アーサナ」カテゴリーアーカイブ

「来日特別公演:ニューヨークMYM サーディヤーによるアーサナデモンストレーション、Q&A」in 松山のご案内

このたびサーディヤーさんによるアーサナデモンストレーションを愛媛・松山にて5月9日(土)に開催する運びとなりました!


松山では今、アーサナに向き合う姿勢が確かに変わり始めています。「師が教えてくださったアーサナを正しく理解し、次に繋いでいきたい!」そんな思いがそれぞれの中で高まり、素敵な学びの機会に恵まれてきました。
昨年12月からシャーンティマイーさんを講師にお迎えして開催しているアーサナの秘義によって、参加者の皆さんはアーサナに対する理解が更に深まり、日々の取り組みにも確かな変化が見られています。

さらに、京都のリーラー・ヨーガ・スタジオで開催されていたAdvanced Asanas写真展を松山でも4月7日から5月21日まで実施させていただくことになりました。スタジオに美しい9枚の写真を展示した途端、空間のプラーナ(気)が研ぎ澄まされ、凛とした空気に一変しました。クラス参加者の方からは「全てのアーサナがとても美しくて、しんとした静けさを感じました。私は力みが課題でしたが、写真を通して、安定とはこういうことなのか!と圧倒されました。もっと静かになりたいと思いました」という声も寄せられています。


そんなアーサナへの関心が高まる最高のタイミングで、今度はサーディヤーさんのアーサナデモンストレーションを間近で拝見できる機会をいただいたのです!しかも台湾での大切なイベントを目前に控えた、かけがえのないタイミングでの開催です。告知からわずか数日で、東京・大阪など遠方からもお申込みをいただき、この機会の特別さを改めて実感しています。

今回の企画のために、台湾プロモーションのために作られた短い動画を見せていただく機会があり、ご覧いただいた方からは

「一つ一つの動きがすごく真剣なのが感じられた」
「こちらの呼吸も止まり、心まで静まるようでした。(映像を拝見した直後にアーサナしたため)集中感がずっと継続する中でアーサナを行えた気がします」

というご感想が届いています。

私自身も京都で初めてサーディヤーさんのアーサナデモンストレーションを拝見した時の衝撃を今も鮮明に覚えています。「ヨーガニドラー」という極めて過酷なアーサナでありながら、その名の通り「ヨーガの眠り」を体現するかのような静寂。快・不快という二元性を超越した境地で、感覚器官を完全に制御している姿に深い敬意を抱きました。その姿に触れたことで、私自身のアーサナへの向き合い方が大きく変わり、自分の殻を破るべく新鮮な気持ちで挑戦する原動力となったのです。

『その瞬間、空間は静止する』
この貴重な機会をどうぞお見逃しなく、ぜひご参加ください!

詳細はこちらをご覧ください💁‍♀️(アーサナ・デモンストレーション 松山)

アーナンディー


第2回「ヨーガを生きる秘訣」が松山で開催されました!

松山のヨーガ・サーラ・スタジオで「ヨーガを生きる秘訣」の2回目が、3月14日(土)、15日(日)に開催されました。
講師は、前回同様シャーンティマイーさんです。
前日の金曜日から松山入りしていただいたのですが、新幹線のトラブルがあり、1時間半も途中で停車し、松山到着が2時間遅れとなり、6時間越えの長旅となってしまったのです。きっとお疲れだろうと申し訳ないような気持ちで松山駅でお待ちしていたのですが、いつもの軽快で快活なご様子で到着され「打ち合わせをお願いします!参加の皆さんのことが知りたいです!」と休むことなく、翌日の講座の打ち合わせをしてくださったのです。日々のヨーガの実践が日常の行為に現れる、と教わっていますが、まさにその通り。どんな状況があろうとも、常に軽快で、他者のために行為するヨーギーとしてのあり方を学ばせていただいたように思います。

1日目は「アーサナの秘義」でした。午前のクラス15名、午後のクラス11名の参加がありました。
2回目ということもあって、みなさんリラックスした雰囲気の中、真剣に講座に取り組まれていました。
「アーサナの実践の中で、自分の行動をしっかりと認識すること。それは身口意を見つめていくということになり、日常の行為においての識別力を養ってくれます」
「アーサナにおける苦痛を受け入れることができたら、日常でも心理的苦痛を克服できていきます」など、アーサナを通して自分自身の体と心に正面から向き合うことの大切さなどを学び、
アーサナの実習では、「ブジャンガ・アーサナ」「シャラバ・アーサナ」「ダヌル・アーサナ」「チャクラ・アーサナ」「サルヴァーンガ・アーサナ」5つのアーサナについて、丁寧に学んでいきました。今回の5つのポーズはどちらかと言えばきついポーズで、まだ取り組んでいなかったり、ご自身の体の様子を見ながら普段は控えていたりする方もいらっしゃったのですが、講座ではみなさんの中で何かが起こったのか!? 果敢にチャレンジされていました。

講座を終えて、みなさんの笑顔が輝いていたのが印象的でした。


「何年もアーサナをしてきたつもりでしたが、初めて学んだような新鮮さを感じました。日々のアーサナをより丁寧にしていこうと気持ちを新たにしました」
「体験、体感を伴ったお話にインスパイヤされました」
「十年ぶりにチャクラ・アーサナをしました、一気に目覚めました。自分自身の感情に巻き込まれていましたがスッキリと無くなったように思います」
「ポイントが明確になり、アーサナや瞑想に取り組みやすくなった」
などの声が聞かれました。

2日目の「ヨーガの料理」は10名の参加がありました。
今回のメニューは、「春のブランチ」として、ブロッコリーのペンネ、ポテトサラダ、切り干し大根のカレー風味です。バゲット、紅茶と一緒にいただきます。
参加者の中には主婦歴50年という、長年にわたってご家族のためにお料理されてきた方々からも「エッ!」「ヘエ〜」と驚きの声が上がっていました。
ペンネを水から入れて茹でたり、切り干し大根をごく少量の水で戻し、もどし汁も捨てないで使う。
「ブロッコリーのペンネ」や「ポテトサラダ」は、『さまらさの台所』の本にも掲載されており、少量の水でゆがくことは書いてあるのですが、「えっ!ここまで少ないの!?」と実際を見ることで驚きと共に、普段自分たちが、いかに自分の観念やこれまでの習慣でお料理しているかを実感することになりました。
参加者の方々も積極的に調理に加わってくださって、和気藹々と楽しくサットヴァな雰囲気の中、料理が出来上がっていきました。


参加された方からは、次のような声が聞かれました。
「食材を生かして大事にお料理することを改めて思い出すことになりました」
「目から鱗のことばかりでした。主婦業を50年近くしてきたのに知らなかったことがとても新鮮で、楽しい時間でした!」
「今回も、野菜の素材のお味がとても美味しいお料理に感動しました!毎日家で作る料理、もう少し(味つけの)引き算しても良いのかなと思いました」
「ヨーガのお料理は、食べる人も、食材も同じように丁寧に大切にするものだと改めて感じました」

2日間を通して気づきがあり、その後のみなさんの実践につながっているように感じています。スタジオ全体にその喜びが広がっているようです。
アーサナの秘義は、毎週土曜日にフォロークラスを実施しています。学んだことを復習しながら、さらに深めていけたらと思っています。是非ご参加ください。
また、次回を楽しみに、それぞれが実践していきましょう!

アミティ


ヨーガはどこにいても実践できる

山本悦子さんは青森県に住んでいます。

四川目(よかわめ)岸壁から見える太平洋

ご家族のお仕事の都合で愛媛にいた頃、松山市内にあるヨーガ・サーラ・スタジオのクラスに出会いました。2012年からは京都で開催されるサットサンガにも定期的に参加していましたが、2020年に地元の青森県に帰りました。
悦子さんの1日は、毎朝キールタン(神の御名を繰り返し唱える歌)を歌うことから始まります。次に聖典を朗読、その後アーサナ、浄化法や呼吸法を行い、最後に瞑想をします。

強風によってできた雪紋と太平洋

しかし、厳しい冬の間は毎日の実践にも影響が出ます。

悦子さんが暮らしている青森県の太平洋側は冷え込みが厳しくなることが多く、日中でも0度を超えない日が度々あります。11月になると日が暮れるのが早くなり、16時を過ぎるとすでに夜の雰囲気に。道路も凍るので暗くなってからの外出は危険、明るい内に用事を済ませないといけません。
水道の凍結や吹雪の予報が出たら備えをして、雪が積もったら雪かき。雪かきしなければならない天候が続くと、それだけで体の疲労は限界を迎えて、他のことをする気力体力がなくなることも。

自宅の窓にできたつらら

そんな厳しい冬の寒さは身にこたえますが、時に冷静さを与えてくれるようで、「あれこれ考えても仕方がない、この環境の中で今やれる事をやろう」と気持ちを切り替えることができるそうです。
毎日アーサナができなくて落ち込んだり自分を責めることもあるけれど、オンラインでのクラスや瞑想会などに積極的に参加、日々の実践においては浄化法と呼吸法を特にしっかり行うという新たな習慣もできました。
日常生活においては、家事に加えて、介護施設で使用する紙製品を作るボランティアもされています。
いろいろと工夫をされながら弛まずヨーガを実践されている悦子さんですが、苦しい時期もありました。

 

悦子さんは生まれた場所に居続けるのが当然だという環境で育ちました。どこにいても地元に帰らなければならないと、心が地元に縛り付けられているような感覚が常にあり、苦しさを感じていました。

そんな悦子さんにとって特に大きかったのは、ヨーガを学び、「苦しみの原因は自らの中にあり、ヨーガにはその苦しみを滅する方法がある」と知ったことです。

とはいえ、自らの中にある原因を見つけ、それをなくすのは容易いことではありません。
2016年まではご家族の看病のため松山と青森とを頻繁に行き来する生活が続き、心身ともにギリギリの状態、本当に苦しみをなくすなんてできるのか?と疑う気持ちもありました。そのような状態でも繰り返しヨーガの教えを学ぶうちに、少しずつ理解が進み、自分の心を縛り付けているのは家族ではなく自分自身だと思い至りました。
ご家族との関係も少しずつ改善、最期の日々は、ご家族が和やかで清らかな気持ちで過ごせるように努めました。ご家族を看取った後、縛られているものがなくなったような気がしたけれど、遺品を整理しながら、心は縛られたままであることに気づきました。

「悩みや苦しみを捨て去り、自由になりたい!」

目には見えないけれど、誰もの中に純粋な意識がある。それが本当の私である。私もあなたもそれである。

おいらせ町のネーチャーセンター白鳥の家では、越冬のため飛来した白鳥に会えます

悦子さんは、その憧れの境地をシンプルに表した、“オーム(聖音)”に魅かれていきました。
ちょうどその頃、オンラインの瞑想会で初めてオームを唱えました。最初は慣れなくて、力まないように意識したり、聞こえやすいように大きめの声で唱えられるよう心がけたり、試行錯誤していたそうですが、次第に自分の体から響かせるように唱えたいと思うようになりました。何度も唱えるうちに力みはなくなり、オームを唱えることは自分と向き合うことであり、純粋な意識への通路ができていくような感覚になっていきました。
今は、少しずつでも憧れの境地へと近づけるよう、オームへの瞑想を続けています。

京都から遠く離れていてもヨーガの実践を続けられているのは、共にヨーガを学ぶ仲間の存在があるからで、特に遠方で暮らしている人同士のオンラインでの繋がりが大きな力になっているとのこと。

「ヨーガはどこにいても実践できる」

師が何度も教えてくださっている通りだと、悦子さんは実感しています。

「いつか青森でヨーガを伝えていきたい」

青森も春の気配が日に日に濃くなってくるこの季節、悦子さんは目標に向かってより大きく力強く歩んで行かれるのではないか、お話を聞いてそう感じました。

りんごの収穫のお手伝いをすることもあるそうです。とっても良い笑顔!

ハルシャニー  

 

 


東京60分クラス新規開講!

東京では昨年から国分寺に加えて中野でのクラスが始まったので、久しぶりにクラスのフライヤーができました。

中野クラス会場「Cafe&Studio Tiny Garden」の雰囲気にぴったりの素敵なデザインです。

そして、春の節句でもある今日3月3日、新たにクラスが始まります!
東京では初めての60分クラス。ヨーガに興味はあるけれどまずはお試しでやってみたい方、お仕事などで忙しい方にも、参加しやすいと思います。

スタジオのお隣のカフェでは、季節のお花と一緒にフライヤーを置いて下さっています。

⚫︎場所:Cafe&Studio Tiny Garden    中野区中野5-47-9 2階 (セブンイレブンの上)
⚫︎日時:毎月第1,3火曜日 18:45~19:45(18:30開場)
⚫︎料金:1回1,800円/4回回数券6,300円
※有効期限4ヶ月

中野では第2,4火曜日は90分クラスも開講中。
2月からは第1日曜日90分クラスも始まりました。(※4,5月は第2日曜日)

3月1日の日曜90分クラスの様子

三寒四温のこの時季は、寒暖差が大きく自律神経も乱れがち。
ヨーガのアーサナ(形)や瞑想を行うと、自律神経のバランスが調い心身ともに軽やかになります。ぜひこの機会に、ヨーガの効果を体感しにきてくださいね。

お問合せ・お申し込みはフライヤーの裏側に掲載してあるQRコードからもできます

ハルシャニー  

 

 


春はヨーガを始めるのに最適な季節

暦の上では春の訪れを告げる「立春」を過ぎ、「雨水」の時期に入りました。

「雨水」とは、雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のこと。雪解け水が山から流れ出て田畑を潤すことから、農耕を始める時期の目安とされています。

それは私たちの身体にも影響していて、雪解け水が少しずつ田畑を潤していくように、冬の寒さでかたまりがちだった身体が少しずつほぐれて、伸びやかに気が巡るようになっていきます。

ヨーガでは、季節毎に旬の食材を適量食べることで、体が滋養され健やかな状態を保つことができると考えます。
春は大地からの力を受けて山菜が芽吹く時季。山菜は力強いエネルギーに満ちていて、食べることで私たちもそれを取り入れることができます。さらに、山菜が持つ独特のほろ苦さは冬の間に溜まった疲れを排出し、身体を目覚めさせてくれます。

厳しい寒さを乗り越え、地面から力強く芽吹いて咲く福寿草の花

また、アーサナ(ヨーガのポーズ)を行うことで、身体という田畑が柔らかくなり、深い呼吸によって調えられたプラーナ(気)が体の隅々まで行き渡ります。
MYMのヨーガ・瞑想クラスでは、1人1人の体の状態に合わせて行いやすい形をお伝えしていますが、まずは無理なく保持できるところで息を吐き切るようにしていくと、リラックスしやすくなります。そして継続して行うことで心身が癒され、生き生きとした日々を送れるようになります。

マッチェンドラ・アーサナは体の隅々までプラーナを行き渡らせる効果が特に高い形です

少しずつ日が長くなり暖かくなっていく春は、気力が高まりアーサナに取り組みやすい状態になるため、ヨーガを始めるには最適な季節といえます。

ヨーガに興味はあるけれどまだやったことがない方、まずは一度クラスに参加してみませんか?
すでにクラスに通っている方は、この春に形と呼吸をより一層深めていきましょう!

国分寺クラスの後、スタジオの前にある紅梅の花にメジロが来ていました

 

ハルシャニー  

 

 

 


リーラー・ヨーガ・スタジオ🪷写真展&上映会のお知らせ

新年から早一ヶ月が経ち、本日2月3日は「鬼は外、福は内」の節分ですね👹ヨーガによって邪気や煩悩を払い、内なる至福で満たされるようにしていきたいですね。

さて、先週からリーラー・ヨーガ・スタジオでは、アドヴァンス・アーサナ(ヨーガの高度なポーズ)の写真展を開催しています。滅多に見ることができない、また完成することも難しい洗練されたアーサナの写真が壁一面に飾られています。

まるでアート作品に触れるかのような美しい結晶化されたアーサナの数々です。2月28日まで展示していますので、ぜひお越しになってご覧ください。詳しくはこちらをどうぞ💁「Advanced Asanas 写真展」

またスタジオでは、2月11日(水・祝日)にアーサナのドキュメンタリー映像『In The Cave With The Master』の上映会を行ないます。

アーサナは単に柔軟性を開発するものではなく、身体と呼吸を制御していくことでタパス(熱)が生まれ、それによって心が変容する大いなる力があります。

ヨーガを始めて間もない一人の元ブロードウェイダンサーがアメリカから来日し、アーサナを通して自らと向き合っていくプロセスが撮影されています。できないことがあったり厳しい状況の時、人はどのようにそれらを乗り越えるのかーー苦悩や困難に立ち向かう強さや純粋な思いの大切さが感じられる、まさに限界を越えていくヨーガ・アーサナの真髄が凝縮された映像です。

そして、師シュリー・マハーヨーギーの異次元のアーサナを拝することのできる貴重なシーンも収録しております。少しでもヨーガ・アーサナにご関心がある方は、ぜひこの機会にご参加いただきたく思います。詳しくはこちらをご覧ください💁‍♀️『In The Cave With The Master』上映会

まだまだ寒い日は続きますが、暦の上では明日が立春ーースタジオでは通常のクラスに加え、好評の「ちょこっとYOGA」の初心者のためのクラスもあり、さらにクラス数も充実していますので、本格的な春の目覚めに向かってプラーナ(気)を蓄える充実した期間にしていただけたらと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします🪷

土曜日14時-16時のアーサナクラスの様子。 全てのアーサナは座るため、瞑想のためにあります🕉

ゴーパーラ


運命を切り開く

新年を迎えると、「運試し」「今年の運勢」など、あちこちで「運」という言葉を目にします。初詣でおみくじを引いて一喜一憂している方々を見かけたことがありますが、私も以前は「運」を気にする1人でした。

子供の頃から逆境が続き、自分は運が悪いのだと思っていました。占いにすがり、手当たり次第本を読みあさったこともありました。「あなたの運命は」「運気を良くするには」などと具体的なことが書かれてあると、自分の進むべき道を示してもらったような気がして、安心して前向きな気持ちになれましたが、それは束の間のこと。逆境から抜け出すことはできず、私は運が悪いまま生きていくしかないのだと悶々としていました。

しかし、ヨーガとの出会いで私の人生は大きく変わりました。

 

運命を切り開く

自分の運命は自分で切り開いていくものです。

心次第で未来はどのようにでもなります。

『マハーヨーギーの真理のことば』第1章より

 

ヨーガでは、呼吸が制御されれば心も制御されると考えます。
私の場合は、まずアーサナをすることで呼吸が少しずつ深く落ち着いたものに変わり、それに伴い心が穏やかに安定した状態になり、冷静に自分を見つめられるようになりました。最初は漠然とした理解にとどまっていたヨーガの教えも、しっかり腑に落とすことができるようになりました。特に大きかったのは、自分を変えることができるのは自分だけだと気づいたことです。

運が悪いと決めつけているのは私自身。そうしたネガティブなことを思うのはやめよう。どう生きていくかは自分で決めることができるのだから。
そう思えたら、濃い霧の中を手探りで歩むような状態だったのが、霧は晴れて視界良好、軽やかに一歩を踏み出せるようになりました。

また、逆境と向き合い乗り越えていく力をつけることができました。

近くの公園では梅の花が咲き始めました

一足飛びにとはいかないけれど、日々実践をしていくことによって、他の誰でもなく自らの力で運命を切り開くことができる。
今、私は確信を持ってそう言えます。

運命を切り開いた人、これから運命を切り開こうとしている人、みんな素晴らしい笑顔で

 

ハルシャニー  


2025年 締め括りブログ

2025年も残りわずかとなりましたね。
皆さまにとって、どのような1年でしたか?

私たちマハーヨーギー・ミッションの1年を振り返ると、京阪神や東京、松山などの各地でさまざまな活動を行なってきましたが、大きな展開として京都の「リーラー・ヨーガ・スタジオ」の開設がありました。

5月からスタートしたスタジオのクラスですが、有り難いことにこの半年あまりで50名以上の新規の方にご参加いただきました!
まことにありがとうございます。
本当に多くの方とのご縁をいただき、参加された方からは「身体が楽になった」「できないと思っていたポーズができるようになってきた」「周りから最近変わったと言われるようになった」「家族との喧嘩が減ってきた」「人に優しくしたいと思った」「心の広がりを感じた」「ヨーガは地道な実践なのだと感じた」など、たくさんの嬉しいご感想をいただき、ヨーガを愛する私たちにとって、ヨーガの魅力を共に味わうことはこの上ない歓びでした。

スタジオの名前でもあるサンスクリット語の「リーラー」は「神の遊び戯れ」という意味です。

私たちの本性は「歓び」です。
それは誰もの中に在り、万物の本質であり、それが神と呼ばれるものです。
私たちは歓びのために、遊び楽しむために生まれてきました。
ヨーガを行なうことで、心の苦しみとなるエゴや欲望は無くなり、内なる歓びを味わうことができます。
そしてその歓びの中で生きることで、他者や周囲に平安や調和がもたらされていきます。

スタジオ特別展示のサハスラーラ・チャクラ(千弁の蓮華) + シヴァとカーリー

この真実の歓びーーそれが確かに在ることを私たちは師シュリー・マハーヨーギーの存在とその生き様から教わりました。
そして師がヨーガを伝えるようになってから半世紀が経ち、私たちマハーヨーギー・ミッションは50周年イヤーに突入しています。

2026年はさまざまな50周年の記念イベントがありますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
ヨーガを通じて、来年も一人一人の内なる歓びがよりいっそう花開いていくことを願います🪷

では皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください🙏

マハーヨーギー・アーシュラマ。1976年、師はこの場所でヨーガを伝え始めました。

ゴーパーラ


アーサナでニュートラルな状態を作る

MYMのヨーガ・瞑想クラスでは、1つアーサナ(形)を行うと、シャヴァ・アーサナ(屍体の形)を行います。 
シャヴァ・アーサナは仰向けに寝るだけのシンプルなアーサナです。 

シャヴァ・アーサナ以外のアーサナは、程よい緊張感と集中感を持って行います。 シャヴァ・アーサナは緊張感も集中感もなく、全身の力を抜いてリラックスした状態で行います。 

 アーサナを始めたばかりだったり、疲れが溜まっていたりすると、どのアーサナをするにもきついと感じますが、シャヴァ・アーサナで一旦体を休めることで、次のアーサナに集中しやすくなります。またアーサナで良い緊張感が生まれれば、シャヴァ・アーサナの時に力が抜けるようになります。疲れた体は癒され、心は穏やかで落ち着いた状態になっていきます。 

 シャヴァ・アーサナを行う上で大切なのは、背骨を中心に左右対称に手足を置くこと。 
手は体から少し離して、手のひらを上向きにしておきます。足は肩幅前後に開きます。仰向けに寝たら、一度顔を起こして確認するといいでしょう。 
デスクワークなどで肩や首にこりがある方は、軽く顎を引くことでより力が抜けやすくなります。 
形ができたら、目を閉じて、口を閉じる力を抜きます。呼吸は他のアーサナ同様鼻で行ってもいいし、口で行ってもかまいません。 

今週の国分寺クラスの様子。皆さんしっかり集中してハラ・アーサナを行なった後、  全身の力を抜いてシャヴァ・アーサナ。ゆったりとした呼吸で休まれていました。

一つ注意したいのは、眠りに陥らないようにすること。 
その理由について、師はこう答えられています。 

 ——シャヴァ・アーサナ(屍体の形)の時に眠ってしまうことがよくあります。眠らない方がいいのは、眠ってしまうことによって心がまた活動してしまうからですか。 

そうです。心の活動の状態というのは覚醒と夢見と熱眠の間を行き来するわけだけれども、アーサナにおいてはその三つの状態から離れた、よく宙吊り状態というけれど、ニュートラルな状態が作られる。だから眠りに落ちてしまうと、瞬間にでも夢を見るかもしれないし、熟眼するかもしれない。そういう心の活動領域に巻き込まれてしまうから、眠らないようにということなのです。 
そしてニュートラルな宙吊り状態が作られると、それを知っているという純粋な意識だけが取り残されてしまうので、それ以上の心の活動が休止した状態になるはずです。これは「ヨーガ・スートラ」の中に煩悩というものを取り上げて、それは弱まったり休息したり、眠ったり——煩悩が眠るという状態もあると説かれている——ちょうどそういった一時的な状態が、アーサナという中において成立している。実際に煩悩を除去する、なくしていくには、やはり識別という瞑想を加えないといけないのは当然です。 

 『マハーヨーギーの真理のことば 第6章アーサナの実践 ニュートラルな状態を作る』 

 
私はアーサナを始めてからしばらくの間、シャヴァ・アーサナで眠ってしまうことが度々ありました。特に苦手なアーサナが終わった後は心身ともに解放されたような感じになり、ふっと意識が薄れて寝落ちしてしまうのです。自宅で寝る前に行っていたら、気付けば朝だったこともありました。せっかくアーサナしているのに、その効果を感じるどころか体が冷えて調子を崩したこともありました。 
当時は、仕事と学業の両立で心身ともに余裕がない中、毎日アーサナしなければと必死でした。それが力みとなり、形を保持している間は緊張し過ぎた状態、横たわるとその反動で心身が緩み過ぎて眠りに陥ってしまい、覚醒・夢見・熟眠という心の活動に巻き込まれていたのだと思います。心身ともに調えたくてアーサナしているのに、本末転倒なことをしていました。 
その後は少しずつ自分に合った働き方に変えたり、食生活を調えたりすることで、気付けばシャヴァ・アーサナで眠らなくなりました。今では自分にとってどういう生活をするのが良いのかを考える、とても良い機会だったと思います。 

初めてクラスに来た方や、ご自宅での実践を続けるのがなかなか難しい方に、「シャヴァ・アーサナもアーサナなので自宅でやってみてくださいね」とお伝えすると、みなさん、それならできそう、と笑顔で頷いてくれます。 
思いついたらすぐにでも行える形ではありますが、他のアーサナも並行して行うことで、力みなく完全にリラックスした、どこにも寄りかかることなく宙吊りのような状態に導かれていきます。 
心の活動に巻き込まれなくなったら、喜怒哀楽の感情を失って日々生きていても楽しくないのでは?と思う方もおられるかもしれません。 (私はヨーガに出会った頃、そう思っていました) 
でもそうではありません。 

何にも寄りかからず、心に巻き込まれることもないニュートラルな状態においてのみ、純粋な意識=本当の自分が確かにあることを実感できるのです。何が起きても揺らぐことなく、常に平安で喜びに満たされた日々を生きることができるのです。 

 少しでも興味が湧いてきた方は、ぜひMYMのヨーガ・瞑想クラスで体験してみてくださいね。

ハルシャニー  

 


ヨーガとインド神話~シヴァ神

インドの神様といえば、「シヴァ神」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

8月にこのブログで、聖典『デーヴィー・マハートミャ(女神の素晴らしさ)』に登場する女神ドゥルガー(カーリー)をご紹介しましたが、その夫がシヴァ神です。
シヴァは破壊と再生を司る神であり、ヒンドゥー教の三大神の一柱として、ヒンドゥー教の国々で現在でもとても人気があるそうです。

瞑想をするシヴァ神

シヴァ神はとても古い神で、そのルーツは暴風雨の神「ルドラ神」まで遡り、数千年の歴史の中でさまざまな地域の土着神や信仰が融合して、今日の「シヴァ神」として伝わっているようです。

実はヨーガの実践者にとっても、シヴァ神は非常に重要な存在です。
なぜなら、シヴァはヨーガを最初に人間に伝えた“ヨーガの祖”であることが、いくつかの聖典に記されているからです。
確かに、シヴァ神の絵には修行者の姿で坐し、半眼で瞑想している様子がよく描かれています。

パシュパティの印章(PashupaiSeal)。ヨーガ行者の姿をした人物を刻んだインダス文明の印章。シヴァにパシュパティという別名があることから、シヴァの原型と関連付けられることも…。

そのような古い歴史をもつシヴァ神には、体系化されていない数多くの神話が各地域に伝えられていて、その中にはシヴァから人間にヨーガが伝わった経緯に関する伝承もあるようです。
例えば、ある日、川のほとりでシヴァが妻パールヴァティーに深遠なヨーガの奥義を語っていたところ、一匹の魚が熱心にその教えを聴き取り、奥義を理解して人間の姿に変わり、最初の弟子マッチェーンドラナートとなってヨーガを広めたというお話や、シヴァがヨーガの奥義をまとめた聖典を作ったが、普通の人間には危険だと考えてそれを川に投げ捨てたところ、一匹の魚がその聖典を呑み込み、漁師がその魚を捕らえて魚の中から聖典を発見し、その聖典を学んでマッチェーンドラナートになったというお話など。これ以外にも諸説あるようです。面白いですね。
ヨーガのアーサナ(ポーズ)の中に「マッチェーンドラ・アーサナ(ねじるポーズ)」や「マッチャ・アーサナ(魚のポーズ)」があるのも、興味深いことだと思います。

左/マッチェーンドラ・アーサナ(東京・国分寺クラス) 右/マッチャ・アーサナ(東京・中野クラス)

私自身のシヴァの体験は、以前バクティ・サンガムでシヴァ神のキールタンを繰り返し歌った後、無性にシヴァに瞑想したくなり、そのまま瞑想に入りました。
そのとき感じたのは、山のように雄大などっしりとした不動の存在感。いつも瞑想していたクリシュナ神とはまったく異なる感触で、とても驚いたのを覚えています。

このブログ「ヨーガを生きる」でも、シヴァ神について何度も取り上げられています。ヨーガとシヴァ神の関わりが詳しく書かれていて、とても面白いので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

シャルミニー