今日のキールタンは弥次喜多像前にて!

こんにちは! またまたミラバイです。
今日の夕暮れ時、ふと家の窓から外を見ると、周りの建物が赤く染まっているのが見えました。あっ!これはきっと!と思って外に出てみると、……やっぱり!
とっても美しい夕焼け空が目の前に広がっています。

2014-06-15 夕焼け
クリシュナの肌のようなブルーの深い空に、ラーダーを思わせるような情熱的な赤い雲が重なっています。その色合いや雲の形は刻一刻と変わり、その神秘とダイナミックさに思わず見とれ、ベランダで一人、しばらくの間佇んでしまいました(たくさん蚊にさされた……)。
私たちは屋根のあるお家に暮らしているし、時間に追われるような生活をしているので、なかなかこうして空を見上げたり、月の満ち欠けを味わったりすることも少なくなってきたのかもしれませんが、昔の方はきっとこうして自然の中に身をおきながら、その美しさや偉大さ、そしてこれらの背後にある何か大きな力や存在に思いを馳せていたのかなぁと思います。

さて、今日は梅雨の合間の晴れ間。久しぶりにいいお天気だったので、……と、ここまで書くともうお察しくださる方もきっといらっしゃることでしょう。
そうです! またまたジャヤデーヴィーと一緒に、外にキールタンを歌いに行きました。今日は三条大橋のたもと、弥次喜多像前です!

2014-06-15 やじきた前

お昼過ぎということもあって日差しがかなり強く、今日は暑いくらいでした。キールタンって一般的な歌とはちょっと違い、歌詞のほとんどが神の御名で、自分の心の思いを吐露するような詩はないし、誰かの興味をひくためにアピールすることもありません。そういうこともきっとあるのでしょうね、街ゆく人で興味をもたれる方も、実際のところはとても少ないです。そんな中でも、今日は立ち止まって聞いてくださる初老のご夫婦の方もいらっしゃいました。こんにちは〜とご挨拶をしに行くと……

「何語の歌や?」
「インドの歌です。ヨーガをしているんです」
「やっぱりそうか! あんたインド人か?」
「(えぇっ? 日本語で会話してますけど…)日本人です!」
「どうりで日本語上手やと思ったわ! インドに行ったことがあるんか?」

そのご夫婦も昔にインドに行かれたことがあるようで、とても懐かしく思い出されたということでした。私も昔インドに行ったことがあること、でも日本に帰ってからブッダの教えを学び始めたこと、そしてその中に生きていく本当の答えがあるということを思わず立ち話してしまいました。しばらくの沈黙の後、ご夫婦は何を感じられたのか、
「多くの人々を救ってください」
と合掌して立ち去られていきました(笑)。ちょっと真意がどのような感じだったのかよく分からなかったのですが、予想外の展開にあまりにも驚いて、なんと返事したらいいのか言葉が出ませんでした。でもこうしてオレンジ色のサリーを着て出ているとなぜか拝まれることがあって、本当にびっくりしてしまいます……。いよいよ私、大仏さんみたいなお顔になってきたのかしら(不安)。
ちなみにオレンジ色は、インドなどでは僧侶が身につける色とされているんですよ。

その後何人かの方とお話ししたり、写真を撮ってもらったり(上記掲載。ありがとうございました)、あっという間に時間が過ぎていきました。またどこかでご縁がつながっていくといいなぁ〜と思います。

ミラバイ


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