最愛なるグル、シュリー・マハーヨーギーを偲ぶ会 ~MYM台湾ブログより

6/10、台湾でシュリー・マハーヨーギーを偲ぶ会が行なわれました。MYM台湾のブログにその時の様子が掲載されていますので、日本語での翻訳をご紹介いたします。

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サットグル・ シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサは、2023 年 5 月 18 日に日本の京都で御入滅されました。 台湾の弟子たちは2023年6月10日にアーナンダ・アーシュラマで偲ぶ会を行ないました。 午後、参加者たちは時間通りに到着しました。厳粛な祭壇が設えられ、美しい花とヨギさんのお写真が飾られ、荘厳で平安な雰囲気が漂っていましたが、過度の装飾や悲しみはありませんでした。

会の冒頭、ニューヨーク・ミッションが制作した、ヨギさんの貴重な姿を記録した映像『Satguru Shri Mahayogi Paramahansa: A Modern Age Yogi Who Abides in Self-Realization』がまず上映されました。この映像には、ヨギさんが各地で行なわれた貴重なヨーガの布教の様子が記録されています。スクリーンに映し出された慈愛に満ちた師(グル)を見て、みんなの心の中に言葉では表せない温かな感情が湧き上がったことでしょう。

その後、参加者たちはそれぞれヨギさんとの思い出やヨギさんへの思いを語り合いました。皆、人生の様々なタイミングでヨギさんに出会い、異なる理由や状況の下ヨーガに触れましたが、ヨギさんは誰もが理解できる方法で、弟子たちが内なる真我に向かい、生きる方向が見つけられるよう導いてくださいました。

話の後、全員が順番に祭壇にお花を捧げました。そこで捧げられた言葉は、ヨギさんに会いたいという言葉よりも、決意の方がより多く聞かれました! 皆はサットサンガで、ヨギさんが私たちに伝染するほどの安らぎと力強い眼差し(ダルシャン)を与えてくださったこと、そして弟子の無知や不安を受け入れながらも、ヨギさんが輝かしい笑顔を向けてくださったことを懐かしく思い出して、もっとヨギさんと過ごしたかった…と感じたのではないかと思います。ある弟子は、 「京都でのジャヤンティに参加する機会がなかった、これからもヨギさんに会えない」と、とても残念そうに言いました。それで、その場は少し悲しみに包まれてしまいました。

しかし、参加者の一人は京都で葬儀に参列した感想——ヨギさんの肉体は消えていったけれども、より共にいるように感じられた、と語りました。それはまさに『ヨーガの福音』の中にある、「真の自己は生まれたこともなく、死ぬこともない。不滅で永遠の存在です」という教えそのものです。その後、プラサーディニーはヨギさんとのエピソードを分かち合いました。以前ヨギさんから「いつも側にいますよ」という言葉をいただいた時、「はい」とお答えしたものの、本当は不安を抱えていました。自分は台湾にいるので、どう考えてもヨギさんが側におられるということは考えられないと思っていました。先日、アーサナをやっている最中に様々な思いが浮かび、次第に頭痛がし始めた彼女は、すぐ呼吸に集中して、ゆっくりゆっくり息を吐き…徐々に、ヨギさんが側にいるように感じ始めました。参加者たちはそのエピソードを通して、ヨギさんが既に真理を私たちに授けられているということ、またしっかりと実践して心を純粋で透明にすれば、ヨギさんに近づいていけるということを、より理解したのではないかと思います。

京都、ニューヨーク、そして台湾でサンガを作ってくださったシュリー・マハーヨーギーに感謝いたします。それは、現在の弟子たちのためだけではなく、この世で輪廻転生している将来のすべての魂の導きにもなるでしょう。

ヨギさんは平等、そして無私の態度で求道者たちに接し、数えきれないほどのサットサンガを開催し、アーサナも指導し、神の化身を直接見る機会を与え、ヨーガの真義を理解できるように導いてくださいました。ほぼ50年間、ひと時も休むことなく、この神聖な仕事を続けられました。2022年のジャヤンティの最後に、ヨギさんは「ブラフマンの輝きに満ちた顔を私に見せてください。楽しみにしています」とおっしゃいました。まさに今、私たち弟子たちは、命の有限性をさらに意識し、夢から覚めて真実に目覚めなければいけないと誓い合いました。いつか真実の中で、グルに再会できることを楽しみにしています。

画:MYM台湾 キャリー

ブッダはご入滅前に、「私を見る者が私の弟子ではなく、私の教えを知る者が私の弟子である」とおっしゃいました。ヨギさんの弟子として、私たちは一瞬一瞬ヨギさんの言葉を体現できるように、自らの行動を通してヨギさんの教えを伝えることができるようにと願っています。これこそが私たちの生涯におけるたった一つの使命です。

Satguru Shri Mahayogi Paramahansa ki, Jai!

文:MYM台湾  シンユンMYM Taiwan


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