『Paramahamsa』表紙絵シリーズ㉑

今月は、MYM台湾のグルバイ、プリヤーさんが描かれた『Paramahamsa』No.114の表紙絵をご紹介します。
それは今から10年前の2016年のこと。当時、この絵を描かれた時の思いとともに、美しい色彩で描かれたハヌマーンをご覧ください。

「申年なので、偉大なバクタ——ハヌマーンをテーマにしました。
いつでもグル(神様)のことを忘れずにグルに奉仕していきたいと思ってこの絵を描きました」

パラマハンサ編集部


「来日特別公演:ニューヨークMYM サーディヤーによるアーサナデモンストレーション、Q&A」in 松山のご案内

このたびサーディヤーさんによるアーサナデモンストレーションを愛媛・松山にて5月9日(土)に開催する運びとなりました!


松山では今、アーサナに向き合う姿勢が確かに変わり始めています。「師が教えてくださったアーサナを正しく理解し、次に繋いでいきたい!」そんな思いがそれぞれの中で高まり、素敵な学びの機会に恵まれてきました。
昨年12月からシャーンティマイーさんを講師にお迎えして開催しているアーサナの秘義によって、参加者の皆さんはアーサナに対する理解が更に深まり、日々の取り組みにも確かな変化が見られています。

さらに、京都のリーラー・ヨーガ・スタジオで開催されていたAdvanced Asanas写真展を松山でも4月7日から5月21日まで実施させていただくことになりました。スタジオに美しい9枚の写真を展示した途端、空間のプラーナ(気)が研ぎ澄まされ、凛とした空気に一変しました。クラス参加者の方からは「全てのアーサナがとても美しくて、しんとした静けさを感じました。私は力みが課題でしたが、写真を通して、安定とはこういうことなのか!と圧倒されました。もっと静かになりたいと思いました」という声も寄せられています。


そんなアーサナへの関心が高まる最高のタイミングで、今度はサーディヤーさんのアーサナデモンストレーションを間近で拝見できる機会をいただいたのです!しかも台湾での大切なイベントを目前に控えた、かけがえのないタイミングでの開催です。告知からわずか数日で、東京・大阪など遠方からもお申込みをいただき、この機会の特別さを改めて実感しています。

今回の企画のために、台湾プロモーションのために作られた短い動画を見せていただく機会があり、ご覧いただいた方からは

「一つ一つの動きがすごく真剣なのが感じられた」
「こちらの呼吸も止まり、心まで静まるようでした。(映像を拝見した直後にアーサナしたため)集中感がずっと継続する中でアーサナを行えた気がします」

というご感想が届いています。

私自身も京都で初めてサーディヤーさんのアーサナデモンストレーションを拝見した時の衝撃を今も鮮明に覚えています。「ヨーガニドラー」という極めて過酷なアーサナでありながら、その名の通り「ヨーガの眠り」を体現するかのような静寂。快・不快という二元性を超越した境地で、感覚器官を完全に制御している姿に深い敬意を抱きました。その姿に触れたことで、私自身のアーサナへの向き合い方が大きく変わり、自分の殻を破るべく新鮮な気持ちで挑戦する原動力となったのです。

『その瞬間、空間は静止する』
この貴重な機会をどうぞお見逃しなく、ぜひご参加ください!

詳細はこちらをご覧ください💁‍♀️(アーサナ・デモンストレーション 松山)

アーナンディー


春の祝祭「PREMAー真の愛ー」 ご感想

マハーヨーギー・ミッション50周年イベントーー春の祝祭「PREMAー真の愛ー」が4月4日・5日に京都のリーラー・ヨーガ・スタジオで開催されました。


9回目となる春の祝祭でしたが、より多くの方に楽しんでいただきたいという思いで、聖劇を中心としたオープンなイベントとさせていただきました。
マハーヨーギー・ミッションでは聖劇を20年ほど前から行なっているのですが、今回はなんと聖劇初出演のアーリヤーさんが初主演を務めました。
初めて尽くしの彼女でしたが、それを感じさせない堂々とした演技に、また華のある佇まいで、彼女の演じた主人公に自然と共感が生まれました。

主演のアーリヤーさんの登場シーン。

偽物のヨガ・インストラクターも登場。

グル(師)から瞑想を教わるシーン。

そのアーリヤーさんが今回の聖劇に出演した感想を寄せてくれました🌸

今年の春の祝祭のテーマは「PREMAー真の愛ー」。
その祝祭で初めて聖劇に出演、主役を演じさせていただきました。
今までの祝祭やイベントでは参加して観劇させてもらうばかりでしたが、見ていて演じている皆さんが楽しそうだったこと、私も(聖劇に限らず)何かできることがあればやりたいと思っていたこともあり、出演させていただきました。しかし、やると決めたものの「私で本当に大丈夫だろうか…自分に主役が務まるのだろうか…」という思いが何度か湧き上がることがありました。そんな時は「もう始まってしまったこと、自分のできること、役割を精一杯やろう」と思いを入れ直し、余計な思いを持たないように気持ちを一つにして取り組みました。
私の演じた主人公はごく普通の主婦ですが、移り変わるものを求め続けていては心を満たすことができないと気付き、グル(師)の教えのもと本当のヨーガを学んでいきます。その過程はブッダが教えた八正道と同じものであり、ヨーガの聖典の「真理はまず聞かされ、考えられ、瞑想されなければならない」という言葉通りのものでした。
私自身、練習の中で何度も聞いたグルの言葉が、言葉を超えて心の奥深くに根付いているのを実感しています。真理の言葉は何度も繰り返し心に言って聞かせ、行為として実践していくことが大切だということを改めて感じました。練習中にグルとのやり取りの中で思わず感極まってしまう瞬間もありましたが、その全てが私たちの師であるヨギさんからの贈り物だと思っています。
練習から本番まで本当に楽しかったです。ヨーガを学ぶ先輩たちと一つのものを創り上げる中で、他者への配慮やより良いものを創っていく姿を見せていただきました。
出演者のメンバー、小道具や照明、音響や映像などのスタッフの皆さま、そして見に来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。
この聖劇が見てくださった方の毎日を生きるヒントや助けになると嬉しいです。

そして、観劇された方からもたくさんのご感想をいただきました👏

「劇がとてもリアルな内容で、特に主人公の気持ちが分かる部分があった。まずは産んでくれた母のことを神と見て行為していきたい」

「本当の愛について考える良いきっかけをいただいた、すごくいい会だった」

「心が優しくなり、晩御飯を作るのも相手を思いながら、楽しく用意できました」

「今日から同居している父を神と見て接していくことにします!」

「劇はびっくりした! 劇団の人がやっているのかと思った。ヨーガをしている人はなんでもできるんですね」


この日のイベントは聖劇の他、キールタンや神の紹介、実践談のスピーチなどを通して、プレーマに触れていきました🪷


一人一人が輝き、誰もの中に在るプレーマが目覚めるような春の芽吹きの季節にぴったりのイベントになりました🍀
2026年はマハーヨーギー・ミッション50周年イヤーということで、これからもさまざまな企画やイベントを予定していますので、またよろしければブログやホームページ、インスタをチェックいただけたら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします🙏

マハーヨーギー・ミッション


「プレーマ 真の愛」満員御礼!

マハーヨーギー・ミッション50周年記念イベント「プレーマ―真の愛―」2DAYS、無事盛況のうちに終えることができました!
4/4、5両日とも各地からヨーガを学ぶ仲間、クラスの受講生の方たちが集い、4日は満席、立ち見席もありとなり、会場のリーラー・ヨーガ・スタジオは熱気でいっぱいでした。

参加された方からは、「残りの人生が豊かになりそう」「心が優しくなりました」「楽しかった」「胸がいっぱいになりました」などなど…喜びの声も届いています。また、ふだんヨーガを学んでいる人たちで構成された聖劇メンバーのパフォーマンス、演技力(!?)に驚いたという感想も多かったようです。

聖劇、解説や実践談、キールタンの体験によって、私たちの暮らす日常、家庭や社会に愛と調和が生まれるよう、少しでも何かしらのヒントを得ていただけたなら嬉しいです。

聖劇 プレーマ―真の愛―

聖劇 プレーマ―真の愛―

聖劇:主人公はごく普通の女性。移りゆく愛から、壊れることのない永遠の愛「プレーマ」へと目覚めていく物語。

キールタン

キールタン:神と魂を結ぶ愛の歌。クリシュナ神とシヴァ神の歌をみんなで歌いました。

当日の報告、感想は改めて掲載させていただきますのでお楽しみに。
またマハーヨーギー・ミッションの会員サイトWeb版「パラマハンサ」でも配信予定です(4/30)。


イベント開催前には、敬愛する師の50年にわたる導きへの感謝を込めてプージャー(礼拝)が行なわれました。

 

マハーヨーギー・ミッション 


第2回「ヨーガを生きる秘訣」が松山で開催されました!

松山のヨーガ・サーラ・スタジオで「ヨーガを生きる秘訣」の2回目が、3月14日(土)、15日(日)に開催されました。
講師は、前回同様シャーンティマイーさんです。
前日の金曜日から松山入りしていただいたのですが、新幹線のトラブルがあり、1時間半も途中で停車し、松山到着が2時間遅れとなり、6時間越えの長旅となってしまったのです。きっとお疲れだろうと申し訳ないような気持ちで松山駅でお待ちしていたのですが、いつもの軽快で快活なご様子で到着され「打ち合わせをお願いします!参加の皆さんのことが知りたいです!」と休むことなく、翌日の講座の打ち合わせをしてくださったのです。日々のヨーガの実践が日常の行為に現れる、と教わっていますが、まさにその通り。どんな状況があろうとも、常に軽快で、他者のために行為するヨーギーとしてのあり方を学ばせていただいたように思います。

1日目は「アーサナの秘義」でした。午前のクラス15名、午後のクラス11名の参加がありました。
2回目ということもあって、みなさんリラックスした雰囲気の中、真剣に講座に取り組まれていました。
「アーサナの実践の中で、自分の行動をしっかりと認識すること。それは身口意を見つめていくということになり、日常の行為においての識別力を養ってくれます」
「アーサナにおける苦痛を受け入れることができたら、日常でも心理的苦痛を克服できていきます」など、アーサナを通して自分自身の体と心に正面から向き合うことの大切さなどを学び、
アーサナの実習では、「ブジャンガ・アーサナ」「シャラバ・アーサナ」「ダヌル・アーサナ」「チャクラ・アーサナ」「サルヴァーンガ・アーサナ」5つのアーサナについて、丁寧に学んでいきました。今回の5つのポーズはどちらかと言えばきついポーズで、まだ取り組んでいなかったり、ご自身の体の様子を見ながら普段は控えていたりする方もいらっしゃったのですが、講座ではみなさんの中で何かが起こったのか!? 果敢にチャレンジされていました。

講座を終えて、みなさんの笑顔が輝いていたのが印象的でした。


「何年もアーサナをしてきたつもりでしたが、初めて学んだような新鮮さを感じました。日々のアーサナをより丁寧にしていこうと気持ちを新たにしました」
「体験、体感を伴ったお話にインスパイヤされました」
「十年ぶりにチャクラ・アーサナをしました、一気に目覚めました。自分自身の感情に巻き込まれていましたがスッキリと無くなったように思います」
「ポイントが明確になり、アーサナや瞑想に取り組みやすくなった」
などの声が聞かれました。

2日目の「ヨーガの料理」は10名の参加がありました。
今回のメニューは、「春のブランチ」として、ブロッコリーのペンネ、ポテトサラダ、切り干し大根のカレー風味です。バゲット、紅茶と一緒にいただきます。
参加者の中には主婦歴50年という、長年にわたってご家族のためにお料理されてきた方々からも「エッ!」「ヘエ〜」と驚きの声が上がっていました。
ペンネを水から入れて茹でたり、切り干し大根をごく少量の水で戻し、もどし汁も捨てないで使う。
「ブロッコリーのペンネ」や「ポテトサラダ」は、『さまらさの台所』の本にも掲載されており、少量の水でゆがくことは書いてあるのですが、「えっ!ここまで少ないの!?」と実際を見ることで驚きと共に、普段自分たちが、いかに自分の観念やこれまでの習慣でお料理しているかを実感することになりました。
参加者の方々も積極的に調理に加わってくださって、和気藹々と楽しくサットヴァな雰囲気の中、料理が出来上がっていきました。


参加された方からは、次のような声が聞かれました。
「食材を生かして大事にお料理することを改めて思い出すことになりました」
「目から鱗のことばかりでした。主婦業を50年近くしてきたのに知らなかったことがとても新鮮で、楽しい時間でした!」
「今回も、野菜の素材のお味がとても美味しいお料理に感動しました!毎日家で作る料理、もう少し(味つけの)引き算しても良いのかなと思いました」
「ヨーガのお料理は、食べる人も、食材も同じように丁寧に大切にするものだと改めて感じました」

2日間を通して気づきがあり、その後のみなさんの実践につながっているように感じています。スタジオ全体にその喜びが広がっているようです。
アーサナの秘義は、毎週土曜日にフォロークラスを実施しています。学んだことを復習しながら、さらに深めていけたらと思っています。是非ご参加ください。
また、次回を楽しみに、それぞれが実践していきましょう!

アミティ


ヨーガはどこにいても実践できる

山本悦子さんは青森県に住んでいます。

四川目(よかわめ)岸壁から見える太平洋

ご家族のお仕事の都合で愛媛にいた頃、松山市内にあるヨーガ・サーラ・スタジオのクラスに出会いました。2012年からは京都で開催されるサットサンガにも定期的に参加していましたが、2020年に地元の青森県に帰りました。
悦子さんの1日は、毎朝キールタン(神の御名を繰り返し唱える歌)を歌うことから始まります。次に聖典を朗読、その後アーサナ、浄化法や呼吸法を行い、最後に瞑想をします。

強風によってできた雪紋と太平洋

しかし、厳しい冬の間は毎日の実践にも影響が出ます。

悦子さんが暮らしている青森県の太平洋側は冷え込みが厳しくなることが多く、日中でも0度を超えない日が度々あります。11月になると日が暮れるのが早くなり、16時を過ぎるとすでに夜の雰囲気に。道路も凍るので暗くなってからの外出は危険、明るい内に用事を済ませないといけません。
水道の凍結や吹雪の予報が出たら備えをして、雪が積もったら雪かき。雪かきしなければならない天候が続くと、それだけで体の疲労は限界を迎えて、他のことをする気力体力がなくなることも。

自宅の窓にできたつらら

そんな厳しい冬の寒さは身にこたえますが、時に冷静さを与えてくれるようで、「あれこれ考えても仕方がない、この環境の中で今やれる事をやろう」と気持ちを切り替えることができるそうです。
毎日アーサナができなくて落ち込んだり自分を責めることもあるけれど、オンラインでのクラスや瞑想会などに積極的に参加、日々の実践においては浄化法と呼吸法を特にしっかり行うという新たな習慣もできました。
日常生活においては、家事に加えて、介護施設で使用する紙製品を作るボランティアもされています。
いろいろと工夫をされながら弛まずヨーガを実践されている悦子さんですが、苦しい時期もありました。

 

悦子さんは生まれた場所に居続けるのが当然だという環境で育ちました。どこにいても地元に帰らなければならないと、心が地元に縛り付けられているような感覚が常にあり、苦しさを感じていました。

そんな悦子さんにとって特に大きかったのは、ヨーガを学び、「苦しみの原因は自らの中にあり、ヨーガにはその苦しみを滅する方法がある」と知ったことです。

とはいえ、自らの中にある原因を見つけ、それをなくすのは容易いことではありません。
2016年まではご家族の看病のため松山と青森とを頻繁に行き来する生活が続き、心身ともにギリギリの状態、本当に苦しみをなくすなんてできるのか?と疑う気持ちもありました。そのような状態でも繰り返しヨーガの教えを学ぶうちに、少しずつ理解が進み、自分の心を縛り付けているのは家族ではなく自分自身だと思い至りました。
ご家族との関係も少しずつ改善、最期の日々は、ご家族が和やかで清らかな気持ちで過ごせるように努めました。ご家族を看取った後、縛られているものがなくなったような気がしたけれど、遺品を整理しながら、心は縛られたままであることに気づきました。

「悩みや苦しみを捨て去り、自由になりたい!」

目には見えないけれど、誰もの中に純粋な意識がある。それが本当の私である。私もあなたもそれである。

おいらせ町のネーチャーセンター白鳥の家では、越冬のため飛来した白鳥に会えます

悦子さんは、その憧れの境地をシンプルに表した、“オーム(聖音)”に魅かれていきました。
ちょうどその頃、オンラインの瞑想会で初めてオームを唱えました。最初は慣れなくて、力まないように意識したり、聞こえやすいように大きめの声で唱えられるよう心がけたり、試行錯誤していたそうですが、次第に自分の体から響かせるように唱えたいと思うようになりました。何度も唱えるうちに力みはなくなり、オームを唱えることは自分と向き合うことであり、純粋な意識への通路ができていくような感覚になっていきました。
今は、少しずつでも憧れの境地へと近づけるよう、オームへの瞑想を続けています。

京都から遠く離れていてもヨーガの実践を続けられているのは、共にヨーガを学ぶ仲間の存在があるからで、特に遠方で暮らしている人同士のオンラインでの繋がりが大きな力になっているとのこと。

「ヨーガはどこにいても実践できる」

師が何度も教えてくださっている通りだと、悦子さんは実感しています。

「いつか青森でヨーガを伝えていきたい」

青森も春の気配が日に日に濃くなってくるこの季節、悦子さんは目標に向かってより大きく力強く歩んで行かれるのではないか、お話を聞いてそう感じました。

りんごの収穫のお手伝いをすることもあるそうです。とっても良い笑顔!

ハルシャニー  

 

 


『Paramahamsa』表紙絵シリーズ⑳

今月ご紹介する『Paramahamsa』の表紙絵は、サルヴァーニーさんが描かれました。
MYM50周年イベントのチラシにちょうどこの絵が使われていますね。


裏表紙に、サルヴァーニーさんが描かれた当時の思いが掲載されていますので、そのコメントも共にご紹介します。

「グルを求めている人、救いを求めている人、真実を求めている人……道を求めている人がアーシュラマにおられるヨギさんに辿り着く。そんなイメージを絵にしてみました」

パラマハンサ編集部


『マハーヨーギーの真理のことば』~第九章 大宇宙と小宇宙の神秘

「ヨーガとは大宇宙と小宇宙の合一である」
ヨーガを学ばれている方の中には、この言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

私はこどもの頃、空の向こうがどうなっているのかを知りたくて仕方ありませんでした。「宇宙」の存在を知ってからもその思いは消えることはなく、大人になって初めて行ったヨガ教室で「ヨーガとは大宇宙と、小宇宙である自分自身との合一である」と聞き、意味はよく理解できなかったものの「もしかすると、ヨーガの達人になったら宇宙のことが分かるかも知れない!」と、本気で考えたことを覚えています。

実は、師シュリー・マハーヨーギーに出会って間もない頃、私は師に宇宙が一体どうなっているのか質問したことがあります。
その時、師ははっきりと「宇宙は私たちの身体の中にあります」と仰ってにこりと微笑まれました。私は「どういうことだろう?」と思いましたが、説明をしていただいてもきっと今の私には理解できないだろうという思いがよぎり、それ以上の質問はしませんでした。
それから十年以上の時が経ち『マハーヨーギーの真理のことば』の中に、あの時しなかった質問の答えをみつけました。

大宇宙と小宇宙の一致

大宇宙、この空間的宇宙というものと肉体という小宇宙は、物理的に見れば何でできているかといえば、五大要素、地水火風空という五つの要素によって物質的な存在があるわけです。ではその五つの要素はどこから派生してきているのかというふうに見れば、それはマハトという、より微細な質とプラーナによって五つの元素に展開して、それがこの物質として現れているということになる。
サマーディにおいては、いわばその物質的な粗大な局面から、より微細な原因体の方に心が移行していくことになる。そうするとその大宇宙と小宇宙を造り出した原因というのは同じものだということになってくるので、そこでの物理的な空間の大きさとか量とか時間というものが消滅してしまうということになる。そういう中でより深まっていけば、その根源的な宇宙と万物の展開を始める原初体のようなところに入り込んでしまう。するとそれは二つとないものとして、体感することになるのです。相対的な大宇宙、小宇宙というふうに物理的な条件を伴った観念がそこにある以上は、大宇宙と小宇宙の一致とか一体というような表現になるだけのことです。要は宇宙万物の根源にサマーディは連れていく、あるいはサマーディの中でそれを体験するということです。

『マハーヨーギーの真理のことば』第九章 大宇宙と小宇宙の神秘/第三節 神秘の宇宙より

※プラーナ/気。宇宙の全現象を支えている力。
※サマーディ/三昧。心が消え、対象のみが意識面にある状態。

 

サマーディの中で体験する宇宙万物の根源――。瞑想が深まり、マハトという万物の展開が始まる原初体のようなところまでたどり着くことができれば、私が知りたかった宇宙の正体を知ることができるのだなということを理解しました。ただ、残念ながら私はまだそれを体験していません。
師が教えられるとおり、真理は体験することしかできない。実際、ヨーガを実践していると頭での理解がいかに小さなものであるかを思い知らされることが度々あります。
だとしても、聖典や聖者の教えを言葉として学ぶことには大きな意味があると感じています。なぜなら、その深い叡智から発せられた言葉は、私たちの歩みを確かな方向へと導いてくれるからです。

第九章は、他にもプラーナ、チャクラ、クンダリーニ、呼吸法、タントラ・ヨーガ、シュリー・ヤントラ、マントラ、プラヴァナ(聖音オーム)、プルシャとプラクリティ、二十四の原理、宇宙開闢論など、ヨーガの神秘的側面と哲学的背景が丁寧に語られており、とても興味深い内容です。
私たちにとってどんなに神秘的なことや難解なことであったとしても、シュリー・マハーヨーギーの言葉には常に大袈裟な表現などはなく、何千年も前からヨーギーたちによって実証されてきた真理やご自身の体験による真実だけを、淡々と、けれど力強く、私たちに理解できるように平易な言葉で説いてくださいます。
その一つ一つの教えが、私たちが確実にヨーガの目的地に向かうために師が示しされた道標なのだと、今また改めて感じています。時代や環境がどんなに変化しようとも、先人たちが歩いた同じヨーガの道を現代を生きるヨーギニーである私もまた歩んで行きたいと思います。

シャルミニー


「PREMAー真の愛ー」 🌕MYM50周年イベントのお知らせ

京都のリーラー・ヨーガ・スタジオにて、4月4日・5日の2日間、マハーヨーギー・ミッション50周年記念イベントを開催します✨

タイトルは「プレーマ ー真の愛ー」です。

 

最近、藤井風さんの曲『Prema』でご存知の方も多いサンスクリット語「プレーマ」ですが、「真の愛」という意味になり、このイベントは聖劇やキールタンを通して「本当の愛とは何か?」に触れ、近づいていく内容となっています。

私たちマハーヨーギー・ミッションは20年以上、ヨーガ聖典や聖者の生涯を脚本化し、聖劇として上演してきましたが、今回はオリジナルの現代劇になります。
主人公は沙羅という主婦で、彼女が愛について学び、葛藤や困難を乗り越え、日々の生活の中で「プレーマ ー真の愛ー」を実現していく物語です。

今回のキャストは15年以上のベテランから聖劇初参加のメンバーまで、ユニークな配役となっています。
少しですが、練習風景をご紹介させていただきます。

ヨーガというのはアーサナや瞑想だけではなく、他者への愛・優しさが大切だと説いています。
では、その愛や優しさはどのように育まれていくのでしょうか?
そのヒントや手がかりが、このイベントできっと見つかると思います💡

ちょっとでもご興味がありましたら、お申し込み・ご参加いただけたらと思います。
詳細はこちらになります🪷「プレーマ ー真の愛ー」
どうぞよろしくお願いいたします🙏

ゴーパーラ


東京60分クラス新規開講!

東京では昨年から国分寺に加えて中野でのクラスが始まったので、久しぶりにクラスのフライヤーができました。

中野クラス会場「Cafe&Studio Tiny Garden」の雰囲気にぴったりの素敵なデザインです。

そして、春の節句でもある今日3月3日、新たにクラスが始まります!
東京では初めての60分クラス。ヨーガに興味はあるけれどまずはお試しでやってみたい方、お仕事などで忙しい方にも、参加しやすいと思います。

スタジオのお隣のカフェでは、季節のお花と一緒にフライヤーを置いて下さっています。

⚫︎場所:Cafe&Studio Tiny Garden    中野区中野5-47-9 2階 (セブンイレブンの上)
⚫︎日時:毎月第1,3火曜日 18:45~19:45(18:30開場)
⚫︎料金:1回1,800円/4回回数券6,300円
※有効期限4ヶ月

中野では第2,4火曜日は90分クラスも開講中。
2月からは第1日曜日90分クラスも始まりました。(※4,5月は第2日曜日)

3月1日の日曜90分クラスの様子

三寒四温のこの時季は、寒暖差が大きく自律神経も乱れがち。
ヨーガのアーサナ(形)や瞑想を行うと、自律神経のバランスが調い心身ともに軽やかになります。ぜひこの機会に、ヨーガの効果を体感しにきてくださいね。

お問合せ・お申し込みはフライヤーの裏側に掲載してあるQRコードからもできます

ハルシャニー