呼吸が変われば心が変わる!

こんにちは、マードゥリーです。
烏丸の六角スタジオに続いて、長岡京でももうすぐ体験クラスが始まります!(5/19〜 こちらは全 4回です)

通常のヨーガ・瞑想クラスとどのあたりが違うかというと、行なうアーサナ(ポーズ)自体は変わらないのですが(初めての方はムリのないところから少しずつ行なう数が増えていきます)、毎回学びの時間を設けていて、ヨーガを基本から学べるようなプログラムを考えています。
今回のテーマは、「呼吸が変われば心が変わる!」。鼻呼吸によってどんな内的な効果があるのか? またブレない強い心になるための呼吸法や、集中力を高めるための秘訣などをお伝えします。最終回には呼吸と心の波を静めていく瞑想の基礎も学べます。

バンビオクラス風景

バンビオのクラス風景

最近クラスに来られた方が、仕事のプレッシャーや緊張のストレスがしんどくて、呼吸が浅いのが気になると言われていました。
私もヨーガに出会う前、そんな感じだったなあと思い返しました。体はガチガチで、始めた当時アーサナはとてもキツかったのですが、体の柔軟性じゃなく呼吸を変えることが大事だと聞いて、それならやってみようかなと思ったものです。
日々アーサナをするようになって、アーサナ中の呼吸が少し楽になってきた頃、うれしい手応えがありました。職場でトラブルがあった時、いつもなら動悸が激しくなり、呼吸も乱れて心がよくない方向へ行ってしまうような場面で、ふっとブレーキがかかったように感じられ、妙に冷静にその時やるべきことが見え、対処できたんです。
アーサナの力ってすごいかも?!
いつものパターンに陥らない。呼吸が変わってきたらこういうことがあるんだ!
そんな効果の実感は、ヨーガと自分自身を信頼して、さらに歩んでいくことを後押ししてくれたように思います。

頭でどれだけぐるぐると考えてもどうにもならない心の状態は、体を使ってアーサナをすることで確実に変わります!
体験クラスでは呼吸を主軸にして、これまで感じてきたヨーガの魅力を、ぎゅっと凝縮させてお伝えできればと思っています。新しい出会いを楽しみにしています〜。もう一度ベーシックなところから学んでみたいという方もぜひお越しくださいね。

2016長岡京体験クラス

JR長岡京駅でポスター掲示中!
四季折々の中庭が臨める神足ふれあい町家
(こちらでは6/1からスタート)


大宮グッドフェスティバル参加レポート!

みなさんこんにちは~。初めてブログを書きます。志世です。

昨日は『大宮グッドフェスティバル』というイベントに参加してきました!3人のヨーギーたち(注:親子ではありません〜)がアーサナのデモンストレーションを行いながら、アーサナをするとどんな良い効果があるのかをと~っても楽しく!分かりやすく!ヨーガダンダさんが説明していきました。

ヨーガダンダ_6165
説明をする座長のヨーガダンダさん

鋤のポーズ_161753
バッタのポーズ
「スマホやパソコンの画面を見過ぎて目の疲れがとれないことも多いですよね~。そんなときはこのポーズ!首の裏あたりに刺激がきて目に良い効果があります!寝る前にこのポーズをして次の日の朝見えなかった新聞の文字が見えるようになった人がいるんですよ~!」

肩立ち_6189
肩立ちのポーズ
「このポーズは老化を防ぐポーズと言われていて、古い聖典によると60歳が16歳に若返ると言われています!」

瞑想_163044
瞑想の座
「アーサナによって呼吸が静まると、心は平安な状態が訪れます。ヨーガを続けていくとアーサナをしている時だけではなく日常の中でもその心境が続くようになっていきます。」

観客1_162929
「へ~!!!」「ほ~!!!」といった具合に身近な話からどんどん観客の関心を引き寄せていき、やがて会場全体が集中感のある神聖なプラーナへと包まれていきました。

観客2_163759
デモンストレーションが終わった後はさっそく年輩のご婦人や若い男性たち、様々な年齢層の方が幾人か興味をもたれてクラスの案内チラシを取りに来られました。「一度でいいからやってごらん!あなたの人生変わっちゃう♪」と唄っていたヨーガダンダさんの熱いハートがバッチリ伝わったようです!

子供達_162405
おまけ:アーサナを真似する可愛らしい姿も見ることができました。

ありがとうございました。

平岡志世


大宮グッドフェスティバル出演決定!

みなさん、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしですか?
どーも、ヨーガダンダです。

今年のゴールデンウィークはまるで夏みたいに暑いですねぇ~!ゴールデンウィークはゆっくりして、仕事の疲れを癒したいのに、家族サービスやら何やらで、よけいに疲れてしまったなんて方もいらっしゃるかもしれませんねぇ~。肩もこってるし、腰も痛いし、最近飲み会が続いて胃腸の調子もおかしい、なんてねぇ~。病院に行ったら薬渡されて、その薬の副作用でまた他の薬がいるようになって、お金もかかるし、悪循環ですねぇ~。でもヨーガはもともと誰もが持っている自己治癒力ってなもんを使って治していくんで、ただですよ!副作用もないしねぇ~。本人のやる気さえあれば、ね!

一度でいいからやってごらん
体の中から活性化
この世は夢か、幻か
あなたの人生変わっちゃう♪

ってな感じでですね、今回は大サービスで、ヨーガのポーズをお見せしちゃいますよ!三人のヨーギーの集中感のあるアーサナ、ね、特にKidsヨーギニーのアーサナは見物でっせ!
肉体、肉体の中にある微細な体、そして霊的な部分ってな感じで順を追って説明していきやす!
さぁ、興味のある方は大宮グッドフェスティバルへ! 寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!

大宮グッドフェスティバル
■日時:5月4日(水)16時10分~16時40分
■場所:四条大宮駅前バスロータリー会場

ヨーガダンダ


神を愛し、神に近づく

「ミラバイのキールタンは、何が違うと感じましたか?」。3月、アーナンダマーリーさんに聞かれました。

「はい…西洋の音楽家が行なうキールタンはコンサートみたいですが、ミラバイさんのとはずいぶん違います…」。私は漠然と答えました。

4月24日に、台湾でバクティ‧サンガムが行なわれました。
それは、ミラバイさんの訪問期間の一回目のクラスであり、参加人数が一番多く会場が一番大きいクラスでした。

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40人の参加者の中で、アーサナクラスに来ている方もいるし、新しい方もいました。初めてバクティ‧サンガムに参加する人もいました。みんなはミラバイさんの綺麗な歌声と優しい眼差しと笑顔に吸い込まれてリードされました。ドラマーのプリヤーは去年もドラムをしてくれて、伴奏もミラバイさんと息が合い、参加者はすぐメロディーと歌詞を覚えました。まもなく雰囲気が調和してきました。みんなはメロディーに合わせて体を揺らしたり、目を閉じて陶酔したり心ゆくまで歌っていました。音楽が静まると、何人かが喜んで涙を流していました。私もその中の一人です。

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その後のサットサンガで、私はまっ先に質問しました:「どうしてキールタンを歌うと涙が出てくるのですか?」

「それは、心が神聖な存在に触れたからです。皆さんも経験があるかもしれませんが、とても美しいものや何か偉大なものに触れると、感動して泣いてしまうようなことがあると思います。それは知性や理性を越えたものです。それはとてもいい経験で、神に近づく扉を開いてくれると思います。もっと神を愛して、近づいていってください」。ミラバイさんは優しく応えました。

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私はもともとキールタンが大好きです。去年、まだミラバイさんが誰か分からない時、youtubeにあるBoloBoloの映像を見て、すっかりミラバイさんの歌声に惹かれました(もし私がレコード会社で働いていたなら、きっとミラバイさんと契約を結びたい!と子供っぽく思いました)。そして、ミラバイさんのキールタンに参加しましたが、その時の感動がずっと心の中に残っています。

今年参加者の立場だけではなく、スタッフとして準備から退場までにもかかわりました。バクティ‧サンガムが終わってから、アーナンダマーリーさんの質問をもう一度思い出しました。自分の感受の違いを素直に話したいです。

以前、キールタンのことを好きすぎて、台北だけではなく、バリ島や香港にまで行って西洋ミュージシャンのキールタンに参加しました。ストレスの解消や頭が一時的に静まる喜びを楽しむことは、キールタンの目的と思い込んでいました。

けれども、ミラバイさんは歌を通じて、何の見返りも求めずに、神へ素朴に敬虔にすべての愛を捧げます。そしてキールタンを繰り返すことによって人々に内に在る聖なるものに触れさせます。

私はその純粋で透明で言葉にならない存在にまた少し近づいたと感じました。来週また一回のキールタンがあります! 台湾にいる私たちはどんなに幸運なのでしょう。

エッセイ(台湾)

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ミラバイは4月21日から台湾を訪問しています。今回の記事は、4月24日に開催された第1回目のバクティ・サンガムとサットサンガの様子をエッセイさんが日本のグルバイのために記事にされたものです。ルーさんが日本語に訳してくれました。たくさんの方々が熱心に参加され、ミラバイと交流されている様子がよくわかります。

ありがとうございました〜


京都 六角スタジオ 体験クラス

京都の六角で毎週火曜日(19:00〜20:30)にしているクラスでは、5月10日から全8回の体験クラスが始まります。

タイトルは「呼吸が変わると生き方が変わる!」

さまざまなストレスや刺激に反応しているとき、実は呼吸が乱れています。ドキドキしたら呼吸が荒くなっていることは誰でも経験していると思いますが、ちょっとした心の動揺にも呼吸は反応しているのです。ヨーガ・アーサナを続けていくと、呼吸は深く落ち着いたリズムへと変わっていき、日常生活も変化していきます。この体験クラスでは、まずアーサナを体験してもらい(ポーズ50分〜70分)、そのあとのヨーガトークス(10分〜20分)ではアーサナをするとどうして呼吸が変わっていくのか、また呼吸のリズムが変わるとどんなことが起こるのかなどをお話していきます。

ヨーガ・トークスの内容

5/10 呼吸が深まるヨーガの力

5/17 内側からの浄化と自己治癒力

5/24 呼吸が変わる!性格が変わる!

5/31 プラーナ(生命エネルギー)と食事と心の関係

6/7 アーサナの時間は日常に生かされる

6/14 自分のキャパシティを広げる

6/21 強くてブレない心になる

6/28 呼吸を調えて瞑想に座る 

5月は「5月病」なんて言葉があるように、春から環境が変わった方にとって少しずつ溜まったストレスを感じ、落ち込む月でもあるようですね。最近、私の回りでも仕事や進路などの悩みを抱えている方がいます。話を聞いていていつも思うのは、相談にのることはできるけれど、本当に状況を変えたかったら「ヨーガ(アーサナ)してください!!!!」ということ。今抱えている問題はヨーガをすることで解決すると思うし、むしろそれ以外に根本的に解決する方法はないと思うのです。

呼吸が変わることで、イライラしたり、落ち込んだり、ストレスを感じることは本当に少なくなります。日々落ち着いて生活できるようになると、落ち着いて物事を見て、判断することができます。ヨーガをするとそれは誰もが実感できることです。

さぁ!!気候も良くなってきたので、みんなでヨーガ、アーサナしましょう!!
どなたでも参加していただけます。お待ちしています。

ヨーガ瞑想体験クラス 六角スタジオ


京都 瞑想会 

先日、京都のヨーガ・ヴィハーラで毎週月曜日に瞑想会をしていることをこのブログで紹介しました。この4月からは月曜日に加え、奇数週の土曜日にも開催することになりました。(5月は7日、21日)時間は19時〜21時の2時間です。月曜日は平日なので仕事の都合で参加できないという人も土曜日なら参加しやすいということで、月曜日の瞑想会とは違う顔ぶれがそろい、人数も少し増え、一緒に瞑想を深めています。どなたでも参加していただけますので、ぜひ一度参加してみてください。

今回は瞑想会に欠かさず通ってくれているOさんから瞑想会への熱い思いをいただきましたので掲載します。

神さまに逢える場所

去年の夏に瞑想会に参加しませんか~と先輩に呼びかけてもらって、春まで続いてきた。
1人で座るのもいいのだけれど、やはり人と共に坐ることの力というのを改めて感じている。

自分だけの取り組みでは、様々な日中の出来事を心が自動再生したりして、肝心の瞑想の対象に辿り着くこともなく、ただ何となくぼーっとしていただけ?という時間になってることもしばしばだった。

ところが、先輩方が用意してくださってる時間や空間は、何もなくスッキリとした、落ち着きのある雰囲気で、そこに入っただけで、或は思い出すだけでもほっとして、様々の思いなど勝手に離れてしまう。
あの神聖な空間にふさわしい自分でありたい、と注意しながら生活するので、瞑想に入りやすい状態を普段から保てるようにもなってきたのだと思う。

そして、この春にはついに神々のタペストリーが壁に掲げられた。
つい先日は、ナタラージャの新しい神像も置かれた。
浄らかなものと私たちは隔てられている。或は、自分でそれらと隔たりを作ってしまっている。
神が、真理が、浄らかなものが、どこにあるのか、どのようなものなのか、見たことがなければ、想像することなどできない。

神さまはみんなのものだ。
浄らかさとは、みんなのことだ。
そしてソレは、ワタシの中にもきっとある。

私たちは師から「あなたはソレです」と教えていただいた。
本当の自分に目覚めること。ソレを目指すこと。ソレになること。

神さまと一緒になって遊びたい。
それを実現するための、神さまに逢える場所。

みんなで一緒にそれを味わえる瞑想会に一人でも多くの方と共に坐ってみたい。

ヴィハーラの2階 シヴァ神の絵

ヴィハーラの2階 シヴァ神の絵


『黒インド古典』のご案内

皆さん、初めまして。
洋平です。
ブログ、初投稿です。(たまに「孔雀のポーズ」の写真が上がっていますが、それが僕です)

アーサナ②
「The Eternal Quest」で披露された孔雀のポーズ(右)

4月29日(金・祝)に西梅田のアギーというお店で行なわれる「黒インド古典」というイベントのご案内をさせていただきます。
この「黒インド古典」は、シタール奏者のオザキ シュウヘイさんとタブラ奏者の室ユウヤさんが主催する「インド古典音楽」のイベントで、
そこに、昨年11月に行なわれた「The Eternal Questー永遠の探求ー」の前半部——アーサナ・瞑想のデモンストレーションと『ウパニシャッド』の詩の朗唱を、オザキさんのシタール演奏を交えて、森岡・奥田・洋平の3人のメンバーで再演させていただきます!

インド黒古典
イベントのチラシです。

ところで皆さん、話はガラッと変わりますが、「インド」には行かれたことがありますか?
僕は十一年前の二十歳の時にインドを初めて訪れたのですが(←意外にも昔だったと驚く)、
そのインドの地に初めて足を踏み入れた時、

「この世界に、こんな場所があるのか!?」

と、とても驚いたのを覚えています。
目に入る人や建物、景色やその空気感はまるで夢か映画を見ているような感覚に陥るほどで、帰国後もそのインドの世界観や宗教に魅せられていき、その延長でインドがその発祥である「ヨーガ」にも出会いました。
それで最近になってからなのですが、このインド特有の空気感が醸し出されているのは、「インドには多くの聖者が生まれたから」ということを師から教えていただき、「なるほど」と納得しました。
確かにインドはブッダを筆頭にシャンカラ、チャイタニヤ、近年ではシュリー・ラーマクリシュナやラマナ・マハリシといった数々の聖者が生まれ、その信仰や礼拝が人々の生活に根付いていますよね。
でもこのインド、さらにその宗教の歴史は古く、何と驚くことに有史以前からリシと呼ばれる聖仙たちが存在し、瞑想によって真理の探究を行なっていたというのです。
その聖仙たちの最も古い足跡が記されたものが、今回のイベントでも朗唱される『ウパニシャッド』の詩なのですが、
この『ウパニシャッド』の中では、

「聖者たちは瞑想に没入し、自らの内に『真の自己』、自ら光り輝く『唯一の神』を見た」
「ヨーガを行じる者は『真の自己』を悟ることによって、『真実なる神』を直接的に体験する」

ということが書かれています。
つまり『ウパニシャッド』では、「本当の自分」は「神」だと言っているのです。
これ、かなり強烈な宣言ですよね。
「自分が神」とは一見、エゴイスティックに聞こえますが、真に「自分が神である」ことを悟ると「一切が神である」ということが悟られるとも、この『ウパニシャッド』は明言しているのです。
「!?」のマークが頭によぎった人もいるかもしれません。

でも私たち、クレイジーとも思われるこの宣言と探求を、「マジ」で信じて実践しています!!!

昨今、ヨーガはアーサナが主流になり、ヨーガ=アーサナと捉えられがちですが、アーサナは目的に至る手段であり、ヨーガの一部です。
私たちは今回、アーサナのデモンストレーションをしますが、別にアーサナ(孔雀のポーズとか)の披露をしたいのではありません。
アーサナによって身体と呼吸を制御し、瞑想によって心を静めて、「真理」「本当の自分」「神」に近づきたいためにやっています。
そしてできることなら一人でも多くの方に、「マジなヨーガ」を知ってもらえたら、感じてもらえたらという思いでやっています。
「今習っているヨーガってどうなの?」「ヨーガのエッセンスって?」また、「インドの世界観を感じたい」「ちょっと自分を変えたい」と思っている方など、もしインドやヨーガや神、本当の自分、またインド古典音楽ということに少しでも興味や関心がありましたら、是非「黒インド古典」にお越しいただけたらと思います。

最後になりましたが、今回のイベント主催者であるオザキさんは十代の頃からインドに渡りシタールを続けている、シタール一筋の三十二歳。すでに私たちとは2回共演しており、アーサナと瞑想のムードを一層引き立ててくれる演奏をしてくれます!タブラの室さんもキャリア十年を超え、演奏時の「手の動き」と「目」は凄いです。インド古典音楽のことを何も知らない僕が言うのもおこがましいですが、インド古典音楽に「マジ」な方たちだと感じています。

それではイベントでお会いできるのを楽しみにしています!

4月29日(金 祝)18時開場 投げ銭
@無国籍料理 “Aggi”(アギー)
〒531-0075 大阪市北区大淀南1-2-5
06-6452-4558

飯尾洋平


松山ヨーガ特別クラス

先週末、松山にてヨーガの特別クラスがあり、快晴の中しまなみ海道を通って、ミラバイとともに行ってきました。その模様をお届けしたいと思います。

4月16日(土)バクティ・サンガム、サットサンガ(ミラバイ)
4月17日(日)瞑想クラス(サーナンダ)

バクティ・サンガムは、今回は紙芝居から始まりました。3月のシッダ・マールガで上演したものですが、今回はとってもグレードアップしていました!!!

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開演前、喜びに満ちた表情で紙芝居の準備をするミラバイです。しばらくすると続々と参加者が集まってきました。36名の方が参加されました。

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紙芝居の様子です。主題は「The Story of Mira’s Love」ー中世のミラバイの愛の物語です。みんな童心に戻って(?)紙芝居に釘付けです!

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では、少しだけ紙芝居を動画で観てみましょう。

今回の紙芝居では、途中突然の寸劇も始まったり、絵の内容もヴァージョンアップし、とても楽しくそしてバクティとはいかなるものかをうかがわせるような、集中感のある内容でした。みなさん、「本当に良かった!神への愛を感じられた!絵も声も美しく魅せられた」という好印象の感想でした!ぜひミラバイの紙芝居に興味のある方はお問い合わせください。縁があるところにはどこへでも駆けつけることでしょう!

さて、その後続いてバクティ・サンガムがありました。

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主クリシュナが見守る中、みんなで主の御名を繰り返し繰り返し捧げました。ミラバイが松山を訪問するのは2年ぶりなので、彼女と一緒にキールタンを歌うことを待ち望んでいる人がたくさんいました。みんな喜びに満ちが表情でキールタンを歌い、神への愛に没入しているようでした!それもぜひ動画で味わってください。

30分インターバルを挟んで、ミラバイによるサットサンガが行われました。著書『真実を求めて』が発刊されて1年。その著者に会いたい!声を聞きたいということで、参加者のほとんどの方が読まれていて、この日のサットサンガは、本当にたくさんの質問が絶え間なくありました。それぞれが日頃から真剣にヨーガに向き合い、実践している様子が伺えるような質問が多かったです。そして、ミラバイのわかりやすく親身になった導きは、師を彷彿させるようなサットサンガでした。瞑想のように心地よい状態になりましたという声を後で聞きました。

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とても多くの問答がありましたが、印象にある問答を一つご紹介します。

質問「私は安定を手に入れるために頑張っていたことがわかってきました。白馬の王子様を待っているのです。神に恋して愛していくことで、人に頼ることなく安定して生きていくことができるのでしょうか?」
ミラバイ「私はそれが一番いい選択だと思います。最初は依存関係に見えるかもしれないし人間の恋人とどう違うのかと思うかもしれない。神を恋人にすれば神しか求めなくなっていく。そこにすべての答えがある。すべての安定や幸せがあると思います。神を愛するときも神を愛しているようで自分自身の心をものすごくダイナミックに変えていくことになる。今まで望んでいたことや求めていたことが机をひっくり返すように忘れ去られていく」

 

翌日は、瞑想クラスでしっかりとみんなで座りました。神への愛も、真我の探究も、ヨーガは実践あるのみ!参加された方の毎日の真摯な取組みがうかがえるような熱心なクラスでした。

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クラス後、現在申し込み受付中のMYM40周年記念Tシャツを、みんなで楽しく選んでいました〜中には全色申し込みされた豪鬼な方もおられましたよ〜(^ ^)

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そして、、、来5月は、近日ご案内があると思いますが、

私たちの最愛の師シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサによるサットサンガが松山(5/21-22)と今治(5/23)で開催されます!!!!

今回参加された多くの方から、ミラバイが一心に愛する師に自分もお会いしたいという声を聞きました。多くの方が師にお会いするのを心待ちにしています。本当に師のサットサンガが楽しみです!またとない吉祥な機会ですから、ぜひみなさんご予定ください!お申し込みは松山ヨーガ・サークルまでお願いします。

ミラバイのバクティに刺激を受けて、松山の皆さんの神への愛とヨーガへの熱の高まりを感じた2日間でした。

ありがとうございました。

サーナンダ


集中と瞑想

ヨーガは、真実に目覚めるための数千年の古代から伝わる霊的な道です。ヨーガを学ぶには、ヨーガを成就したグルが不可欠です。言葉を超えたグルの導きは、道を歩もうとする私たちにとってはかけがえのないものとなります。サットサンガ(真理の集い)とは師を囲んでの神聖な集まりのことであり、師から直接教えを授かる最も大切な学びの場として位置づけられています。

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先日行なわれたサットサンガで、日常の中で誰もが経験する自分の心に関しての次のような質問がありました。

質問者「人の話を聞いているようで聞いていないことに気が付きました。人の話をよく聞けるようになるには、どうしたらいいでしょうか」

師「常日頃のサーダナ(修練)としての、アーサナや瞑想、真理への学びをしっかりとしていくことはとても大切なことです。それによって呼吸が乱れなくなると、内も外も動揺がなくなり集中がたやすくできるようになります。相手の言葉を確実に理解するためにも相手の行為をしっかりと観察することが大切です」

師のお答えは単純明快です。相手に集中することによって、相手の話をより理解することができると教えてくださいました。また相手の行為をしっかり観察するということは、言葉だけに執らわれず、客観的に全体を見て、相手を理解するということだと思いました。いろいろなものに心を奪われているような散漫な状態では、集中することもできません。ヨーガを実践することによって呼吸を調え、集中力を身につけていくことが日常の生活にも大いに役立つということがよく分かりました。

また師は以前、客観的に全体を把握するということは瞑想の中でも行なわれると教えてくださいました。瞑想によって一つの物事を対象にして集中していくと、その物事に対する自分の心の執われとか、思い込みとか、観念とかに心自身が気づいていき、主観を離れ、より深い洞察をもって、その対象の本質を知るということになっていくのだということを教えてくださいました。瞑想はただのリラクゼーションではありません。深い集中をもってすれば、すべての物事の本質を明らかにしていくことができると師は教えてくださっています。

集中と瞑想はヨーガの基本であり、中心でもあります。鋭い洞察力を身につけ、この世間という大海を一緒に渡りきりましょう。

ダルミニー


さまらさの台所 4月

先週の日曜日はさまらさの台所がありました。旬の食材は「筍」

竹冠に旬と書いて「筍」。旬とは出盛り期を指す言葉ですが、漢字で「旬」は「10日」を意味します。例えば上旬、中旬、下旬とは一ヶ月30日を3つの期間、10日ごとに分けて表現していることでもわかりますね。食物などの「旬」は本来その食物がもっとも美味しい10日間のことを言うようです。意外と短いですよね。そして、「筍」の場合、美味しい期間が10日というのではなく、なんと10日経つと筍は「竹」になってしまうんですって。
今回のさまらさの台所では竹林をお持ちの方のご厚意でこの「筍」を掘りに行くことができました。さまらさの台所先日の朝6時にヨーガ・ヴィハーラを6人で出発、竹林は京都の大原野にありました。
竹林

足をそーろり、そーろり引きずりながら歩くと「こつん!!」と靴に尖ったものが当たります。それが筍なんです。筍の回りの土をバールや金槌を使って掘っていきます。すると太ーい地下茎(親の竹とつながっているところ)に突き当たります。そこからは写真のような「掘り」という道具を使って筍を傷つけないように切っていきます。
掘り
これは職人の腕が必要、地下茎を傷つけないように、そして筍が中でぼろぼろにくだけないように予想を付けながら切り離します。「ほーら取れたよ!」
森ピー 筍

筍掘りのダイジェスト
慣れないたけのこ掘りでしたが、2時間でこんなに掘ることができました。しかも、顔より大きい!!
どっさり筍
大きいものが大味という訳ではないようです。京料理は見た目が大事、あまり大きいと美しい切り方ができないので料亭では敬遠されるようですが、「味に違いはない!食べたら同じ!」ということ、私としては大きいので助かりました。筍は持って帰ってすぐに下ごしらえをしました。ぬかを入れた熱湯でゆがくという方法が一般的ですが、今回は新鮮なのでぬかは必要ないと教えてもらい、お湯で40分ほどゆがき、翌日まで置いておきました。

次の日のさまらさの台所は13人の参加者があり、にぎやかに筍づくしを作りました。
筍ご飯、筍ステーキ、若竹煮、姫皮のおかか炒め。新鮮な筍はえぐみがなく、色も白くて美しい!本当に美味しかったです。
さまらさの台所 筍

いただきます!筍