野外活動・イベント」カテゴリーアーカイブ

ヨーガの1日 ~春分の日🌸~

春の嵐がやってきた2024年3月20日、春分の日のこと。京都の一角に佇む150年以上前に建てられた趣のある京町家でたくさんの人が「ヨーガの1日」を過ごした。そこは、聖者の庵、マハーヨーギー・アーシュラマと呼ばれている。

春分の日、当日のアーシュラマ

 

75年前の11月23日に、可愛らしい男の子が誕生し、天真爛漫にすくすくと育ち、8歳の頃に真我を悟られた。人々のために真実を生き続けられ、誰もが分かるやさしい言葉でそれを伝えられた。周りの人は彼のことを敬愛を込めて「ヨギさん」と呼んだ。

時は経ち、ヨギさんは、お姿を隠された。弟子たちは、ヨギさんの息吹いっぱいのこの大切な場所で、自分たちがヨギさんにそうしてきてもらったように、他の人にもヨーガの素晴らしさを感じてほしいなと思った。ヨギさんの優しさが溢れるこの場所に、自分たちだけじゃなくて、他のみんなと一緒に集い歓びを分かち合いたいと思った。ヨギさんだったらきっとそうすることを喜んでくださるよね、と。

ヨギさんは、お姿を隠されたけれど、たくさんの道しるべとなる教えの言葉を置いていってくださった。『マハーヨーギーの真理のことば』の本の中にも輝くその真実ーーヨギさんから教わったアーサナ、瞑想、さまらさ、キールタン、真理の言葉、それらをもっといろんな人に体験してもらおう〜!そんな思いからの特別な日が「ヨーガの1日」だった。

その日、一階では真理の教えに触れるワークショップしおり作りが、二階ではクラス体験が行なわれた。楚々としたアーシュラマの空間に、一人、二人、三人・・・と人が増えるごとに、静かな歓びの輪が波紋のように、じわじわと空間とハートに広がっていった。

時折、外には雪が舞い、極寒となった京都だったけれど、アーシュラマの室内は凛とした空気と人々の活気と歓びで瑞々しい気配に満ちていた。ガタガタと強い風の音が聞こえてきたり、伝統的な京町家だから隙間風も入ってくる。ヨギさんは、寒い季節もいつもここで簡素な格好で、来る人々を柔和な笑顔であたたかく迎い入れてくださっていた。

集った人たちは玄関で受付を済ませると順番に、自然と譲り合いながら、ゆっくりアーシュラマの趣ある階段を上っていく。

さぁ「ヨーガの1日」の始まり!朝は、アーサナクラスから始まった。

マハーヨーギー・アーシュラマでのアーサナ体験クラス

それぞれが集中し、真剣に取り組む。

マハーヨーギー・アーシュラマでのアーサナ体験クラス

 

続いて瞑想クラス。深く瞑想に入れたという声もあった。

マハーヨーギー・アーシュラマでの瞑想体験クラスマハーヨーギー・アーシュラマでの瞑想体験クラス

 

お昼には、さまらさの台所。

さまらさのお弁当と桜の花のワカメのおすまし

さまらさのお弁当と桜の花びらがふんわりと浮かぶおすまし。

マハーヨーギー・アーシュラマでのさまらさの体験クラス

 

午後からはキールタンクラス。一階にもみんなの朗らかな歌が響いていた。

マハーヨーギー・アーシュラマでのキールタン体験クラスキールタンを歌う二人

* * *

二階に参加者が上がってくると、心地良い緊張感の中にも、わぁ・・・と何かが綻ぶような笑顔があった。寒い中、春に向けて新芽が顔を出すかのようなそんな爽やかな表情。
二階の間には、簡素で優美な空間が広がり、真正面の窓からは裏庭の真っ白な木蓮と濃いピンクの桃の花が絵画のように美しく見えている。階段の上の壁には、まもなく咲きそうな一輪の木蓮がそっと上品に生けられ、重厚な存在感を放つ黒光りした祭壇には、偉大なるヨーガ行者のお姿のババジ像が見守ってくださっている。サットサンガ(真理の集い)が行なわれていた時と同じように蝋燭が灯され芳しいお香が漂う。お部屋には、ヨギさんが手掛けられたサハスラーラ・チャクラの旗と、息を呑む麗しさの白ターラーの絵画が飾られていた。

どの体験クラスも10名以上の満員御礼!参加者の真剣な熱によってヨーガ体験が進められていった。クラスを終えた人は、また階段を下りてくる。上がっていく時とは何かが違う。さらに清々しくなった笑顔で「場の空気がすごかった・・・」という感嘆の声も聞こえてきた。これは、きっと実際に体感した人にしか分からないこと、何か言葉では言い表せないものを感じられたのだろう・・・。

一輪の木蓮

初めてアーシュラマの玄関の戸を開け、ちょっと緊張しながら一歩中に入り、そして奥の階段をゆっくりと上がる。その初めての瞬間は誰もにとって一度だけ。今回参加される人にとっての、その大切な時。朝から夕方までずーっとヨギさんが、来る人、来る人を柔らかいあの笑顔で、もてなしてくださっているようだった。なぜなら、こんなふうに初めてアーシュラマを訪れるみんなが安心して集えるのは、ヨギさんの息吹に包まれているからで、ここはヨギさんが最初にヨーガを人々に伝えてくださった原点の場所、そして覚醒された場所、毎日、朝起きて、夜お休みになった場所、どこをどう切り取ってもヨギさんの呼吸、眼差し、手のひらの中だったから。これからヨーガに出会う人たちの、この日のためにヨギさんがすべてを整えて万全に準備してくださっていたのかもしれない・・・
1日は、あっという間に突風のように過ぎ去り、参加者たちは楽しそうに真理の言葉を葉っぱ形のしおりに書き留めて、胸に持ち帰った。

しおり作り

いつもヨギさんにお会いすると、自分の求めているものや答えを頂く。知らないうちに真理の言葉を胸に持ち帰っていた。今、ヨギさんが直接お言葉を発せられなくても、これからも同じようにそれを受け取ることができる。聖者の口から溢れた真実の言葉は永遠だから。生命の根源である一つの真実が、いろんなヨーガの体験を通して、みんなに届けられた日、参加者だけではなく関わったすべての人が、それぞれのヨーガの1日を過ごした。

階段の上を見ると、朝は、まだつぼみに近かった木蓮が、嬉しそうに花開いていた。これから、たくさんのさまざまな花が開いていく。
ヨギさんの真理の言葉が、これからもどんどん広がっていきますように。

 

当日の夜に流れたMYM Instagramストーリーズより。

ナリニー


春分の日🌸『ヨーガの1日』のご案内

3月20日(水・祝)春分の日に、ヨーガの体験クラスを開催します🌸
一般的にヨーガといえばポーズのことを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、ヨーガはポーズだけではありません。呼吸や食事、歌や瞑想によって、ヨーガを実践し深めることができます。そんないろいろなヨーガを体験して頂ける1日です。
開催する場所は、私たちの師がお生まれになりヨーガを教えてこられたマハーヨーギー・アーシュラマです。そこに居るだけで心が落ち着くような美しい場所です。その空気を味わい、肌で感じながらクラスを受講して頂けます。
また体験クラス以外にも、しおり作りを開催します。(体験クラスを受講された方にはもれなくしおり作りが1枚付属します。)心に響くヨーガの教えを選んでしおりに書いて持ち帰って頂けます。ヨーガの教えは日常の中で頼りになり、生活や人生をより良く導く道しるべとなってくれると思います。
ぜひこの機会に、ヨーガの体験にいらしてください😇

※詳細はこちらをご覧ください💁‍♀️ 春分の日企画『ヨーガの1日』

サルヴァーニー


「夢ーー應作如是観」台湾展覧会報告

4/14〜23まで、台北市内で「夢ーー應作如是観」と題したヨーガの展覧会が開催されました! 
昨年発刊された台湾華語版『ヨーガの福音』をより多くの方に知っていただきたいと、この企画を立ち上げられたそうです。私はその期間中の4月21日,22日とサットサンガとバクティ・サンガムを行なわせていただくことになり、約4年ぶりに台湾に行かせていただきました。

ヨーガの展覧会ってどんなもの?? 皆様、イメージできますでしょうか? 

私自身、それまで何度か企画内容をお聞きしてきましたが、実は当日その場所に足を運ぶまでは、全くイメージが湧きませんでした。しかし会場に入った瞬間、その美しくて静謐なプラーナと、みんなのヨーガや師に対する大いなる情熱を感じて、とても感動しました。今回は、簡単ですが、展覧会の様子を写真を中心にご報告させていただきます。

会場は「カルマの法則」「死の衝撃」「瞑想の森」など、ヨーガの教えごとに6つのブースに分かれていて、それぞれのブースでヨーガの教えに触れ、またそれらについて考えながら、実際に瞑想なども体験することができます。あちらこちらに散りばめられたヨーガの教えやエッセンスを、視覚的にも、また感覚的にも捉えることができ、とても美しく、神聖なプラーナ(気)に満ちた、本当に素晴らしい空間となっていました。もちろん私たちの師であるヨギさんや、マハーヨーギー・ミッションの紹介、書籍の販売コーナーなどもあって、さらに詳しく知りたい方は、書籍を手にとって見ることもできます。
展覧会に参加された方からは、「深く考えさせられた」「これまでと違う角度からヨーガを理解できた」「デザインが美しく、説明もわかりやすかった」など、いいご感想がたくさん届いたそうです。

また週末の土日には、アーサナ(ヨーガのポーズ)やキールタン(神と魂を結ぶ愛の歌)のデモンストレーションを見ることができ、会場は多くの人たちで埋め尽くされました!

集中感のあるアーサナに来場者が惹きつけられていくのが肌で感じられます。また最終日のキールタンでは、会場のみんなも一緒に神の御名を熱唱! 熱く一体となった瞬間でした!

また、サットサンガやバクティ・サンガムでも、多くの方にご参加いただきました。

 

10日間のイベントは多くの来場者に恵まれ、大きな歓びを台湾グルバイ(兄弟姉妹弟子)たちに残し、大成功のうちに幕を下ろしました。私は最後の数日だけでしたが、彼らと共に時間を共有させていただくことができ、様々なことを学びました。師のヨーガを多くの人に届けたいという純粋な信仰心と情熱はもちろんのこと、仲間を思いやる優しさ、このイベントを成功させるという気迫、割り当てられた仕事を必ず果たすという責任感の強さ、未知のことや困難さにも立ち向かっていくチャレンジ精神、持ち前の明るさ、などなど、書き始めるとキリがないほどです。

力強く、ひたむきにヨーガの道を歩んでいるグルバイの姿は、言葉を超えて本当に美しく、感動的でした。きっと多くの人は、彼らの真剣で真摯な姿と熱意に胸を打たれたに違いありません。

イベントの成功、本当におめでとうございます!!!
彼らのいちばんの願いである、師の教えが台湾で広まっていくことは、きっと必然の結果として訪れることと思います。今後、ますます師の教えが広がっていきますように!!! そして、今回貴重な機会に参加させていただきまして、本当にありがとうございました。

ミラバイ


ヨーガ・アーサナのポイント

最近、私はサマコーナ・アーサナ(両開脚の形)をしても、お尻が地面に付かなくなりました。
プラーナーヤーマ(呼吸法)を取り入れ、アーサナの時間を減らしてサマコーナをしなくなったら、すぐにできなくなってしまいました。。😓
まぁなぜ、こんな話をするかというと、アーサナのことをちょっと話したいからです。

鴨川でデモンストレーションしていた時の懐かしい写真です〜!(2015年6月)

アーサナを10年くらい続けていると、できるポーズも増えてきます。
「ゴーパーラさんは、痛いと感じるポーズはないのですか? 最初からアーサナできたのですか?」と聞かれることがありますが、「いや、そんなことはない」と答えます。
もともと体は硬く、身体測定で前屈をしても、「マイナス17センチ」とかの記録でした。
なので、アーサナを始めてから最初の数年間は、重い身体を引きずるように行なっていました。
徐々に身体と呼吸がアーサナに慣れ始め、アーサナをすることに気負いや抵抗のようなものはなくなっていきましたが、ルーティンワークのようになってしまう時もありました。
ただそんな中、アーサナへの向上心を持ち続けるターニングポイントのようなものが、二度あったように思います。

一度目は2015年11月の『The Eternal Questー永遠の探求ー』に出演させていただいたことです。
形には慣れ、アドバンス(高度)のものも少し行なっていた時期でしたが、このイベントでアーサナと向き合ったことで、ポーズを完成させるためには、いくつかの「ポイント」があるということを実感しました。
例えばサマコーナ・アーサナ(両開脚の形)であれば、まず手にしっかりと体重をあずけ、腰を入れてお尻の位置を変えずに重心を上体の方に移行し、その重みで足を開いて踵を立てる。
心というのは厄介なもので、どうしてもお尻が地面に付くこと、つまり結果を求めてしまいます。
形や結果に執らわれずに、呼吸を調え、ポイントをしっかりと意識して丁寧にアーサナを行なう。
これは先輩がクラスで指導されていた内容でありましたが、最終ポイントに至るにはいくつかのポイントがあることを身をもって感じたのでした。

二度目は、2016年末から2年ほど行なっていただいた「師の直伝クラス」でした。
直伝クラスでの師は、細かいことはおっしゃらず、いろんなアドバンスに挑戦するように促されました。
そうすると、できないと思っていたアドバンスがスッとできるようになったり、できないものも少しでもできるようにがんばれたのでした。
シャラバ・アーサナ(バッタの形)のアドバンスができないでいる時に師は、「なかなかできひんな。でも、そのうちできるようになるやろ!」とおっしゃられることもあり、その二年間の直伝クラスは、師のお言葉や視線、クラス中の一挙手一投足が私を奮い立たせたのでした。

ヨーガの一部門のアーサナだけ見ても、師の導きは至極、積極的であります。
できていても、できなくても、前に進めてくれるダイナミックな歩みだとすごく感じます。
最近、久しぶりに私は『In The Cave With The Master』のDVDを観ました。
師はアーサナ自体が15年振り、また30年振りにしたというアドバンスのアーサナを軽々とこなしておりました。
これは本当に「驚愕」の映像です。(まだ見ていない人は見るべし!)
私は1カ月も経たないうちにサマコーナができなくなっていたので「この差はいったい何だろうか……」と思わずにはいられませんでしたが、最近読み返した『図解 ヨーガ・アーサナ 基本編』の冒頭には、

「ヨーガとは、本当の自分を実現することです」

と書かれてありました。

「過去や形には執らわれたら、ダメだな」と前向きに捉え、今はヨーガの最大の的(ポイント)「本当の自分」に一点集中を試みている最中です。

『In The Cave With The Master』『図解 ヨーガ・アーサナ 基本編』をまだお持ちでない方は、クラス休講中の折、ぜひこの機会にご覧になってください!(👈こちらをクリック)

ゴーパーラ   


The Eternal Quest Essence ― 永遠の探求 ―!!!

a

この宇宙はどこから来たのかー。

私は誰か?

どこから来て、どこに行くのだろう。

ー永遠の探求 The Eternal Questよりー

 

The Eternal Quest Essence ―永遠の探求― が12/4にリリースされました。12/1のダイジェスト版に続いての公開です。

Essence(エッセンス)の名の通り、公演「The Eternal Quest」の真髄を凝縮したディレクターズカット版です!!!

ウパニシャッドの珠玉の言葉、息を呑むほどのアーサナの集中感、キールタンの溢れる神への愛!深淵なるヨーガの真髄が具現した、非常にシャープな映像に引き込まれます!

公演、映像ともにデザインされた、師シュリー・マハーヨーギーの祝福とお力に感服いたしました!心より感謝を申し上げます!

さてー

私は誰か?

その答えを私たちは果たして見出したのでしょうか!?

人生は一瞬のうちに過ぎ去る!

それ以外に知るべきものは何もない!

神に恋い焦がれ、狂い、一つになれ!

古来のヨーギー、ヨーギニーたちの魂の問いかけが、私たちの魂を揺るがせます!

 

今日12月8日は、かの偉大な主ブッダが悟りを啓かれた聖なる日です。

「私は古道を見つけ、それに従った」と主ブッダは言われましたが、この吉祥なる日に、古代より継承される永遠の真理とそれを実現する偉大なる道ーヨーガに思いを馳せながら、その精髄をとくとご覧あれ!

オーム・タット・サット オーム!

サーナンダ


キールタン〜鴨川にて

昨日はGW最終日。ここ数日あまりにも天気がよかったので、いつもバクティ・サンガムに来てくださっている方たちに「鴨川でキールタンを歌いませんか?」とお声かけして行ってきました!

久しぶりの鴨川。以前三条通を練り歩きをしていたことがありましたが、それは2010年頃のこと。商店街の様子もすっかり変わり、メンバーの様子も(というか私が?)円熟味が増し(笑)、河川敷もずいぶんきれいに整備されていました。家を出る前、当時のことを思い出し、考えていました。あれから10年、神の御名をどれくらい唱えてきたのか、神の一片を少しは体感しているのか、本当に神を知ったと言えるときがくるのか、変わらないものはどこにあるのか。

鴨川に到着すると、大阪からキールタンに興味をもって来てくださったご家族がおられました。またなんと10年前に鴨川でキールタンを通して知り合った人にも偶然出会い、一緒に歌うことに!

一時間ちょっと、みんなでいっぱい歌いました。天候にも恵まれ、みんな、とっても楽しそうで気持ち良さそうでした。私もそれまで考えていたことはもうすっかり忘れ、ただ単純に御名を歌い、みんなとたくさん笑いました。歌い終わってから、いつも師がおっしゃっている言葉を思い出しましたーーそういったいろんな思い煩いがなくなったときに、神を知るーー、あぁ、そうだ、そうだったのでした😓

家に戻ると、初めて屋外でのキールタンに参加してくださった方から、嬉しいメールが届いていました。

「今日はとっても!!!!!!楽しかったです! 外で歌う方が神様が近い気がしました(笑)。またぜひこんな機会を作ってください。どうもありがとうございました」

ひょっとしてみんな昨日のひとときは、心を解放してシンプルな心でキールタンを歌えたのかもしれません。

こちらこそありがとうございました! そうですね、またぜひこんな機会を!!!

ミラバイ


イベント報告 & 2018年振り返り

一昨日の12月29日、左京区のZAC BARANにて、アーサナ・瞑想のデモンストレーションを行ないました。
今回の演目のテーマは、ヨーギーの起源であるシヴァ神でした❗️


シヴァ神のルーツは、インド土着のルドラという暴風雨の神だと言われております。
演目は『The Eternal Quest—永遠の探求—』の前半部をベースに、イントロでシヴァ神を想起させる雷雲の音を鳴らし、宇宙万物を司る主であり、またヨーギーの第一人者であるシヴァ神に、アーサナと瞑想のデモンストレーションを通して近づこうと試みました。
ただ私、うっかりして写真撮影を依頼しておらず、その時の様子は写真でお伝えできませんが😓、友人からは「宇宙を感じた!アーサナ、音響、着ていたTシャツ(カーリー・ヤントラ)、すべてがマッチしていた」という嬉しい感想をいただきました。
年末の寒波の中、グルバイやクラス参加者の方々もお越しくださって、とっても嬉しかったです!
本当にありがとうございました😊🙏

それで皆さん、2018年はどんな年だったでしょうか?
私はこの1年を改めて振り返ってみると、主ブッダがその中心にあったと思いました。
今年は、ブッダがテーマであった4月の祝祭をはじめ、師は折に触れてブッダについてたくさんのことを教えてくださいました。
その中でも特に印象に残っていることは、5月の松山特別サットサンガ後の夜でした。
その時に師は、「ブッダはこの世でいちばん偉大な人物」と言われ、私は「なぜそう言えるのでしょうか?」と尋ねると、次のようにおっしゃられました。

「ブッダは聖典の権威に影響されていないから」

私は「それが偉大な理由?」とクエスチョンマークが浮かびましたが、少し考えた後、師がいちばん好きだというシュリー・ラーマクリシュナの次の言葉が思い出されました。

「私はヴェーダも六派哲学も超えている」

そしてその瞬間、師が教えてくださっている次のブッダの言葉とつながったのでした。

「たとえ古い聖典が出てきても、それを鵜呑みにする必要はない。自らで確かめ、実践せよ」

インドの地においてヴェーダをはじめとする聖典は生活やその精神性の支柱であり、最高の権威に位置するもので、「それを超えている」「鵜呑みにする必要はない」とは簡単に言えることではありません。
しかしながら聖典は、人間を悟りという偉大な完成に導く言葉であり、その言葉の意味する内実をどれだけ感じ、肉迫することができるのか、つまり「実践」と「体得」がもっとも大切なことだと私は改めて気付かされ、そして何より、師がブッダやシュリー・ラーマクリシュナが発した言葉の内実を知っていると感じ、驚愕させられたのでした。

聖典の言葉は深遠で、どんな言葉でも奥深い意味や、また修行者を悟りへと導く力が隠されていると感じます。
一昨日の演目で、アーサナを終えて瞑想に座り、『The Eternal Quest』で朗唱されたウパニシャッドの詩を流した際、期せずして次の言葉が私の胸に響いてきました。

「身体の動きを止め、呼吸を制御せよ。御者が馬を操るように、心を制御して、全身全霊で神を瞑想せよ!」

今年も残すところ1日ですが、来年と言わず今日も真剣にヨーガを実践し、もっと、もっと、もっと聖典や師の言葉の息吹を感じたいですね!!!

最後になりましたが今年も1年間、ブログ「ヨーガを生きる」を読んでくださった皆様、まことにありがとうございました‼️
来年はより精進をし、良い形でブログに反映できればと思います。
そして、いつも真理を教え、導いてくださっている師シュリー・マハーヨーギーに感謝致します。
皆様、来年もブログ「ヨーガを生きる」をどうぞよろしくお願い致します😇🙏

ゴーパーラ


ヨーガアーサナ・瞑想 デモンストレーションのイベント案内

イベント告知です📢
12月29日(土)19時〜ヨーガアーサナ・瞑想のデモンストレーションを、私一人ですがさせていただきます‼️
場所は、3年前にも出演させていただいた「ZAC BARAN」という京都の老舗ライヴハウスです。

3年前のZAC BARANでのデモンストレーション。

今回の出演にあたって新たなチャレンジを試みており、それは「音響」です!
今まではシタールやタブラの生演奏とともにアーサナ・瞑想のデモンストレーションを行なってきましたが、今回、師の助言をいただき、『The Eternal Quest—永遠の探求—』前半部の詩の朗唱とシタール音をピックアップして編集録音し、それを流しての演出となります。
また、イントロでは「雷雲」の音を流します。
なぜ雷雲なのか?👀☁︎⚡️
ちゃんと意味とコンセプトがあります〜!

年末でお忙しいと思いますが、もしご興味ある方は、ぜひおこしください😃
音の編集録音をしてくださっている丹波在住の兄弟子クリパールさんも当日、音響入りします🎧

ゴーパーラ


12/29 sat   start 19:00 (open 18:00 )
@ZAC BARAN (京都市左京区聖護院山王町18 メタボ岡崎B1)
charge ¥1,000

ミッチー(ピアノ)
POP山モアレcity(バンド)
山本無二(ギター弾き語り)+ナカガワ ユウジ(インド楽器サーランギー)
ゴーパーラ(ヨーガアーサナ・瞑想)


京都マムフェスにてヨーガ・瞑想ワークショップ

今現在、師であるヨギさんが台湾をご訪問されています。ミラバイさんの速報記事から、ヨギさんの愛でハートいっぱいに満たされた台湾の方々が目に浮かびます!

さてさて、11月3日(土)京都では子育て中のママを応援するお祭り、マムフェスにてヨーガ・瞑想ワークショップをしてきました〜。

会場は平安神宮の参道です。広々していて、しかも清々しいほどの秋晴れに恵まれ、とっても気持ちの良い日でした。赤ちゃん連れのお母さんや、もうすぐ臨月に入る妊婦さんと旦那さん、ママに限らずいろんな方が会場の前を通り、ワークショップに興味を持って参加してくださいました。

ヨーガのアーサナは呼吸からアプローチして、心を穏やかに、身体を健康にしていくという話をさせて頂いたのですが、どの方もそのことについて興味深そうに聞いてくださっていました。会場の隣ではヴィーガンフェスが開催されており、そこから流れてくる人たちもちらほら。「他のヨーガに通ってるんです」と言われる方も何人かおられましたが、その方たちも呼吸の話は初めてだったようで、「へ〜!なるほど〜!」ととても感心されていたのが印象的でした。

ワークショップの後は「気持ち良かった〜!」と来たときよりも顔が緩んだ様子で帰っていかれる方がたくさんいました。師から学んだヨーガを、少しの時間でしたが体験して頂く機会をもてたことが、とても嬉しかったです。参加された方の中には京都クラスがどの場所にあるか聞いてくださる方もいて、今後もヨーガのご縁が繋がっていくといいな〜と思っています。

さて、話は変わりますが、京都金曜午前クラスは今月から第1,3金曜日のみのクラスに変更となり、それに伴い新しい企画を始めています。アーサナのあと、ヨーガのお話を月ごとにテーマを決めてお伝えする内容となっています。https://www.mahayogi.org/classes/kurashi-yoga
ちなみに11月のテーマは『呼吸と心の関係を知る』、体験談を交えてお話しさせて頂きます。お子さん連れ、身体の硬い方、シニアの方、大歓迎です!ぜひお越しください!朝ヨガ気持ち良いですよ〜

amara


インディア・メーラーに参加してきました!

10月7日(日)、神戸メリケンパークで行なわれたインディア・メーラーのサブステージに参加してきました。

快晴! 10月とは思えないほどの暑さとなりましたが、大空の下、潮風を受けながら歌うキールタンはとっても気持ちがよかったです。

少しですが、動画をご紹介〜↓

 

ご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました!

ミラバイ