真理の言葉の集大成とも言うべき決定本が出版されました。サイズも大きくとっても重たい素晴らしい本になりました。将来、これもまたニューヨークミッションの手による英語版や、台湾における台湾語などが作られていくことが想像に難くなく、とっても楽しみにしています。
そのような喜ばしい出来事と共に、本日の頂いた各地のメッセージの数々、これには年を追ってみんなのハートの中にヨーガの魂が根付いていっていることを感じさせてくれる熱いものがありました。とっても歓んでいます! うれしいです! まだ今年は画面を通しての再会でしたが、早く直接にまた体と顔を接してお会いすることができますように。さらにまたブラフマンの輝きに満ちた顔を私に見せてください。楽しみにしています!」

紅葉

新刊ジャイ! サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ キ ジャイ!!!

*12月末には「Web版パラマハンサ」にて祝辞などより詳しい内容を掲載する予定です。
*新書籍のお届けについては、今しばらくお待ちください。現在予約受付中です。

 

マハーヨーギー・ミッション 


祝 サットグル・ジャヤンティー&新書籍発刊

本日、最愛の師、シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサの御聖誕祭が行なわれました!!!
オンラインにて日本各地、ニューヨークや台湾の100名以上の弟子たちが集い、師への深い感謝と悟りへの誓願、書籍発刊をお祝いする喜びの声が捧げられました。

そして、ついに!完成した『マハーヨーギーの真理のことば』、台湾語版『ヨーガの福音』が奉納され、初お披露目となりました〜!!!

マハーヨーギーの真理のことば

これから一人でも多くの方の手に届きますように!
サットグル・ジャヤンティーについては追ってご報告させていただきます。

*本の発送、お渡しにつきましては今しばらくお待ちください。

マハーヨーギー・ミッション 


もうすぐジャヤンティー!

見上げれば天高い青空に真っ赤に染まった葉や眩しいほどの黄色い葉。真っ黒な土からは常緑の艶やかな緑が。朝降ったばかりの透明な雨の雫。外の世界を織り成す色彩が一斉にカラフルな光を放ち、秋の空気の中でしっとり調和し静けさを醸し出す特別なこの季節。自然の背後にある大いなる存在を感じてため息が出ます。

いろんな色の葉

いろんな色の葉

『ラーマクリシュナの福音』の中で、ラーマクリシュナがこんなことを仰っていました、
神はさまざまの形を持ち、さまざまのやり方でお遊びになる。
彼はイーシュワラ(人格神)として、デーヴァ(神)として、人として、そして宇宙としてお遊びになる。
あらゆる時代に、彼は人びとに愛と信仰とを教えるために、人の姿をとって化身として地上に下りていらっしゃる」。

これを読んで思うのは・・・やっぱり師のこと・・・。
もうすぐ!最愛の師が御聖誕された11月23日、サットグル・ジャヤンティーがやってきます!!!大切な師がこの世に御誕生された日です。
そしてその日、ついに師の教えの新しい書籍『マハーヨーギーの真理のことば』が出版されるということなのです。さらにまた、長く親しまれてきた書籍『ヨーガの福音』が台湾でも出版されるということ。一刻も早く読みたい!!という自分の思いは抑えつつ……冷静に考えると、師のお言葉が本になるということは、本物の真のヨーガの普遍的な教えが多くの方に届けられるということ。師と弟子の一対一の間で交わされた霊的な問答のその中身がその場にいなかった人々にも公開されるということ。私はこのホームページで紹介された本の目次を読んだ時、師は師の一切すべてを出し惜しみなく、これほどまでにここで出し尽くされるのか・・・と驚愕しました。こんなにも師は、この本という形をも通してご自身を捧げられたのだと呆然としました。人々への愛の本だと思いました。真剣に生きることと向き合っている人に必ず届いてほしいです。

私はある時、先輩から師であるヨギさんについて「ヨギさんは弟子を導くために存在されている」とはっきりと言われました。「弟子」とは、今、師に直接お会いできた者たちだけではないと私は思います。師は、ブッダの教えにある「私の肉身を見る者が弟子ではなく、私の教えを知る者が私の弟子である」と仰られているからです。
だからもし、今あなたがこのページを真摯に読まれているのなら、あなたも弟子なのだと思います。また未来に師の教えの書籍を読まれてヨーガの教えを生きようとする人も弟子なのだと思います。ヨーガという道を知り、真剣に自分のこの人生を歩もうとする者は、みんな同じ一つの根源から繋がる弟子だと私は思います。

真理はまず聞いて、考えて、そして瞑想して」と師は仰っています。まず聞く、それがなければ次の「考える」に進めないので、今すぐ師にお会いできない場合のためにも教えが記されている書籍、聖典が必要です。
聖典について、過去の『パラマハンサ』(会報誌)のある記事にこう書かれていました、「インドにおいて聖典とは、書かれた書物ではなく、口伝されてきた聖者の言葉、すなわち真実の悟りを啓いた人の言葉である」。
ということは・・・『マハーヨーギーの真理のことば』は聖典中の聖典。師の口から語られたその時その瞬間のお言葉が記録されてきて、それが脚色なくそのまま活字となった本だからです。真実の悟りを啓かれた聖者は、他者のためだけに言葉を発してくださっています。そんな言葉がこの地球上にあるのかなと思います。純度100パーセントの清らかなそんな言葉が。

『ラーマクリシュナの福音』の中でラーマクリシュナがこのようにも仰っていました。
イーシュワラ・コーティ(この世に特別の使命を持って生まれてくるすでに完成された魂)以外の者は、誰一人、サマーディに達したあとに相対意識の段階に戻って来ることはできない。普通の人々の若干は、霊性の修行によってサマーディに到達するが、彼らはそこから戻ってはこない。しかし神みずからが人として、一個の化身として、他者の解脱の鍵を握って生まれてこられる場合には、人類の福祉のために、その化身はサマーディからこの世の意識に戻って来るのだ

かのラーマクリシュナがこう仰っているということは、本当に他者のためだけにこの世にお生まれになり、肉体を保ち、留まってくださり、人々に愛と信仰を教えてくださる慈悲深き御方、神の化身がおられるということ。

・・・ジャヤンティーまで、あと三日。出席される方も出席されない方も、それぞれのところから最大の感謝を最愛の師にお捧げすることができますように!!!

*参考『ラーマクリシュナの福音』

一(ひとつ)の存在

一(ひとつ)の存在

 

野口美香 


台湾アーナンダ・アーシュラマでのジャヤンティー報告

オンラインのおかげで世界各地のグルバイと共にジャヤンティーに参加することができて、本当に嬉しいです。台湾はこの日は国民の休日ではありませんでしたが、それぞれの自宅からのオンライン参加も含めて20名が参加しました。本当はみんなで集まりたかったのですが、感染拡大防止のため、必要なスタッフだけがアーナンダ・アーシュラマに集いました。

当日は、アーナンダ・アーシュラマのリビングを二つの空間に分けました。一つは観覧区。プロジェクターを使って、はっきりとした画面で祝祭を拝見しました。

もう一つはスタジオ区。パソコン、マイク、ライトなどをセッティングしました。

背景に飾った綺麗なお花は、グルバイのマークが生けてくれました。

 

今回、初めて同時通訳に挑戦しました。別の通信アプリで台湾のグルバイと繋がり、式の進展に伴って、その内容を台湾語でみんなに届ける。祝辞者一人一人の深い信仰と強い宣言は、みんなの心に響きました。グルバイたちの祝辞、各地の活動紹介、歌の内容を同時に理解することができるので、同じタイミングで共に笑い、涙を流し、感動を分かち合えて、台湾のグルバイたちみんなは大喜びでした!!

(皆、真剣に聞いている様子)

  
(通訳を務めるプリヤー/左とマールラー/右)

でも、やっぱり一番嬉しかったのは、ヨギさんにお会いできたことです!!!!! ヨギさんは画面を超えて、私たち一人一人にダルシャンを与えてくださったように感じました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

純粋な歓喜に溢れるジャヤンティーが終わって、1時間の休憩に入りました。

(メニューはインドカレー、酢漬けトマト、しめじの炒めものとサラダです)

1時間後、台湾グルバイたちはもう一度繋がります。それぞれの感想を語り、感動と喜びを分かち合いました。祝辞の内容に励まされた、勇気をもらった、やっぱりジャヤンティーは最高、ジャヤンティーが開催されることや、ヨギさんの存在に感謝するというみんなからの声が聞かれました。

また、台湾グルバイたちと一緒に、新しくできたMYM台湾のウェブサイトを見ました。

私たちの心の中に真理の火を灯してくださったのは、ヨギさんです。
ヨーガ行者のあるべき姿、仕事に対する姿勢や他者に接する態度などなど、すべてを教えてくださったのは、ヨギさんです。
どんな言葉でも表現できないほど、本当にヨギさんに感謝しています。
ヨギさんからいただいたこの真理の火を、さらに多くの人に届けられるよう、頑張っていきたいです!!

MYM台湾   MYM Taiwan


サットグル・ジャヤンティー2021 ご報告

11月23日(祝・火)、サットグル・ジャヤンティー(師の御聖誕祭)が開催されました。
ニューヨーク、台湾、日本各地から100名を超える弟子たちが、師、シュリー・マハーヨーギーの祝福の下、オンラインにて集いました。

私たちは、久しぶりに拝見する最愛の師のお姿に歓喜し、仲間たちの言葉や笑顔から溢れ出る師への思い、ほとばしる情熱に心を大きく揺さぶられました。

師への感謝を込め、オンラインならではの国や地域の特色が表れた豊かなコンテンツが次々と配信されました。祝辞やメッセージからは、師の存在を拠り所に一層信仰を深め、真実の実現、自らの理想へと邁進する姿が伝わってきました。そしてそこには、どんな状況においても絶え間ない師の導きと恩寵があることが感じられました。

あっという間に祝福と歓びに満ちた時間は過ぎ去りました。
祝祭の終盤、奉納されたのは、グルへの讃歌「マハーヨーギー・ストートラム」の合唱動画。画面いっぱいに弟子たちが映し出されたシーンは、みんなの師への思いが結晶化したようでした。

最後に師からお言葉を頂きました。

「たくさんの力強くも美しい誓願を聞くことができて、とてもうれしく思います。
この1、2年の困難な状況にもかかわらず、皆さまが元気にヨーガを深めておられることを聞いて、とても喜んでいます。
近い日にまた直接皆さんのお顔を見ることができますように、願っています

 


終了後、待ち焦がれていた師のお姿に拝した感動とともに、この日が励みとなり、さらにヨーガ成就へと歩みを進める新たな決意ができたなど、感謝と喜びの声がたくさん届いています。

*献上された祝辞についてはWeb版パラマハンサにて配信する予定です。
楽しみにお待ちください。

マハーヨーギー・ミッション 


御聖誕祭に向けて

今年も敬愛する師の御聖誕日がすぐそこに近づいてきました。

昨年に続きオンライン開催となりますが、それぞれの場所で歓びを感じながらその日を待ち望んでいるグルバイ(兄弟姉妹弟子)の姿が目に浮かぶようです。

 この時期になると、私はいつも御聖誕祭の様子が書かれたパラマハンサを読み返します。
どの祝辞も一人一人の師への想いと、真理への道を歩む決意に溢れていて、胸が熱くなります。

 私は2009年の御聖誕祭に初めて参加したのですが、当時はまだそれがどういうものなのかよく分からず、次々と述べられる祝辞に、ただただ圧倒されました。目の前におられる師は時にこの上なく優しい微笑みをたたえられ、時に大笑いをされ、温かい眼差しを皆に向けられていました。

師のお顔も、皆の顔も、キラキラと歓びで輝いていました。

最後に祝辞をされた先輩グルバイが、祝辞の中で詩を捧げられました。

 ”この目はヨギを見るためだけにあり、この鼻はヨギの香りを楽しむためだけにあり、
この耳はヨギの声を聞くためだけにあり、この口はヨギの御名を唱えるためだけにあり、
この手はヨギに礼拝するためだけにあり、
そしてこのハートはヨギの尊い御足の気高い塵をいただくためだけにある。
この命はヨギによって光り輝く…
ヨギだけが在る。
一切はマハーヨーギーなり。”

この詩を聞いた時、私もそうなりたい!!と強烈な憧れが胸の奥から一気に溢れ出ました。

涙が止まらなくて、胸がいっぱいになり過ぎて、初めての感覚にどうして良いか分からなくなりました。今も折に触れてこの詩を思い出し、早くこの境地に至りたいと強く願います。

先輩グルバイの祝辞が掲載されているパラマハンサ。

 

”真実を悟るということ、私と不異(おなじ)に成るということを覚悟してください。それによって全ての物事は、できる限り運んでいくことになると思います。”

先日、臨時配信されたWebパラマハンサの中の師のお言葉に、身の引き締まる思いがしました。

これから自分が向かう先にある目標が、計り知れない偉大なものであること。そのあまりの尊さに、果たして自分にそれができるのか?という思いが顔を出します。

しかし、容易に到達できるものではないとしても、困難にぶつかったとしても、いつか果たせる目標であると信じ、真っ直ぐにヨーガの道を進むことが大切なのではないかと思っています。

私の体の全ての器官が師のためだけに機能しますように。私のハートが常に師の存在で満たされ続けますように。生きる意味を教えてくださった師のために、この命のある限り、師に倣い愛を持って他者に行為し続けられますように。

山梨県の栖雲寺(せいうんじ)にある大きなモミジの木。
木の真下にいると、モミジの葉を通した暖かい色の光が差し込んできて、
師の大きな愛に包まれているような気持ちになりました。

ハルシャニー

 

 

 


いちばん大切なもの

「それ」さえあれば、生きていける。

胸の奥にそれがあると知った時、どんな宝石もいらないと思った。
もうすでに永遠のダイヤモンドが胸に埋め込まれていた。
心がそれを忘れそうになると、私のハートをつかみ、いつも思い出させてくれる存在ーー
そのお方は我がグル!!

Gururadiranadisca guruh paramadaivatam
Guroh paratanam nasti tasmai srigurave namah
Om shanti shanti shanti

グルは始原であり無始(無限)の存在。グルは最高の神格。
グルより優れたものはない。その聖なるグルに礼拝いたします。
オーム、平安あれ、平安あれ、平安あれ。

11月23日のサットグル・ジャヤンティで唱えられるマントラーー

どうかハヌマーンの態度でグルに礼拝できるようにと切に願います。

ゴーパーラ


イーシュヴァラ・プラニダーナ

「イーシュヴァラ・プラニダーナとは、主(始原のグル・真理・悟り)への揺るぎない熱情」

シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ

11月は日本人の主食のお米の収穫と献上の季節であり、そして私たちの主(グル)であるシュリー・マハーヨーギー・パラマハンサの御聖誕月でもあります!

先月私は介護の仕事の一環で、稲刈りと天日干し、脱穀のお手伝いをさせていただきました。脱穀をした小金色のお米の一粒一粒は光り輝いていて、とても感動しました。

私たちの命は食物によって生かされ、その命の源は、古来より「神」と呼び慣わされてきた大いなる存在です。すべての命は神によって光り輝いています。そして真正のグル(師)は、その存在そのものーー

11月23日は新嘗祭の日であり、師の御聖誕日です。この吉祥な日に向けて、大いなる師の存在と導きに感謝を捧げ、真理・悟りへの熱情を大いに高めていきましょう!!

ゴーパーラ


2020ジャヤンティー in 東京

2020年11月23日。東京では、今年は弟子1人1人がそれぞれの場所でこの吉祥な日を迎えました。私たちにとっては、師が御降誕されたとても大切な特別な日です。

東京は朝から澄み切った青空が広がる気持ちの良い天候で、例年のようにみんなで集う形ではないものの、私は歓びに湧き立つ想いで『パラマハンサ NO.142』を封筒から取り出しました。今年は『パラマハンサ』誌面を通して、弟子から師への感謝の想いを祝辞として献上しています。
先輩グルバイが描かれた表紙の絵「師とともにある歓び」を観て、より一層歓びが大きくなりました。

『パラマハンサ』142号ジャヤンティー特別号

ページをめくると、弟子からの祝辞が掲載されており、どのメッセージからも師への想いが溢れ出ていて、読んでいると胸が震えるものばかり。読み進めるたびに師への想いで胸がいっぱいになり、歓びの涙が次々と溢れました。みんなが一堂に会したジャヤンティーと同じような感動がありました。読み終えた後に「シュリー・マハーヨーギ・ストートラム」を捧げ、時が経つのも忘れて師のお写真を眺め続けていました。

ちょうど翌日はヨーガ・瞑想クラス。たまたまグルバイだけだったこともあり、ジャヤンティーの過ごし方や感想を報告し合いました。
みんなそれぞれの自宅で場を調えて、例年と変わらず気持ちを高めて『パラマハンサ』を開いたようです。中には気持ちが高まりすぎて、開くまでに何度もストートラムを歌ってしまった、という人も!
台湾のグルバイがYouTubeにアップされた「TANTROKTAṂ DEVISŪKTAM/タントローキタム デーヴィースークタム(女神への讃歌)」を聴いて気持ちを調えた人もいました。
実際には行かれなくとも、京都の方角に向かって過ごした人もいました。
いつも暮らしている自宅という空間が、神聖な喜びに満たされて特別なムードだった、歓びがこみあげて自宅にいることを忘れた、との声もありました。
きっとこの日は日本各地で、N.Y.で、台湾で、それぞれの家がアーシュラマとなったことでしょう。

弟子一人一人の祝辞から、共通したものを感じたという感想もありました。
それは、どこにいてもみんな同じように師への言葉に尽くせない感謝の想いが溢れていて、私たちが師から与えて頂き続けているものを一人でも多くの人に伝えていきたい、行為していきたいという強い願いです。
師の行為は常に優しく慈愛に満ちています。私たちはそれぞれに様々な悩みや苦しみを抱え、師の下に辿り着きました。師は私たちの中にある純粋な本質のみを見て、絶妙なタイミングでヨーガの道を歩めるように導き続けてくださっています。そこには何の計らいもありません。

私はサーナンダさんの祝辞に特に胸が熱くなりました。
”ヨギさんは本当に根気良く、時には何年もかけて導かれることもあります。いったい一人の人間の事をそこまで親身になって考えてくださる存在が他にありましょうか。単に大変だと同情するだけでなく、救いを求める人を抱きしめるだけでなく、具体的な解決の仕方を考えてくださるばかりか、弟子に対しては、未来にわたって真実に目覚めるための道筋すら敷いてくださるのです。そのような存在がサットグルと呼ばれる存在です。
ヨギさんご自身にとっては何の益もございませんし、働く義務すらない。それでもヨギさんは人々のために、ただ愛ゆえにその尊いお身体を保ってくださり、私たちにまるで奉仕してくださっているかのように接してくださいます。その尊い行為に触れて、心が動かされない者がいましょうか。そのようなグルの愛と叡智に触れて、心が変容しない者がいましょうか。本当にありがとうございます。”

この感謝の想いを具体的に表すのが、他者への行為だと思います。私たちがして頂いた事を同じように誰かに対して行為していくということ。
こうした 想いを互いに確認しつつみんなと話していると、現在クラスに通ってきてくれている人たちにとって、どうしていくのが良いかという話になりました。

オンラインでもっと工夫して何かできないか、こうしたらもっと良いかも、と話は尽きず。そして、『パラマハンサ』を読むことで過ごしたジャヤンティーも素晴らしかったけれど、やっぱり少しでも師にお会いしたい!!!と一層想いを熱くしました。

アーシュラマ近くの北野天満宮が懐かしくなり、自宅近くの谷保天満宮(国立市)に行ってきました。

ジャヤンティーの余韻に酔う中、こうして話ができる機会を頂けたことにも本当に感謝です。
まだ先が見えない状況だからこそ、どこかにヨーガを必要としている人が以前にも増していると思います。今ヨーガを学び実践している人たちのためにも、これから出会える誰かのためにも、みんなで今できることを考えるだけでも力が湧いてきます。

東京のグルバイの一人で、なかなか会う機会のないサルヴァーニーさんからはメールで感想をいただきました。

ヨギさんへの愛と信仰で輝く弟子の祝辞と弟子を導くヨギさんの姿から、ヨギさんはどれほどに働かれているかを感じました。
今年は様々な変化がありましたが、その渦中でも相応に落ち着いて過ごせているのは、心の中にヨギさんがいらっしゃるからだと思っています。
どれほど思っても足りることはありませんが、ヨギさんの誕生と存在に深く感謝いたします。

みんな同じ空間でともにお祝いをすることができなくても、溢れる感謝の想いは師へと注がれてます。

私たち一人一人が、それぞれの身体が置かれた場所で、師のように愛ゆえの行為ができますように。今日という1日1日を最善を尽くして過ごすことができますように。それを真摯に淡々とやっていくうちに、少しずつでも師の行為に近づいていけると信じています。

ハルシャニー


サットグル・ジャヤンティー2020!

最愛の師が御聖誕された11月23日は、私たち弟子にとって一年の中で最も大切な特別な日です。しかし、今年はとても残念ですが、弟子が一堂に会して祝祭を開催することができず、機関誌『パラマハンサ』にて感謝の思いを祝辞として捧げさせていただくことになりました。

ジャヤンティー当日は、師の恩寵により、マハーヨーギー・ミッションを代表して近隣の役員が師にプージャーを捧げさせていただきました。そして、師への感謝とともに、京阪神、東京、松山、台湾、ニューヨーク、各地の弟子たちの活動や実践の様子、メッセージなどをスライドショーでご報告させていただきました。

ご覧になられた師は、「今日のこのヴィデオをはじめ、『パラマハンサ』も読ませていただいて、みんなの深まりと信仰と、それから誓願というものがすごく感じられて、すごく歓んでいるところです」とおっしゃられ、一日も早くこの事態が収束することを願われていました。また、このような状況下においても、「一人一人のあり方が大事であり、一人でも二人でもが勇気をもって(真理に基づいて)生きていくということしかない」とおっしゃられました。

今年は略式でのジャヤンティーとなりましたが、たとえ遠く離れていても、師の存在と教えを拠り所とし、真理に生きていこうとする世界各地の弟子たちの純粋な信仰と誓願が捧げられた、誠に浄らかな祝福されたジャヤンティーであったと感じました。

またたくさんの弟子たちはそれぞれの場所で、師への思いとともに、ストートラムを歌い、献上したようです。

このような場を与えてくださった師に深く感謝を申し上げます。

ジャイ、サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ キ ジャイ!!!

オーム・タット・サット オーム!

 

マハーヨーギー・ミッション