ヨーガの実践」カテゴリーアーカイブ

瞑想専科「真理のことばに瞑想する」を振り返って

今シリーズの瞑想専科が先月終了しました。
毎月1回、全国各地の方(ヨーガと出会って2、3年の方から熟練者の方まで)がオンラインで集っていたのですが、この1年は、『マハーヨーギーの真理のことば』(師と弟子の問答の記録から編集された書籍)の中から、受講される方にご自身がされた質問の答えや、課題とする教えを選んでいただき、熟考・瞑想し、また日々の実践を行ない、体感したことを話していただくという参加型の取り組みを行ないました。
前回(2023年6月〜)と併せると、2年半皆さんとともに学び、師であるヨギさんの教えの本質に迫ってきたことになります。頭での理解を超えて、真理の教えそのものに成れるよう、互いに切磋琢磨し、体験を分かち合う貴重な時間になったと思います。

実践談を担当した方からは、取り組んだ期間、もがきながらも、なんとか掴もうと真剣に向き合う中で、何かしらの心の変化が起こったことが伝わってきました。何年もかけて、直接ヨギさんからいただいた教えの真意に触れられたという方もありました。確かなものを感じ取られた皆さんの言葉はとても力強く、ハートに響きました。
また受講された皆さんからは、真理に立ち返ることができる大切な時間だったこと、仲間たちの情熱に助けられたという声が多く届いています。

ここにお二人の感想を掲載させていただきます。


ヨーガの修行において、教えをどう実践するかがとても重要だと日々感じています。自分一人で行なっていて、道に迷ってしまったように感じたり、自分はできないと思ったりしてしまうことがあります。グルバイ(仲間)の努力の姿勢や実践談はそういった時に大きな励ましとなりました。また、ヨギさんの教えを実践する上で道しるべとなりました。どこにも書いていない、大変貴重な話を聞かせていただいたと感じています。
瞑想は、目を閉じて無言で行なうものであり、個人的な体験だと思います。しかし、共通して得られる経験も多くあるのかなとコースを通して思いました。また、こうして皆で集まって、ヨギさんの教えと実践談を聞き、一緒に瞑想をすることで、いつもより集中して瞑想を行なうことができ、多くを学べたように思います。大変ありがとうございました。


動画受講ができたことで、大変な状況だった時もみんなの言葉や姿を見て、とても力をいただいた。自分に課題があったことは、タイミング的に課題を受けることが困難に感じたが、課題内容そのものが断ったり逃げるのはありえないという内容だったので、ヨギさんからの強烈な厳しさと愛を感じた。それがあったから乗り越えられたと思う。今もそれは続いている。
また、昨年はアーサナや呼吸法が状況的にできない時があったが、瞑想は少しの時間でもできるということや、何もできなくなった時に瞑想が自分を支え、自分の中に拠り所があるということを身をもって感じたことがあった。瞑想専科を通じてヨギさんのお導きを感じていました。本当にありがとうございました。クラスはすべて本当にヨギさんの祝福が降り注いでいるということを感じました。


新しいシリーズは9月頃に開講予定です。より瞑想を深め、真理を体得していけるクラスになるよう、ヨーガダンダさんとともに努めていきたいと思います。
またこれまでのクラスの録画を活用し、新たな配信クラスの企画も考えていますので、追ってWebサイトでご案内させていただきます。

マハーヨーギーの真理のことば

『マハーヨーギーの真理のことば』を通して、常に道に光を照らし続けてくださっているヨギさんに心から感謝を捧げます。

マードゥリー

            

 


MYM 50周年記念 シュリー・マハーヨーギーの仏画展

6月6日〜7月5日、京都のリーラー・ヨーガ・スタジオで「シュリー・マハーヨーギーの仏画展」を開催します🪷
シュリー・マハーヨーギーは数多くの芸術作品を残しておられますが、今回は「仏画」をテーマにした作品展になります。

仏であるブッダは、瞑想によって悟りを啓かれました。
私たちがその境地に至るには日々の修行や瞑想は必須ですが、神聖なるアート(シンボル)は心を深遠な領域に運んでくれます。
シュリー・マハーヨーギーはシンボルやイメージについて次のようにおっしゃっています。

「想念という、心が通常あれやこれやと考えたり感じたりするという部分は大きいのだけれども、そういった想念がどこから生まれてくるかといえば、それはイメージなのです。イメージというぼんやりしたものが、しかし象徴的でエッセンスのようなものが、次第に具体的に形を作っていく段階に言葉になり、口から発せられたり行為として出ていったりするわけで、イメージやシンボルというものは、もっと言語よりも奥にある力というふうに見なすことができる。だから一旦そのイメージやシンボルを介して、それ(心)を制御していくことは非常に理に適っている」

神聖なイメージがシンボル化されたアートは、心の制御と大きく関わっています。
シュリー・マハーヨーギーの仏画を通して、直観的に感じられる心の静まり、慈悲や歓びを味わいながら、ぜひ作品を鑑賞していただけたらと思います。

左:「寿虎」 中央:「無一物中無尽蔵」 右:「無量寿達磨」

今回の展示では、これまであまり目にすることの少なかった「無量寿達磨」「寿虎」の作品もご覧いただけます。
クラスに参加された方は鑑賞していただけますので、ぜひこの機会にシュリー・マハーヨーギーの聖なるアートを体感してください🪷

【作品一覧】※すべて複製になります

観世音菩薩
1984年

寿虎
1986年

アーディナート(原初の師ーシヴァ)とシャクティ
1989年

無一物中無尽蔵
1993年

無量寿達磨
年代不詳

アーディナート(原初の師ーシヴァ)とシャクティ

ゴーパーラ


「来日特別公演:ニューヨークMYM サーディヤーによるアーサナデモンストレーション、Q&A」in 松山のご報告

5月9日(土)に愛媛・松山にてサーディヤーさんによるアーサナデモンストレーションが開催されました。新緑の眩しいこの季節は、かつて師が毎年松山を訪れてくださった私たちにとってかけがえのない時期です。そんな大切なタイミングで、ついにサーディヤーさんとアーナンダマーリーさんを松山にお呼びすることができました!準備期間中も何度も嬉しさが込み上げてきましたが、当日、参加者の皆さんと素晴らしい時間を共有でき、感謝で満たされています。


前半、サーディヤーさんのアーサナが始まると、会場の空気が一変しました。参加者35名がサーディヤーさんの気迫と集中の凄まじさに釘付けになり、空気までピタリと静止し、見ている私たちの瞬きや呼吸まで、静寂に向かっていくように感じました。サーディヤーさんは周りの参加者の視線は全く気にしていないことが伝わってきました。


後半の質疑応答の時、サーディヤーさんはアーサナ中の真剣な表情とは別人のように、優しく穏やかな表情になられ、皆さん、そのギャップに驚かれていました。
「ほとんど瞬きをしていませんでしたが、何を見ておられるのですか?」「内側への集中とは何でしょうか?」「集中する時、集中しようという思いの力は必要ですか?」など、絶え間なく手が挙がり熱気が充満しました。通訳をしてくださったアーナンダマーリーさんは的確に情報を補足しながら分かりやすく伝えてくださり、アーナンダマーリーさんとサーディヤーさんの途切れることのない愛と奉仕の姿がありました。


(参加者の皆さんのご感想)
・集中力と気迫の凄さに心が震えるほど感動した。
・アーサナを捧げるとは何かを感じることができた。
・今まで自分のアーサナは真剣さも集中力も全く足りてなかった。最初から最後まで途切れない集中力、呼吸や目線の重要性など、言葉で聞いていた以上のものを受け取った。また、神に捧げるということ、神に近づきたいという純粋な想いなど、ヨーガに取り組む姿勢についても学ぶことが多く、私もそうなりたいと強く思った。

私自身はサーディヤーさんが全身全霊でアーサナを捧げる純粋な姿に、これまでの真剣な思いと行為が結晶化し、生き様そのものに触れたように感じ、深く心を打たれました。また質疑応答の中で「信仰とは?」という問いにサーディヤーさんが「とにかく神に近づこうとする時間。自分というものを横に置いておいて、そこに近づこうという時間」と答えられた時、彼女の揺るぎない純粋さと真摯な在り方が真っ直ぐ伝わり涙が止まらなくなりました。

最愛の師の恩寵のもと、このような素晴らしい時間をいただき、心から感謝しております。私たちひとり一人が、今回の学びを今後の実践に生かし、ヨーガを深めていけますように。

アーナンディー


呼吸を意識する

新緑から深緑へ。緑が美しい季節になりましたね。
木々を眺めていると、自然と深呼吸しているのに気づくことがあります。

玉川上水沿いの散策路の新緑野バラの花がたくさん咲いていました

私たちは意識せずとも常に呼吸をしています。
心臓の拍動・体温調節・消化なども呼吸と同様、無意識下で機能していますが、それらは自律神経によって自動的に調整されています。逆に言えば、私たちが自分の意思で心臓の拍動を止めたり、体温を上げたりすることはできません。
呼吸も同じだと言われていますが、ヨーガのアーサナ(ポーズ)の中で完全に息を吐ききることによって、呼吸のシステムが変化し、深い呼吸ができるようになります。
ヨーガは、この呼吸と心身が密接に関係していることに着目しています。アーサナ中に深い呼吸ができるようになってくると、心は落ち着きます。そして、日常における呼吸も深く安定したものとなり、心は落ち着いた状態を保てるようになっていきます。

 

MYMのヨーガ・瞑想クラスでは、アーサナ中の呼吸を大切にしています。
特に息を吐ききることを繰り返しお伝えしていますが、クラスに初めて参加された方から「息を吐く、ということをそんなに意識したことがなかった。しっかり吐くのは難しい」といった感想を伺うことがあります。
私もクラスに通い始めてしばらくの間は、息を吐くことの難しさを痛感していました。
「お腹が空っぽになるまで息を吐き出すように」
「吐く息をできるだけ長く、一定のペースで繰り返すように」
クラスで教わった通りにやってはみるけれど、形を作ること以上に吐ききることの方が難しい。
そこで、まずは比較的行いやすい形の時だけ、お腹が空っぽになるまで息を吐ききることを意識するようにしました。形を保持することに必死になると、呼吸を意識するどころではなくなってしまいます。できる限り力みのないように形を保持し、今吐いている息にだけ意識を向けるようにしました。果たしてこれで吐ききれているのか、もっと吐けるのか?当初は頭の中でぐるぐると自問自答していましたが、日々の習慣として行い続けるうちに、あれこれ考えず集中できるようになりました。
少しずつ息が長く吐ききれるようになると、行いやすい形の時だけでなく、苦手な形でも息を吐ききることができるようになりました。
アーサナ中だけでなく、日常生活においても変化を感じることが増えました。まず、気持ちが焦ったり不安定になったりした時、自然に息を吐ききっていることに気付きました。その結果、目の前のことに落ち着いて対処できたことが何度もありました。また、苦手なことを避けがちだったのが、まずはやってみようと思えるようになっていきました。

呼吸を深くするためには、できれば毎日アーサナを行うことが望ましいです。
ただ、日々の仕事や家事などに追われている方は、疲労感、睡眠障害、筋肉の強張りなど様々な症状が現れ、呼吸は浅くなります。そのような状態でアーサナすると、身体は痛みを感じ心は悲鳴をあげるかもしれません。
普段緊張しやすい方や、消化機能の働きが弱い方は、お腹が硬くなりがちなので、息を吐こうとしてもうまく吐けないかもしれません。
心身にとって良い変化をもたらすアーサナですが、行うこと自体が苦痛になってしまっては効果を実感しづらくなります。
アーサナを習慣として行うのが難しい方は、まずは息を吐ききる練習から始めてみてはいかがでしょうか?
起床直後や食事の前など、お腹が空いている時は、比較的息が吐きやすいと思います。アーサナが毎日できなくても、息を吐ききることが習慣になれば、アーサナ中にお腹が空っぽになるまで息を吐き出していく感覚が掴みやすくなるはずです。
息を吐くことに慣れてきたら、無理のない範囲で形を作り、一定のリズムで呼吸を繰り返してみましょう。少しずつ身体の疲れや緊張がとれて、心は安定して穏やかな状態になります。呼吸だけ意識して行うよりも、より速やかにアーサナによる効果を感じられるようになると思います。
また、アーサナをするとお腹がスッキリした、という声を時々耳にしますが、これは深い呼吸により内臓がもみほぐされる状態になるからだと思われます。

このように、アーサナ中でも日常生活の中でも呼吸を意識することで、身体にとっても心にとっても良い変化が訪れます。
深い呼吸が習慣となり、日々実践を続けていくと、心身はさらなる変化を迎えます。
それは次回のブログでご紹介しますね。

ハルシャニー


「来日特別公演:ニューヨークMYM サーディヤーによるアーサナデモンストレーション、Q&A」in 松山のご案内

このたびサーディヤーさんによるアーサナデモンストレーションを愛媛・松山にて5月9日(土)に開催する運びとなりました!


松山では今、アーサナに向き合う姿勢が確かに変わり始めています。「師が教えてくださったアーサナを正しく理解し、次に繋いでいきたい!」そんな思いがそれぞれの中で高まり、素敵な学びの機会に恵まれてきました。
昨年12月からシャーンティマイーさんを講師にお迎えして開催しているアーサナの秘義によって、参加者の皆さんはアーサナに対する理解が更に深まり、日々の取り組みにも確かな変化が見られています。

さらに、京都のリーラー・ヨーガ・スタジオで開催されていたAdvanced Asanas写真展を松山でも4月7日から5月21日まで実施させていただくことになりました。スタジオに美しい9枚の写真を展示した途端、空間のプラーナ(気)が研ぎ澄まされ、凛とした空気に一変しました。クラス参加者の方からは「全てのアーサナがとても美しくて、しんとした静けさを感じました。私は力みが課題でしたが、写真を通して、安定とはこういうことなのか!と圧倒されました。もっと静かになりたいと思いました」という声も寄せられています。


そんなアーサナへの関心が高まる最高のタイミングで、今度はサーディヤーさんのアーサナデモンストレーションを間近で拝見できる機会をいただいたのです!しかも台湾での大切なイベントを目前に控えた、かけがえのないタイミングでの開催です。告知からわずか数日で、東京・大阪など遠方からもお申込みをいただき、この機会の特別さを改めて実感しています。

今回の企画のために、台湾プロモーションのために作られた短い動画を見せていただく機会があり、ご覧いただいた方からは

「一つ一つの動きがすごく真剣なのが感じられた」
「こちらの呼吸も止まり、心まで静まるようでした。(映像を拝見した直後にアーサナしたため)集中感がずっと継続する中でアーサナを行えた気がします」

というご感想が届いています。

私自身も京都で初めてサーディヤーさんのアーサナデモンストレーションを拝見した時の衝撃を今も鮮明に覚えています。「ヨーガニドラー」という極めて過酷なアーサナでありながら、その名の通り「ヨーガの眠り」を体現するかのような静寂。快・不快という二元性を超越した境地で、感覚器官を完全に制御している姿に深い敬意を抱きました。その姿に触れたことで、私自身のアーサナへの向き合い方が大きく変わり、自分の殻を破るべく新鮮な気持ちで挑戦する原動力となったのです。

『その瞬間、空間は静止する』
この貴重な機会をどうぞお見逃しなく、ぜひご参加ください!

詳細はこちらをご覧ください💁‍♀️(アーサナデモンストレーション 松山)

アーナンディー


第2回「ヨーガを生きる秘訣」が松山で開催されました!

松山のヨーガ・サーラ・スタジオで「ヨーガを生きる秘訣」の2回目が、3月14日(土)、15日(日)に開催されました。
講師は、前回同様シャーンティマイーさんです。
前日の金曜日から松山入りしていただいたのですが、新幹線のトラブルがあり、1時間半も途中で停車し、松山到着が2時間遅れとなり、6時間越えの長旅となってしまったのです。きっとお疲れだろうと申し訳ないような気持ちで松山駅でお待ちしていたのですが、いつもの軽快で快活なご様子で到着され「打ち合わせをお願いします!参加の皆さんのことが知りたいです!」と休むことなく、翌日の講座の打ち合わせをしてくださったのです。日々のヨーガの実践が日常の行為に現れる、と教わっていますが、まさにその通り。どんな状況があろうとも、常に軽快で、他者のために行為するヨーギーとしてのあり方を学ばせていただいたように思います。

1日目は「アーサナの秘義」でした。午前のクラス15名、午後のクラス11名の参加がありました。
2回目ということもあって、みなさんリラックスした雰囲気の中、真剣に講座に取り組まれていました。
「アーサナの実践の中で、自分の行動をしっかりと認識すること。それは身口意を見つめていくということになり、日常の行為においての識別力を養ってくれます」
「アーサナにおける苦痛を受け入れることができたら、日常でも心理的苦痛を克服できていきます」など、アーサナを通して自分自身の体と心に正面から向き合うことの大切さなどを学び、
アーサナの実習では、「ブジャンガ・アーサナ」「シャラバ・アーサナ」「ダヌル・アーサナ」「チャクラ・アーサナ」「サルヴァーンガ・アーサナ」5つのアーサナについて、丁寧に学んでいきました。今回の5つのポーズはどちらかと言えばきついポーズで、まだ取り組んでいなかったり、ご自身の体の様子を見ながら普段は控えていたりする方もいらっしゃったのですが、講座ではみなさんの中で何かが起こったのか!? 果敢にチャレンジされていました。

講座を終えて、みなさんの笑顔が輝いていたのが印象的でした。


「何年もアーサナをしてきたつもりでしたが、初めて学んだような新鮮さを感じました。日々のアーサナをより丁寧にしていこうと気持ちを新たにしました」
「体験、体感を伴ったお話にインスパイヤされました」
「十年ぶりにチャクラ・アーサナをしました、一気に目覚めました。自分自身の感情に巻き込まれていましたがスッキリと無くなったように思います」
「ポイントが明確になり、アーサナや瞑想に取り組みやすくなった」
などの声が聞かれました。

2日目の「ヨーガの料理」は10名の参加がありました。
今回のメニューは、「春のブランチ」として、ブロッコリーのペンネ、ポテトサラダ、切り干し大根のカレー風味です。バゲット、紅茶と一緒にいただきます。
参加者の中には主婦歴50年という、長年にわたってご家族のためにお料理されてきた方々からも「エッ!」「ヘエ〜」と驚きの声が上がっていました。
ペンネを水から入れて茹でたり、切り干し大根をごく少量の水で戻し、もどし汁も捨てないで使う。
「ブロッコリーのペンネ」や「ポテトサラダ」は、『さまらさの台所』の本にも掲載されており、少量の水でゆがくことは書いてあるのですが、「えっ!ここまで少ないの!?」と実際を見ることで驚きと共に、普段自分たちが、いかに自分の観念やこれまでの習慣でお料理しているかを実感することになりました。
参加者の方々も積極的に調理に加わってくださって、和気藹々と楽しくサットヴァな雰囲気の中、料理が出来上がっていきました。


参加された方からは、次のような声が聞かれました。
「食材を生かして大事にお料理することを改めて思い出すことになりました」
「目から鱗のことばかりでした。主婦業を50年近くしてきたのに知らなかったことがとても新鮮で、楽しい時間でした!」
「今回も、野菜の素材のお味がとても美味しいお料理に感動しました!毎日家で作る料理、もう少し(味つけの)引き算しても良いのかなと思いました」
「ヨーガのお料理は、食べる人も、食材も同じように丁寧に大切にするものだと改めて感じました」

2日間を通して気づきがあり、その後のみなさんの実践につながっているように感じています。スタジオ全体にその喜びが広がっているようです。
アーサナの秘義は、毎週土曜日にフォロークラスを実施しています。学んだことを復習しながら、さらに深めていけたらと思っています。是非ご参加ください。
また、次回を楽しみに、それぞれが実践していきましょう!

アミティ


ヨーガはどこにいても実践できる

山本悦子さんは青森県に住んでいます。

四川目(よかわめ)岸壁から見える太平洋

ご家族のお仕事の都合で愛媛にいた頃、松山市内にあるヨーガ・サーラ・スタジオのクラスに出会いました。2012年からは京都で開催されるサットサンガにも定期的に参加していましたが、2020年に地元の青森県に帰りました。
悦子さんの1日は、毎朝キールタン(神の御名を繰り返し唱える歌)を歌うことから始まります。次に聖典を朗読、その後アーサナ、浄化法や呼吸法を行い、最後に瞑想をします。

強風によってできた雪紋と太平洋

しかし、厳しい冬の間は毎日の実践にも影響が出ます。

悦子さんが暮らしている青森県の太平洋側は冷え込みが厳しくなることが多く、日中でも0度を超えない日が度々あります。11月になると日が暮れるのが早くなり、16時を過ぎるとすでに夜の雰囲気に。道路も凍るので暗くなってからの外出は危険、明るい内に用事を済ませないといけません。
水道の凍結や吹雪の予報が出たら備えをして、雪が積もったら雪かき。雪かきしなければならない天候が続くと、それだけで体の疲労は限界を迎えて、他のことをする気力体力がなくなることも。

自宅の窓にできたつらら

そんな厳しい冬の寒さは身にこたえますが、時に冷静さを与えてくれるようで、「あれこれ考えても仕方がない、この環境の中で今やれる事をやろう」と気持ちを切り替えることができるそうです。
毎日アーサナができなくて落ち込んだり自分を責めることもあるけれど、オンラインでのクラスや瞑想会などに積極的に参加、日々の実践においては浄化法と呼吸法を特にしっかり行うという新たな習慣もできました。
日常生活においては、家事に加えて、介護施設で使用する紙製品を作るボランティアもされています。
いろいろと工夫をされながら弛まずヨーガを実践されている悦子さんですが、苦しい時期もありました。

 

悦子さんは生まれた場所に居続けるのが当然だという環境で育ちました。どこにいても地元に帰らなければならないと、心が地元に縛り付けられているような感覚が常にあり、苦しさを感じていました。

そんな悦子さんにとって特に大きかったのは、ヨーガを学び、「苦しみの原因は自らの中にあり、ヨーガにはその苦しみを滅する方法がある」と知ったことです。

とはいえ、自らの中にある原因を見つけ、それをなくすのは容易いことではありません。
2016年まではご家族の看病のため松山と青森とを頻繁に行き来する生活が続き、心身ともにギリギリの状態、本当に苦しみをなくすなんてできるのか?と疑う気持ちもありました。そのような状態でも繰り返しヨーガの教えを学ぶうちに、少しずつ理解が進み、自分の心を縛り付けているのは家族ではなく自分自身だと思い至りました。
ご家族との関係も少しずつ改善、最期の日々は、ご家族が和やかで清らかな気持ちで過ごせるように努めました。ご家族を看取った後、縛られているものがなくなったような気がしたけれど、遺品を整理しながら、心は縛られたままであることに気づきました。

「悩みや苦しみを捨て去り、自由になりたい!」

目には見えないけれど、誰もの中に純粋な意識がある。それが本当の私である。私もあなたもそれである。

おいらせ町のネーチャーセンター白鳥の家では、越冬のため飛来した白鳥に会えます

悦子さんは、その憧れの境地をシンプルに表した、“オーム(聖音)”に魅かれていきました。
ちょうどその頃、オンラインの瞑想会で初めてオームを唱えました。最初は慣れなくて、力まないように意識したり、聞こえやすいように大きめの声で唱えられるよう心がけたり、試行錯誤していたそうですが、次第に自分の体から響かせるように唱えたいと思うようになりました。何度も唱えるうちに力みはなくなり、オームを唱えることは自分と向き合うことであり、純粋な意識への通路ができていくような感覚になっていきました。
今は、少しずつでも憧れの境地へと近づけるよう、オームへの瞑想を続けています。

京都から遠く離れていてもヨーガの実践を続けられているのは、共にヨーガを学ぶ仲間の存在があるからで、特に遠方で暮らしている人同士のオンラインでの繋がりが大きな力になっているとのこと。

「ヨーガはどこにいても実践できる」

師が何度も教えてくださっている通りだと、悦子さんは実感しています。

「いつか青森でヨーガを伝えていきたい」

青森も春の気配が日に日に濃くなってくるこの季節、悦子さんは目標に向かってより大きく力強く歩んで行かれるのではないか、お話を聞いてそう感じました。

りんごの収穫のお手伝いをすることもあるそうです。とっても良い笑顔!

ハルシャニー  

 

 


『マハーヨーギーの真理のことば』~第九章 大宇宙と小宇宙の神秘

「ヨーガとは大宇宙と小宇宙の合一である」
ヨーガを学ばれている方の中には、この言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

私はこどもの頃、空の向こうがどうなっているのかを知りたくて仕方ありませんでした。「宇宙」の存在を知ってからもその思いは消えることはなく、大人になって初めて行ったヨガ教室で「ヨーガとは大宇宙と、小宇宙である自分自身との合一である」と聞き、意味はよく理解できなかったものの「もしかすると、ヨーガの達人になったら宇宙のことが分かるかも知れない!」と、本気で考えたことを覚えています。

実は、師シュリー・マハーヨーギーに出会って間もない頃、私は師に宇宙が一体どうなっているのか質問したことがあります。
その時、師ははっきりと「宇宙は私たちの身体の中にあります」と仰ってにこりと微笑まれました。私は「どういうことだろう?」と思いましたが、説明をしていただいてもきっと今の私には理解できないだろうという思いがよぎり、それ以上の質問はしませんでした。
それから十年以上の時が経ち『マハーヨーギーの真理のことば』の中に、あの時しなかった質問の答えをみつけました。

大宇宙と小宇宙の一致

大宇宙、この空間的宇宙というものと肉体という小宇宙は、物理的に見れば何でできているかといえば、五大要素、地水火風空という五つの要素によって物質的な存在があるわけです。ではその五つの要素はどこから派生してきているのかというふうに見れば、それはマハトという、より微細な質とプラーナによって五つの元素に展開して、それがこの物質として現れているということになる。
サマーディにおいては、いわばその物質的な粗大な局面から、より微細な原因体の方に心が移行していくことになる。そうするとその大宇宙と小宇宙を造り出した原因というのは同じものだということになってくるので、そこでの物理的な空間の大きさとか量とか時間というものが消滅してしまうということになる。そういう中でより深まっていけば、その根源的な宇宙と万物の展開を始める原初体のようなところに入り込んでしまう。するとそれは二つとないものとして、体感することになるのです。相対的な大宇宙、小宇宙というふうに物理的な条件を伴った観念がそこにある以上は、大宇宙と小宇宙の一致とか一体というような表現になるだけのことです。要は宇宙万物の根源にサマーディは連れていく、あるいはサマーディの中でそれを体験するということです。

『マハーヨーギーの真理のことば』第九章 大宇宙と小宇宙の神秘/第三節 神秘の宇宙より

※プラーナ/気。宇宙の全現象を支えている力。
※サマーディ/三昧。心が消え、対象のみが意識面にある状態。

 

サマーディの中で体験する宇宙万物の根源――。瞑想が深まり、マハトという万物の展開が始まる原初体のようなところまでたどり着くことができれば、私が知りたかった宇宙の正体を知ることができるのだなということを理解しました。ただ、残念ながら私はまだそれを体験していません。
師が教えられるとおり、真理は体験することしかできない。実際、ヨーガを実践していると頭での理解がいかに小さなものであるかを思い知らされることが度々あります。
だとしても、聖典や聖者の教えを言葉として学ぶことには大きな意味があると感じています。なぜなら、その深い叡智から発せられた言葉は、私たちの歩みを確かな方向へと導いてくれるからです。

第九章は、他にもプラーナ、チャクラ、クンダリーニ、呼吸法、タントラ・ヨーガ、シュリー・ヤントラ、マントラ、プラヴァナ(聖音オーム)、プルシャとプラクリティ、二十四の原理、宇宙開闢論など、ヨーガの神秘的側面と哲学的背景が丁寧に語られており、とても興味深い内容です。
私たちにとってどんなに神秘的なことや難解なことであったとしても、シュリー・マハーヨーギーの言葉には常に大袈裟な表現などはなく、何千年も前からヨーギーたちによって実証されてきた真理やご自身の体験による真実だけを、淡々と、けれど力強く、私たちに理解できるように平易な言葉で説いてくださいます。
その一つ一つの教えが、私たちが確実にヨーガの目的地に向かうために師が示しされた道標なのだと、今また改めて感じています。時代や環境がどんなに変化しようとも、先人たちが歩いた同じヨーガの道を現代を生きるヨーギニーである私もまた歩んで行きたいと思います。

シャルミニー


東京60分クラス新規開講!

東京では昨年から国分寺に加えて中野でのクラスが始まったので、久しぶりにクラスのフライヤーができました。

中野クラス会場「Cafe&Studio Tiny Garden」の雰囲気にぴったりの素敵なデザインです。

そして、春の節句でもある今日3月3日、新たにクラスが始まります!
東京では初めての60分クラス。ヨーガに興味はあるけれどまずはお試しでやってみたい方、お仕事などで忙しい方にも、参加しやすいと思います。

スタジオのお隣のカフェでは、季節のお花と一緒にフライヤーを置いて下さっています。

⚫︎場所:Cafe&Studio Tiny Garden    中野区中野5-47-9 2階 (セブンイレブンの上)
⚫︎日時:毎月第1,3火曜日 18:45~19:45(18:30開場)
⚫︎料金:1回1,800円/4回回数券6,300円
※有効期限4ヶ月

中野では第2,4火曜日は90分クラスも開講中。
2月からは第1日曜日90分クラスも始まりました。(※4,5月は第2日曜日)

3月1日の日曜90分クラスの様子

三寒四温のこの時季は、寒暖差が大きく自律神経も乱れがち。
ヨーガのアーサナ(形)や瞑想を行うと、自律神経のバランスが調い心身ともに軽やかになります。ぜひこの機会に、ヨーガの効果を体感しにきてくださいね。

お問合せ・お申し込みはフライヤーの裏側に掲載してあるQRコードからもできます

ハルシャニー  


春はヨーガを始めるのに最適な季節

暦の上では春の訪れを告げる「立春」を過ぎ、「雨水」の時期に入りました。

「雨水」とは、雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のこと。雪解け水が山から流れ出て田畑を潤すことから、農耕を始める時期の目安とされています。

それは私たちの身体にも影響していて、雪解け水が少しずつ田畑を潤していくように、冬の寒さでかたまりがちだった身体が少しずつほぐれて、伸びやかに気が巡るようになっていきます。

ヨーガでは、季節毎に旬の食材を適量食べることで、体が滋養され健やかな状態を保つことができると考えます。
春は大地からの力を受けて山菜が芽吹く時季。山菜は力強いエネルギーに満ちていて、食べることで私たちもそれを取り入れることができます。さらに、山菜が持つ独特のほろ苦さは冬の間に溜まった疲れを排出し、身体を目覚めさせてくれます。

厳しい寒さを乗り越え、地面から力強く芽吹いて咲く福寿草の花

また、アーサナ(ヨーガのポーズ)を行うことで、身体という田畑が柔らかくなり、深い呼吸によって調えられたプラーナ(気)が体の隅々まで行き渡ります。
MYMのヨーガ・瞑想クラスでは、1人1人の体の状態に合わせて行いやすい形をお伝えしていますが、まずは無理なく保持できるところで息を吐き切るようにしていくと、リラックスしやすくなります。そして継続して行うことで心身が癒され、生き生きとした日々を送れるようになります。

マッチェンドラ・アーサナは体の隅々までプラーナを行き渡らせる効果が特に高い形です

少しずつ日が長くなり暖かくなっていく春は、気力が高まりアーサナに取り組みやすい状態になるため、ヨーガを始めるには最適な季節といえます。

ヨーガに興味はあるけれどまだやったことがない方、まずは一度クラスに参加してみませんか?
すでにクラスに通っている方は、この春に形と呼吸をより一層深めていきましょう!

国分寺クラスの後、スタジオの前にある紅梅の花にメジロが来ていました

ハルシャニー