愛媛サットサンガ(3)

愛媛の特別サットサンガの最終日は今治。
ゆるキャラのバリィさんに象徴される今治は、タオルや造船、やきとりが有名なしまなみ海道の町です。
会場の山本さん宅に入ると、ちょっとお年を重ねた方が多いような気が……
それもそのはず、名簿を見ると70代の参加者だけでも10名近く……(驚き!!)
でもみなさん、色鮮やかなミッション40周年Tシャツを着て、何だかとても可愛らしい。(←お世辞ではありません。ヨーガ行者は嘘は言いませんから笑)
会場は幾分、和やかな空気感でしたが、サットサンガが始まるとそのムードは一転、皆がヨギさんに集中し、真剣な問答が展開されました。

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その内容は、身近な人を亡くした方が多かったため、死に関連した問答が多くありました。
「亡くなった人と、どのように付き合っていったらよいのか?」「お経を唱えるとは?」「来世に修行をもちこしてもいいのか?」
死についての問答は松山でもありましたが、ヨギさんが説かれることは一貫しているように思いました。
それは、「死を正しく理解すること」です。
この今治のサットサンガでは、以下のように説かれました。

「死という問題がありますけれども、生まれた者はいずれ死にます。これはこの宇宙、すべての掟です。死なないためにはどうすればいいのか。生まれないことになります。でも、誰もが生まれてきてしまったんですから、この死という問題には直面せざるを得ません。やはり、死というものを正しく理解する必要があります。死を恐怖するだけではだめです。不安に思うだけでもだめです。正しく理解すればいいんです。死というのは肉体がなくなること。肉体から命が去ってなくなること」

そしてヨギさんは、もっとも大切なことを説かれました。

「その本体である魂は決して死なない。決して殺されることはない。どんな爆弾をもってきても破壊されることもない。そんな不死の永遠の存在がそれぞれの本質、本性です。神そのものです」

私は愛媛へ出発する日、「今までで一番心に残っているヨギさんの言葉は何ですか?」と、ある方から尋ねられました。
その時突然、「本当の自分とは、この身体でもなく心でもない、その奥にある永遠の存在」という言葉が浮かび上がってきました。
私はその言葉が今までで一番印象に残った言葉であるとは思ったこともなかったので、驚きました。
そのままを伝えたらよかったのですが、それを口に出すことができませんでした。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、この今治のサットサンガが終わった時、そこにあったものはヨギさんの振動だけでした。
私は愛媛の3日間、胸の奥にずっと熱いものを感じていました。
それはヨーガを始めた頃に感じたものと同じ感覚でしたーー「これがあれば、どんな宝石も財産も名誉もいらない」、そう思えるものです。
私は改めて、この愛媛の3日間を振り返り、胸を熱くさせるものがどこから来ているのか、それが何なのか、確信しました。
それこそが、「不死の永遠の存在」だと!!!
そしてヨギさんはいつもずっとそれだけを説かれ、それに目覚めるように皆を導かれている。
クレイジーともとれるこの真実を真剣かつ誠実に述べている人に、私は未だかつて会ったことがありません。ヨギさん以外に!!!

この愛媛の特別サットサンガは、愛媛のグルバイの方々の長年に渡る準備と、ヨギさんへの純粋な思いがあってこそ、実現したものでした。
愛媛の方々の働きは本当に誠実そのもので、京都から来た私はそれに乗っかっただけでした。
ヨギさんの存在とお言葉、そしてグルバイこそが真の宝であり、希望であり、祝福であり、どんな爆弾にも負けない至福の爆弾だと感じる3日間でした。
本当にありがとうございました!!!(終)

飯尾洋平


愛媛サットサンガ(3)」への2件のフィードバック

  1. 鴨田 敦子

    せっかく予約をしていたのに、参加できなくてとても残念でした。しかしブログでヨギさんのサットサンガの様子がわかってとてもうれしいです。不出来な弟子(という言い方が許されないでしょうがあえていいます)ですが、毎日がとても輝いてうれしいのは、ヨギさんの教えがあるからです。師がまたニューヨークに旅立たれてとてもさびしいです。毎日病院で大声でキールタンを歌っています。会社も円満退職できそうです。まだまだ精進していきたいです。よろしくお願いします。

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    1. サーナンダ 投稿作成者

      鴨ちゃん、こんにちは。お久しぶりです。サーナンダです。メールありがとうございます。本当に日々是精進ですね!

      返信

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