さまらさの台所」カテゴリーアーカイブ

夏を乗り切る!スパイス料理とヨーガの力 〜篠山にて

ジリジリと照りつける太陽の熱を感じる毎日ですね。

先日は篠山にて、サークルMAMA YOGA lilāの皆さんとの「さまらさの台所&サットサンガ(ヨーガの集い)」でした! 今回のメニューはリクエストもあった本格インド料理! 夏野菜でビリヤニ(インド風炊き込みご飯)とサブジ(蒸し煮)を作りました〜。

香辛料の香りが漂う調理室に、「いいにおい〜!」と集まってきた皆さん。スパイス料理を学ぶのをとっても楽しみにしてくださっていたようです。

まずはスパイスの基本をご紹介。お子様も興味深々?!

スパイスには大きく分けて3つの役割があり、1)ホール(固形)スパイス(クミンシードなど)は、油に香りを移す。2)パウダースパイス(コリアンダー、ターメリックなど)は材料を加えた後にしっかり油と馴染ませる。3)香り付けのスパイス(ガラムマサラ)は調理の最後に使うなど、それぞれの特徴とポイントを知ることができれば、ずいぶんハードルは低くなります〜。

またスパイスには漢方薬と共通し、昔から薬として使われてきたものも多く、胃腸や肝臓などの機能を高めたり、食欲増進、疲労回復など私たちの身体を調えてくれる働きや、殺菌作用、腐敗を防ぐ効果もあるそうです。まさに食は薬なり! さすが暑い国、インドの料理で使われるスパイスだけありますね。でも日本のこの暑さも尋常ではありませんから、その知恵と力をいただくには、今の時期こそ最も適しているのかもしれません。

なすやズッキーニなどの夏野菜とナッツやレーズンも入った栄養たっぷりのビリヤニ。玉ねぎベースのコクのあるオクラのサブジは絶品。はちみつレモンと頂いた完熟トマトを添えて。

皆さんの手際のよさのおかげで予定より早く完成! 調理と同時並行でどんどん洗い物などもしてくださり、盛り付けが終わった頃には、調理台もすっかり綺麗に片付いていました。素晴らしい〜!

「美味しい〜!」「美味しい〜!」と感激しながら、みんなで楽しくいただきました! 夏野菜とスパイスのパワーで、元気が溢れてくるようです〜。(なんと80代の託児の方も最初は多すぎるんじゃない?と言われていましたが、完食!)

食後は子供たちが遊んでいる横でお話をしました。
食を通して、観念やムダを取り除き、シンプルに生きていくこと。それぞれがヨーガと出会って感じてきたこと。アーサナの取り組み方、瞑想についてなど、いろいろな話題が出ました。

皆さんとのご縁をいただいて2年ばかりですが、続けている方たちが実践してきた中でよい変化を実感しておられ、それがまた新しい仲間の希望や憧れとなり、ヨーガの輪が広がっていっている、そしてみんなが仲間と、仲間と集える場所をとても大切にされているのを感じました。

最後に感想を少しご紹介します。
「旬の野菜たっぷりの食欲のわくメニューでした。本当に簡単だったので早速家でも挑戦してみたいと思います」
「来てよかったです。野菜だけでこの満足感! 一つ一つの素材の味を大切に、シンプルに調理すること、納得しました」
「お鍋や食器も、今あるものでどうしたらいいかをすぐに判断して選ばれていたり、また特別なものがなくても美しく美味しく盛り付けされていて、その時にあぁ、これで本当に十分だなと感じてとても豊かな気持ちになりました」
「サットサンガのおだやかな空気に心が落ち着きました」
「久しぶりに参加して、自分の変化を改めて感じました。お互い仲間として見て来たメンバーがこうして集えることに感謝しています」
「改めてヨーガを実践することの大切さと、それが確実により良く生きることにつながっていることを感じました。これからも根気よく自分自身と向き合っていきたいと思います」

皆さんのキラキラした笑顔が印象的な、とても軽やかな会でした!

道中、厳しい天候の中、たくましく育っている田畑の緑がとっても綺麗でした

マードゥリー


丹波の野菜を使った夏のご飯!! さまらさの台所

先日、さまらさの台所がありました。今回のさまらさの台所は、場所を3つに分けて行いました(各班で5人〜6人)
いつもはこちらでメニューを用意し、作り方を紹介しながらクラスを進めますが、今回は決まったメニューはなく、前日に丹波から届いた新鮮な夏野菜を見て、それぞれの班でメニューを決め、調理をし、いただくという趣旨のクラスになりました。
丹波から届いた野菜がこちら!!トマト、新じゃがいも、新玉ねぎ、万願寺、ピーマン、なす、ロロン(かぼちゃの種類)

それぞれの班によって作ったものが違いますが、どの班も丹波の夏野菜を堪能し、これから続く夏に生かせるメニューを考えたようです。今回はその一部をご紹介します。

まずは、いつもクラスをしている、ヨーガ・ヴィハーラ。丹波から届いた野菜を見て、参加者それぞれで一膳を考えてみました。そして一人ずつ発表する中、「これどうやって作るの!?」「これ食べてみたい!」など話しながら一膳を決めていきました。決定したメニュは、トマトの冷製パスタ、焼きなすのマリネ、じゃがいもの冷製ポタージュ、夏野菜のパコラ(インド風天ぷら)

この猛暑ですから、冷たく、さっぱりとしたものが欲しくなりますね。そこで一番に考えたのがトマトの冷製パスタ。でも暑いからこそエネルギーになる、パンチの効いたものも欲しくなります。「揚げ物が食べたいな〜」という意見から、インドのスパイス、豆の粉を使って作るインド風天ぷら(パコラ)を決めました。
たくさんある新じゃがいもは冷製のポタージュスープに、大きくてピカピカ輝いているなすは、焼きなすにして、マリネにしました。それでは今回作った、簡単!!トマトの冷製パスタをご紹介します。

(5人分)材料:トマト中5個、玉ねぎ中1/2個、パスタ300g (一人60g)、塩適量

1 トマト中3個をすりおろし、中2個はザク切りにし、ボウルに入れておく。

2 玉ねぎ1/2はみじん切りにし、塩もみしておく。

3 玉ねぎから水が出たら手でしっかりと絞り、1に入れて混ぜる。

4 ゆがいたパスタを氷水などで冷やし、3のソースをかけていただく。

オイルが入っていないので、サラダのようにあっさりした夏向きの味わいです。オリーブオイルは卓上に置き、お好みでかけるとまた違う味わいで2度美味しいパスタとなります。トマトの甘みと爽やかさが、体に染み渡る美味しさです。ぜひ夏のメニューに加えてくださいね!

そのほか2箇所で行われたさまらさの台所は写真とともにご紹介します!!

まずは、プレーマ・アーシュラマ。当日の天気や、みんなの体調を考慮して決めたメニューはこちらフレッシュトマトの冷製パスタ(にんじんの葉を少しそえました)、焼きなすの冷製スープ、スティックサラダ(にんじん、きゅうり、ディップはマヨネーズと味噌、酢

食事は2階のアトリエで!まるでレストランのようにテーブルセッティングも美しいです。

参加者からの感想をいただいています。
「当日のお天気と皆の体調で冷たいスープ、パスタ、スティックサラダがすんなりと決まったのが流石!!と感じました。通常とまた違ったインスピレーションあふれる楽しいさまらさでした。」

「初めてのプレーマ・アーシュラマでの調理ということで楽しみにしていました!新鮮なお野菜はそのままで美味しいけれど、それをどう生かすか?実践を重ねている人からくるアイデアは豊かで、また数人いることで、流れるように(メニュー、味付けが)決まっていく感じが生き生きとしていておもしろかったです。」

「焼きなすのポタージュ、絶品でした!本当に体と心に染み渡る感覚がありました。スティック野菜のディップもきゅうりとにんじんのみずみずしさと甘みが感じられました。」

続いて、アーシュラマこちらのメニューは、トマトご飯、茄子とピーマンの味噌炒め、焼き野菜(かぼちゃ、万願寺)、スパニッシュオムレツ(じゃがいも、玉ねぎ、ドライバジル)、にんじんサラダと生のトマト、にんじん葉のおひたし

こちらも感想をいただいています。

「旬の野菜を使って料理するということだけでなく、生活の知恵や暮らしのあり方を教えていただき、でもあるがまま、とても自然で……感激の連続でした」

「わたしが印象的だったのは ものの場所もわからず どうしようという感じだったみんなが お互いにいろんな質問をしたり、短時間の調理の行程のなかで 落ち着いて、しぜんに役割分担して調理されている様子が清々しかったです。調和、円満、喜び、 そんなことが自然に思いました。」

ライブ感のある、さまらさの台所、調理だけでなく、暮らし方の姿勢も学べたようですね。みなさんそれぞれにを楽しんでいただいたようです。またこのような企画をしていこうと思います。
次回のさまらさの台所は、通常のクラスの形となり、9月23日(日)となります。


さまらさの台所 手作りでご飯のお供

パラマハンサ会員向けのさまらさの台所があり、19人の参加がありました!
今回紹介したのは、ちりめん山椒、昆布の佃煮、新生姜の甘酢漬け、味噌玉の4種類。冷蔵庫にあるとご飯のお供として日々の食事に重宝するものばかり、手作りすることで、安心して食べることができます。

さて、味噌玉って何だと思います?

お湯を注いだらすぐに味噌汁ができる、あさげやゆうげというインスタント食品をご存知ですか?家にある味噌で出汁を取らずに、同じように簡単に味噌汁を作ることができるのです。
味噌(大さじ1)にかつをぶしの粉(ひとつまみ)を混ぜ、そこに乾燥わかめ、お麩などを入れてます。そこにお湯を注ぐと、出汁を取らなくても簡単にお味噌汁が出来上がります。

サランラップに包んでおくと、持ち運び便利!!お弁当に持っていくこともできます。
こんなに簡単にお味噌汁が作れると、手間が省けて本当に助かりますね。

今回のさまらさの台所では、ご飯にお味噌汁、おかずは、ちりめん山椒と昆布の佃煮、新生姜の甘酢つけという一膳をいただきました。一見すると何と質素な!メインのおかずはないの?・・・という一膳ですが、実は食べてみるとこういう食事は体も心もほっとすることに気がつきます。どうしても、メインのおかずを作らなければ!とか、あまりに簡単な食事だと、手を抜いてしまった!という印象が残ったりします。けれど、本来食事には「〇〇しなければならない」というものはないと言うことを学びました。

ヨーガの実践を中心とする生活(日々のアーサナ、瞑想を実践する生活)には、その日、そのとき、またその時期にふさわしい食事があります。

あるときは夕食を速やかに済ませてサーダナ(アーサナや瞑想)にしっかり時間を取るときもあります。あるときは、時間に余裕を持ち、旬の食材を使って、できたての料理をいただくこともあります。またあるときは、誰かと一緒に過ごす時間を大切にするときもあります。その日の状況や、自分の修行の時期に応じて、ふさわしい形で食事ができるようにするには、自分自身で判断していく力をつけていくことが必要になります。

食事は人生の目的ではなく、本当の目的(自分の理想)を実現するために必要とするこの体を調えるために取るものです。まずは、その目的をしっかり見据え、日々の食事作りをしていくことが望ましく、自分の判断に対して「今日はこれでよし!」と思う力をつけていくことも大切です。

 


神に委ねる

ここ最近のこと、ヨーガの先輩が我が家に寄ってくださり、「今日久しぶりにスーパーへ買い物に行く」とおっしゃっていて、「なんて格好いいのだ!」と思いました。

ヨーガ行者たるもの、最低限度のもので満足して生きるもの。

最近の私は、仕事帰りにスーパーに寄ることが楽しく、気が付けば必要のない食材まで買い込むことが増えていて、何かの欲求を買い物で満たそうとしていたことに気が付きました。先輩の自然な知足の在り方に、改めて自分の身を正したいと思いました。

その日からスーパーに寄ることを一旦やめ、まずは冷蔵庫を見てからメニューを考えることにしました。

冷蔵庫の中を見渡すと、わずかな種類の野菜と油揚げ、少し古くなったおじゃこ、卵、牛乳くらいしかなかったのですが、今までさまらさの台所でいろんなお料理を教えて頂いていたおかげで、いろんなメニューがふわっと頭に浮かび、おじゃこのパスタ、カボチャのスープ、カレー、かき揚げ丼、炊き込みご飯、白菜のクリームパスタなどが出来、買い物に行かなくても、こんなにもいろんなものが作れることに驚きました。

今ある食材を使って、どうしたら美味しいものが出来るだろう?と考えるのはとても楽しく、メニューを思い付いたら作る工程がまた楽しい。仕事から疲れた〜と思って帰ってきても、いつの間にか作ることに夢中になって、そのことを忘れていました。子供も夫も嬉しそうに食べてくれました。

知足という言葉と共に、私の中で浮かんだのは「神にすべてを委ねる」という教えです。今与えられている環境や状況に感謝し、その場を精一杯生きること。食材もそれと同じ、今与えて頂いているものに感謝して、その命を工夫し、生かし切ることは、具体的な実践なのだと思いました。

今夜は寒かったので、酒粕のリゾットにしましたご馳走様でした〜

 

 


淡味を知る さまらさの台所 12月

12月10日((日)に今年最後のさまらさの台所がありました。今回のテーマは「淡味を知る」ーー淡味とは素材の持ち味が生かされており、間の抜けた薄味でも、素材の持ち味が損なわれている濃い味でもない味付けのことです。しかし、味覚は習慣によって作られるので、普段自分が食べているものが濃い味なのか薄味なのか、淡味なのか、自分自身で判断することは難しいところでもあります。

今回の台所では、淡味を知るためにお出汁を使って、ある実験をしました。
昆布出汁に調味料を加えず、まずは素材の味をみんなで確認しました。昆布出汁は昆布を水に浸けている時間にもよりますが、そのままでも昆布の優しい味わいがあり、香りもあります。次に塩を少々加えました。すると塩味がするというのではなく、先ほど感じた昆布の味が突然味わい深いものになり、香りもより引き立ちました。次に薄口醤油をほんの少し加えました。すると体に染み渡る美味しさになりました。お吸い物の出来上がりですね。

このように淡味を知るためには、まずは素材そのものの味を知ることも大切です。素材の味を損なわないように、むしろより美味しさが引き立つように調味料を使う。さまらさでは、調味料は素材の味を引き出すために使うものだと考えています。決して調味料の味で食事をするのではないのです。

今回作った筑前煮やかぶの煮物もそれぞれの野菜の味がしっかりと味わえました。
    

節度ある食生活を心がけていくことは、行為や考え方にまで反映されます。ヨーガでは舌と心は非常に密接に関係していると言われ、習慣的に味の濃いもの、辛いもの、甘いものなど、欲求のままに食べているとそれらに依存し、それらがなくてはならなくなります。また体調の不調和を招き、心は依存を強めると言われます。味覚が習慣に頼っているのなら、素材の味を知り、淡味を味わうことが新しい習慣になることが望ましいですね。そうすることで、体調が整うのはもちろんのこと、心の依存を無くし、心を強くしていくことができると思います。日々の食生活を通しても心を整える術があります。

dav

 


さまらさの台所 〜丹波秋野菜を使って〜

丹波・篠山のさまらさの台所に続いて、京都でもパラマハンサ向けさまらさの台所を開催しました。 こちらでも丹波お野菜をいただきましたよ!

今回は一風変わったチャレンジングな企画をしました!
いつものさまらさの台所と違い、決まった献立はありません!丹波から送ってもらう野菜を見て、その場で献立を考えて作るというもの、題して

「丹波の採れたてお野菜を使って秋の一膳を考え、いただく」

今回の企画は日常の食生活により近く、実践的なものになります。ポイントは、献立、調理の段取り、調理法の工夫や盛り付けを臨機応変に考え、行為するというところにあります。

それは、誰もが日常で何気なくやっていることと思いますが、もう一度、基本的な献立の立て方や段取り、盛り付けの工夫を見直しました。ただ単に一般的な考えを学ぶのではなく、さまらさならではの旬の食材を生かした一膳の考え方、より自然にやさしく、無駄のない調理法、野菜だけでなく、調理に欠かせない水や火をも無駄にしない段取りの立て方、季節を感じる盛り付けの仕方などを学びました。

前日に丹波から旬の野菜を持ってきてもらいました。何の野菜が届くかは、当日まではっきりと分かりません。それこそが旬野菜の醍醐味ですね。

生き生きした採れたての野菜たち。素材自体が新鮮で良質なので、何を作っても美味しくなる予感がしました。お野菜を育て、届けてくれたヨーガの仲間クリパールに感謝しています。

今回は3班に分かれて会を行ったのですが、各班にはそれぞれテーマがあり、それに沿って進めていくことになります。

・秋の炊き込みごはんの一膳
・秋野菜のパスタの一膳
・さっとできる秋のお弁当

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回は、「秋野菜のパスタの一膳」の担当者から感想をいただきました。

私は秋野菜のパスタ班だったのですが、まず様々な野菜たちの中でもひと際良い感じで、私を使っておくれ!と言わんばかりにピカピカだったかぶをメインにしたパスタを決めました。そして、次にせっかくなので、丹波の特産物、黒枝豆を使う副菜を考えていきました。

初めての試みでしたので、うまくいくかな〜と当日まで不安がありましたが、いざ始まると皆さんが話し合いから調理、試食までずっと積極的に会に関わり楽しんでおられ、とても良い会になった!と感動しました。中でも参加者同士でより良い料理になるよう、ここはもっとこうした方がいいんじゃない?といった提案をしあっているのが印象的でした。

そして決まった献立は、かぶのペペロンチーノ、枝豆とブロッコリーのポタージュ、野菜チップス。食感や色味などバランスよく献立を決めることができました。

感想にもありましたが、参加者みんなが積極的に取り組めて、学びがある会になったようです。また季節を変えて、やりたいと思っています。今回残念ながら参加できなかった方もぜひ次の機会にご参加ください〜!

サティヤー


完熟トマトのパスタと通のコーヒー さまらさの台所8月

8/13(日)に京都のヨーガ・ヴィハーラにてパラマハンサ会員向けさまらさの台所を開催しました。好評につきたくさんの方にお申し込み頂き、当日は2部制で行ないました。今回のメニューは、旬の夏野菜を使った完熟トマトとナスのパスタ、グリーンサラダ、通のコーヒーでした。

トマトとナスは丹波で取れたお野菜を提供いただきました。夏の太陽を浴びてルビーのようにピカピカのトマト、美しさにハッとします〜

パスタソースはシンプルに塩のみで味付けし、じっくり丁寧に炒め、煮込むことで旨味がぎゅっと詰まっています。見てください!最初は鍋にいっぱいだったトマトたちが煮込むことによってこんなに凝縮され美味しいソースになるんです。

そして食後にはアーシュラマで普段飲まれているコーヒーの淹れ方をデモンストレーションでお伝えしました。みなさん興味津々!釘付けでコーヒーに注目していました。

じっくりとコーヒーと向き合いながら丁寧に淹れると、コクがしっかりとあるのにとてもまろやかで飲みやすく、「あ〜、おいし!」と思わず言ってしまうようなほっとする円満さを感じる味わいになります。

会を通じて「他者の喜ぶ料理」をテーマに担当のラームダースがお話しました。一緒に食事する相手のことを気づかいながら料理をすることでいつもより集中して調理ができ、もっとシンプルに相手の喜びだけを見ることが大切だと気づいたそうです。
また、参加者のみなさんにも宿題として「他者の喜ぶ料理」について考え実践してきて貰った内容を発表してもらいました。みなさんの素直に取り組んでこられた内容と気づきは、こちらまで届き胸が熱くなりました。なんの計らいもなく純粋な思いで作られた料理が、最も「他者が喜ぶ料理」なのではないでしょうか!

参加された方の感想

・味付けが塩だけなのに、ものすごくおいしかったです!この時期にしか味わえない 贅沢でフレッシュなトマトソースでした。コーヒーの淹れ方は、心と日常の充分な落ち着いた時間がまず大切なのだと感じました。

・誰もが1回は作ったことのあるようなシンプルなメニューですが、だからこそ作る側の気持ち調理法がダイレクトにでて奥が深いのだと感じました。料理もヨーガ、瞑想なのだと実感しました。

次回は、10月15日(日)を予定しています。詳しくは、ホームページにてご案内いたしますのでお楽しみに!


ヨーガの料理クラス なぜ旬をいただくのか!

6月4日(日)、パラマハンサ会員向けさまらさの台所を開催しました。今回は、担当のゴパーラの「日常の料理にもっと旬を取り入れたい!」という思いから会のテーマを「旬をいただく大切さ」として、2種類の旬野菜を使って彩りも豊かなお弁当を2班に分かれてそれぞれ作りました。

竜田揚げのお弁当(左)…しいたけとかぼちゃの竜田揚げ、ねぎとわかめの卵焼き、モロッコいんげんのかつお和え、きゅうりのきゅーちゃん、みょうがと大葉の混ぜご飯
春巻きのお弁当(右)…アスパラとチーズの春巻き、スナップエンドウと卵のサラダ、焼きパプリカ、大根の梅和え、わかめご飯

おかず作りのポイントやお弁当の詰め方、ライフスタイルに応じた工夫など、明日のお弁当作りからすぐ実践できる内容に参加者のみなさん、興味津々でした。
また、旬野菜の特徴や自然の力によって育った野菜をいただくことによって私たちの身体にどのように影響するのかを学びました。

「なぜ旬をいただくのか?」
担当のゴパーラは、理解を深めるために瞑想し、気付いた内容をクラスで話してくれました。
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旬をいただくとは、どういうことか?私自身、毎日の自炊はしていましたが、料理は作り慣れたメニューでさっと済ませて二の次といった具合で、旬をいただくということが何だか希薄だと感じていました。そこで昨年の冬から、少しずつですが旬を取り入れた料理に取り組んでいきました。そんな中感じたこと、それは、旬の食物は大いなる力を宿していること、つまり「大地のエネルギー」を宿しているということでした。

冬に大根やごぼうをいただくと、それらはとても甘くて身体の芯から温まる感覚があり、春にいただいく空豆やエンドウ豆は、小さな中にもすべてが詰まった濃厚な味わいとエネルギーが感じられました。その旬の大いなる力をいただいていると実感した時、自然と食べ物に対する向き合い方、接し方が根本的に変わっていきました。

何が変わったかというと、「命をいただいている」――単純ですが、そのことが自分の中から湧いてきました。そうすると食物が愛おしく、丁寧に調理する自分がいました。旬をいただくことが希薄だったのは、命をいただくことが希薄だったのだと気付かされました。命の恵み、それをいただいていると感じたら、料理は二の次なんて絶対に思えない。この大地の恵みに支えられて、自分は生かされている。
その気付きがあってからは、料理をすることが楽しく、作られた料理がとても美味しく感じるようになってきました。そして、何度も聞いていたウパニシャッドの一節が思い起こされました。

「アートマンは1人では楽しめなかったので、自らを2つに分けた。そして男と女が生まれ、

動物、食物が生まれ、万物が展開された」

この食物は、どこから来たのか? 誰が作ったのか? そして食べている者は誰か?

すべてはあなたが種を撒き、耕し、太陽を照らし雨を降らせ、そして収穫し、その恵みを私たちにお与えになられている。大宇宙というこの大農園、あなたこそがさまらさファームであり、耕作者、そして地主!!!

何ということ!!!

その不死の甘露をいただくこと、それは最高の歓び!!!

あなたの大いなる御足の地に礼拝し、毎日の食事ができることを願います。

参加者からは、「旬について考える機会をもらって、自分も野菜も共に生かされているのだという喜びがあり、さまらさの本当の意味を学んだと思う」という感想も頂きました。

次回は8月13日(日)を予定しています。詳細は後日WEBにてお知らせしますので、ぜひぜひご参加ください〜

サティー&ゴパーラ


春 旬の食材を食す

今月は3回さまらさの台所があります。先日2回目のさまらさの台所がヨーガ・ヴィハーラで開催されました。今月のメニューはブロッコリーのペンネ、新玉ねぎと新じゃがいものスパニッシュオムレツ、大根とにんじんのサラダ、りんごの飾り切りです。

使ったの野菜はこの5つ。さて、ここで問題です!
これらの野菜の旬は春ですが、この野菜の中で秋か冬にも旬を迎える野菜はどれでしょうか!?

これ、ほとんどの方は「大根」と言われていました。でも正解は…………
全部!5つとも秋と冬に旬があるのです。では、春のものと秋冬のものとはどこが違うのでしょうか。

それは、野菜に含まれる水分量です。新玉ねぎなんてあきらかですよね、茶色い皮の玉ねぎは、収穫された後、一ヶ月程乾燥させてから出荷されたもの。一方新玉ねぎは採れてすぐに出荷されたものなので水分量が多く、生で食べられます。冬のイメージが強い大根も、春大根はとても水分が多く、切るとじわりと水分がしみ出してきます。冬大根は煮物に向いていますが、春大根はやはり生で食べるのが向いているようです。その他、じゃがいももにんじんもブロッコリーも冬のものより柔らかく、ゆがく時間、炒める時間も短くなります。

冬になると私たちの身体は寒さのため代謝機能が低下します。また、汗をかくことが少ないため水分摂取量が少なくなり、身体の中に老廃物が溜まりやすくなるのです。春野菜は水分を多く含んでいるので、冬の間に体内に溜まっている老廃物を自然と排出してくれる働きを持っています。
旬の食材は、その時期に生きる私たちが必要としてるものを自然と蓄えています。私たちはそんな野菜の命(エネルギー)をいただくことで、その季節を元気に過ごすことができるのです。

毎日の生活の中で、いつの間にか習慣化された食生活があるかもしれません。でも時には季節や自然に目を向けて、その時期に生きる自分の身体や心の状態を感じてみてください。今、この瞬間を生きる私たちには、今、旬の食材が合っているのです。旬の野菜をいただくことで、身体も心も軽快にいきいきと生活していけると思います。

3回目のさまらさの台所は来週の木曜日(5/25)、ウイングス京都で19時〜21時で開催します。まだ空きがありますのでよろしければご参加ください。


ヨーガの料理クラス さまらさの台所

3月12日(日)にパラマハンサ会員向けさまらさの台所がスタートしました!
今回は会を担当してくれたサティーから報告をしていただきます。

今回のメニューは、春野菜のポトフ、マカロニサラダ、プレーンオムレツと旬の春野菜をふんだんに頂ける彩り豊かな一膳です。春野菜のポトフはじっくりコトコト煮込んでいると野菜のうまみが出てコンソメなしでも充分においしくできます。素材の持つおいしさがたくさん詰まったスープの自然な甘みにみなさんビックリされていました。

ポトフ

また今回は台所全体を「素材を生かし切る」というテーマを元に調理やお話を組み立てました。私は日々料理する中で、野菜を使い切れなくて悩んでいました。それを解決したくて、1つの野菜で様々な料理法を学びたいと思い、春キャベツを1つ丸々頂けるメニューを色々試してみました。

私のキャベツのある生活 キャベツとの生活

キャベツといえばこのメニューといったような固定概念があると気づいたとき、同じように日常の仕事でも役割へのこだわりがあり、それを取っ払うことで的確な仕事ができることに気づいたことをお話させてもらいました。

これまでの経験や知識による固定概念に縛られずにアイデアを出して料理していくことの自由さや楽しさを学び、最後までフレッシュに保存しおいしく頂くことで、改めて素材への感謝を感じました。

お話2

参加者にも事前にテーマについて意識して日常の料理に取り組んできて貰いました。

「冷蔵庫の中が整理され、生活において本当に必要な食事の量も分かるようになった」

「とりあえず買っとこうと野菜を買う傾向があることに気づき、料理以外の日常においてもとりあえず置いとこうと放置している物事があることに気づいた」

など、様々な気づきを発表してくれました。料理を通じて気づいたことが、日常の行為も変え、生き方そのものも変えていく。これが正にさまらさの醍醐味なんじゃないだろうか!と感じて嬉しくなった1日でした。

食事
サティー