京都」カテゴリーアーカイブ

京都・大阪 瞑想入門4回コースのお知らせ

皆さま、こんにちは。
ゴーパーラです。
私が講師を務めさせていただく「瞑想入門  4回コース」が京都(5/13)・大阪(5/18)でスタートします‼️(詳しくはこちらから⇨瞑想入門

昨今、たくさんの瞑想が紹介されていますが、どれが正しい瞑想なのか分からないほど多く出回っていて、混乱しますよね。。
私は瞑想をして15年ほどになるのですが、正しい瞑想のポイントとして「目的と基礎がしっかりとしていること」、それが挙げられると思っています。

例えば、○○大学に入りたいとなったら、その大学に受かるためにがんばって勉強すると思いますし、まずはその目標・目的を定めることが大事なことになってきますよね。
また、どの大学を目指すにしても、いちばん始めにするべきことは、基礎を学ぶことだと思います。
基礎が身に付いていれば、それがベースとなって、勉強をさらに促進させてくれるはずです。

この瞑想入門コースでは、瞑想の「目的」「基礎」をしっかりと学べるプログラムになっています。
瞑想の王道の教え「ラージャ・ヨーガ」を指針に、正しい座り方や呼吸法、ひいては日常の心構えについても学び、目標に向かって実践していきます。
瞑想で実現したい目標は人それぞれかもしれませんーー集中力をつけたい、心穏やかになりたい、また真実を悟りたいなどさまざまかと思いますが、王道に則って瞑想をすれば、それらは実現できます!

瞑想に興味がある、やっていきたい、深めたいという方、誰もに必要な基礎が学べ、無理なく始められるプログラムになっております。
ぜひご参加いただけたらと思います😇🙏

ゴーパーラ


MYMオリジナルTシャツご予約受付中です!


今年は新たなカラーがたくさん加わりました。またヨーギーとMYMのロゴプリントはゴールドとシルバーを用い、より一層の輝きを見せてくれています。

締め切りは、5月8日(月)お急ぎください!
*松山ヨーガ・サーラ・スタジオのオリジナルTシャツも全色同時販売します!

詳しくはホームページをご覧ください。


色目はインスタでも見ていただけます。(半袖のみ)
気にいったら「いいね!」ボタンお願いします。
Instagramアカウント:@mahayogi.mission
https://www.instagram.com/mahayogi.mission/

マハーヨーギー・ミッション 


『マハーヨーギーの真理のことば』 全ては同じ存在である

他者との関わりについて、私がもの物心ついた頃から両親や学校の先生に教えてもらったと記憶しているのは、「相手の立場に立って物事を考えなさい」ということでした。確かに自分がされた嫌なことは相手も嫌だろうとは思うものの、なんだかぼんやりした曖昧なもので、なんとなくそうしないといけないものと捉えていたと思います。そしてそれをしたとしても気の合う人だけだったり、機嫌が良いときだったり、いい加減なものでした。時には傷ついたり傷つけられたり、人間関係ってそんなものじゃないの?と思って生きてきました。ですが真理の教えと出会って、なぜ相手の立場に立って物事を考えないといけないのかが、だんだんと腑に落ちるようになっていきました。

『マハーヨーギーの真理のことば』第5章の中で、その答えが明確に書かれているのでご紹介します。

真理というものを学ぶならば、最初に気付かされることは、全てのものが平等であり、尊いということです。ここにおいては自らと他者、あるいはその他の動物や生き物、全てにおいて差別観を持ってはいけない、全ての中に同じ尊い存在があるということです。そうすると、誰かが誰かに暴力を与える、与えられるという関係は矛盾するでしょう。それは平等ではなくなる。これは真理に反することです。盗む、盗まれるもそうです。真理というところから見ても、当然の行為のあり方です。そういうふうにまず真理をもって理解することで、自らの心の制御が為されるし、また行為が正されていくと思います。もちろん行為は実践を通して行なわれますから、確実なものとしてそれが本当の修行というものになっていくと思います。単に頭の知的理解だけでは駄目、体を通して体得していくことが求められます。

教えを学び始めてから程なく、全ての中に同じ尊い存在を見るように努め、言葉も、行為もそれに矛盾なく沿わせていくという実践が始まりました。私が特に意識してきたのは誰に対しても暴力的な思いをもたないようにするということです。うまくいかないことは多々ありました。余裕がなくて優しくなれなかったり、いやいやこれはこの人が悪くない?と葛藤したり、ああかな?こうかな?と経験を繰り返すうちに、徐々に自分の心の形相が見えてきました。

自分の中に他者に対して暴力的な思いがあると、心の中がずっともやもやして、気分を変えようと場所を変えても、誰かと話しても、結局気分は晴れずにずっとしんどい思いを抱えているのです。

(なるほど、この世を見渡すと数多くのものがそれぞれ点在しているように見えるけれど、そうではなくて、師が仰っているように全ての中に同じ尊い存在があるのかもしれない。もしそうだとしたら、他者は自分自身ということになる。他者に暴力的な思いを持つと自分が苦しいと感じるのは、結局自分に対して暴力を振るっているのと同じ。そうか、相手がどうこうではなくて、自分が同じ存在を見ていないから苦しむのだ)と実践を通して少しずつ心が理解するようになっていきました。

今までの心の習性からこの世界を見るか、それとも真実の方から見るか。どちらから見るのかによって、天国にでも地獄にでもなる。自分が天国を見たいのなら、自らの心の持ち方や言葉遣い、行為の全てに責任を持たないといけないということが分かってきました。

—————–

第5章は全ての中に尊い同じ存在があることを体得するための、日常の行為の秘訣が書かれています(他者との関わりにおいて守るべき教えをヤマ、自分に対して守るべき教えをニヤマと呼びます、詳しくは以下の通りです)。

ヤマ(禁戒)他者に対する行為と言葉と想念の制御
 アヒンサー(非暴力)ー一切万物を傷つけてはならない
 サティヤ(正直)ー真実だけを語り、誠実であること
 アステーヤ(不盗)ー何ものも盗んではならない
 ブラフマチャリヤ(純潔)ー純潔であること
 アパリグラハ(不貪)ー必要最低限の物以外所有せず、贈り物を受け取らない

ニヤマ(勧戒)自らに対する行為と言葉と想念の精進
 シャウチャ(清浄)ー身心を潔斎浄化する
 サントーシャ(知足)ー生きる上で必要最低限度で足りたるを知る
 タパス(苦行)ーあらゆる身心の二元状況を克服する
 スヴァーディヤーヤ(聖典学習)ー真理への理解を育む
 イーシュヴァラ・プラニダーナ(神への誓願)ー神への帰依

本の中ではヤマ・ニヤマ一つ一つの戒律について、具体的にどう考え実行すればいいのかがとても分かりやすく書かれています。読んでいると面白くて、ワクワクしながら読み進めていけます。そしてすぐに実践しようと思えるものばかりです。ぜひ読んで、実践して、味わってみてください!

アマラー

 


5月スタート!!  瞑想入門 4回コース<京都・大阪>

「瞑想入門 4回コース」のお知らせです!
5月から京都・大阪で、初心者の方を対象にした瞑想の4回コースをスタートします!!(詳細はこちらから☞『瞑想入門』


このコースでは、瞑想によって「心の静けさ」を感じていただきたいと思っています。
心の静けさとは、言い換えると「心の安定」でもあります。
家を建てる時、土台がしっかりしていればよい家が建つように、瞑想も安定した土台作りが大切になってきます。
まずは心身を安定させる基礎の教えを学び、瞑想をしっかりと継続できるプログラムを組んでおります。
これから瞑想を始めたい方、また深めたいという方、ぜひご参加ください!
門戸を開いて、お待ちしております!!

そして本日、4月8日はブッダの御聖誕日です。
皆さんもご存知のように、ブッダは瞑想によって悟りを啓かれた覚者です。
私は20歳の時、ブッダ成道の地ブッダガヤを訪れた際、その場所の静寂に包まれたプラーナ(気)に安心を覚え、自然とブッダの教えや仏教を学びたいという思いが湧いてきました。
この瞑想入門のコースが、心の静けさや瞑想への思いが高まる空間になればと願っております。
そして、新しいご縁ができることを心より楽しみにしております。

ゴーパーラ


『Paramahamsa』表紙絵シリーズ ➁

あなたは私であり
私はあなたです
Sri Mahayogi Paramahamsa

今回は、『Paramahamsa』No.14の表紙を紹介させていただきます。
この絵は、ヨギさんからマハーアヴァターラ・ババジのお話をお聞きした時にインスピレーションが湧いて描いたものです。ババジとヨギさんの間に交わされる祝福を、悟りの象徴とされている蓮に託しました。

*2023年3月20日配信のWeb版Paramahamsaにて、このイラストを紹介していただきました。

シャチー


幸福と不幸は裏表?

「幸福と不幸は裏表」という言葉をよく聞きます。
「少々辛いことがあっても、きっとまたいいことがあるよ!」という励ましの意味や、「いいことが続いたからといって、あまり油断するとよくないよ!」という戒めの意味の、両方があるそうですね。また「人間万事塞翁が馬」ーーー人生における幸不幸は予測できない、とか、「幸福より不幸の方が良い教師である」・・・などなど、昔から幸福と不幸に関しては様々な処世訓があります。

それではヨーガでは、幸福と不幸についてどのように教えているのでしょうか? 
マハーヨーギー・ミッションの会報誌『Paramahamsa』のコンテンツの一つ、まずはこちらをご覧ください!

「幸福と不幸の女神」より

この物語は古くからインドで伝わっている小話の一つなのですが、私たちの師であるヨギさんは、時折こういった例え話を豊かに織り交ぜながら、いつも本当に楽しくヨーガの神髄を教えてくださいます。そんな時はまるで童心に帰ったかのようにワクワクしながら、その物語の世界に引き込まれて、「なるほど!」と唸ったり、自分自身を省みたりすることがたくさんあります。

そのように、様々あるヨーガの教えや例え話を、ワクワクして絵を通して感覚的に掴んだり親しんだりしながら、教えの理解やヨーガへの思いを育んでいけたらいいなぁと思い、『Paramahamsa 』で、このコンテンツを企画してみることになりました。ヨーガを始めて間もない方や子供さんなど、誰もが見て楽しめるような、絵本動画のイメージです。
まだ作品はたくさんできていませんが、これから皆さまに楽しんでいただけるよう、少しずつ増やしていきたいなぁと思っています。

ということで・・・さてさて、動画をご覧くださった皆様へ。
幸不幸の交錯するこの人生、どのように生きていけばいいのかーーーそのお答えは出ましたでしょうか?

ミラバイ

追伸:絶賛発売中の新刊『マハーヨーギーの真理のことば』の中に、上記の教えも掲載されています!

 

 


『Paramahamsa』表紙絵シリーズ ①

マハーヨーギー・ミッション(MYM)から発行している『Paramahamsa』(パラマハンサ)という会誌があります。ここには、師シュリー・マハーヨーギーの教えがぎゅっと詰まったサットサンガ(師と弟子の問答)をはじめ、聖者の紹介、弟子の実践・体験談、MYMの活動報告など、多くの記事を掲載してきました。
今ではWebにて配信していますが、1997年5月〜2021年3月(No.144)までは、会員の皆さまに紙面の『Paramahamsa』をお届けしていました。
私は、初期の頃から中程まで、表紙に絵を描かせていただいていたことがありました。

今回から、それらの表紙絵についていくつかご紹介していきたいと思います。

私は美術系の短大に通っていたこともあり、学生の頃は日々絵を描いていましたが、卒業してからの約10年間はちゃんとした絵を描くことはありませんでした。それは描きたいものがなかったからです。

そしてヨギさんの下へ通うようになってから、ヨギさんから、細密画というインドの伝統的な絵のことを教えていただく機会がありました。いくつか流派がある中でも、特にカングラ派の絵は美しいとご本を見せていただいたのです。「綺麗!」その筆使いの繊細さ、落ち着いた絶妙な加減の色彩の美しさに一瞬で惹かれました。そこから自分でも本屋や図書館に行って調べたりしていく内に、ヨギさんに捧げさせていただく細密画を描いてみたいと思うようになったのです。

その第1作目が今回の絵になります。
これは1998年の御聖誕祭でヨギさんに奉納させていただきました。ヨギさんは包み紙を開けてこの絵をご覧になると、「シャチ、こんなんも(こんな絵も)描けるんやな」と、当時落書きみたいなイラストばかり描いていた私に、ニッと笑っておっしゃいました。そして「パラマハンサの表紙にしたらいい」と。
ただヨギさんに喜んでいただきたい! そんな思いだけで見よう見まねで描いた細密画風絵でしたが、そこから私の表紙絵を描く時間は始まったのでした。

1999.1.10発行 B5サイズ、モノクロ、約20ページ

表紙絵第1作目の下には、アーナンダマーリーの言葉をお借りしました。 

無形の神はわれわれと同じ姿を借りて
ご自身をお顕しになり
われわれを惹きつけ魅了する
ただ一重にわれわれを悟りへと導いていらっしゃるのだ!

*2023年1月20日配信のWeb版Paramahamsaにて、このイラストを紹介していただきました。

シャチー


心の方向転換

――悟りの境地について、お話ししていただけますか。

一切の煩わしさや悩みのないところ。
不滅の存在のみの在るところ。
唯一無二のリアリティ――真実在。

『マハーヨーギーの真理のことば』より

この悟りの境地に至ることができるのは、城を飛び出したブッダや、山奥で修行に励んだヨーガ行者たちのものであって、日々忙しなく働き、多くの人との関わりを持つ私たちには無縁のものだろうと思っていました。
しかしマハーヨーギーは、今の生活を棄てることなく日常の中で悟りは実現できる、どんな状況であろうと、それは可能だと教えられます。

――仕事が忙しく、いつも二十三時とか帰りが夜遅くになります。でも充実感がなくて、落ち込むことが多いです。どうしたらこういう思いを解消できるでしょうか。

――気が合わない人にはどのように対応すればいいでしょうか。

――どうしても他人の評価が気になってしまいます。どのようにすればいいでしょうか。

これらの問いは、この本の中に実際に出てくる誰もが悩まされる事柄です。そこに与えられる真理のことばは、出口が見つからず、水平方向にクルクルと回り続ける心を垂直方向に引き上げ、心の有様を俯瞰させてくれます。そうして心は、引き上げられた先に確固たる悟りの境地が在ることを感じるのです。
間違った心の働きを無くしさえすれば、そこに真実は在るはずだ! 日常を放棄して彷徨い歩く必要はなく、今の自分のスタート地点から人生はより良くなっていくはずだ!という希望が生まれてきました!

さらに、一般的に流行している美容健康を目的としたアーサナや単なるリラクゼーションとしての瞑想は、本来の悟りに至るための確実な道として詳細に解き明かされています。
数千年昔から伝えられてきたヨーガの奥深さに驚かされました! そしてそれらの教えは理にかなっていて、実践者にとっては痒い所に手が届くような丁寧さで記されています。

この人生のガイドを手に、弛まず実践を続け、一切の煩わしさや悩みのない、至福の境地に一歩ずつ近づいていきたいと思います!

ヨーガダンダ


つくレポ 〜完熟トマトとナスのパスタ〜

私はこれまで料理をするという機会はほとんどなく、もっぱら食べ役でした。そんな私が、さまらさの台所(ヨーガの料理)のオンラインクラスを受講させていただいたことを機に、料理にチャレンジしています! 7月のブログ掲載記事「ヨーガの料理 さまらさの台所 動画クラス紹介!」のメニュー:完熟トマトとナスのパスタを何度か作ってみました。このブログは、料理初心者男子がさまらさレシピのパスタを作ってみた!のつくレポになります。

料理をするにあたり、さまらさのクラスで学ばせていただいたことを心がけました。「食材の選び方」「丁寧に調理をすること」「何より楽しんで料理をする!」など、教えていただいたことを心に留めて取り組んでみました。

ステップ1   食材選び!
買い物では新鮮なお野菜を選ぶために、店員さんに尋ねてみました。「新鮮で甘いトマトはどれになりますか?」というように質問すると・・・私には新情報!?トマトの特徴を教えてくださりました。「今は北海道産のトマトが甘くておすすめですよ! また少し時期が進むと南の方の熊本県産のトマトも美味しくなってきますよ」とお聞きしました。そして、沢山並んでいるトマトの中から赤くて一番美味しそうなものはどれだろ〜と食材とにらめっこしながら選びました。ナスを選ぶ時には色鮮やかで軸がしっかりしているものを見分けながら決めました。


ステップ2   いざ調理!
調理する前にもう一度動画を観て確認しながら始めました。食材の量や調味料の分量、火加減などは奥さんに教わりながら料理を進めました。まず食材を切っていく工程では、動画でされているのに倣って見様見真似で切りました。大きめのカットだったので包丁が不慣れな私でも切りやすかったです。それでも、同じ幅間隔で切っているつもりが、だんだん切る幅が小さくなったりもしました。次にお野菜を焼く工程では、ナスの火の通りや焼き加減を見ながら炒めてはいましたが、ちょっと焦げてしまいました(汗)。木べらを使って炒めるのも手の動きが何だかぎこちなく、丁寧にできているだろうかと不安に思う心もありました。それでも気にし過ぎないように気持ちを切り替えて料理を進めました。炒めたナスにトマトを加え、しっかりと煮詰めました。「美味しくできますように・・・」と心を込めながら混ぜてトマトソースが完成です。ここまで料理が仕上がってくると先ほどの弱気がどこにいったのか・・・「僕、料理できるやん!」という気持ちにもなり、嬉しくなってきました。 

ステップ3   盛り付け!
いよいよ盛り付けまでやってきました。最後の工程ということもあって、一番緊張していたように思います。額からは汗を感じ、手の感覚もいつもより硬く張りつめていました。作った料理が美味しく見えるようにゆっくりと丁寧にお皿に盛っていきたいところでしたが、パスタがグチャっとしたり、ぼたっと・・ソースが落ちたりすることもあって心はざわつき状態でした(汗涙)。必死でお皿に盛りつけて最後にバジルの葉っぱを添えて、やっとの思いで完成できました。

ステップ4   いただく!
なんとかパスタが出来上がって少しほっとしました。料理が冷めないうちにいただきます。隣で食べている奥さんの表情も横目で気になりながら一口・・・「うんっ! 美味しいやん」と心の中で一言。自分で作って言うのも何ですが(笑)、初めて作ったにしては良い味に仕上がっていると思いました。そして、食べてくれた奥さんの表情にも笑顔が溢れていて、とても嬉しい気持ちに満たされました。
作ってみたパスタの味付けはトマトの甘さと塩だけでシンプルなのにこんなに美味しくできるんだと、さまらさの料理ってすごいなと感じました。料理ができなかった私が誰かを笑顔にできる料理が作れたことはさまらさの魔法!?・・・いや、それこそがヨーガの精神なんだと思いました。
さまらさの台所のオンラインクラスで講師のシャーンティマイーさんが仰っていたお言葉「料理はうまい、へたではなく、真剣に食材に向き合い活かす。これが大事」ーー誰でもどんな人でも料理ができるということを自分が作ってみて改めて教わったように思いました。

その後も何度か作ってみました。2度目以降は準備を整えることをより意識しました。使う調理道具が必要な時にすぐに取って使えるように置き位置を考えたり、スムーズな料理ができるように準備しておくことで少し手順も良くなりました。気持ちのゆとりが少しできて、より丁寧に美味しくできるように一層の思いを込めて作ることもできました。また、作って食べることを重ねた中で感じたのは、食材そのものの味によって料理自体の味も変わってくることです。特にトマトは少し酸味を含むものなどもありました。じっくり火にかけることで食材の味わいが出てくることも繰り返し作ることでよく分かりました。

料理を作ることを通して今回、行為に対する考え方を学んだ気がします。料理は食材を選ぶところから調理する工程、調理したものをいただくまでの一連の行為の一つ一つがとても大事だと思いました。また、思いを込めて行為することで、料理の味はいかようにも変わることを知りました。さまらさの料理はシンプルで初心者の私にも優しくて作りやすいものでしたが、シンプルだからこそ純粋な気持ちが味に現れるのだと感じました。そして誰かを思い、その人のために、心を注いで料理に向き合うことで喜びや幸せにつながることを実感しています。
男子ごはん、これからも楽しんで続けていきたいと思います!!

金森淳哉


木陰の下で〜グルとサンガ〜

私は介護の仕事で車椅子の方と外出する時、休憩する小さな公園があります。暑くなり始めた先週、その公園の蔦が絡まる木陰のベンチに座ると、その場所がとても涼しく、一瞬にして癒されました。その瞬間、野口美香さんのブログで「木陰は涼しい」と書かれていたのが思い出されました。隣の車椅子の方もその涼しさに癒されたのか、笑顔で嬉しそうでした🍀


さて、そんな5月の終わり、名古屋近郊からはるばる京都のアーサナ・瞑想クラスに一人の女性の方(以下:Yさん)が見学に来られました。Yさんは私たちのブログ『ヨーガを生きる』を1年半ほどずっと読んでくださっていたようで、なんと2週間前、まだ会ったことのない私たちにブログ内でコメントを寄せてくれたのです!それがきっかけとなり、「ぜひ、お会いしてお話しましょう!!!」ということになり、コメントをくださってから1週間後、すごいスピードで交流が実現しました。
クラスの見学も含め、その前後でもたくさんのお話ができ、とっても楽しく素晴らしいひとときでした!!!

5/28(土)京都アスニーのアーサナ・瞑想クラス

Yさんはインドにグルがおられ、その教えを日本で毎日欠かすことなく一人で実践されています。
1年半ほど前にYさんは、私たちの師シュリー・マハーヨーギーのYouTubeを見つけ、そこで紹介されている教え「ヨーガの瞑想は、一生涯のその結果に留まらず、何百、何千生涯を通過するぐらいの威力をもってなされなければならない」に触れてとても感じるところがあり、それがきっかけで私たちのブログを読み始めたそうです。【師のYouTubeはこちら💁‍♂️『サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサ:現代に生きる真正のヨーギー』】彼女はグルも仲間もいない日本でたった一人で実践し続けることが本当に苦しかったそうですが、ブログを通して、自分と同じようにグルへの思いをもったマハーヨーギー・ミッションの修行者の存在やその情熱に励まされながら実践を続けていたと話してくださいました。

今回の交流中、1秒たりとも真理・神以外の話をされなかったYさん。そんな大変熱心で信仰心の厚い彼女と交流して、私たちもとてもインスパイアされました!!!そして、グル(師)とサンガ(仲間)が修行者にとってどれだけ大きくかけがけのない存在なのか、改めてその有り難さを教えていただいたように思いました。本当にグルとサンガは、この世界における木陰のような避難所です!!!


私自身、木陰の一枚の葉っぱになれるようにと願い、これからその木陰の下に多くの人が集い、休足し、語らい、そして遊び戯れることを心から願った今回のYさんとの出会いでした。
Yさん、この度はご縁をいただき、たくさんのお話ができたこと、本当にありがとうございました🙏🙏🙏ぜひぜひ、また京都にいらしてください!!!一同、心よりお待ちしております😇

ゴーパーラ