『マハーヨーギーの真理のことば』〜第三章を読んで〜

真理や神は単純そのものです。
心だけが複雑。
そしてこんがらがって、迷路を自分で創って、もがき足掻く。

最近、心がこんがらがっていたゴーパーラです。
恥ずかしながら、心は焦り、もがき足掻いていました‥‥
この心の滑稽さは「究極の一人芝居」だと『マハーヨーギーの真理のことば』第三章にありました。

私はこの教えを読んだ瞬間、騒いでいた心が一瞬にして静まりました。
そして、なぜこんな滑稽な状態になっていたのかと振り返ると、外の世界(状況)に心が巻き込まれ、「真理・神」への集中が足りていなかったからだとスッと思えました。

あるのは、今のこの一瞬だけ。これが済んだとしても、次に来ているこの一瞬だけ。つまり一瞬一瞬、目の前の、この一瞬だけしか勝負できない。ということは、この一瞬において、心を心機一転させることができる! これをやっぱり訓練していかないと駄目。

『マハーヨーギーの真理のことば』第三章より 

心は一瞬で切り替わる!
以前は「そんなのことできるのか‥‥」と思っていました。
しかし、「雀(すずめ)の千声(せんこえ)鶴の一声」という諺があるように、真理のことばという鶴の一声で雀(心)の千声は掻き消されるのです。
そして今私は、一心不乱に目標に向かう一瞬一瞬の真剣さが大切だと改めて感じています。

『マハーヨーギーの真理のことば』は、心を瞬時に変える物凄い威力があります。
この稀有で吉祥なことばに、是非是非、触れていただきたいです。

 

ゴーパーラ


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