月別アーカイブ: 2015年5月

ミラバイ台湾訪問記!

こんにちは〜。
4月27日に台湾に向かったミラバイからメールが来ました〜 \(^o^)/
紹介させていただきますね。


こんにちは! ミラバイです!
ただ今、台湾に来ています〜!
台湾に住むグルバイ、リンたちから依頼をいただき、3週間の予定で訪れています。
早くも2週間以上が過ぎましたが、アーサナ・瞑想クラスやサットサンガ、バクティ・サンガム(キールタン)などを行なっています。
キールタン
バクティ・サンガムの様子

台湾の方たちは、皆さまとても熱心です!
サットサンガやクラス後の話の際には、ほとんど途切れることなく質問が続き、気付けば毎回、終了時間がオーバーしています。
質問の内容はどんなものがあるのかな?と最初は思っていましたが、

「瞑想中眠たくなってしまう」

「真理がわからない」

「人の人生にはなぜ苦しみがあるのか」

「怒りや焦りをなくすにはどうしたらいいか」

などなどで、日本にいる私たちと悩んだり苦しんだりすることは本当に一緒だなぁ〜と思いました。そして同時に、本当のヨーガやグル(師)を求めておられる方もとても多いと感じています。
集合写真
サットサンガ後に撮影。ミラバイの向かって右隣がリン、
その隣がテレサ、旗の右横がバオです。

通訳は、金沢に留学していたルー、そして昨年ジャヤンティーに来日したバオ、また、まだヨギさんには会ったことがないけれども、毎日アーサナを実践しているテレサが協力しながら交代で行なってくれていて、その懸命な働きは本当に素晴らしいです! そしてもちろんリンも細かな調整や参加者へのフォローなど、目に見えない仕事をほぼ一人で担ってしてくださっています。
ルー
ルーと一緒に

今週末にはまたバクティ・サンガムとサットサンガを行ないます。また新たな方が参加してくださるようで、とても嬉しいです〜!

以上、簡単ではありますが、台湾レポートでした!

mirabai


元気にやっているようですね!
新しい仲間にもたくさん出会い、本当に嬉しいです!

サーナンダ


瞑想で心は変わる!?

こんにちは〜サーナンダです。
先週末の土日に、第2回目の松山瞑想特別クラスにいってきました。
テーマは「心は変わる!」でした。
今回も50名を超えるたくさんに方が参加され、瞑想への関心の高さが伺えました。

今回は松山スタッフのアーナンディーが感想を寄せてくれましたので、抜粋して紹介したいと思います。

第1回目の講座の後、「あれから毎日、瞑想しています」という嬉しい声がたくさんの方から届いたのですが、一方で「瞑想しようと思っても、すぐに眠くなる」と、なかなかうまくいかないという声も寄せられていました。
今回の講座の冒頭で、「よっぽど眠い時は寝た方がいいでしょう。もしできるのなら『自分は今瞑想しているんだ』という意識だけを保ち続けていけば、ポンッと集中できる時があります」とサーナンダさんが軽やかにおっしゃいました。なんだか、本当にできそうな気がしてきます。サーナンダさんの言葉には、よ~~~し!やってみよう!と思わせる力があります。急にはできないかもしれませんが諦めずに続けていくことでポンッと集中できるようになっていくはずです!
集中力とは言い換えると意志の力、情熱だと力強い話がありました。

松山瞑想講座
さて、講座内容は「心は変わる!」というテーマで心の仕組みを丁寧に学び、どのようにして執着の原因を取り除いていくか、そして実際にどうやって瞑想していくのかを分かりやすく教えていただきました。心の癖はなかなか治りにくく、同じことを何度も繰り返してしまいます。今回の講座で心はたくさんの衣を着込んで着飾っている状態というお話しがありましたが、知らず知らずのうちに「私はこのような教えを知っている」「私はこんなにも素晴らしいものをもっている」といろんなものを着込んで着飾って、自分を大したものだと思い込んでいたのだと気づきました。でも、そのような衣は最初から実体がないということが分かれば、背伸びをしてカッコよくみせようとすることもないし、逆に自分をつまらない存在だと卑下することもないのだと思えます。
瞑想はその衣を脱いで裸の本当の自分、純粋な自分に近づいていくためのもの。私は純粋な本当の自分というのにとっても憧れます。素直になって、真理の教えに出逢えた喜びに感謝して一歩一歩確実に前進していけたらと思います。

松山瞑想
講座の後、今日からどう実践したらいいかが明確になり希望を感じて会場を後にされた方が多くおられたようでした。このような瞑想の講座は初参加という何人かの方が、「来てよかったです」と笑顔で感想を教えてくれたことも印象的でした。
この日は最初、雨模様だったのですが講座後はすっかり晴れて青空が見えました。まるで参加者の皆さんの瞑想後の心を象徴しているような綺麗な空でした。

2日目はサットサンガでした。
サットサンガを振り返ると皆さんと一緒に学ばせていただく感謝がこみ上げてきます。
1人ひとりの心の悩みの問題は、表面的には違ってみえても、本質的には苦しみの構造は同じだと改めて感じます。真理を知らないで、心の衣を通して世の中を見ているから私たちは苦しみます。サーナンダさんと皆さんの質疑応答を聞かせていただくうちに誰もに当てはまる普遍的な真理の教えに鼓舞され、渡米中の師が今も私たちを見守ってくださっていると包み込まれるような安心を感じました。
松山サットサンガ
サットサンガのあと「次にサーナンダさんにお会いできるまでの1カ月間、とにかく実践してみようと思えるようになり、今までは自分が集中できていないとか、呼吸が浅いとか、そんなことばかり気にしていたけど、そんな思いは気にならなくなりました」と参加された方が感想を聞かせてくださいました。
2日間を通して多くの方にご参加いただきましたが、共に学ばせていただけることは大変励みになります。サーナンダさん、皆さん、本当にありがとうございます。
また来月もよろしくお願いいたします。    (アーナンディー)

こちらこそ、ありがとうございました。来月は3回シリーズの最終回です。「日常と瞑想」というテーマで6月13日(土)に行ないます。毎日の中でどのように瞑想を組み入れていくのか、その秘訣を学んでいきます。初めての方もぜひ気軽にご参加ください〜 \(^o^)/

サーナンダ


さまらさの台所

今日は月に一度のさまらさの台所の日でした。春キャベツを使った春巻き、そら豆ご飯、蒸し野菜には新じゃがいもやブロッコリー、わかめを使って、そしてドレッシングには新玉ねぎを使います。これらはすべて旬のお野菜!この時期、「新」という名のつくお野菜が出てきますが、それらは生まれたてのような味わいがあります。柔らかく、瑞々しい!そしてなにより生き生きしています。
さまらさ 春巻き
今回はクラスでプラーナについてお話をしました。

さまらさ5月

この宇宙の森羅万象を動かす根本的な力のことを、ヨーガではプラーナ(生命エネルギー、気)と呼んでいます。私たちの身体のさまざまな活動も、心の動きも、すべてはプラーナの力によって起こります。プラーナは目には見えませんが肉体の内側に通っています。

プラーナというと聞いたことがない方もいるかもしれませんが、「気」というと少し想像がつくかもしれません。日本語にも気のつく言葉がたくさんありますね。元気とか、気を使うとか、気持ち、気配、などなど、それらは目に見えるものというよりも感じるもの、見えなくても確かにあると言えると思います。

ヨーガで言うプラーナとは、先ほども説明しましたがこの宇宙の森羅万象を動かす力、それは、太陽が昇り、月が昇り、雨が降り、それによって作物は育つ……そういったことの根本的な力。何千年前のヨーギー達は、それらがどのように起こっているのかを探求しました。それらは人知を遥かに超えた力———その力をあがめていくことが自然崇拝の形になっていきます。

ヨーギーたちはさらに、そのような力は自然の中だけでなく、私たち人間の中に働いている、人間を生かしている力も同じだと発見していったのです。心臓が動いていること、呼吸をしていること、それらはいったい誰が行っているのか?その生命を生かしている根源的な力と、自然万物を動かしている力は同じもの、ヨーギー達は内にも外にもそのような神なる力を感じ、その力に感謝し、信仰していたのだと思います。

特に、そのような力を「女神」「シャクティ」として現されることがあります。自然万物を生み出し、存在足らしめる力。それらは子供を産んで育てるということを行う女性(母親)、女性原理として現されます。そこでの母とは万物すべての母。形があってもなくても、そこに必ずある力、それを「母」と呼んでいたと思います。

今日はちょうど母の日ですので、そんな風に、自分の母親と、またすべての命の根源である「母」に思いを馳せるのもいいかもしれません。


三条河原に行ってきました〜!

今日は先週よりも涼しく、過ごしやすい一日でした。今日も三条河原に行ってきました!
ブジャンガアーサナをしているとき、うつぶせになって手を肩の下あたりに持っていきます。
その後あごを前に出して、目線を上に上げます。その目線を追いかけるようにしながら背骨を反らせていきますが……「あれ!空がきれい〜。空しか見えない」しんどいポーズなのに、いつまでも出来るような〜空に吸い込まれていきそうでした。
アーサナデモ2 satya yogadanda
場所を移して、三条京阪前で。
アーサナデモ2志世&隆
アーサナデモ 国友兄弟

見に来てくださった方から感想をいただきましたのでご紹介します。

動いているけど動いてないけど動いている
クラスでお世話になってる先生方が三条大橋付近でアーサナをされると聞いて行ってきました。
実は私は数年前に皆さんが烏丸辺りを歩いていたのを目撃していたのです。以来、寝ても覚めても?その姿が頭から離れず、体は硬いわ、頭も硬いわの全くヨーガに向いていないと思われる私がいつの間にやらヨーガを始めていました。普段は見ることのないポーズも見ることができて、ワクワクして見入ってしまいました。喧騒の中、微動だにしない、とてつもない集中力でした。

あぁ。もっとみたいなぁぁぁ!!
次回もあるのですよね。

はい!次回は17日(日)の夕方16時半ごろを予定しています。同じく三条河原ですが、移動することもあります。また来てくださいね〜。良かったら一緒にアーサナしてください!


5月9日(土)三条河原で!!!

5月9日(土)の17時頃〜三条河原(三条大橋の南側)でアーサナのデモンストレーションを行ないます!お時間がある方はぜひ、お立ち寄りください。
アーサナデモサティヤーと洋平

アーサナデモ、ヨーガダンダと洋平

先週の土曜日も三条河原でアーサナのデモンストレーションを行い、クラスの宣伝をしてきました。とてもお天気がよく、ゴールデンウィークということもあり、たくさんの方が河原で思い思いに過ごされていました。
突然始まったアーサナに通行していた人は興味津々の様子でした。特に、男性二人がアーサナをしていると自然と男性が足を止め、じーーーーっと見ていかれます。

「ヨーガに興味あります?」

「いやー、ないっすねー」

なーんて言っていたお兄ちゃんもアーサナをしている二人をじっと見ているうちに、「やっぱりチラシください!」と言われていました。

足を止めてくださった方には、ポーズの効果や、呼吸の変化、集中力、瞑想のこと、などなどいろいろ話をしました。話をするとたいがいの方は「ヨーガってそういうものなの?」という具合に驚かれていました。自分自身のことですから、誰もにとって興味のあることだと思います。

今、火曜日(京都)木曜日(大阪)で行なっているアーサナ・瞑想体験コースでは、特に初心者の方が学べるように、アーサナの後にヨーガのお話をしています。
次回の内容は「身体と呼吸と心の関係(京都)」「自分のキャパシティを広げる(大阪)」です。
お楽しみに〜!ぜひ一度ご参加くださいね。
アーサナのデモンストレーションもぜひ見に来てくださいね〜。

 

 


筍づくし つくレポ

こんにちは。
GWも過ぎて新緑の深みも増してきましたね。
私が住んでいる京都府長岡京市は、
筍の産地で有名です。
旬の筍はとっても美味しいです!

ちょうど先日発行された新刊『さまらさの台所』にも
24頁〜27頁に筍料理が掲載されています。

昨日、マハーヨーギー・ヨーガ・ミッションの
シャーンティ庵にお邪魔しました。
素敵な若人二人が住んでいるヨーギーの住処です。

そこで思いもよらない接待を受けました〜!
image
まさに本に載っていた筍料理です!!!

本当に美味しくいただきました。
本を見ながら作ったようなのですが、
味、盛りつけ、セッティング共に
すごくよかったです!
本のレシピが抜群にいいし、
料理人もいい腕だったのでしょうね。
春の旬の味を満喫し、
清々しい気分になりました! \(^o^)/
ごちそうさまでした。

二人の立ち振る舞いや会話など、
少し前から見違えるほど
変わって来たような気がします。
流石ヨーギーですね!

またお邪魔させていただきます。

サーナンダ


愛の詩(2)

The Beautiful Legend of God 2

私の眼の中に住んで!

おぉ ナンダの息子よ!

御身は我が心を奪う

曇色の肌 大きな眼 孔雀の羽飾り

クロコダイルのような耳飾り 臙脂色の額印

愛らしい唇で笛の音を奏で

ネクタルのような音楽を授ける

胸の前にはマーラーが輝く

腰には小さな鐘のついた帯が光を放ち

足首の鈴が甘く響く

 

恋の最中は不思議なことに、誰であっても愛する人の姿は魅力を放つようになります。
ではもし…神を愛したなら、その御姿はどれほどの魅力なのでしょうか!?

ミーラー・バーイにとって、愛人クリシュナは単なる空想ではなく、実際にその光り輝く美しい姿が見えていたに違いありません!
まるで強烈な光で感光したフィルムのように、彼女のハート(眼)というフィルムには、決して消えないクリシュナの美しい御姿が焼き付いたのでしょう!

だからミーラーの眼は、愛するクリシュナだけを見ることしかできなくなってしまった!

私たちの眼は、日々何を見ているのだろう?

サーナンダ


聖者を好きになる

今日は月に一度のシッダ・マールガの日でした。3人の方が、聖者について話をしてくれました。(シッダ・マールガは3年以上ヨーガを学んだ人が参加できるクラス。シッダは成就者、マールガは道という意味で、名前のように成就を目指すクラスです!)クラスでは、参加者一人ずつが、好きな聖者について、その生涯を知り、瞑想していく中で生き様を感じ、実践することでその境地に近づいていくという内容です。

さて、今日始めに話をしてくださったのは、シュリー・ラーマクリシュナの弟子、トゥリヤーナンダについてです。
SWAMI TURIYANANDA
ニルヴァーナに憧れていた若き日のトゥリヤーナンダは、徹底したサーダナと努力によってその境地を実現しようとしていました。しかし、師であるシュリー・ラーマクリシュナに「知識も信仰も直接の霊的体験も神の恩寵なしには何ひとつ得られはしないのだよ」と非常に力を込めて言われました。トゥリヤーナンダは自分の努力を強く信じており、自分が欲することは何でも実現させられると考えていたのですが、師の導きによって次のことを理解しました。

「意志は確かにそれなりの役目を持っているが、自力で達せられるところまで連れて行くだけである。もっと高い真理に達するには自分の限られた力の及ぶところではない。これには人力を超えた神の恩寵が必要なのである。」それ以来、トゥリヤーナンダは神の恩寵を信じる信仰者へと変貌していくのです。彼の印象的な言葉をご紹介します。

『行為のひとつひとつを礼拝の行為となさい。することなすこと尽く母への供物として行い、できるかぎり完全に行うようにしなさい』

 『明日せねばならぬことは今日せよ。今日せねばならないことは今せよ』

 『たとえ誰かがあなたに反対しても決して怒ったり反抗したりしてはいけない。注意深く分析してそれが本当であるかどうか調べてみよ。もし相手が正しいのなら、改めよ。もし正しくないなら、それがあなたにとって何だというのだ』

ドキッ!!としません!?この言葉。うーんどれもこれも……。本当に実践的な内容で、今すぐに自分の行為に当てはめることが出来ると思いました。本の中にはその他にもたくさんの実践的な言葉が残されています。ぜひお読みくださーい!一つでも完全に出来れば、トゥリヤーナンダの心境に近づけるのではないかと思うのです。とにかく、今!からトライです(明日じゃダメですよ

2人目に紹介してくれた聖者はブッダの弟子のアングリマーラー、そして3人目の方はアーナンダモイマーでした。好きになる気持ちは直感的ですが、純粋に好きだと思えるからこそ、もっと相手のことを知りたい!もっと相手に近づきたい!あの方ならどのようにされるかな〜?など身近に考え、純粋に行為を真似していくことが出来るのだと思いました。そして、聖者なら誰を好きになっても結局は同じなのです。ヨギさんは言われます。

『真理は一つ。賢者はそれをさまざまな名前で呼ぶ』

 


『さまらさの台所』発行日

5月2日(土)は『さまらさの台所』の出版日!!
出版日を記念して、みんなで集まり、歓びを分かち合いました。
さまらさ本 お披露目
みなさん、本を手にし、ずーーーーっとを見てくれていました。
写真が美しい!美味しそう!!メニューが豊富!!!
などなどたくさんの感想があちこちから聞こえてきました。
さまらさ本 2
料理本ではありますが、この本はヨーガの精神が貫かれた、ヨーガの本です。
身体と心を元気にしていくための食事のあり方、さらに心を制御していくことを学び、ひいては食事を通り越して、どのように生きていくのかという点まで、ヨーガの理想の姿が書かれています。

シャーンティマイーに聞く
このヨーガの食事をずっと作り続けてこられ、それを教えてくださったのはシャーンティマイーさんです。日常の食事作りについて質問がひっきりなしに続きました!誰もが何かを食べて生きていますから、必ずヒントになることが書かれているはずです!ぜひお読みくださいね〜