投稿者「ミラバイ」のアーカイブ

礼拝

2015-01-03 15.15.20

明けましておめでとうございます。今年のお正月は本当に寒いですね! 各地では元旦から雪が降り積もっていたようでしたが、皆さまはいかがお過ごしですか?

あ、ご挨拶が遅れました。年末に引き続き、またまたミラバイです。私は今日、アーシュラマ(ヨーガの道場)のすぐ近くにある、北野天満宮に初詣に行ってきました。天神さん(北野天満宮のことを、こういうふうに呼ぶんです)はとても近くのため、実はこの三が日にお参りに行ったことはこれまでなかったのですが、今日初めて行って、あまりにもの人の多さに本当にびっくりしました! 本殿から神社の入り口のある今出川通りまでずら〜っと人が並んでて、なかなか前に進めない! ゆっくりゆっくり歩いて、何十分もかかって、ようやく本殿に辿り着きました。お賽銭箱の前に来て、えいっとお賽銭を投げて、パンパンと手を叩いた次の瞬間、いったい何をお願いしたらいいのだろう……と、はたと困ってしまいました。特に、何もお願いすることがなかったからです。そして、ふと昔のことを思い出しました。

ヨーガを始める前は、年末年始の時だけお寺や神社に行ってはお参りをし、一年間の感謝をしたり、またこれから先のことを祈ったりということを普通にしていました。信仰心なんてなかったけれども、お参りは普通のことだと思っていました。でも、ヨーガを始めて数年間、実はお参りに行っても手を合わせることができなくなった時期がありました。神様は本当にここにいるのか、自分は誰に祈りを捧げようとしているのか、私が本当に信じるべきものは何なのか、祈るということはどういうことなのか、そういったことをずっと考えていたのだと思います。
そうしてそれから、はや数年……。今ではそれらの疑問も解消し、以前に抱いていた抵抗感も、もうすっかりなくなってしまいました。神は自らの中にあって、また誰もの中にもある、そして本当に祈るということは、あれが欲しい、これが欲しいと願うということではなく、心をしっかりと神に結び付けて口を閉ざし、黙って行為すること。……なのかな。今はそのように理解しています。皆さまはどうですか〜? きっといろいろ考えておられることと思います。

ともあれ、おかげさまで無事にお参りは済みました!
皆さまにとって、幸多き年になりますように。どうぞ今年もよろしくお願い致します〜。

ミラバイ

 


新春特別企画/語り芝居『ラーマーヤナ』&キールタンWS @大阪

ramayana7 ブログ

こんにちは!ミラバイです!
いよいよ今年も後少しとなってきましたね〜。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて、突然ですが、来年の1月14日(水)に、インド神話『ラーマーヤナ』の語り芝居とキールタンのWSを行なうことになりました! 『ラーマーヤナ』とは、このMYMブログでもダルミニーが連載の記事を書いてくださっていますが、主ラーマの武勇伝などが書かれたインドの古典の物語です。2年前に大阪と松山で公演を行なったことがあるのですが、この1月に急遽再演が決定しました!
私はこの物語の中に出てくる猿の神様、ハヌマーンが大好きです。愛する主ラーマのために自らの命でさえもなげうち、主のために尽くそうとするハヌマーン。その愛の純粋さと強さ、そして彼のひたむきさに、とっても憧れます。
愛と信仰に満ちた心で、来年一年を力強く生きていきたいと願うあなた! 新年の幕開けにぜひハヌマーンのハートに触れに来てください! お待ちしています〜。

〇日時:2015年1月14日(水) 19時から21時(開場18:45)
〇会場:大阪中央公会堂
〇参加費:2700円(税込)
★マットなどの何か敷物をご持参ください。

ミラバイ


マーラー

こんにちは! ミラバイです。昨日からぐんと寒くなりましたね。今日の京都は朝から雪が降り積もっています〜。皆さまお変わりありませんか?
さて、今日はマーラー(数珠)について書こうかなと思います。

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これは私のマーラーなんですが、もう10年以上も前になるけれど、私がヨーガを始めて間もない頃、師からいただいたものです。その時のことはとっても印象的で、今でも私の心の中に強く残っているのですが、それは、ある日のサットサンガ(師から教えを請う問答の場)が終わった時のことでした。呼ばれて師の下に行くと、両手で大切に包み込むように持っておられたものを、私の目の前にすっと差し出されたのです。「ええっ! もしかしてマーラー?!」。当時先輩たちがマーラーを首に掛けているのは目にしていて、それが何を意味しているのかは分からなかったのですが、なんとなくかっこよく見えて、私も欲しいなぁ〜、でもきっと自分にはまだまだなんだろうなぁ〜と思っていたところでした。あまりにも驚きすぎたため、せっかく師が渡そうとしてくださっているのに、私はそれを受け取らないまま、ものすごい勢いで部屋の隅っこまで後ずさりして、そのまま座り込んでしまいました(笑)。
もちろんしばらくして、気持ちが落ち着いた後にいただいたのですが、その時に言われたことは「これは、信仰の印です」ということ。

信仰の印……。

その頃、私は正直、信仰心なんて全くもっていませんでしたし、信仰が何かもよく分かりませんでした。でもこのマーラーが、師と私をつなげるもの、ヨーガと私をつなげるもの、そしてこれから先、自分がヨーガの道を歩んでいく上での希望が込められているような気がして、本当に嬉しかったのを覚えています。その日の夜は首に掛けたまま眠り、次の日からも毎朝会社につけていき、肌身離さず持ち歩いていました。

そんなマーラーですが、実は一度紛失しかけた(笑)ことがあります。
ない! ない! どこを探してもない! 何日も何日も探し回り、歩き回り、いろんな人にも尋ねましたが、全く出てきません。あぁ、どうしよう〜(ToT)
あまりにも「私のマーラー」をなくして落ち込み、食事も喉を通らない様子の私を見て、心配した先輩は、「もしそれが自分のマーラーではなく、誰か他の人のものだったら、それほどにまで動揺するかな?」と、私に識別を促そうとアドヴァイスをくださったこともあります。確かにヨーガの中でよくいわれる「私」と「私のもの」という思いが自分の中にあるのか……。それが苦しみを生んでいる? もしそんな思いがなかったり、やっぱり誰か他の人のものだったらそんなに落ち込まないかも……と思い、瞑想や識別をしようとしてみましたが、そう、ご想像の通り、全くできませんでした。これまでキールタンの活動をしてくる中で、私は必ずマーラーを首に掛けてきましたが、そのときはいつも師が私の傍におられるように感じていました。きっと私はいつの間にかこのマーラーに、師とのつながりや師の存在、また自分自身の信仰の印を見いだそうとしていたのだと思います。何より、師がマーラーを手渡してくださった時、手のひらの中であたためてくださっていたその温もりをずっと感じていたのかもしれません。私の信仰はいったいどこにあるのか。主はどこにおられるのか。猿の神様ハヌマーンが自分の胸を切り裂き、主、ラーマはここにおられる!と叫んだように、私の主は私の胸の内におられるのか。
いつの頃からかはもう忘れましたが、私は自分自身の内側にもっと確かなものを見いだしたいと願うようになったと思います。

結局、マーラーは本当に思いがけない(!)ところから出てきて、おかげさまで一件落着しました(それも神のご加護としか思えない〜〜!)。この一件を通じて、私はマーラーの意味や信仰について改めて考える機会になったなぁと思います。
今は毎日身に着けることは少なくなくなりましたが、大切に部屋の祭壇に置いています。そしてサットサンガに参加する時は、できるだけ身に着けていくようにしています。ここが私の信仰の原点だと感じているのです。

ミラバイ


アーサナ野外授業!

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こんにちは。ミラバイです。昨日の皆既月食、皆さまご覧になりましたか?
私、昨日は大阪に行ったのですが、ちょうど夕方、電車に乗りながら日が暮れていく様子を見ていました。昨日の夕暮れ空も本当に美しく、頭上から西にかけて静かな青い空が覆い、その先には沈みゆく太陽の光を受けた淡黄色の空が続いています。まるで片田舎の風景のような、映画の1シーンを見ているかのようで、車内の騒音を忘れ、思わずその美しさに見とれていました。ふと気付くと、私が見ていた車窓に、何か丸く光るものが映し出されています。
あ! あれは! ……そう! 今日は皆既月食だった! びっくりして反対側の窓を振り返ってみると、金色に輝くとっっても大きな満月が、空低く浮かんでいます。まぁ、なんて美しい! この日は天気もよく、空が澄んでいたこともあって、とってもクリアに見えました。電車に乗っている人は携帯の画面を見ていたり、眠っていたり、新聞を読んでいたり……。みんな、忙しいのかな。疲れているのかな。あんまり空を見上げることもないのかな。あぁ〜、でももったいない。こんなにきれいなのに。思わずみんなに声をかけたくなってしまいました……。

さて、昨日は久しぶりに大阪中央公会堂のクラスに参加しました。この日のクラスは女性ばかり。もちろんクラスの窓からはその月の様子も眺められます。でも、なんだか室内でするのもなぁ〜〜と思っていると、どこからともなくみんなから「外でする?」という意見が出始め、「よし! 今日は野外授業だ!」ということで、部屋を飛び出して、屋外でアーサナレッスンをすることになりました!!

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木のポーズをすれば、彼方にはちょうど赤銅色の月、ブジャンガ・アーサナ(コブラの形)をすれば、目の前にはライトアップされた中央公会堂、シャヴァ・アーサナ(休憩の形)をすれば、空には星も見えます。なんて贅沢なクラス! 最後には月に向かって瞑想しました。

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瞑想の時は、みんなピタッと止まり、集中していたようでした。いつの間にか人気も少なくなり、周りも静まっていったようです。約2時間のクラスはあっという間に過ぎていきました。時間とともに月食も進んでいき、クラスの後半には完全に隠れていた月が見え始め、まるで三日月のように見えました。

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そしてやはりクラスの締めは、なぜか(?)突然キールタン!
初めてキールタンに触れられる方もいらっしゃいましたが、みんなで三日月を見ながらシヴァ神を讃える歌を歌います。

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クラスが終わった後は、皆さま「あぁ〜、とっても楽しかった!」と本当に喜んでおられました。満月から滴る甘露を受け、アーサナで気を満たし、また気候もよく、充実した時間だったようです。満月から新月、そしてまた満月と、一日で一カ月分を凝縮して見れたね〜とみんなで話しながら帰りました。私もとても堪能させていただきました。どうもありがとうございました。たまには屋外授業もいいね!

ミラバイ

 


波を静めて海を見る

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こんにちは! ミラバイです。
私、最近とても久しぶりに、大きく心が動揺しました(笑)。えー、ヨーガって心の波を静めるんじゃないの〜という声が今にも聞こえてきそうですが 😎 、いやいや、修行途上の身、正直なところ揺れ動くこともまだまだあるんです……。
振り返ってみると原因はなんてことない、本当につまらないことだなぁ〜と思うし、今となってはもうどちらでもいいことで、自分の中に原因があるということも分かるのですが、その時、心をフルに動かして思ったことは、「あー、しんど」(私、関西人)
つまり、心を動かす、心にいろんな思いをもつってことは、本当に疲れる!ということ。身も心も疲労するし、そのためにか食事もわんさか食べてしまったりもします。

ヨーガを始めた頃は、自分がどれだけ変化しているのか、また続けている中で自分が本当に成長しているのかと疑問に思ったり、自信がなくなったりすることもありますが、時間が経ってから振り返ってみると、自分が気付かないだけで、ものすごく変わっているということに後々から気付かされます。また、そういった変化に気付くというのは、本人がいちばん最後なのかもしれません。

心がそのように動いて、「あぁ〜、そういえば昔は毎日こんな感じだったなぁ」と思い出しました。あれやこれや、いらないことや、考えても仕方のないことばっかりずっと考えて、くたくたになって、いっときも心が安まることがなかった。そして今まで自分が心を大きく動かして、これが喜びだと思っていたことが、本当は喜びではなかったこと、そしてそれらを手放した時に本当の歓びを味わい始めたということ。何にも執らわれないということがいちばん楽ちんで、自由で、幸せ‒‒‒‒それは苦しみという反動がやってこないから‒‒‒‒そういうことを実感してきました。それを思うと、今はヨーガのおかげで、本当に軽やかになったなぁと感謝しています。

変化し続けてやまない波のような自分の心や周りの状況、この世界に巻き込まれず、それをしっかりと静めて、変わらない本質‒‒‒‒海だけを見つめられるようになりたい。そして、いつも穏やかで大らかで、かつ愛と力に充ち満ちた心でありたいなぁ〜と改めて思ったのでした。

追伸:おかげさまで次の日には復活しました! これもヨーガの力なり〜!

 

 


2014松山誰ヨガ 御礼!

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こんにちは! ミラバイです!

8月9日(土)、10日(日)と松山へ行ってきました! MYMはここ何年か毎夏に松山ヨーガ・サークルの方でヨーガのイベントをさせていただいています。今年は「誰もが実践できるヨーガ〜本当の自分を探して〜」と題し、一日目が講座「誰もの中にある真実」、二日目がキールタン「神の愛に触れる!」という、二日間通しての学びと実践を行なってきました。今回はそのご報告をしたいと思います。ちなみにこの二日間は台風がちょうど四国に接近していて、一時はどうなるのかな〜と心配でしたが、松山は本当にマジックにかかったように二日間とも会の間は台風の影響は全くなく、途中晴れ間さえ見えました。あぁ、これぞまさに神業!!

では早速一日目の講座から〜。
実は今回の企画は、今までとは違った点が一つだけありました。それは、松山ヨーガ・サークルのスタッフが、私たち京都のメンバーとともに講座やキールタンの講師として参加した、ということです。実際にしてみて感じたことは、参加される方も普段からクラスで慣れ親しんでいる先生が前で話すことでとても親近感をもたれたようでしたし、また普段は京都と松山とで離れて暮らしているため、時折会って話すだけだった私たちも、一つの企画をともに作り上げていく中で、互いにさまざまな気付きや学びがあったように思います。

一日目の講座は京都のベテランヨーギー・サーナンダさんと、松山ヨーガ・サークルでいつも朗らかに、かつヨーガ道にまっしぐらに邁進しているアーナンディーとの初コンビです!

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私個人的にもどのような掛け合いが生まれるのかなぁ〜と内心わくわくしていました。あまりにもたくさんありすぎて3時間の内容をここで詳細に書くことはできないのですが、講座は最初に心の仕組みやヨーガの全体像を学び、その後に、今回のタイトルともなっている「真実」とはいったい何なのか、それを実現していくためにはどうすればいいのかを一緒に考えていきました。真理の教えを的確に、分かりやすく説いていく頭脳派ヨーギーと、具体的な体験談を交えて親しみやすい話で心をなごませてくれる感覚派ヨーギニーのお話は、とても面白かったです。特に印象に残っているのは、ヨーガの教えの部分というよりも(すみません)、サーナンダさんとアーナンディーの体験談でした。真実という確かなものがこの自分たちの中に、誰もの中にあるということ、それを静かながらも力強く説かれている姿を見て、本当にそれを実感されているということを感じたし、また信仰というものをどのように深めていったのかという具体的な話は、来られていた方にとっても、とても参考になったのではないかなぁと思いました。……とまぁ、私の感想は置いておくとして、来られた方の感想のご紹介をもって、その内容報告に代えさせていただくことにします。

「本当の自分は神、愛であるというお話をお聞きして感動しました。いつの日かそれを実感したいと強く思いました」
「いつもざわざわしている自分の気持ちの落ち着け方が見つかったような気がします。ありがとうございました」
「最近ヨーガができていなかったけど、この講座をきっかけにまた実践していきたい」
「お二人の実践を聞いて胸が熱くなりました。サーナンダさんが確かなもの、アートマンが自分の中にあるということをお話しされていた時は、なんだか胸の奥がじーんとして、どうしてか分からないまま涙が溢れました。この場所にきっとアートマンがあると思って、大事に感じていきたいです」
「神に恋して実践あるのみ! 心を神で満杯にしたいと思いました」

会の後半、座りながらアーサナで少し体をほぐした後、

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ほんの短い間ですが、みんなで瞑想をしました。43名という参加でしたが、その人数の多さを感じさせないほど場はピタッと静まり、皆さまとても集中されていたように思います。

さて、講座を終えてアーナンディーからいただいた言葉を少しご紹介したいと思います。

「この企画は今年で3回目になり、サーナンダさんとミラバイさんには毎年、連続で松山にお越しいただいています。そのおかげでしょうか、チラシができる少し前に、このイベントについてクラスやメールでご案内したところ、皆さんから続々と予約が入りました。皆さんの参加理由は『ヨーガを深く学びたい』『テーマが自分にぴったり』『前回、参加してみて良かったから』などさまざまでしたが、京都からのお二人にお会いしたいという声もたくさん聞くことができました。お二人のヨーガへの純粋な情熱と誠実で優しい人柄にすっかり魅了され、毎年、お会いできることを心待ちにしてくださっていることを感じました。

参加者の方からは、嬉しい声をたくさんいただきました。私個人の感想としては、サーナンダさんとの打ち合わせの時間がとても大きな学びとなりました。私自身は毎回の打ち合わせが楽しみでしたが、いろんな課題をいただいてもなかなか思うようにクリアできない自分がいたのですが、そんな私に対して、サーナンダさんは一度も呆れたり責めたりすることがなく、もっと考えが深められるように丁寧に接してくださいました。その大らかさに何度も励まされました。また、お会いするたびにサーナンダさんがいつも変わらず真理だけを求めて、ヨーガの教えを生きているその真剣さを肌で感じることができ、本当に貴重な機会をいただきました」

 

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さて、二日目はキールタンです!

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こちらの会は慈愛と知性を併せ持つ看護師ヨーギニー・アミティと、わたくしミラバイとの初コンビで行ないました。今回歌った曲は「ナーラーヤナ」という神を讃える歌です。ナーラーヤナ神は原初の神ともいわれていて、この世界ーー太陽や大空や森や川、また私たち人間を含むすべての生きものを生み出した神ともいわれています。私たちの本質や存在にかかわる神だからなのか、心の奥にもぐっていくような瞑想的な歌でもありました。31名が参加してくださり、会が進んでいくにつれて次第に集中感が生まれていきました。時折目を閉じ、胸に集中しながら歌っておられる方がおられたり、また目に涙を浮かべながら歌われている姿を見て、私の心もとても大きく動きました。
皆さまのそんな様子もすごく印象的でしたが、それと同時に印象に残ったのが一緒に会を行なったアミティです。これまでこの会に向けて練習やミーティングを行なってきましたが、キールタンを実際に歌い続ける中で、アミティ自身にも変化が訪れてきているのが分かりました。キールタンでは神への思いを歌に込めるということが大事ですが、それと同時に調和もまた大切にしていきます。御名という一つのことに集中しながらも、同時に周りの状況をすべて把握していかなければなりません。ここでアミティからいただいた感想を少しご紹介したいと思います。

「約1カ月半、毎週末京都で、会の打ち合わせとキールタンの練習をしてきました。キールタンの練習では、歌声と、鈴やハルモニウムなどの楽器、その音程や音の大きさ、リズム、それらをよく聞き、すべてが一つになるようにしていきました。集中を途切れてしまってもそれには取り合わず、常に一つに集中させていくように。何度も練習を繰り返していく中で、すべてがぴたっと一つになった時、そこには調和が生まれ、歓びがありました。その歓びは、自分だけが歓んでいるというのではなく、私とか他者とかの区別もなく、ただそこには一つの歓びがあるのだというのを感じました。

当日は、最初は緊張気味だった参加者の方も、キールタンを繰り返し歌っていくことで緊張もほぐれ、だんだんと表情がいきいきとしてくる様子が分かりました。一人一人が神の御名を一所懸命に唱える姿は、本当に美しかったです。参加者の方と目が合うと、歓びがさらに湧き上がってくるようでした」

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また、会の中では、キールタンを歌うことによって神の甘美さを体感したという体験談を話してくださいました。何事も同じなのかもしれませんが、キールタンも一度だけではなく、何度も何度も歌い続けることがとっても大事です。神の御名に自分の心が完全に塗り替えられてしまうまで、理屈抜きに繰り返し続けることにが本当に大切。そうしていく中で神への愛も育まれていくことになるし、また神との触れ合いがやがて生まれていくことにつながっていききます。これからぜひ松山にキールタン旋風を巻き起こしてほしい! アミティの体験を聞きながらキールタンの力強さを改めて感じ、そのように思いました。

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さて、いよいよ終盤、キールタンは二部制になっていて、後半はトーク+Q&Aでした。

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最初は私自身がヨーガをしてきた中で気付いたことや、実践してきたことなどの体験談を話しました。Q&Aの時間は1時間ほどでしたが、心の動揺が起きたり人間関係の悩みがある時はどのようにしていけばいいのか、外側に見ている神を自分の内側にどのように見いだすのか、信仰心はどのように育むのかなどなど、いろんな質問が出ました。印象としては、とっても熱心にヨーガをされている方がすごく増えておられるなぁと思いました。質疑の時も真剣な表情で質問をされていて、その熱意に頭が下がる思いでした。

こちらも最後に皆さまからいただいた感想をご紹介します〜。

「自分の中にも人の中にも尊い存在の神が内在しているし、また宇宙神のような存在もあると思う。ヨーガを通していろいろと体験していきたいと思う」
「キールタンのことをよく知らなかったのですが、お話を聞くことができて、キールタンへの思いが変わりました。楽しく歌うことができました」
「言葉を失ってしまうほど、心が動きました。自分の中に神聖なものがあるのだと思って、そこを目指していきたいと思うことができました。とても嬉しかったです」
「キールタンに初めて参加してみて、瞑想と同じ状態になるという話を聞いてびっくりしました。実感は全くなかったのですが、そういう方法もあることが知れてよかったです」
「今年も参加してよかったです。仕事に忙しくて自分の中の真実に気づけない日々ですが、今日からまた少しずつアーサナ、瞑想、聖典の学習をがんばろうと思いました」

ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
二日間を通して何か少しでもこれからの生き方のヒントになるようなものを持って帰ってもらえたなら嬉しいなぁと思います。ヨーガって一日とか二日行なっただけでは変化を感じることも難しいかもしれませんが、地道にコツコツと続けていくことによって必ず心は変わっていくし、また必ず真実に近づいていくことができます。昨日よりも今日、より良い思いで心を満たしていくこと。そして勇気をもって少しずつの実践を積み重ねていくこと。そうすればやがて、私たちの人生が歓びに満ちたものに変化していくはず! これからもともにがんばっていきましょう! 皆さまとまたお会いできるのを楽しみにしています〜。

 

 


東京ヨーガ体験特別クラス2days! 無事終了〜!

東京に行ってきました〜〜!

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おっと、失礼いたしました。ご挨拶が遅れました。こんにちは! ミラバイです。
7/12(土)〜13(日)、東京にてラージャ・ヨーガとバクティ・ヨーガを体験できる特別クラス2daysを行なってきました。行く前に私たちのヨーガの師からは、「もちろん新幹線はサリーで行くんやな〜!」とにっこりと笑顔で言われ、いつもながらの師の大胆な発想に思わず、えぇっ〜〜???と思いましたが、それもそうや、せっかく行くなら着ていこう〜ということになりました。(お上りさん気分でハイ、記念撮影)

東京駅に到着すると、ヨーガの仲間たちがホームまで出迎えてくださいました(ありがとうございます!)。さらに電車に乗って、まずは井の頭公園でキールタン。この日の東京は快晴で本当にいいお天気! じっとしていても汗が噴き出すほどでした。

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公園にはちらほらとマーケットが出ていたりして、ご家族連れの方やお散歩中の方がいらっしゃいます。少し場所を見つけて座り、キールタンを歌っているとソロリ〜ッとちらしを取っていってくださる方や、少し離れてじーっと聞いてくださっている方、また側に来て一緒にキールタンに挑戦してくださる方たちもいらっしゃいました。今回の東京2daysには参加できないけれども、キールタンだけでも聞いてみたいという方が来られたりして、10名くらいで汗を流しながら?キールタンを歌いました。

さて、その後はごろっと雰囲気を変えまして、いよいよアーサナ・瞑想クラスです! 会場は高井戸区民センタ−。

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普段からアーサナを実践されているメンバーや、またヨーガを始めて間もない方など12人の方が来てくださいました。クラスの途中からみんなの集中感がグンっと高まっていくのが肌で感じられました。アーサナではタパスという熱を生じさせることがとても大切だといわれています。最初はポーズの形を覚えるのにも必死で、呼吸すらできないこともよくあるのですが、少しずつポーズに慣れてくると自分の限界までさらに追い込んで行なっていくことになります。その時には苦痛を感じたり、内的な熱が生じたりするのですが、その熱によって不純物を焼き尽くしていくことが大切なのです。そのタパスが皆さんの中で起こっていたのでしょうね。会場の中が熱気を帯びていました。

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アーサナが終わった後は皆さんピタっと止まったかのようにとても集中して瞑想をされていました。
最後に円になって話をした時には、ご自身でもそれを感じられた方がおられたようで、毎日このように集中してアーサナをしていきたいと改めて思ったという感想も聞かれました。また一つ一つのポーズと呼吸を丁寧にすることによって、心が落ち着いていくのを感じられた方もおられたようです。退出時間ぎりぎりまでみんなでいろいろ話しました。
そして会場を出ると、わあっ!光り輝く満月! なんだかこの日はひときわ大きく見えます。

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しばしの間みんなで佇み、美しいお月さまを鑑賞したのでした。

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さて、2日目! キールタンの日です! 昨日行なった高井戸のお隣の駅にある久我山会館にてWSです。

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この日は17名の方がご参加くださいました。キールタン初体験の方や、キールタン大好きな方などいろんな方がいらっしゃいます。もともと今回、東京で2daysをすることになったきっかけは、東京でぜひキールタンをしたい!という、一人のヨーガ仲間の熱い願いから始まりました。ヨーガを行なっていく中では、さまざまな体感をすることがあります。アーサナや瞑想では自分の体の不調和が改善されたり、心がとても穏やかになっていったりしますし、また日常生活でもそれまで抱えていた悩みがなくなり、軽やかに生きていけるようになります。そしてキールタンにおいては、これまで自分が経験してきたようなこの人生の中における喜びとは別格の、とても深い歓喜を味わうことがあります。神の御名を繰り返すというキールタンでは、その神に直接呼びかけ、語りかけることになるのですから、そこではその神との交流が生まれ、神ご自身の属性でもある歓びを体感していくことになるのです。それをぜひ東京のみんなにも味わってほしい! 少しでも多くの人に体験してほしい! そんな彼女の強い願いがこの企画を推し進めていました。それはもちろん私たちも願っていたことでもあります。

最初は緊張気味だった皆さんも会の終盤には少しずつほどけ、笑みがこぼれ始めるのが見えました。みんなで何度も何度も長い間御名を唱え続け、少しずつ大きな合唱になっていきました。私はこの企画を熱心に進めてきた彼女が涙を流して歌っているのを見て、とても感動しました。その瞬間、私は自分が歌っているのか、誰が歌っているのかが、分からなくなってしまいました。たった一つの神の御名の下に、すべてが溶け去っていくかのようでした。
参加された方は、とても楽しかった、もっと歌いたかった、瞑想的だったなど、いくつかご感想をいただきました。後日、参加された方から嬉しいメールをいただいたので、ここに紹介させてください。

「東京でキールタンという夢が叶い、私も本当に楽しい1日を過ごさせていただきました。思い切り歌わせていただき、終わってしまうのが悲しいくらいでした。
歓喜というのは神様なんですね! なんてすてきなことでしょう。もっと神様の懐に飛び込もうと思いました。キールタンを歌っていらっしゃるお二人の歓びに満ちたお顔を見て、私もきっとそうなりたいと思っています。私は、リーラーという言葉(神の遊び戯れの意味)が分からない、分からないと言っていたのですが、今回少しだけ分かった(だとよいのですが)ような気がします」

「2日目のキールタンの日は帰ってからなんだか体がとても軽く、家の用事がスイスイはかどってビックリしました! 神様の御名で体が軽く感じられたりするのでしょうか…?! 不思議です。
キールタンはとても楽しくて、教えていただいた歌を毎日ノリノリで歌っています」

 

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……ねぇ! 本当に良かったです!!

2日間を終えた最後の日には、みんなで交流会〜〜〜〜! まぁ、なんとも健全に、お水でかんぱーい!

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もちろん、ヨーガ談義で3時間もわいわい盛り上がりました!(貸し切りなので大丈夫!)
本当に充実した2日間でした。今回は東京2daysに向けていろいろと準備をするにあたり、東京の仲間たちが努力を惜しまず、本当に走り回ってくださいました。多くの人の力をお借りしたと思います。皆さまのおかげで無事終えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

また、しようね!!

 


今日のキールタンは弥次喜多像前にて!

こんにちは! またまたミラバイです。
今日の夕暮れ時、ふと家の窓から外を見ると、周りの建物が赤く染まっているのが見えました。あっ!これはきっと!と思って外に出てみると、……やっぱり!
とっても美しい夕焼け空が目の前に広がっています。

2014-06-15 夕焼け
クリシュナの肌のようなブルーの深い空に、ラーダーを思わせるような情熱的な赤い雲が重なっています。その色合いや雲の形は刻一刻と変わり、その神秘とダイナミックさに思わず見とれ、ベランダで一人、しばらくの間佇んでしまいました(たくさん蚊にさされた……)。
私たちは屋根のあるお家に暮らしているし、時間に追われるような生活をしているので、なかなかこうして空を見上げたり、月の満ち欠けを味わったりすることも少なくなってきたのかもしれませんが、昔の方はきっとこうして自然の中に身をおきながら、その美しさや偉大さ、そしてこれらの背後にある何か大きな力や存在に思いを馳せていたのかなぁと思います。

さて、今日は梅雨の合間の晴れ間。久しぶりにいいお天気だったので、……と、ここまで書くともうお察しくださる方もきっといらっしゃることでしょう。
そうです! またまたジャヤデーヴィーと一緒に、外にキールタンを歌いに行きました。今日は三条大橋のたもと、弥次喜多像前です!

2014-06-15 やじきた前

お昼過ぎということもあって日差しがかなり強く、今日は暑いくらいでした。キールタンって一般的な歌とはちょっと違い、歌詞のほとんどが神の御名で、自分の心の思いを吐露するような詩はないし、誰かの興味をひくためにアピールすることもありません。そういうこともきっとあるのでしょうね、街ゆく人で興味をもたれる方も、実際のところはとても少ないです。そんな中でも、今日は立ち止まって聞いてくださる初老のご夫婦の方もいらっしゃいました。こんにちは〜とご挨拶をしに行くと……

「何語の歌や?」
「インドの歌です。ヨーガをしているんです」
「やっぱりそうか! あんたインド人か?」
「(えぇっ? 日本語で会話してますけど…)日本人です!」
「どうりで日本語上手やと思ったわ! インドに行ったことがあるんか?」

そのご夫婦も昔にインドに行かれたことがあるようで、とても懐かしく思い出されたということでした。私も昔インドに行ったことがあること、でも日本に帰ってからブッダの教えを学び始めたこと、そしてその中に生きていく本当の答えがあるということを思わず立ち話してしまいました。しばらくの沈黙の後、ご夫婦は何を感じられたのか、
「多くの人々を救ってください」
と合掌して立ち去られていきました(笑)。ちょっと真意がどのような感じだったのかよく分からなかったのですが、予想外の展開にあまりにも驚いて、なんと返事したらいいのか言葉が出ませんでした。でもこうしてオレンジ色のサリーを着て出ているとなぜか拝まれることがあって、本当にびっくりしてしまいます……。いよいよ私、大仏さんみたいなお顔になってきたのかしら(不安)。
ちなみにオレンジ色は、インドなどでは僧侶が身につける色とされているんですよ。

その後何人かの方とお話ししたり、写真を撮ってもらったり(上記掲載。ありがとうございました)、あっという間に時間が過ぎていきました。またどこかでご縁がつながっていくといいなぁ〜と思います。

ミラバイ


神は愛である

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こんにちは! ミラバイです! 本日2回目のバクティ・サンガムが終了しました。今回のタイトルは「神を愛することとは? 私の神に出会ってはじめて本当の愛を知る」。さて、それはどういうことなのでしょうか…。ということで、今回は私たち二人の体験談を織り交ぜながら、このテーマに迫っていくことにしました。

では少しジャヤデーヴィーのお話をご紹介〜。彼女は昔からずっと、愛というものにとても興味があったそうです。しかし少しずつ大人になっていくうちに、愛というのはいつか終わりを迎えたり、誰かを傷つけたり自分が傷ついたりしてしまうものであるということに気付き、本当の愛というのはあるのかと思い始めたようです。
そんな中ヨーガに出会い、そこでさらにまた運命の方に出会うことになります。それが私たちのヨーガの先生、ヨギさんでした。ヨギさんに接し、また時間を共に過ごす中で、彼女は何かは分からないけれども、とても大きなものを与えられ続けていることに気付き始めます。とにかく自分の中がそれだけではち切れそうなほどぱんぱんになるくらいになったある日のこと、教会の前を通りかかり、そこで目にしたキリストの言葉に圧倒されたそうです。その言葉は、「神は愛である」。
そうしてジャヤデーヴィーは、自分が今までずっと与えられてきたものが愛であったことにようやく気付きました。それまで彼女が理解していた愛というのは、誰かが誰かを愛する、というような二元的な、また条件付きのものだったのですが、師から与えられていたのは無条件の愛、ただ与えるだけの愛でした。その姿はそれまで自分が理解していた愛というものとは全く異なり、だからこそそれが一体何なのかが分からなかったのだといいます。しかし、その完全な愛の姿を示すことができるのが神という存在であること、またそれを理解してはじめて、神がずっとしてきてくださったように、自分も同じように捧げるという行為をしていきたいと思ったということを力強く話してくれました。(ちょっと要約しています)

ジャヤデーヴィーの、愛というものから神を理解したということを聞いてとても興味深いなぁと思いました。彼女の中では、神と愛というものが、完全に一致しているということでした。

今日ご参加くださった方たちに理想の神は?ということをお聞きしたところ、それがまだ漠然としていてよく分からないという声もいくつか聞かれました。でもキールタンこそが、実際に神に近づき、また神を愛していく行為そのものでもあります! 瞬間瞬間、心を神のみに向け、神の御名のみで満たしていくことで、神に通じる道が必ず開いてくるはずです。だからとにかくもっともっと熱心になって、このキールタンを続けていってほしいなぁと思いました。

最後にいただいた感想をご紹介します。

「私の神を求め、本当の愛を知り、そして私も神に愛を捧げたい。お二人が求め、そして愛を知った体験がとても素敵でした。私もそうなりたいです。そうなれるよう祈りつつ、一曲ずつキールタンを愛を捧げて歌っていきます」

「”神はいる”と思います。しかし、会ったことがあるか、わかりませんというのが現状です。ですが……。
確かにいらっしゃるというのは、わかります。心の中で”神に触れたい!”という想念を発しながら歌うことを続けていければ、どこかのタイミングで神を感じることができるのでは?と思います」

「神について思ったり考えたりしているつもりでも、自分の心を見ているばっかりだったのだなと思いました。神はそんなごちゃごちゃした思いとは無縁の、単純でシンプルな存在なのかもしれないと感じました。ありがとうございました!」

「毎回心に響くのが、バクティによって神に集中して自分(エゴ)を押しだし、それ(愛)でいっぱいにするということです。”神は愛である”ーー心の鐘が響きました。大事にします。愛は捧げることーー何を捧げられるのか、瞑想を深めていく上でのテーマをもらいました。他人に答えを聞かずに心の内面に聞いていきます」

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それでは、次回第3回目のご案内です。

7/27(日) 14時から16時 京都 ギャラリーju:彩
8/1(金) 19時から21時 大阪 プリヤメーラ
「Manasa bhajare」ーーどうすれば神だけで心を満たせるの? 我を忘れて、神の御名に没入する

御名に没入したいあなた! 奮ってご参加ください! お待ち致しております〜。

 


潜入! 野洲サークル

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こんにちは! ミラバイです!

一昨日の木曜日はMYMが主催する野洲サークルに潜入してきました! ウェブなどではご紹介していませんので、野洲サークル?と不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はMYMは村田製作所さんの野洲営業所の中でヨーガ・瞑想クラスを開いています。MYMベテランヨーギー、サーナンダさんがそこで講師をされていますが、25年勤続されていたそのご縁より3年ほど前からサークルとしての活動が始まりました。サークルは社内の方が対象となりますので、一般の方はなかなか参加できないのが残念なのですが、熱心に続けておられる方がいらっしゃるようです。

……ということで、私もアーサナを体験しがてら、初めて野洲におじゃますることにしました。が、本題が始まる前に、見てください! この写真! ↑

この日は夕方から曇り空でしたが、野洲に到着して車を降りると、なんとも神々しい景色が目の前に広がっていました! 黒い雨雲の間から降り注ぐ光の帯! まるで神様が地上に降り立たれる瞬間のような、そんな美しい光景に思わず歓声を上げてしまいました。あぁ思い出すわ〜! シャクティで松山に訪れた時の、あの感動の光景を! …詳しくはシャクティのブログをどうぞ〜 (宣伝?(笑)

さて、ずいぶん前置きが長くなってしまいましたが、本題のクラスです。

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この日の参加者は男性ばかりでしたが、1時間ほどしっかりアーサナをされていました。アーサナではタパス(熱)が大切だといわれますが、皆さんからまさに熱そのものが発散されているのが伝わってきました(笑)。私自身もヨーガを始めた頃、挑むようにしてアーサナを行なっていたことを久しぶりに思い出しました。

ちょうど日が沈んでいく夕暮れ時、窓から見える空の景色は美しく深いブルーに変わっていくのが見え、時間がとてもゆっくりと流れていくように感じました。この外界のプラーナ(気)も徐々に静まっていきます。一連のアーサナを終え、瞑想の座に着くときには、みなさんのプラーナもとても静まり、しっかりと座っておられる印象を受けました。

 

クラスが終わってからは、サーナンダ先生のお話がありました。ヨーガをしていくと心がどんどん軽やかになっていきますが、それは記憶から受ける影響が少なくなっていくということです。

……うーん、記憶か〜。確かに私自身も昔は過去のいろんなことを思い出してはああでもないこうでもないと思ったり、またそこから分かりもしない先のことを連想して、こうなったらどうしようなどなど不安だらけだったように思います。もちろん今でも考えることはありますが、本当にとても軽くなってきていて、自分の心に巻き込まれたりすることも少しずつ少なくなってきたなぁと実感しています。やっぱりアーサナの力は本当に大きい! 当人にとっては歩みはとてもゆっくりに感じるかもしれませんが、それでも継続していくことによって、確実な変化をもたらしてくれます。そんなヨーガを少しでも多くの方に体験してもらえたらいいのになぁと思います。女性も大歓迎ですよ〜〜!

そして最後にはみなさんと一緒にキールタンを歌ったりと、とても充実した時間を過ごさせていただきました。レポートと銘打って参加したつもりが、なんだか私こそすっかりすっきりさせていただきまして、どうもありがとうございました。お世話になりました。m(._.)m