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MYM 50周年記念 シュリー・マハーヨーギーの仏画展

6月6日〜7月5日、京都のリーラー・ヨーガ・スタジオで「シュリー・マハーヨーギーの仏画展」を開催します🪷
シュリー・マハーヨーギーは数多くの芸術作品を残しておられますが、今回は「仏画」をテーマにした作品展になります。

仏であるブッダは、瞑想によって悟りを啓かれました。
私たちがその境地に至るには日々の修行や瞑想は必須ですが、神聖なるアート(シンボル)は心を深遠な領域に運んでくれます。
シュリー・マハーヨーギーはシンボルやイメージについて次のようにおっしゃっています。

「想念という、心が通常あれやこれやと考えたり感じたりするという部分は大きいのだけれども、そういった想念がどこから生まれてくるかといえば、それはイメージなのです。イメージというぼんやりしたものが、しかし象徴的でエッセンスのようなものが、次第に具体的に形を作っていく段階に言葉になり、口から発せられたり行為として出ていったりするわけで、イメージやシンボルというものは、もっと言語よりも奥にある力というふうに見なすことができる。だから一旦そのイメージやシンボルを介して、それ(心)を制御していくことは非常に理に適っている」

神聖なイメージがシンボル化されたアートは、心の制御と大きく関わっています。
シュリー・マハーヨーギーの仏画を通して、直観的に感じられる心の静まり、慈悲や歓びを味わいながら、ぜひ作品を鑑賞していただけたらと思います。

左:「寿虎」 中央:「無一物中無尽蔵」 右:「無量寿達磨」

今回の展示では、これまであまり目にすることの少なかった「無量寿達磨」「寿虎」の作品もご覧いただけます。
クラスに参加された方は鑑賞していただけますので、ぜひこの機会にシュリー・マハーヨーギーの聖なるアートを体感してください🪷

【作品一覧】※すべて複製になります

観世音菩薩
1984年

寿虎
1986年

アーディナート(原初の師ーシヴァ)とシャクティ
1989年

無一物中無尽蔵
1993年

無量寿達磨
年代不詳

アーディナート(原初の師ーシヴァ)とシャクティ

ゴーパーラ


「来日特別公演:ニューヨークMYM サーディヤーによるアーサナデモンストレーション、Q&A」in 松山のご報告

5月9日(土)に愛媛・松山にてサーディヤーさんによるアーサナデモンストレーションが開催されました。新緑の眩しいこの季節は、かつて師が毎年松山を訪れてくださった私たちにとってかけがえのない時期です。そんな大切なタイミングで、ついにサーディヤーさんとアーナンダマーリーさんを松山にお呼びすることができました!準備期間中も何度も嬉しさが込み上げてきましたが、当日、参加者の皆さんと素晴らしい時間を共有でき、感謝で満たされています。


前半、サーディヤーさんのアーサナが始まると、会場の空気が一変しました。参加者35名がサーディヤーさんの気迫と集中の凄まじさに釘付けになり、空気までピタリと静止し、見ている私たちの瞬きや呼吸まで、静寂に向かっていくように感じました。サーディヤーさんは周りの参加者の視線は全く気にしていないことが伝わってきました。


後半の質疑応答の時、サーディヤーさんはアーサナ中の真剣な表情とは別人のように、優しく穏やかな表情になられ、皆さん、そのギャップに驚かれていました。
「ほとんど瞬きをしていませんでしたが、何を見ておられるのですか?」「内側への集中とは何でしょうか?」「集中する時、集中しようという思いの力は必要ですか?」など、絶え間なく手が挙がり熱気が充満しました。通訳をしてくださったアーナンダマーリーさんは的確に情報を補足しながら分かりやすく伝えてくださり、アーナンダマーリーさんとサーディヤーさんの途切れることのない愛と奉仕の姿がありました。


(参加者の皆さんのご感想)
・集中力と気迫の凄さに心が震えるほど感動した。
・アーサナを捧げるとは何かを感じることができた。
・今まで自分のアーサナは真剣さも集中力も全く足りてなかった。最初から最後まで途切れない集中力、呼吸や目線の重要性など、言葉で聞いていた以上のものを受け取った。また、神に捧げるということ、神に近づきたいという純粋な想いなど、ヨーガに取り組む姿勢についても学ぶことが多く、私もそうなりたいと強く思った。

私自身はサーディヤーさんが全身全霊でアーサナを捧げる純粋な姿に、これまでの真剣な思いと行為が結晶化し、生き様そのものに触れたように感じ、深く心を打たれました。また質疑応答の中で「信仰とは?」という問いにサーディヤーさんが「とにかく神に近づこうとする時間。自分というものを横に置いておいて、そこに近づこうという時間」と答えられた時、彼女の揺るぎない純粋さと真摯な在り方が真っ直ぐ伝わり涙が止まらなくなりました。

最愛の師の恩寵のもと、このような素晴らしい時間をいただき、心から感謝しております。私たちひとり一人が、今回の学びを今後の実践に生かし、ヨーガを深めていけますように。

アーナンディー


『Paramahamsa』表紙絵シリーズ㉒

今月は、サルヴァーニーさんが描かれた『Paramahamsa』No.111の表紙絵を、この絵を描いた時のサルヴァーニーさんのお気持ちとともにご紹介します。

「サットサンガの始まり、ヨギさんがいらっしゃる心震えるときを思い出しながら描きました」

パラマハンサ編集部


呼吸を意識する

新緑から深緑へ。緑が美しい季節になりましたね。
木々を眺めていると、自然と深呼吸しているのに気づくことがあります。

玉川上水沿いの散策路の新緑野バラの花がたくさん咲いていました

私たちは意識せずとも常に呼吸をしています。
心臓の拍動・体温調節・消化なども呼吸と同様、無意識下で機能していますが、それらは自律神経によって自動的に調整されています。逆に言えば、私たちが自分の意思で心臓の拍動を止めたり、体温を上げたりすることはできません。
呼吸も同じだと言われていますが、ヨーガのアーサナ(ポーズ)の中で完全に息を吐ききることによって、呼吸のシステムが変化し、深い呼吸ができるようになります。
ヨーガは、この呼吸と心身が密接に関係していることに着目しています。アーサナ中に深い呼吸ができるようになってくると、心は落ち着きます。そして、日常における呼吸も深く安定したものとなり、心は落ち着いた状態を保てるようになっていきます。

 

MYMのヨーガ・瞑想クラスでは、アーサナ中の呼吸を大切にしています。
特に息を吐ききることを繰り返しお伝えしていますが、クラスに初めて参加された方から「息を吐く、ということをそんなに意識したことがなかった。しっかり吐くのは難しい」といった感想を伺うことがあります。
私もクラスに通い始めてしばらくの間は、息を吐くことの難しさを痛感していました。
「お腹が空っぽになるまで息を吐き出すように」
「吐く息をできるだけ長く、一定のペースで繰り返すように」
クラスで教わった通りにやってはみるけれど、形を作ること以上に吐ききることの方が難しい。
そこで、まずは比較的行いやすい形の時だけ、お腹が空っぽになるまで息を吐ききることを意識するようにしました。形を保持することに必死になると、呼吸を意識するどころではなくなってしまいます。できる限り力みのないように形を保持し、今吐いている息にだけ意識を向けるようにしました。果たしてこれで吐ききれているのか、もっと吐けるのか?当初は頭の中でぐるぐると自問自答していましたが、日々の習慣として行い続けるうちに、あれこれ考えず集中できるようになりました。
少しずつ息が長く吐ききれるようになると、行いやすい形の時だけでなく、苦手な形でも息を吐ききることができるようになりました。
アーサナ中だけでなく、日常生活においても変化を感じることが増えました。まず、気持ちが焦ったり不安定になったりした時、自然に息を吐ききっていることに気付きました。その結果、目の前のことに落ち着いて対処できたことが何度もありました。また、苦手なことを避けがちだったのが、まずはやってみようと思えるようになっていきました。

呼吸を深くするためには、できれば毎日アーサナを行うことが望ましいです。
ただ、日々の仕事や家事などに追われている方は、疲労感、睡眠障害、筋肉の強張りなど様々な症状が現れ、呼吸は浅くなります。そのような状態でアーサナすると、身体は痛みを感じ心は悲鳴をあげるかもしれません。
普段緊張しやすい方や、消化機能の働きが弱い方は、お腹が硬くなりがちなので、息を吐こうとしてもうまく吐けないかもしれません。
心身にとって良い変化をもたらすアーサナですが、行うこと自体が苦痛になってしまっては効果を実感しづらくなります。
アーサナを習慣として行うのが難しい方は、まずは息を吐ききる練習から始めてみてはいかがでしょうか?
起床直後や食事の前など、お腹が空いている時は、比較的息が吐きやすいと思います。アーサナが毎日できなくても、息を吐ききることが習慣になれば、アーサナ中にお腹が空っぽになるまで息を吐き出していく感覚が掴みやすくなるはずです。
息を吐くことに慣れてきたら、無理のない範囲で形を作り、一定のリズムで呼吸を繰り返してみましょう。少しずつ身体の疲れや緊張がとれて、心は安定して穏やかな状態になります。呼吸だけ意識して行うよりも、より速やかにアーサナによる効果を感じられるようになると思います。
また、アーサナをするとお腹がスッキリした、という声を時々耳にしますが、これは深い呼吸により内臓がもみほぐされる状態になるからだと思われます。

このように、アーサナ中でも日常生活の中でも呼吸を意識することで、身体にとっても心にとっても良い変化が訪れます。
深い呼吸が習慣となり、日々実践を続けていくと、心身はさらなる変化を迎えます。
それは次回のブログでご紹介しますね。

ハルシャニー


リーラー・ヨーガ・スタジオ 1周年記念イベント🪷

おかげさまで、リーラー・ヨーガ・スタジオは、5月で1周年を迎えることができました。皆さまと共にヨーガを深めてこれたことに、心より感謝申し上げます。日頃の感謝を込めて、5/17はお茶会やワークショップ、カフェを開催いたします。お好きな時間に、ご家族やお友達もお誘い合わせの上、ぜひ遊びにいらしてください!

日時:2026年5月17日(日)13:00~17:00
参加は自由です。予約なしで誰でもご参加いただけます。※ちょこっとYOGAは要予約

お茶会 14:00~15:00(無料)
ヨーガを始めて感じた小さな変化や、日々の暮らしを穏やかに過ごすためのちょっとした知恵をお茶を飲みながらゆったりと分かち合います。お話が苦手な方は、お茶を楽しみながら皆さんのエピソードを聴くだけでも大丈夫。どうぞリラックスしてご参加ください。

土間でCafe 13:00~17:00 (100円~300円)
Mahayogi ブレンドのコーヒーやスパイスチャイ、季節の飲み物、ポップコーンをご用意します!

Workshopしおり作り 13:00~17:00(300円)
心に響くヨーガの教え・真理のことばを選んでしおりに書いてお持ち帰り頂けます。

Workshopキールタン 15:15~15:30(無料)
インドに古くから伝わる歌う瞑想、キールタン。美しい旋律に合わせて声を出すことで、心が清々しく軽やかになります。音の響きに身を委ねる心地よさを味わってください。

Workshop 瞑想  15:45~16:15(無料)
町家の静寂の中で心を落ち着けてみませんか?どなたでも安心して体験できるやさしい瞑想です。

ちょこっとYOGA (無料)
5月中開催しているちょこっと YOGAも5月17日は特別に無料でご参加いただけます。ヨーガを始めてみたい方はぜひご参加ください!ヨーガ・瞑想クラスに参加したことがない方を対象としています。

Asana Road map 初公開!

基本から熟達まで、アーサナの歩みをヴィジュアル化した体系図がついに完成しました。
今の実践がどこに繋がり、どんな世界が広がっているのか――。美しいロードマップを会場にてお披露目いたします。

マハーヨーギー・ミッション


『Paramahamsa』表紙絵シリーズ㉑

今月は、MYM台湾のグルバイ、プリヤーさんが描かれた『Paramahamsa』No.114の表紙絵をご紹介します。
それは今から10年前の2016年のこと。当時、この絵を描かれた時の思いとともに、美しい色彩で描かれたハヌマーンをご覧ください。

「申年なので、偉大なバクタ——ハヌマーンをテーマにしました。
いつでもグル(神様)のことを忘れずにグルに奉仕していきたいと思ってこの絵を描きました」

パラマハンサ編集部


「来日特別公演:ニューヨークMYM サーディヤーによるアーサナデモンストレーション、Q&A」in 松山のご案内

このたびサーディヤーさんによるアーサナデモンストレーションを愛媛・松山にて5月9日(土)に開催する運びとなりました!


松山では今、アーサナに向き合う姿勢が確かに変わり始めています。「師が教えてくださったアーサナを正しく理解し、次に繋いでいきたい!」そんな思いがそれぞれの中で高まり、素敵な学びの機会に恵まれてきました。
昨年12月からシャーンティマイーさんを講師にお迎えして開催しているアーサナの秘義によって、参加者の皆さんはアーサナに対する理解が更に深まり、日々の取り組みにも確かな変化が見られています。

さらに、京都のリーラー・ヨーガ・スタジオで開催されていたAdvanced Asanas写真展を松山でも4月7日から5月21日まで実施させていただくことになりました。スタジオに美しい9枚の写真を展示した途端、空間のプラーナ(気)が研ぎ澄まされ、凛とした空気に一変しました。クラス参加者の方からは「全てのアーサナがとても美しくて、しんとした静けさを感じました。私は力みが課題でしたが、写真を通して、安定とはこういうことなのか!と圧倒されました。もっと静かになりたいと思いました」という声も寄せられています。


そんなアーサナへの関心が高まる最高のタイミングで、今度はサーディヤーさんのアーサナデモンストレーションを間近で拝見できる機会をいただいたのです!しかも台湾での大切なイベントを目前に控えた、かけがえのないタイミングでの開催です。告知からわずか数日で、東京・大阪など遠方からもお申込みをいただき、この機会の特別さを改めて実感しています。

今回の企画のために、台湾プロモーションのために作られた短い動画を見せていただく機会があり、ご覧いただいた方からは

「一つ一つの動きがすごく真剣なのが感じられた」
「こちらの呼吸も止まり、心まで静まるようでした。(映像を拝見した直後にアーサナしたため)集中感がずっと継続する中でアーサナを行えた気がします」

というご感想が届いています。

私自身も京都で初めてサーディヤーさんのアーサナデモンストレーションを拝見した時の衝撃を今も鮮明に覚えています。「ヨーガニドラー」という極めて過酷なアーサナでありながら、その名の通り「ヨーガの眠り」を体現するかのような静寂。快・不快という二元性を超越した境地で、感覚器官を完全に制御している姿に深い敬意を抱きました。その姿に触れたことで、私自身のアーサナへの向き合い方が大きく変わり、自分の殻を破るべく新鮮な気持ちで挑戦する原動力となったのです。

『その瞬間、空間は静止する』
この貴重な機会をどうぞお見逃しなく、ぜひご参加ください!

詳細はこちらをご覧ください💁‍♀️(アーサナデモンストレーション 松山)

アーナンディー


第2回「ヨーガを生きる秘訣」が松山で開催されました!

松山のヨーガ・サーラ・スタジオで「ヨーガを生きる秘訣」の2回目が、3月14日(土)、15日(日)に開催されました。
講師は、前回同様シャーンティマイーさんです。
前日の金曜日から松山入りしていただいたのですが、新幹線のトラブルがあり、1時間半も途中で停車し、松山到着が2時間遅れとなり、6時間越えの長旅となってしまったのです。きっとお疲れだろうと申し訳ないような気持ちで松山駅でお待ちしていたのですが、いつもの軽快で快活なご様子で到着され「打ち合わせをお願いします!参加の皆さんのことが知りたいです!」と休むことなく、翌日の講座の打ち合わせをしてくださったのです。日々のヨーガの実践が日常の行為に現れる、と教わっていますが、まさにその通り。どんな状況があろうとも、常に軽快で、他者のために行為するヨーギーとしてのあり方を学ばせていただいたように思います。

1日目は「アーサナの秘義」でした。午前のクラス15名、午後のクラス11名の参加がありました。
2回目ということもあって、みなさんリラックスした雰囲気の中、真剣に講座に取り組まれていました。
「アーサナの実践の中で、自分の行動をしっかりと認識すること。それは身口意を見つめていくということになり、日常の行為においての識別力を養ってくれます」
「アーサナにおける苦痛を受け入れることができたら、日常でも心理的苦痛を克服できていきます」など、アーサナを通して自分自身の体と心に正面から向き合うことの大切さなどを学び、
アーサナの実習では、「ブジャンガ・アーサナ」「シャラバ・アーサナ」「ダヌル・アーサナ」「チャクラ・アーサナ」「サルヴァーンガ・アーサナ」5つのアーサナについて、丁寧に学んでいきました。今回の5つのポーズはどちらかと言えばきついポーズで、まだ取り組んでいなかったり、ご自身の体の様子を見ながら普段は控えていたりする方もいらっしゃったのですが、講座ではみなさんの中で何かが起こったのか!? 果敢にチャレンジされていました。

講座を終えて、みなさんの笑顔が輝いていたのが印象的でした。


「何年もアーサナをしてきたつもりでしたが、初めて学んだような新鮮さを感じました。日々のアーサナをより丁寧にしていこうと気持ちを新たにしました」
「体験、体感を伴ったお話にインスパイヤされました」
「十年ぶりにチャクラ・アーサナをしました、一気に目覚めました。自分自身の感情に巻き込まれていましたがスッキリと無くなったように思います」
「ポイントが明確になり、アーサナや瞑想に取り組みやすくなった」
などの声が聞かれました。

2日目の「ヨーガの料理」は10名の参加がありました。
今回のメニューは、「春のブランチ」として、ブロッコリーのペンネ、ポテトサラダ、切り干し大根のカレー風味です。バゲット、紅茶と一緒にいただきます。
参加者の中には主婦歴50年という、長年にわたってご家族のためにお料理されてきた方々からも「エッ!」「ヘエ〜」と驚きの声が上がっていました。
ペンネを水から入れて茹でたり、切り干し大根をごく少量の水で戻し、もどし汁も捨てないで使う。
「ブロッコリーのペンネ」や「ポテトサラダ」は、『さまらさの台所』の本にも掲載されており、少量の水でゆがくことは書いてあるのですが、「えっ!ここまで少ないの!?」と実際を見ることで驚きと共に、普段自分たちが、いかに自分の観念やこれまでの習慣でお料理しているかを実感することになりました。
参加者の方々も積極的に調理に加わってくださって、和気藹々と楽しくサットヴァな雰囲気の中、料理が出来上がっていきました。


参加された方からは、次のような声が聞かれました。
「食材を生かして大事にお料理することを改めて思い出すことになりました」
「目から鱗のことばかりでした。主婦業を50年近くしてきたのに知らなかったことがとても新鮮で、楽しい時間でした!」
「今回も、野菜の素材のお味がとても美味しいお料理に感動しました!毎日家で作る料理、もう少し(味つけの)引き算しても良いのかなと思いました」
「ヨーガのお料理は、食べる人も、食材も同じように丁寧に大切にするものだと改めて感じました」

2日間を通して気づきがあり、その後のみなさんの実践につながっているように感じています。スタジオ全体にその喜びが広がっているようです。
アーサナの秘義は、毎週土曜日にフォロークラスを実施しています。学んだことを復習しながら、さらに深めていけたらと思っています。是非ご参加ください。
また、次回を楽しみに、それぞれが実践していきましょう!

アミティ


ヨーガはどこにいても実践できる

山本悦子さんは青森県に住んでいます。

四川目(よかわめ)岸壁から見える太平洋

ご家族のお仕事の都合で愛媛にいた頃、松山市内にあるヨーガ・サーラ・スタジオのクラスに出会いました。2012年からは京都で開催されるサットサンガにも定期的に参加していましたが、2020年に地元の青森県に帰りました。
悦子さんの1日は、毎朝キールタン(神の御名を繰り返し唱える歌)を歌うことから始まります。次に聖典を朗読、その後アーサナ、浄化法や呼吸法を行い、最後に瞑想をします。

強風によってできた雪紋と太平洋

しかし、厳しい冬の間は毎日の実践にも影響が出ます。

悦子さんが暮らしている青森県の太平洋側は冷え込みが厳しくなることが多く、日中でも0度を超えない日が度々あります。11月になると日が暮れるのが早くなり、16時を過ぎるとすでに夜の雰囲気に。道路も凍るので暗くなってからの外出は危険、明るい内に用事を済ませないといけません。
水道の凍結や吹雪の予報が出たら備えをして、雪が積もったら雪かき。雪かきしなければならない天候が続くと、それだけで体の疲労は限界を迎えて、他のことをする気力体力がなくなることも。

自宅の窓にできたつらら

そんな厳しい冬の寒さは身にこたえますが、時に冷静さを与えてくれるようで、「あれこれ考えても仕方がない、この環境の中で今やれる事をやろう」と気持ちを切り替えることができるそうです。
毎日アーサナができなくて落ち込んだり自分を責めることもあるけれど、オンラインでのクラスや瞑想会などに積極的に参加、日々の実践においては浄化法と呼吸法を特にしっかり行うという新たな習慣もできました。
日常生活においては、家事に加えて、介護施設で使用する紙製品を作るボランティアもされています。
いろいろと工夫をされながら弛まずヨーガを実践されている悦子さんですが、苦しい時期もありました。

 

悦子さんは生まれた場所に居続けるのが当然だという環境で育ちました。どこにいても地元に帰らなければならないと、心が地元に縛り付けられているような感覚が常にあり、苦しさを感じていました。

そんな悦子さんにとって特に大きかったのは、ヨーガを学び、「苦しみの原因は自らの中にあり、ヨーガにはその苦しみを滅する方法がある」と知ったことです。

とはいえ、自らの中にある原因を見つけ、それをなくすのは容易いことではありません。
2016年まではご家族の看病のため松山と青森とを頻繁に行き来する生活が続き、心身ともにギリギリの状態、本当に苦しみをなくすなんてできるのか?と疑う気持ちもありました。そのような状態でも繰り返しヨーガの教えを学ぶうちに、少しずつ理解が進み、自分の心を縛り付けているのは家族ではなく自分自身だと思い至りました。
ご家族との関係も少しずつ改善、最期の日々は、ご家族が和やかで清らかな気持ちで過ごせるように努めました。ご家族を看取った後、縛られているものがなくなったような気がしたけれど、遺品を整理しながら、心は縛られたままであることに気づきました。

「悩みや苦しみを捨て去り、自由になりたい!」

目には見えないけれど、誰もの中に純粋な意識がある。それが本当の私である。私もあなたもそれである。

おいらせ町のネーチャーセンター白鳥の家では、越冬のため飛来した白鳥に会えます

悦子さんは、その憧れの境地をシンプルに表した、“オーム(聖音)”に魅かれていきました。
ちょうどその頃、オンラインの瞑想会で初めてオームを唱えました。最初は慣れなくて、力まないように意識したり、聞こえやすいように大きめの声で唱えられるよう心がけたり、試行錯誤していたそうですが、次第に自分の体から響かせるように唱えたいと思うようになりました。何度も唱えるうちに力みはなくなり、オームを唱えることは自分と向き合うことであり、純粋な意識への通路ができていくような感覚になっていきました。
今は、少しずつでも憧れの境地へと近づけるよう、オームへの瞑想を続けています。

京都から遠く離れていてもヨーガの実践を続けられているのは、共にヨーガを学ぶ仲間の存在があるからで、特に遠方で暮らしている人同士のオンラインでの繋がりが大きな力になっているとのこと。

「ヨーガはどこにいても実践できる」

師が何度も教えてくださっている通りだと、悦子さんは実感しています。

「いつか青森でヨーガを伝えていきたい」

青森も春の気配が日に日に濃くなってくるこの季節、悦子さんは目標に向かってより大きく力強く歩んで行かれるのではないか、お話を聞いてそう感じました。

りんごの収穫のお手伝いをすることもあるそうです。とっても良い笑顔!

ハルシャニー  

 

 


『Paramahamsa』表紙絵シリーズ⑳

今月ご紹介する『Paramahamsa』の表紙絵は、サルヴァーニーさんが描かれました。
MYM50周年イベントのチラシにちょうどこの絵が使われていますね。


裏表紙に、サルヴァーニーさんが描かれた当時の思いが掲載されていますので、そのコメントも共にご紹介します。

「グルを求めている人、救いを求めている人、真実を求めている人……道を求めている人がアーシュラマにおられるヨギさんに辿り着く。そんなイメージを絵にしてみました」

パラマハンサ編集部