さまらさの台所」カテゴリーアーカイブ

新年のご挨拶

皆さま、あけましておめでとうございます🌅🎍
今日から仕事始めの方も多いと思いますが、お正月の三が日はいかがお過ごしでしたか?

例年とは違い、静かなお正月だったかと思いますが、私はなんと有り難いことに、さまらさの台所の担当サティヤーさんがおせちを作ってくれ、自宅の嵐山まで届けてくださいました!
またお箸は、マハーヨーギー・アーシュラマ(僧院)からいただいた柳箸ーー柳の木は、春一番に芽を出し強い生命力があり、また香りよく、水分が多く、折れにくいことから縁起がいいとされています。別称は両口箸とも言い、両端が削られ、神様と一緒に食事をするという「神人共食」のためのお箸ということーー
今年は一人でおせちをいただきましたが、縁起のよい柳箸でいただくおせち料理は格別なる味わいで師を感じ、心身共に温かさと慶びに包まれました。
師とグルバイのおかげで本当に晴れやかな気持ちで新年を迎えることができました。
まことにありがとうございます。

そしてこの2021年は、マハーヨーギー・アーシュラマ開設45周年、ニューヨーク・ミッション設立25周年の年です。
師がアーシュラマでヨーガを教え始めてから、本当に長い年月にわたって、私たちのために「すべて」を費やして真理・神へと導いてくださっています。
私の今年の目標は引き続き「ヨーギーであること」、それを一心不乱に深めることです。
まさにヨーギーであられる師に倣い、ヨーガを深め、能動的にヨーガを伝えていきたい所存であります。

コロナ禍で大変な状況ではありますが一日でも早い収束を願い、このブログ「ヨーガを生きる」が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
またこの1月からは野口美香さんがブログの新メンバーになります!
美香さんの記事にも大いに期待していただけたらと思います。
では皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ゴーパーラ


さまらさの台所 きのこのオムライス

さまらさの台所(ヨーガの料理クラス)では、9月−10月に2回目の動画クラスとzoomクラスを行いました。今回のメニューはきのこのオムライス、焼きなすのポタージュ、調味料として発酵玉ねぎをご紹介しました。オムライスの卵は、ご飯をクルッと巻くタイプのものと半熟のものと2種類をご紹介し、とても好評でした。

実際のクラスでは、卵料理をご紹介するのは難しい時があります。卵ってすぐに火が通って固まるのでやり直しができず、かと言って何個も使うわけにもいきません。「一度見本を見せますので、見逃さないようにしっかり見てくださいね!」というしかなかったのですが、動画なら何度でも見ていただける!!これは本当に動画のメリットだと思いました。

今回は、調理の他にヨーガの食の教えとして「舌の制御は心の制御」という教えを紹介しました。「舌」というのは「味覚」と「言葉」のことを指します。舌というのは知らず知らずのうちに習慣化されて出来上がっています。毎日甘いものを食べていると甘いものがないと落ち着かなくなったり、大食していると胃が大きくなってたくさん食べないと物足りなさを感じたり、言葉に関しても、いつもネガティブな言葉を発しているとそれが癖のようになっていきます。ヨーガでは心も同じ、習慣でできていると教えています。次から次へと欲望のままに行動していては、コントロールすることができなくなります。心を制御するためには、同時に舌を制御する必要があるのです。
さて、zoomのクラスでこの教えについて話をしていた時、長年ヨーガをしているDさんは、突然はっとした表情になり、ある気付きがあったようです。その内容をご紹介します。

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今回のヨーガの話は「舌の制御は心の制御」という教えでした。最初は「さまらさの台所」で教えられた薄味に物足りなさも感じていましたが、だんだんと素材の持ち味を活かす、シンプルな味付けの淡味にも慣れて、菜食も習慣となっていきました。それと同時に、まじめにアーサナやヨーガの教えを実践していましたが、そのおかげで心は穏やかになり、悪口や陰口や消極的な言葉を出さないようになりました。今回、舌の制御は味覚や言葉にあらわれると聞き、言葉が改まったのは食事のおかげだったのかと、はっとさせられました。そして心が制御されることによって意思が強くなると師がおっしゃっていたという話を聞き、今日まで意思をもってヨーガを続けられたのは、アーサナや瞑想だけではない、食事が大きく影響していたのだと改めて気がつかされました。

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彼女の場合、長い実践の中で食生活の変化は「実践している」という感覚はなく、自然と習慣化されていたのでしょう。気が付いた時には悪口や陰口、消極的な言葉を出さなくなっていったとあります。今回のクラスで、その根底には食生活の変化が大きく影響していたのだと改めて気が付かれたようです。過去の習慣はすっかりと捨てられ、新しい良い習慣が身についていったとても良い例を聞かせていただき、毎日の積み重ねの大切さをみんなで共有することができました。ありがとうございました。


オンライン深水会

前回深水さんから「深水会」なるものについての報告がありましたが(→前回のブログ)、このコロナ禍で開催が難しくなり、2月17日に第6回深水会(お蕎麦、おにぎり)を行なって以降、しばらくお休みしていました。
しかし折角始めた良い機会なので、5月よりスカイプを使ってオンライ深水会をすることにしました。私と深水さんの二人でスカイプを繋いで行なっています。
今回、少しその様子をご紹介させていただきたいと思います。
 
 
第7回深水会(オンライン第1回目):5月18日
メニュー:スパニッシュオムレツ、ひじきご飯、とろろ昆布のお吸い物
 
初めてのオンライン深水会!ブログにアップされた、さまらさ3分間クッキングを予め見ておいていただいて、実際にそれぞれで食材等を準備して、スカイプで繋いで一緒にお料理して、試食、食やヨーガの話をしました。

このようにして調理工程を、パソコン画面を通して見ていただきます。

パソコンによると思いますが、画像が粗くて、火の通り具合などを確認するのは難しいところがあります。それでも深水さんから、「一人で作るよりも楽しく前向きに取り組めた」とお聞きして、一緒に料理をする機会が深水さんの励みになっているのだなと思い、定期的にできればいいなと思いました。
 
この回は、さまらさ3分間クッキングの動画があったので、調理の工程、食材の切り方などはわかりやすかったと思います。動画は何度でも確認できるのでわかりやすいです。

深水さん(下の画面)も同じように調理を進め、私(アミティ)が必要に応じて助言します。

第8回深水会(オンライン第2回目):6月13日
メニュー:麻婆豆腐、トマトと卵と春雨のスープ、トマトのマリネ、きゅうりの漬物
 
レシピは事前に送付して、深水さんが初めてとなるような食材の切り方については、予め参考のサイトをご紹介して、事前に見ておいていただきました。
深水さんから、買った食材を上手に使い切りたいという要望があったので、旬のお野菜のマリネや漬物をメニューに取り入れました。また、一人暮らしならではの、一度作ったお料理をアレンジして次の日に頂くなどの工夫や、食材の保存の方法もご紹介して一緒に学びました。

一所懸命トマトを切る深水さん。回数も重ね、包丁使いもこなれてきました。

第9回深水会(オンライン3回目):9月19日
メニュー:ナスの味噌煮、しめじご飯、そうめんのおすまし
 
第8回深水会以降に、マハーヨーギー・ミッションのさまらさの台所Webクラスがありまして、深水さんも受講されました。(夏野菜の南蛮漬け)
その時のメニューは、深水さんにとっては「複雑な部類」とのことで、次のオンライン深水会ではもう少しシンプルな調理工程のものがいいとご希望がありました。
それで、第9回目のオンライン深水会では、あまり時間をかけずに気軽にできるもので、料理の工程もシンプルにできるようなレシピにしました。
オンラインゆえに難しい点は、深水さんが準備された例えばナスの皮や身の硬さはどんな感じかや、使うお味噌の味加減などが確かめられないことです。
一緒に料理するとその場で火の通り具合はこんな感じで、味はこれくらいかな、など一緒に確認しながらできるのですけれど。
それでも、出来上がったお料理はとても美味しくて、画面を通してではありますが二人で、「めちゃくちゃ美味しいね!」と唸りながら頂いています。

完成すれば、画面を通してですが、一緒に頂きながら、食やヨーガの話題を楽しんでいます!

オンラインならではの難しい点もありますが、一緒に調理して、試食して、食の話やヨーガの話、ヨーギーさんの話など、いろいろとグルバイ同士での話も弾み、深水さんも楽しく取り組んでいただいているようです。
深水会が始まったのは去年の7月です。私たちが京都に毎月ヨーギーさんに会うために松山から通っていた頃、深水さんは宿泊のお世話になっていたグルバイの庵で、お料理をほとんどしたことがないために食事の準備を手伝うことができなかったのです。それを知ったある先輩グルバイの、「深水さんにお料理を教えてあげたら?手始めにカレーライスかな」の一言から、深水会は始まったのです。
最初は、包丁の持ち方、体の構え方、食材の切り方など、基本的なことから始めたのですが、今では、お正月におせち料理を作るなど、本当に凄まじい成長ぶりです!
私もメニューを考えたり、試作したりと、深水会に向かって色々と準備するのがとても楽しく、一緒に学ばせていただいています。
 
今後も、さまらさの台所Webクラスを受講しながら、オンライン深水会も続けていきたいと思っています。
 
また以前のように集まって料理できる時がきたら、調理の工程がちょっと複雑な野菜のフライや、アーシュラマでヨーギーさんも召し上がっておられる精進お好み焼きも、メンバーで一緒にワイワイとやれたらいいな〜と思っています。
 
アミティ

食生活の中にヨーガを

仕事の大半が休みになってしまい自宅で過ごす自粛生活の日々が始まりました。ヨギさん(師)にお会いできない、クラスに参加できない、グルバイ(兄弟姉妹弟子)に会えない、そんな状況の中で自分をヨーガに繋ぎ留めておくためにできることを何とか考えて、毎度の食事を「さまらさの台所」レシピで埋め尽くすことにしました。
スパイスを買い揃え、普段使わないハーブや食材を使うことは新鮮でした。今までの自分の家庭料理にはなかった味が食卓に並ぶことで以前よりも素材の味を味わいながら食事するようになり、味覚が豊かになったように感じました。また以前は“家では揚げ物は作らない主義”だったのですが、当たり前に揚げ物を作るようになり、(家にばかりいるのに)行動範囲が広がったように感じました。
特に好きなメニューは梅ごはんでした。梅としその香りが爽やかで、何よりお米のおいしさを味わえるレシピだと感じました。夏の蒸し暑い、そして突然大雨が降る状況の中で、梅ごはんの香りと塩気が気持ちを落ち着かせてくれると感じました。季節を感じることができるメニューだと思いました。

梅ごはん!

1か月半ほど自粛生活が過ぎた頃、仕事の状況が変化しとても忙しくなり、ゆっくりお料理している時間がなくなりました。そして、忙しい生活の中でもパパっと作れるさまらさレシピや、冷蔵庫の中にある食材だけで作るアレンジレシピが自然と思い浮かぶようになっていることに気づきました。日常の食生活の中にヨーガが現れるようにと頑張らなくても、すでにその流れの中にいることができているような感覚がありました。
ある時、近所のスーパーで以前よく使っていたパスタソースが特売になっていて「まとめ買いしようかな」と思いましたが、出かける直前に思いとどまり、「もしヨギさんにお出しできるお料理なら絶対に出来合いのソースで作った料理は出さない、もっと心を込めて作ったものをお出ししようとするはずだ。ヨギさんの弟子として生きていきたいと願うのなら、ヨギさんにお出しできないと感じる食べ物は極力自分も食べない方がよいのではないか」と思い、買い物をやめました。日常のふとした瞬間にヨギさんの存在が現れて下さることがとてもありがたく、この感覚を決して手放さないようにしようと思いました。

自粛生活が始まったばかりの頃、どうやって自分の心をヨーガに繋ぎ留めていったらよいのだろうかとハラハラしました。もし心がさまよい始めてしまったら、それを自分の力で再びヨーガに戻していける自信がなく、危機感を感じながら「絶対にさまよわないようにしなければならない」と思いました。今、食生活がゆっくり改善され始め、サーダナ(修練)をしている時以外の日常の中でヨギさんの存在を感じる瞬間が以前よりも増えてきたように感じています。たとえヨギさんにお会いできなくてもヨギさんの教えを実践していくことを通してヨギさんと共にいる、その糸口を発見できたように感じています。まだまだ糸口を見ただけなので、これから毎日こつこつと実践し、ヨギさんとシヴァのことを想い続けながら、よりヨーガを深めて自分の中に根づかせていこうと固く決心します。

船勢洋子


さまらさの台所 WEBクラス一回目の報告

こんにちは、梅雨明けして暑い夏が始まりましたね。さまらさの台所では、7月に初めてのWEBクラスを開催しました。クラスは、2部構成になっていて、まず調理の動画を視聴していただき、一度家で調理してもらった後、別日にzoomを使ったオンラインクラスに参加してもらいます。オンラインクラスでは、小グループでお互いに感想を言い合ったり、質問をしたり、ヨーガの教えを紹介したりという内容です。実際に会うことが難しい昨今ですが、WEBクラスということで、遠方からの参加者もあり、久々の再会(オンライン上ですが)をみんなで喜びました!

さて、1回目のWEBクラスを終えて、参加してくださった深水さんから感想をいただきましたのでご紹介します。深水さん、ありがとうございました!!

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 長年料理に親しまれてきたであろうベテランの女性をして「今まで敬遠していた」と言わしめる『揚げもの』。初心者の男子には少々ハードルが高く、手を出すには神の思召しが必須でしたが、さまらさの台所WEBクラス開講という思召しを賜った私は、結果、一か月弱の間に5回ほど夏野菜を素揚げすることになりました。

 要点を分かりやすく伝える洗練された動画の力か、それとも講師のお二人の何とも言えないまったりとしたやりとりに催眠効果でもあったのか、動画を見終わった直後には「南蛮漬けなら俺にまかせろ」といわんばかりの出来る感に満たされており、意気揚々と調理に臨むことができました。

 しかしいざやってみると、初めて切ったかぼちゃの皮の硬さ然り、高温の油の中で弾け回るみょうがとのソーシャルディスタンス然り、なかなか思うようにはいきません。食材を油から上げるタイミングも、編集された動画内では比較的分かりやすいように感じたのですが、実地ではその変化に気付きにくく、「……ん? ちょっと長くね?」という心の指摘で慌ててすくい上げるといったこともしばしばでした。

 調理に手間取っている間に割り増した空腹感や、初心者の分際で『揚げもの』を作り遂げたという達成感などで、大概のものは美味しく感じたであろう状態だったことを差っ引いても、料理の出来はなかなかだったように思います。

 その後、WEB会議通話システムを利用したオンラインクラスで、他の参加者の話を聞きながら振り返る機会もいただきました。みなさん動画にあったことだけでなく、「トマトでもやってみた」「にんじんをフライドポテト型に切ってみた」などなど、それぞれに工夫なさっている様子がうかがえて、いろいろ勉強になりました。

 また昨今の状況下での実践の様子や、なかなか会えない師への思い、また先輩方の昔のエピソードなども聞かせていただきました。現代の通信技術を介して受ける刺激や学びに、状況に応じて形を変えながらも、なお変わらぬサンガの導きを実感します。

 今回さまらさの台所を受講してみて、長年ヨーガの実践を重ねてこられた方々が作った動画をとおして、改めてヨーガの普遍性を感じました。ミッションの動画でも、過去の映像を編集したものやクラスの様子を録画したものを見たことはありましたし、それはそれでどれも素晴らしいものばかりでしたが、考えてみれば、動画を作る目的で一から作成されたものは初めて見たような気がします。

 一緒にオンラインクラスを受講した方が「今回の動画を見てたら、サットヴァなプラーナを感じて、思わず掃除した」とおっしゃっていましたが、それほどの動画を完成させる根底に長年のヨーガの実践があると思うと、あらゆる仕事を深化させるヨーガの普遍性を感じずにはいられません。見ると作りたくなる料理動画は数あれど、見ると掃除したくなる料理動画などそうはないでしょう。神動画。

 今回の受講を経て、今学んでいるヨーガに対する信頼が一層増したとともに、サットヴァな食との縁を深めていただいたことに感謝いたします。ありがとうございました。

 

 深水晋治

 


さまらさの台所 WEBクラス開講

みなさん、こんにちはサティヤーです。今日はさまらさの台所、初のWEBクラスについてご紹介したいと思います。

新型コロナウイルスが流行してからは外出しにくくなり、人との会話や会食の機会も減りましたね。さまらさの台所のクラスも、参加者と一緒にお話ししながら調理をして、試食をするというスタイルのクラスでしたので、しばらくお休みをしていました。 でも、未知のウイルスに怯えていても、私たちは毎日生きていくために食事を摂る必要がありますし、こんな時だからこそ、空腹を満たすだけの食事ではなくて、体に滋養をもたらす食事の大切さに気づくきっかけになると思いました。

そこで、さまらさの台所では、お家にいてもクラスが受けられるようにとWEBクラスを開講することにしました。クラスに申し込んでいただくと、7月4日以降に動画を見るためのURLが送られてきます。そこをクリックしてもらうと、調理の動画クラスを見てもらうことができます(45分程度)今回は、夏野菜の南蛮漬けを紹介しています。

作り方はもちろんですが、調理のポイントやコツ、旬の食材についての話などをご紹介しています。では、その一部をご覧ください。

*可能ならYouTubeで全画面、字幕ON、画質1080Pの設定でご視聴ください。ぜひチャンネル登録もお願いします。

期限の間(1ヶ月程度)は、何度も繰り返し見ていただくことが可能ですので、見ながらポイントをつかんで調理してみてください。そして次に、zoomを使ったオンラインクラスに参加していただきます(4日設定しているので、都合がつく日を選んでいただきます)そこでは、調理をした感想や質問、ヨーガの食の教えについて、小グループに別れて講師と一緒にディスカッションを行ない、ヨーガの食事の理解を深めていただきます。

これまでは京都大阪、東京を中心にクラスを行ってきましたが、WEBクラスなら、お家にいながらクラスを受講していただけるので、どなたでも参加していただくことができます。これまで参加された方も、遠くにお住まいで、参加されたことがない方も、せっかくの機会ですので、ぜひぜひお気軽にご参加くださいね。

状況により、オンライクラスへのご参加が難しい場合は、動画だけの受講も検討していますので、一度ご相談くださいね。


さまらさ 3分間クッキング

お家にいる時間が長くなったという方も多いこの頃、お家で食事をする機会も確実に増えていますよね。毎日の献立に悩む、ご飯作りに疲れた・・という声も聞こえてきます。そこで、今回は手軽に作れるさまらさのスパニッシュオムレツを動画でご紹介します。材料は、じゃがいも、玉ねぎ、卵、オリーブオイル、塩と至ってシンプル、お家にある材料ですぐに作れます。

ご紹介したものは、底の円の直径が14cm、外側の円の直径が19cmの小ぶりのフライパンで作っています。大きいフライパンで作るときは、卵の数や具材の量を調整してください。また、オムレツをひっくり返すとき、大きくて難しいときはお皿を使うなど工夫してくださいね。

ここからはアレンジ編!
①具材を変えて色々作れます。まず私がよくするのは、冷蔵庫の中で微妙な量残っている野菜を使い切り作戦。結局のところ、何の野菜を入れても作れるのです。きのこ類、根菜、葉物、トマトどれも大丈夫!!!その他、野菜だけではなくてもいいです。変わり種だと、納豆、大豆、ひじき、わかめ、などなど、野菜以外の食材も入れて焼くことができます。

②オムレツを焼くとき、とろけるチーズをフライパンに敷き、その上に卵液(具材が入ったもの)を流し込んで焼くというのもオススメです。少し強めの火で焼くと、チーズがカリッと仕上がり、美味しいですよ。とろーりしたチーズを楽しみたい方は、卵液にチースを混ぜて焼くといいでしょうね。

③もう一つは、加工した食材を使うもの。カレー、ラタトゥイユ、ポテトサラダなど、すでに出来上がっている料理を卵液と一緒に混ぜて焼くと、オムレツに大変身することができます。なかなかのアレンジで、見た目も新たに美味しくいただけますよ。味付けもいらないので、混ぜて焼くだけです。

困った時のスパニッシュオムレツ!ぜひ、各お家でいろいろなアイディアで作ってみてくださいね。さまらさでは月一回レシピを公開しています。今月はインドカレーを紹介しています。ぜひこちらもご覧ください!
https://www.mahayogi.org/classes/samarasa-web


深水会

誰が呼んだか「深水会(ふかみかい)」。
これは、齢(よわい)四十を超えて料理の一つも出来ず、かつヨーガに出会った後もなお食に対して無頓着な不届き者に、一からその教えや習慣を叩き込むための、いわゆるお料理教室の呼称なのです。
食べる物・時間・量に何の配慮もせず、料理の煩わしさから数十年に渡り逃げ続けていた私の首根っこを、神は遂に捕らえられたのです。

私の食に関する価値観を叩き直すために遣わされたのは、会の企画と料理指導をしてくださるアミティさん、食材の準備や料理の補助、洗い物など様々なサポートをしてくださる山口正美さん、出来上がった料理を食べてやや大げさに褒めてくださるアーナンディーさん、の3人のお姉様方。

左から、アミティさん、山口さん、アーナンディーさん。

ヨーガを始めて一年余りだった当初の私には過ぎたる布陣に思え、初回はしっかり委縮しておりましたので、正直一回こっきりかなと思っていましたが、気付けばこの会の開催も、昨年7月の第1回を皮切りに、既に6回を数えるに至りました。
カレーに始まり、オムライス・パスタ・天ぷら・湯豆腐・蕎麦と、おそらく独身アラフォー素人男子という条件を考慮して決めていただいたメニューを、この隙のない布陣が、諭したり鼓舞したり褒めたりとあの手この手で素人の私に手ほどきしてくださいます。
さらに教わるのは料理だけではなく、肉体を持ってこの世に生まれた我々が、米や野菜などの食材の命をいただきながら身心を調えヨーガを完成させてゆく、そのためにはいつ何をどのくらい食べるべきかは自ずと決まってくるといった、ヨーガにおける食の捉え方なども一から丁寧に教えてくださいます。

おかげさまで徐々にではありますが、私の食生活にも変化が現れ始めてきました。今年の年明けをさまらさの台所で教えていただいた手作りおせちで迎えることができたり、と。このような勢いのまま、これからも最低限の料理の習得と食に関する価値観の改善を図りたいという思いはもちろんあります。

一方で最近は、私が本当に学ぶべきは、素人のおっさんに一から料理を教えるというこの意味不明な役割を、嫌な顔一つせず、普段の先輩方と何ら変わらない優しさで淡々と果たす、この他者への奉仕の姿勢そのものなのではないかと思うことがあります。料理はある意味方便で、ご指導の本命は行為のヨーガなのではないかと。
ヨーガを始めてからよく耳にするようになった「他者への献身奉仕」という言葉の意味を、この料理の会での先輩方を通して、私はまだまだ分かっていなかったのだと痛感します。この献身奉仕のお手本を奉仕される側から目の当たりにしている私には、同じヨーガを学んでおきながらいつまでこちら側に甘んじているのか、という葛藤が生まれつつあります。
この葛藤には、インスタント食品コーナーから生鮮食品コーナーへと私の踵(きびす)を返させる力はもちろんのこと、ひいては、カルマの道(私)からヨーガの道(あなた)へと踵を返させる力も秘められているように感じます。
そんなこんなで、いよいよ自分が甘えていられる時間も残り少なくなりつつあるなという予感のもと、これを腹をくくるまでの猶予と捉えて、何かにつけてカルマの道に引き込まれがちな低次な傾向と袂(たもと)を分かつ覚悟を、今の内に養っておこうと決意を新たにする次第です。
以上が、私がこの料理の会を通じて教えていただいていると感じているところです。

まぁ時間切れまではしっかり甘えようかという不埒な思いともじゃれ合いつつ、第7回深水会のメニューに思いを馳せる、今日この頃の私でした。

深水晋治


さまらさの台所 里芋いろいろ

10月14日(祝月)はさまらさの台所があり、里芋のレシピを4つご紹介しました。
左上から時計回りで、里芋ナゲット、里芋サラダ、里芋の煮っころがし、里芋ご飯

里芋の歴史は古く、日本では縄文時代から食べられていました。現代では、芋というとじゃがいもやさつまいもを思い浮かべますが、江戸時代までは、芋=里芋のことだったとか、古くから栽培され、私たち日本人には馴染みのある野菜なのです。しかし近年では、じゃがいもやさつまいもの方が馴染みがありますよね。里芋は皮をむくのがめんどくさい、ぬめりがあって調理しにくいなど、手間の問題で頻繁に食卓に上がらないのではないでしょうか。

そこで今回は、里芋の皮むきのコツをご紹介したいと思います。
ますは、里芋をたわしでよく洗い、乾かしてから皮むきをします。そうすると、ぬめりが少なくなり、スムーズにむくことができます。洗ってから一時間近く干し、完全に乾かすことができればいいのですが、そんなに時間がないようなら、キッチンペーパーでしっかり水気をふくだけでも、だいぶ違いますよ。

また、皮をむくときは写真のように親指をしっかりと里芋に当てると、滑らず皮をむくことができます。両親指をくっつけておくとさらに安定して皮をむくことができます。

皮をむいてからは塩でもんで水で洗い流す、を繰り返してぬめりを取ります。ぬめりにも栄養素があるため、ぬめりをすべて取り除く必要はありませんが、味を染み込ませたい料理、煮っころがしなどは、ある程度ぬめりを取ると良いでしょう。

さて、皮むきが本当に面倒なときは、皮付きで茹でる(蒸す)という方法もあります。里芋は根菜なので水から茹でる(蒸す)ことで芯までムラなく火が通ります。火が通ると、皮はつるりと簡単にむけますし、ぬめりも残り、栄養素を逃がしません。

今回は、蒸した里芋でサラダを作りました。

蒸した里芋の皮をむき、フォークなどで粗くつぶして冷ましておきます。マヨネーズと醤油、柚子こしょう適量を混ぜ合わせ、冷ました里芋にさっくりと混ぜ、かつお節も混ぜて出来上がりです。簡単ですので、里芋の美味しい旬の時期に、ぜひ作ってみてください!


さまらさの台所 WEBレシピ公開

10月1日から毎月一回、その月の旬の食材を使ったさまらさの台所のレシピをWEBで紹介していくことになりました。

https://www.mahayogi.org/classes/archives/3936

さまらさの台所は2005年に発足し、ヨーガの食事についてクラスや機関紙(パラマハンサ)で紹介してきました。2014年には本が出版され、これまで以上に多くの方にさまらさの台所を知っていただく機会となりました。その後もさまらさの台所は活動を続けていく中で、多くのレシピが生まれてきました。

季節ごとのレシピとヨーガの食事の基本について書かれてあります。

私は2008年からさまらさの台所を学び始めたのですが、それは食生活を見直す大きなきっかけとなりました。さまらさの台所のメニューは、旬の食材を、どの家にでも必ずある調味料を少し使って、手早く作ることができます。とてもシンプルな調理法なので、旬の食材の美味しさを堪能することができ、調理時間は短縮されます。食材のプラーナ(エネルギー)が体に染み渡るのを感じ、私は習い始めてからすっかりさまらさの台所にハマりました。体を維持するためには、毎日何かしら食べなければなりませんが、私の場合は、さまらさの台所によって体を維持することができたと言っても過言ではありません。

ある日、仕事を終えて家に帰り、少し疲れていたのですが、家にある食材でさまらさの台所のメニューをパッと作り、美味しいなーと思って食べ終わり、休んでいたときです、心の底から「さまらさのメニューって本当に美味しいし、簡単だし助かるわー」と思ったのです。それと同時に、もっとたくさんの人に知ってもらいたい!いや、この忙しい現代に生きる人みんなが知ったほうがいい!きっと私と同じように「美味しいし、助かるわー」と思うはずだと思ったのです。

そこで、実際に調理して、その良さを味わってもらいたい、できるだけ多くの人の目に止まってほしいという思いから今回の企画が生まれました。

今月のきのこのパスタもぜひぜひ作って見てくださいね。そして、お友達やお知り合いにも紹介していただけたら嬉しいです!毎月1日(ついたち)に公開予定ですので、これからも楽しみにしていてください!