新年のご挨拶・MYM設立50周年について

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
この年が歓喜に満ちたものとなりますように。

 

2026年はマハーヨーギー・ミッション(MYM)設立50周年の記念すべき年になります!!!

ホームページにも掲載しておりますが、50年の足跡を辿った年表をご紹介させていただきます。

年表で見てみると、本当に圧巻の50年です。
また、ここには記載されていない様々なクラス活動やイベント、そして師シュリー・マハーヨーギーが数えきれないほど行なったサットサンガ(真理の集い)があり、その歴史の重みをひしひしと感じます。

私自身、初めてシュリー・マハーヨーギーにお会いしたのは2009年でした。
この年表で見れば、2008年の『悟り』発刊後と2010年の英語版『SATORIーAWAKENING』発刊の中間くらいの時期になります。
ちょうど英語版の発刊の頃、私は師の3ヶ月のニューヨーク御布教に同行させていただいた時で、師と現地のグルバイ(兄弟姉妹)たちが出版に向けて一所懸命に働かれていたのを目の当たりにしていました。
ヨーガを初めたばかりの私は付いていくことだけで必死でしたが、今改めてそのシーンが思い返されました。
朝食を食べるとすぐにパソコンに向かって毎日夜遅くまで疲れを知らずにワークスに携わる姉弟子や、出版に奔走するニューヨークの弟子たち、そして異国の地でも全く動ずることなく泰然と真理を説かれていた師のお姿が思い返され、心引き締まると同時に初心の新鮮な気持ちが蘇りました。

さて、この1年はマハーヨーギー・ミッションとして様々なイベントを企画しており、直近では1月25日のマハーヨーギー・アーシュラマでの上映会があります。

師の御聖誕祭で奉納されたウパニシャッドを題材にした聖劇の上映会になります。
ウパニシャッドは、3千年以上にわたって伝えられてきた人間の叡智を結集した聖典です。
1月25日は2004年に行なった「ウッダーラカ・アールニのアートマンの教え/ヤーギャヴァルキヤとマイトレーイーの対話」です。
師の御生家でもあるマハーヨーギー・アーシュラマで開催されますので、ぜひこの機会にご参加いただけたらと思います。

また、2月にリーラー・ヨーガ・スタジオでは、直弟子のアドヴァンス・アーサナの写真展や、ドキュメンタリー映像『In The Cave With The Master』の上映会もあります。

2005年にDVDとしてリリース。

マハーヨーギー・ミッションの詳しい年間スケジュールはどうぞこちらをご覧ください🔖【MYM50周年企画・年間スケジュール

さらには50周年記念グッズも近々発表予定です💫
年間を通して本当にぎっしりと詰まった企画があり、ヨーガに染まる1年になることは間違いありません。

ちなみに私の今年の目標は「一瞬を生きる」です。
一瞬一瞬、ヨーガに集中し、この50周年イヤーを干支の馬のように一所懸命に走り、駆け抜けていきます🏇
本年も何卒よろしくお願いいたします。

ゴーパーラ


2025年 締め括りブログ

2025年も残りわずかとなりましたね。
皆さまにとって、どのような1年でしたか?

私たちマハーヨーギー・ミッションの1年を振り返ると、京阪神や東京、松山などの各地でさまざまな活動を行なってきましたが、大きな展開として京都の「リーラー・ヨーガ・スタジオ」の開設がありました。

5月からスタートしたスタジオのクラスですが、有り難いことにこの半年あまりで50名以上の新規の方にご参加いただきました!
まことにありがとうございます。
本当に多くの方とのご縁をいただき、参加された方からは「身体が楽になった」「できないと思っていたポーズができるようになってきた」「周りから最近変わったと言われるようになった」「家族との喧嘩が減ってきた」「人に優しくしたいと思った」「心の広がりを感じた」「ヨーガは地道な実践なのだと感じた」など、たくさんの嬉しいご感想をいただき、ヨーガを愛する私たちにとって、ヨーガの魅力を共に味わうことはこの上ない歓びでした。

スタジオの名前でもあるサンスクリット語の「リーラー」は「神の遊び戯れ」という意味です。

私たちの本性は「歓び」です。
それは誰もの中に在り、万物の本質であり、それが神と呼ばれるものです。
私たちは歓びのために、遊び楽しむために生まれてきました。
ヨーガを行なうことで、心の苦しみとなるエゴや欲望は無くなり、内なる歓びを味わうことができます。
そしてその歓びの中で生きることで、他者や周囲に平安や調和がもたらされていきます。

スタジオ特別展示のサハスラーラ・チャクラ(千弁の蓮華) + シヴァとカーリー

この真実の歓びーーそれが確かに在ることを私たちは師シュリー・マハーヨーギーの存在とその生き様から教わりました。
そして師がヨーガを伝えるようになってから半世紀が経ち、私たちマハーヨーギー・ミッションは50周年イヤーに突入しています。

2026年はさまざまな50周年の記念イベントがありますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
ヨーガを通じて、来年も一人一人の内なる歓びがよりいっそう花開いていくことを願います🪷

では皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください🙏

マハーヨーギー・アーシュラマ。1976年、師はこの場所でヨーガを伝え始めました。

ゴーパーラ


第1回「ヨーガを生きる秘訣」を開催しました!!

松山のヨーガ・サーラ・スタジオで、MYM50周年、ヨーガ・サーラ・スタジオ20周年の企画として「ヨーガを生きる秘訣」第1回を開催しました。
この講座は、今回の12月の冬から始まって、春、夏、秋と年4回の開催予定です。旬のお野菜を使ったお料理作りを通して日常の行為や心のあり方を学ぶ「ヨーガの料理」と、毎回5つのアーサナを取り上げて、そのアーサナのいわれやアーサナを作るときのポイントを丁寧に学んで実践していく「アーサナの秘義」の2つの講座で構成されています。
講師は、私たちの師ヨギさんに初期の頃から直接ヨーガを学び、ヨーギーの食事を長年作ってこられたシャーンティマイーさんです。

12月13日(土)は「アーサナの秘義」を行ない、午前クラス11名、午後クラス18名の方の参加がありました。

最初にラージャ・ヨーガにおけるアーサナの位置付け、日常生活のあり方、自らの行為に対して責任を持つこと、心と呼吸の関係など、アーサナを学んでいく上での大切なことが話されました。それはシャーンティマイーさんご自身が長年に渡って真剣に実践し体得してこられたからこそ、寛容で力強い言葉となって発せられていました。それを聞く参加者の方々も真剣に耳を傾け、聞き入っておられるようでした。その中でも、シャーンティマイーさんが紹介してくださったヨギさんのお言葉『私の教えているアーサナは肉体だけではなく、プラーナの制御まで確実に影響します。プラーナの制御がなされれば心の変化も速やかです』は、私たちに深く染み入り、励まされ希望となりました。

そして、「ブリクシャ・アーサナ」「マルジャーラ・アーサナ」「シャヴァ・アーサナ
」「ハラ・アーサナ」「パシチモーッタナ・アーサナ」の5つのアーサナについて学びました。

見本を示していただきながら、ポーズのポイントや留意点などを学んでいきます。

学んだ後は即実践です。よりアーサナが深められるよう直接ご指導いただきました。

ご参加くださった方からは
「まるで初めてしたポーズに思えるくらい新鮮な感覚がありました。身体がすみずみまで心地よかったです」
「アーサナの向き合い方が理解できた。ひとつひとつの動作の意味が根拠から分かり、大切に行なうようにしようと心に決めました」
「普段のアーサナをなんとなくやっていたことに気付かされた。意識すべきところを学べた」
「5つのポーズしかしなかったけれど、とても集中した。普段一通りするアーサナよりも集中していた。ひとつひとつを丁寧に向き合ってやっていこうと思う。体の中で熱を生じるのを感じた」
との感想がありました。講座中の皆さんの真剣なプラーナが会場全体を満たしていました。講座が終わり、一人一人の輝いた表情がとても印象的でした。

12月14日(日)は番町公民館の調理室にて「ヨーガの料理」を行ない、10名の参加がありました。
メニューは、黒豆ごはん、高野豆腐の卯の花、れんこんボールのお吸い物、大根の梅和えの4品です。

参加の皆さんも調理に加わり、和気藹々と楽しく講座は進みました。
シャーンティマイーさんの食材を大切にされる行為や観念にとらわれない自由な発想で楽しく軽やかに料理に向かわれる姿に接し、それぞれに新たな発見と喜びがありました。また、目の前のことに集中しながらも、周りへの配慮も自然にされているお姿から、ヨーガ行者のあり方を学びました。
出来上がったお料理をみんなでいただき、「ヨーガの料理」にまつわるさまざまな話題に花が咲きました。

ご参加くださった方からは
「シンプルに、ほとんど調味料を使わず、素材の味を生かしたお料理が、こんなに美味しいんだと感動しました。優しさが体に広がっていくようでした」
「素材の味がとっても生きていて、身体が喜んでいる感じのお料理でした」
「“こうあらねば”という思い込みが、いい意味でないことに驚きました。もっと気軽に毎日の料理を楽しもうと思いました」
との感想があり、「楽しかった!」「美味しかった!」「また参加したい!」と輝く笑顔で講座を後にされました。

私たちにとって学び多い2日間となりました。この学びをそれぞれが実践し、体得していくことができますように。
また、スタジオでは講座受講者を対象に「アーサナの秘義・フォロークラス」を次回の3月の講座まで、毎週土曜日に行ない、みんなで実践を続けていけたらと思っています。ぜひ、ご参加ください!

試食・交流会のお部屋のしつらえ
(松山市内の太陽市でシャーンティマイーさんに選んで生けていただいたサザンカとヘリコニア) 

アミティ


ヨーガ行者の身体

国分寺クラスは2015年10月に開講、今年で丸10年を迎えました。 

昨年4月にMYMのクラスになるまでは、私が鍼灸師として関わっている患者さんを対象としたクラスでした。 
最初の頃から通われている方の1人、70代後半のクラス参加者の方の娘さんが先日来院されました。「母は長く続いたことが1つもなかったのにヨーガは続けられているのがすごい。姿勢もいいし、以前よりも元気に過ごしてくれて安心しています」と話してくださいました。その方は自宅での実践が難しいから、と可能な限りクラスに通ってくださっているのですが、娘さんがおっしゃる通り、通い時始めた頃よりも軽やかに元気になられたと、私も感じています。 

 アーサナは毎日行うことが理想とされていますが、毎日はできなくても、クラスでしっかりとアーサナを行うことで、年齢や柔軟性に関わらず必ず良い変化が訪れます。 
新しくクラスに参加された方が、長年アーサナしている方々の姿を見て驚かれることがあります。クラス後に「どのポーズも必死で、思った以上にきつかった」と初参加の方が呟くと、「私も最初の頃はきつかったし今でもきついと感じることがあるけれど、やるとスッキリして身体に良いと思うから続けています。きっと大丈夫ですよ」とすかさずフォローしてくれる方も。その話を聞いて、初参加の方はほっとした表情で、「ひとまず続けてみます」と言ってくださいました。 
クラスに通い続けておられる皆さん、年齢や体の状態はそれぞれ異なりますが、どなたも少しずつ着実に形や呼吸を深めることができています。クラスが終わった後は皆さん素敵な笑顔で軽やかになっておられるのが、何よりの証です。皆さんのそうした姿が、新たにヨーガを始めようとする方の背中を優しく押してくれているのだと思います。 

師はヨーガを実践している人の身体のことを、こう仰っています。 

 
ヨーガ行者の身体 

 ヨーガ行者の身体というのは、どんな難しいアーサナができるとか、柔軟になったとかいうことではないのです。関係がない。ヨーガなんか何も知らないでも健康な人はいっぱいいるし、身体のもっと柔軟な人はいっぱいいる。でもその人たちはヨーガ行者かといえばそうではない。 

ヨーガ行者の身体というのは、やはりそういう面ともまた違う質を持っている。これはヨーガの実行によってしか獲得できない、変化が訪れないものです。どういう身体かといえば、十のプラーナの働きが制御され、そして静止した状態の身体に生まれ変わるということです。 

それが一般的に言えば、常に快適で健康で、しなやかで快活な状態。健康であるということは、病気や怪我などにもう脅かされることのない、強い健康な状態。しなやかであるということは、柔軟性を意味しているだけではなくて、機敏性という、運動神経といった反射能力なども含めたしなやかさが養われます。それから肌のきめ細やかな質感、艶とか若々しさみたいな、外見上の肌の状態もヨーガ行者の特徴とされています。更には芳しい香りがすると謳っている聖典もあります。 

古い言葉では、金剛身というふうに訳されることもあります。金剛というのはダイヤモンドという意味で、ダイヤモンドはあらゆる物質の中で最も硬度を保っているように、壊れない、傷つかないという意味を示しています。 

『マハーヨーギーの真理のことば 』第6章アーサナの実践 より

プラーナとは気、宇宙の全現象を支えている力のこと。私たち人の体においても、消化したり排泄をしたり、全身を調整したりと、さまざまな働きをしています。ヨーガによってプラーナの働きが調御され、ヨーガ行者の身体へと変化していく。いつしか金剛身、ダイヤモンドのように強い心身になる。 

 師の教えを読んで、改めてヨーガを行うことの素晴らしさを感じました。

 

現在国分寺クラスには、鍼灸院の患者さん以外の方も来られています。広々としたスタジオで和気藹々とした雰囲気の中、毎週木曜日10:15から開講しています。  先日の国分寺クラス。最後にヴァジュラ・アーサナ(正座の形)を行いました。ヴァジュラとは金剛のこと。正座は金剛座とも呼ばれます。


今年10月から始まった中野クラスは、天井が高く心地よい静かなスタジオで第2・4火曜日
18:45から開講中。
  中野クラスでもヴァジュラ・アーサナ。初心者の方でも行いやすい形です。

 中野クラスは来年から新たなクラスを始める予定なので、近くなりましたらこのブログでもお知らせしますね。 

ハルシャニー  

 


ヨーガとインド神話~ビシュヌ神のアヴァターラ「クリシュナ神」

クリシュナ神は前回ご紹介したシヴァ神と並び、ヒンドゥー教の三大神の一柱であり、現代でもとても人気がある神様です。そしてまた、シヴァと同様にヨーガととても深い関わりがある存在なのです。
例えば、ヨーガの聖典として有名な『バガヴァッド・ギーター(神の詩)』の中で、アルジュナにヨーガの教えを説くのがクリシュナ神です。

クリシュナ(左)とアルジュナ(右)が戦場で対話する場面。クリシュナが戦車の上で教えを説く場面が描かれています。1830年ごろの作品。

さて、ヒンドゥー教の三大神とは、宇宙を創造するブラフマー神、維持を司るヴィシュヌ神、破壊(再生)するシヴァ神を指します。この三柱を総称してトリムルティ(三神一体)と呼ばれています。
「おや、クリシュナ神はどこに!?」ですよね。
クリシュナ神話を理解しやすくするために、ヒンドゥー教の重要な概念をひとつ押さえておくと分かりやすいと思います。

ヒンドゥー教の神がこの世界に姿を変えて現れることを「アヴァターラ(化身)」と呼びます。(インターネットなどで使われる「アバター」の語源にもなっています)
特にビシュヌ神においては10~20のアヴァターラがあるともいわれ、クリシュナ神はその第八の化身であるとされています。
ちなみに、古代インド叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公ラーマは第七の化身です。
ビシュヌの系統の神は額にUの字が描かれていることが多く、これが特徴的な印となっています。

クリシュナ神も、長い歴史のなかでバラモン教が各地域の土着神を取り込みつつヒンドゥー教へと発展していく過程で、姿を変えていきました。
現在に伝わるクリシュナ像は、モデルとなった英雄的人物(ヤーダヴァ族の英雄)や地域の土着神(ヴァスデーヴァ、パンドゥランガ・ヴィッタル、ジャガンナート)など、複数の要素が融合したものともいわれているそうです。

『シュリーマッド・バーガヴァタ厶』(日本ヴェーダーンタ協会発行)の表紙絵のクリシュナ神。 頭にはクジャクの羽根飾り、黄色の腰巻を着て、片足を曲げ横笛を持っている姿で描かれることが多い。

古代から人々は神への信仰を持っていますが、時代によって人々が神に求めるものが変化し、信仰の対象である神の役割や物語も変化していっています。
一見すると、人々の思惑や時代の波に神さえも翻弄されているように見えますが、この宇宙の一切万物の創造主が、私たちの理解に合わせて真理の表現を変えている──という見方もできるのでないでしょうか。いつの時代も、宇宙の主は大いなる愛と慈悲によって、姿かたちを変えながら私たちに真理を示し続けているように思えます。

クリシュナ神が描かれている主な文献としては、
・叙事詩『マハーバーラタ』(聖典『バガヴァッド・ギーター』)
・聖典(神話・伝説)『バーガヴァタ・プラーナ』(聖典『シュリー・マッド・バーガヴァタム』)
・抒情詩『ギータ・ゴーヴィンダ』
があります。

次回は、聖典『バーガヴァタ・プラーナ』からクリシュナ神とバクティ・ヨーガ(信愛のヨーガ)について取り上げてみたいと思います!

シャルミニー


2025年御聖誕祭!!!

11月23日に「マハーヨーギー・ミッション設立50周年記念 サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ御聖誕77周年祭」が執り行なわれました。

今年の御聖誕祭からMYM設立50周年記念イヤーとなる大切な一日が、新しいリーラー・ヨーガ・スタジオで開催されたことも、感慨深いものがあります。スタジオの温かな空間は祝福に満ちた素晴らしい雰囲気で、会場に集えなかったグルバイ(兄弟姉妹弟子)とも心を一つにして師への感謝を捧げる時間になりました。

今年のテーマは「師の存在への感謝—-MYMの原点に触れる」です。今回はマハーヨーギー・アーシュラマ(修道場)開設から約20年間の足跡をじっくりと振り返りました。最初に50周年の幕開けにふさわしい師の映像が紹介され、その中で師はマハーヨーギー・アーシュラマ開設の思いについて次のように話されました。「私の当時の思いは、ヨーガの教師になるためではなく、ヨーギーであることでした」。このお言葉は私たちにとって大事なキーワードとなり、会の最後にもう一度、紹介されることになります。


今回、師がどのようにしてアーシュラマに来られる方々を迎えて来られたか師の貴重な手書きの資料がサルヴァーニーさんによって紹介され、「ヨギさんがどれほど通われている方のことを思ってヨーガの話をする機会を作ってくださったか。今度は私たちが見倣い、行為していく番だと思います」と力強く話されました。会の後半に、師がアーシュラマでアーサナのクラスをされていた時の映像が公開されました。師の真剣な表情に会場から「かっこいい!!!」とため息交じりの声が上がりました。その方がジャヤンティー後に「指導する時のあの鋭く真剣な眼差しに、あなたは真剣かを突きつけられました」とコメントをくださいました。


そして祝祭の締めくくりに、師が残してくださった尊い教えの映像が映し出されました。

「誕生日を祝うとはどういうことなのか、体があることを祝うのか、肉体がなくなってしまえば、もう祝えないのか。つまり死ぬということと生まれるということがどういうことなのか、ぜひ考える機会になってもらったら」と命の意味の本質を教えてくださいました。


会の最後に、司会のミラバイさんが師のお言葉を紹介し、問い掛けました。「最初の師の映像のお言葉には続きがあります。『私が自らにヨーガの教師になるのではなく、ヨーギーであることを欲したように、みんなにも同じことを希望しますし、その上で楽しめるものだと思います』。それでは、私たちはどのようにあることが、「ヨーギーであること」なのでしょうか」。

私たちが師のお言葉の真意をどう理解して、どう行為に繋げていくか、これからの一瞬一瞬が問われるように感じています。師の生き様をしっかり受け継いでいきたいです。本物のヨーギー、ヨーギニーは、たとえ語らなくても、その姿から柔和さが醸し出されるんだと思います。どうか謙虚に学び続け、師に近づけるよう純粋な行為を捧げていけますように。そして、もっともっと多くの方と楽しめますように!!!

※その他、師の映像など詳細はWebパラマハンサにてご紹介します。(12月25日配信予定)

アーナンディー


『Paramahamsa』表紙絵シリーズ⑰

今回は、『パラマハンサ』No.23の表紙絵をご紹介します。
この号は、2000年11月23日に行なわれた師の御聖誕祭の内容が掲載されており、師への感謝を込めてこの絵を描きました。
ヨーガとの出会いによって、生きる意味を見出した多くの仲間がいます。それは本当の幸せに向かう道です。そして、その道を示してくださった私たちの師、ヨギさんの御聖誕日は、私たちにとって、もっとも大切で歓びに満ちた日です。
特に今年は、MYM設立50周年を迎える、始まりの御聖誕祭であり、これだけの年月を休むことなくヨーガを人々に話し続けてきてくださったヨギさんに、改めて感謝を捧げたいと思います。

MYMでは、これからの1年をかけて、ヨーガをさらに知っていただくためにいろいろな会を企画していますので、この機会にぜひ京都まで足をお運びいただけたら嬉しいです。

*   *   *

今年の御聖誕祭まであと少しです。
最後に、『パラマハンサ』No.11に掲載しました御聖誕祭に向けての言葉をご紹介します。

深い想いを秘め、ハートは師の御聖誕に震える。
アートマン ブラフマン プレーマ
常に真我に在り、不変の梵に在り、無量の愛に在る、
最愛のサットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサの蓮華の足元に、
慎ましく感謝の想いを捧げます。
おお、我は知る、我が深奥の真実の自己があなたであることを。
誰が知ろうこの真実を。
どうか、この真実を覆い隠さず、知らしめてください。この永遠の祝福を。
この聖なる日は、あなたとともに私が生まれた日。
パラマハンサの妙なる風とともに在らんことを。
オーム・タット・サット、オーム!!

シャチー

 


アーサナでニュートラルな状態を作る

MYMのヨーガ・瞑想クラスでは、1つアーサナ(形)を行うと、シャヴァ・アーサナ(屍体の形)を行います。 
シャヴァ・アーサナは仰向けに寝るだけのシンプルなアーサナです。 

シャヴァ・アーサナ以外のアーサナは、程よい緊張感と集中感を持って行います。 シャヴァ・アーサナは緊張感も集中感もなく、全身の力を抜いてリラックスした状態で行います。 

 アーサナを始めたばかりだったり、疲れが溜まっていたりすると、どのアーサナをするにもきついと感じますが、シャヴァ・アーサナで一旦体を休めることで、次のアーサナに集中しやすくなります。またアーサナで良い緊張感が生まれれば、シャヴァ・アーサナの時に力が抜けるようになります。疲れた体は癒され、心は穏やかで落ち着いた状態になっていきます。 

 シャヴァ・アーサナを行う上で大切なのは、背骨を中心に左右対称に手足を置くこと。 
手は体から少し離して、手のひらを上向きにしておきます。足は肩幅前後に開きます。仰向けに寝たら、一度顔を起こして確認するといいでしょう。 
デスクワークなどで肩や首にこりがある方は、軽く顎を引くことでより力が抜けやすくなります。 
形ができたら、目を閉じて、口を閉じる力を抜きます。呼吸は他のアーサナ同様鼻で行ってもいいし、口で行ってもかまいません。 

今週の国分寺クラスの様子。皆さんしっかり集中してハラ・アーサナを行なった後、  全身の力を抜いてシャヴァ・アーサナ。ゆったりとした呼吸で休まれていました。

一つ注意したいのは、眠りに陥らないようにすること。 
その理由について、師はこう答えられています。 

 ——シャヴァ・アーサナ(屍体の形)の時に眠ってしまうことがよくあります。眠らない方がいいのは、眠ってしまうことによって心がまた活動してしまうからですか。 

そうです。心の活動の状態というのは覚醒と夢見と熱眠の間を行き来するわけだけれども、アーサナにおいてはその三つの状態から離れた、よく宙吊り状態というけれど、ニュートラルな状態が作られる。だから眠りに落ちてしまうと、瞬間にでも夢を見るかもしれないし、熟眼するかもしれない。そういう心の活動領域に巻き込まれてしまうから、眠らないようにということなのです。 
そしてニュートラルな宙吊り状態が作られると、それを知っているという純粋な意識だけが取り残されてしまうので、それ以上の心の活動が休止した状態になるはずです。これは「ヨーガ・スートラ」の中に煩悩というものを取り上げて、それは弱まったり休息したり、眠ったり——煩悩が眠るという状態もあると説かれている——ちょうどそういった一時的な状態が、アーサナという中において成立している。実際に煩悩を除去する、なくしていくには、やはり識別という瞑想を加えないといけないのは当然です。 

 『マハーヨーギーの真理のことば 第6章アーサナの実践 ニュートラルな状態を作る』 

 
私はアーサナを始めてからしばらくの間、シャヴァ・アーサナで眠ってしまうことが度々ありました。特に苦手なアーサナが終わった後は心身ともに解放されたような感じになり、ふっと意識が薄れて寝落ちしてしまうのです。自宅で寝る前に行っていたら、気付けば朝だったこともありました。せっかくアーサナしているのに、その効果を感じるどころか体が冷えて調子を崩したこともありました。 
当時は、仕事と学業の両立で心身ともに余裕がない中、毎日アーサナしなければと必死でした。それが力みとなり、形を保持している間は緊張し過ぎた状態、横たわるとその反動で心身が緩み過ぎて眠りに陥ってしまい、覚醒・夢見・熟眠という心の活動に巻き込まれていたのだと思います。心身ともに調えたくてアーサナしているのに、本末転倒なことをしていました。 
その後は少しずつ自分に合った働き方に変えたり、食生活を調えたりすることで、気付けばシャヴァ・アーサナで眠らなくなりました。今では自分にとってどういう生活をするのが良いのかを考える、とても良い機会だったと思います。 

初めてクラスに来た方や、ご自宅での実践を続けるのがなかなか難しい方に、「シャヴァ・アーサナもアーサナなので自宅でやってみてくださいね」とお伝えすると、みなさん、それならできそう、と笑顔で頷いてくれます。 
思いついたらすぐにでも行える形ではありますが、他のアーサナも並行して行うことで、力みなく完全にリラックスした、どこにも寄りかかることなく宙吊りのような状態に導かれていきます。 
心の活動に巻き込まれなくなったら、喜怒哀楽の感情を失って日々生きていても楽しくないのでは?と思う方もおられるかもしれません。 (私はヨーガに出会った頃、そう思っていました) 
でもそうではありません。 

何にも寄りかからず、心に巻き込まれることもないニュートラルな状態においてのみ、純粋な意識=本当の自分が確かにあることを実感できるのです。何が起きても揺らぐことなく、常に平安で喜びに満たされた日々を生きることができるのです。 

 少しでも興味が湧いてきた方は、ぜひMYMのヨーガ・瞑想クラスで体験してみてくださいね。

ハルシャニー  

 


『マハーヨーギーの真理のことば』~心が唯一頼るべきもの  

11月23日は、私たちが敬愛してやまない師サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサの御聖誕日です。私たち弟子にとって、師へ心からの感謝を捧げるとともにヨーガの成就に向かい心新たに誓願を立てる日でもあります。

15年ほど前、私は長年実践してきたヨーガに疑問を抱き、進むべき道を見失ってしまったことがありました。そして、心の奥底から真のグル(師)を求めました。
その数ヶ月後、まさに「求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん」という聖句の通り、ヨーガのご縁によってその願いは現実のものとなりました。
皆が親しみを込めて「ヨギさん」と呼ぶその方は私が求めていた“真のヨーガの師”であり、私はシュリー・マハーヨーギーのもとでヨーガの道を歩むことを決心しました。

非常に残念なことですが、最愛の師は2023年5月に肉体を離れられ、直接お姿を拝することは叶わなくなってしまいました。深い悲しみに沈みながらも、「今こそ師から学んだ教えを実践する時だ」と自分を奮い立たせていたある日、『マハーヨーギーの真理のことば』の中にまるで師からの励ましのような教えが目に飛び込んできました。

「心が唯一頼るべきもの」

グルの真実は姿形ではなく、その本質にあります。それは形と言葉を超えている、存在そのもののことです。真実です。それはあなたの中の、あなたの真実と同じものです。
唯一、心が頼るべきは、グルとその真実の言葉です。

――『マハーヨーギーの真理のことば』第十六章「聖なる存在」/第三節「グル」より

私はハッとしました。
師の教えはこの御本の中にあり、師の言葉は師の本質であり存在そのもの。師の存在は失われたのではなく、言葉を超えた「真実」として今も常に私の中にある――と。

私が師に巡り会えたように、これからも一人でも多くの人がこの『マハーヨーギーの真理のことば』の中に師の存在を見出し、シュリー・マハーヨーギーのもとに導かれることを心から願っています。
私もまた心を新たに、師が教えて下さった「私の中の真実」を実現するために精進を重ねていきたいと思います!

シャルミニー


リーラー・ヨーガ・スタジオ 新キャンペーン🌾

秋の空は澄んでいて、清々しいですね🍁
京都のリーラー・ヨーガ・スタジオは開設してもうすぐ半年を迎えます。


そして11月から新キャンペーンとして新規の方¥500オフをスタートします‼️
11月1日〜12月31日の期間、スタジオの全てのクラス¥500オフになります


有難いことにスタジオを開設してから40名以上の新規の方にご参加いただいています。
特に多いご感想は「ポーズ一つ一つを丁寧に教えてもらい、よかった」というお声です。
初参加の方にはアーサナ(ヨーガのポーズ)をする前に見本を見たり、一緒に形を作ったりしながら、安心して取り組んでいただいています。
もちろん柔軟性は関係がなく、性別や年齢など問わず、20〜70代くらいまでの方にご参加いただいています。


お得な4回カードを購入して通われる方も多く、さらにはマンスリーパスという1ヶ月通い放題のチケットを利用されている方もおられます。
先日、マンスリーパスで通っている方がクラスに来られた時、後光が差しているかのように明るく輝いていて、その変化にとても驚きました😲✨

ヨーガの効果は本当に多岐に渡りますが、その大きなものとして呼吸が挙げられます。
ヨーガによって呼吸が調い、それに伴って心も落ち着いていきます。
そして、心が波立たなくなると、人が本来もっている尊いものが輝き出し、周囲にも調和や明るさがもたらされます。

秋の季節は大気も穏やかで、いろんなことを味わったり感じたりするには本当に良いですし、ヨーガはアーサナや瞑想だけではなく、精進料理インドの歌、さまざまな道があり、スタジオではたくさんのクラスを展開しています。
少しでもヨーガにご興味がある方、この機会にぜひスタジオにお越しください☺️🙏

読書の秋・芸術の秋でもありますし、ヨーガの本や瞑想カードもぜひ手にとってご覧になってください📖

クラスのお申し込み・詳細はこちらをご覧ください🪷リーラー・ヨーガ・スタジオ

ゴーパーラ